欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2010年6月21日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

     


社団法人日本皮革産業連合会が
国内皮革産業の活性化と優秀デザイナーの発掘及び
育成を目的として開催する「JAPAN LEATHER AWARD 2010」。
16日、東京・表参道ヒルズにおきまして
最終審査の結果及びグランプリ、各賞の発表が行われました。

 

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「すぐにでも店頭に出したい作品がたくさんあり、うれしい」と
大澤重見会長より、ご挨拶。

 

「素材の開発力、加工の技術力が高く、リアルでセンスのいい作品が多かった。
 このクオリティは“日本力”ともいえる。
 そんな技術とセンスを海外のユーザーも求めている。
 このアワードによって、さらに磨かれていくことを望みます」と
審査委員長 ビームス 南馬越一義さん。

 

アワード 2.JPG


会場では、審査をご担当になった有力百貨店とセレクトショップの

バイヤーによるコメント(動画)が。

 

高い評価が多いなか、
「革の素材感が際立つデザイン、革を使用する意外性を提案してほしい」
「トゥーマッチな作品が多いので、そぎ落としたデザインワークが課題」
「誰が使うのか? ターゲットを明確にした作品づくりを」
といった、アドバイスもくださいました。

 


そして、受賞者のみなさんは・・・グランプリ 佐藤直人さん、
シルバー賞 土橋 勇さん、ブロンズ賞 立石木綿子さん、
エコレザー賞 真船 尚さん、審査員特別賞 村瀬靖人さん、
学生部門賞 大川雅博さん。

 

アワード 3.JPG

 

おめでとうございます!

 

 

 

日本皮革産業連合会(JLIA)ホームページ内
「JAPAN LEATHER AWARD 2010」スペシャルページが7月ごろアップ予定。
作品の写真など、くわしいレポートが掲出されます。

 


ぜひ、お楽しみに!

 

 

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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