欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2010年8月23日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

         

 


JFW インターナショナル・ファッション・フェアに
社団法人日本皮革産業連合会が出展しましたブースのご紹介、
続きまして
エコレザーのバリエーションについてお届けします。

 

 

日本エコレザー基準の主なものをちょっとおさらい。

 

●天然皮革であること

●排水、廃棄物処理が適正に管理された
 工場で製造された革であること

●臭気、化学物質
 (ホルムアルデヒド・重金属・PCP・禁止アゾ染料、
  発がん性染料の使用制限)
 および染色摩擦堅ろう度に関する一定の基準を
 満足していること

 

 


これらが厳密に審査され、「日本エコレザー」として認定されます。

 

エコレザー認定証.JPG

エコレザー マーク.jpg

 

 

誇らしい認定証と、このマークがお墨付きのシンボルです。

 

 

 

そして、会員企業による商品ラインナップは、まだございますよ。


日本国内で初めて認定された
クロコダイル エコレザー シリーズ(鈴仙)。
 

 

鈴仙 1.JPG

鈴仙 2.JPG

 


附属の牛革、オーガニックコットンの裏地、
生分解性樹脂(土に返る)ファスナー、リサイクル可能な真鍮の金具など、
製品に使用している素材の多くを
「エコ」であるものから選び、つくられたプロダクト。
また、「男の書斎」シリーズにもクロコダイルエコレザーを使用開始。
仕様変更やフルオーダーにも対応しているそうです。

 

 

ほかにも、人気のナチュラルテーストで仕上げた
コレクション(けいしん平野屋)も。
 

 

けいしん.JPG

 

 

 

LOHAS(ロハス)はブームを超え、
もはや、ライフスタイルに定着しています。


ユーザーひとりひとりにとって
「エコ」は 特別なファクターではなくなりましたよね。
時代にマッチしたものづくりで
ジャパンレザーのよさを
ぜひ見直していただきたいと思います。

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 


 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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