欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2010年12月 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 

生活空間を彩るアイテムをトータルに提案する
ハイエンドなインテリア総合見本市、
「IFFT/インテリア ライフスタイル リビング」展が
東京ビッグサイトにて開催されました。

デザイン・インテリアに関わるあらゆる業界の
11カ国・地域 314社(国内271社・海外43社)が出展。
11月24日~26日 3日間で計19,758名が来場し、盛況でした。


ファニチャーやインテリア関連アイテムのほか
レザー業界からも、
デザイン性、クオリティの高いプロダクトが発表。

 

富田興業からは新規プロジェクト
「LECOSTYLE」。

“ファッションからやってきた「レザー」”として
本展公式サイト内ブログでもピックアップされていました。

 
先日、ラグジュアリーブランドとの取引が話題になった
同社プロジェクトチームが
「見たことのない色、柄、表情のファッションレザーを
インテリアでもっと楽しんでもらいたい!」
との想いを込めてスタート。

同じ素材であっても、ジャンル、用途が違うため、
インテリアとファッションでは異なる特性がありますが
それぞれの特長を生かし、融合されています。

クッション、タイル、iPhoneカバーなど
新たなニーズを開拓する提案は、来場者からも高評価。

 

冨田さん2.JPG

冨田さん3.JPG
 


インテリア業界で活躍している株式会社取締役
中川淳一郎さんと同社とのコラボレーションによって実現。
社団法人 日本皮革産業連合会が実施する
支援プログラム「企業支援ネットワーク」を活用した
成功例ですね。


「Designer’s Gallery SOON 2010」ブースでは
紗蔵が参加。
同ブランドは東京・墨田区を拠点に活動。
ピッグスキンの産地としても知られるエリアです。


 

和久さん1.JPG 

 

日本国内で自給可能な唯一の革素材ともいわれ、

加工しやすい豚革の特性を生かし、

江戸小紋柄模様をレーザーで焼き付けた照明ランプや
墨田区所蔵の葛飾北斎作品(許可をとって)を
プリントしたアイテム、
パーツを組み合わせて完成させるクッションなど
伝統文化をモダンにアレンジ。

現在建設中の東京スカイツリーでも話題の同エリアでもあり
国内外から訪れる観光客へ対してもインパクト抜群。
イベント出展などたくさんのオファーがあったそうです。
 

宮内産業.JPG


長野から参加した宮内産業は自動車産業への供給で培った
技術・ノウハウをインテリアへと昇華。
「男の書斎」をイメージした空間演出とともに
幅広いアイテムを発表。

 

 

 


ユーザーの巣ごもり志向をうけてインテリア・雑貨が注目されるなか
ジャパンレザーを中心とした
新たなライフスタイル提案が来場したプロフェッショナルに支持されました。

実際に店頭に並び、買えるようになるのが楽しみですね!

 

 

 

 

 

■お知らせ■

 

このブログ「欧米ブランドに負けていないぞ!」は
来週から毎週水曜の更新となります。
ご注意ください。

来年もよろしくお願いします。

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

東京・六本木 東京ミッドタウンの
ライフスタイルショップ「THE COVER NIPPON」にて
「エコレザー展」が開催されています。

「Nipponをめぐる旅 Nipponを贈る」をテーマに
メードインニッポンのいいものを集積、編集した店内には
各地で地域に根づいた文化をベースとし、
今の時代に合わせ、産地で商品開発された製品を中心に
「和製プロダクトの現在形」としてリファイン。
雑貨、食品、酒、
インテリア、ファッション・・・など幅広く展開。
テレビ、新聞ほか、メディアに
数多く取り上げられる注目のスポットです。


お知らせしました通り、
現在「エコレザー」展が好評開催中。

エコレザー展 店内1.JPG

エコレザー展 店内2.JPG

テーブルセッティング.JPG

 

社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)共催により
9社が参加。

猪瀬、エムピウ、ケープレスト、コージロー、コロンブス、
鈴仙、高屋、トラガブ、山藤(以上50音順)

環境と人体への影響に配慮したエコレザーを使用したプロダクトが
メインスペースいっぱいに展示販売されています。

 

 

 

 

スタートから1ヵ月経過し、ユーザーからの反応も
よいそうです。

 

 

★ ビックニュース! ★


「THE COVER NIPPON」でお買いものされた方に
エコレザー製 JLIA ポケットフォルダーをプレゼント。

レザーファイル.JPG
エコレザーマーク.JPG

 

 

エコレザーマークがさり気なく配されています。
くわしくは店頭でご確認ください。


THE COVER NIPPON

 

 

 

また12月10日、東京ミッドタウンで、
「JAPAN ECO LEATHER 展示商談パーティー」が開催。

 

日本エコレザー基準認定制度において認定された素材、
「日本エコレザー」を使用した製品を
一堂に集めた展示商談パーティーが行われました。
メーカー、デザイナー、
バイヤー、プレス関係者など多数の来場者が。
海外からのバイヤーの姿もみられ、
世界的にも注目を集めていることを肌で感じました。

 

 

 

パーティ 鈴仙さん.JPG

パーティ 接客.JPG

 

 

 


時代性とエコレザーの可能性が表現されたプロダクトを
それぞれ丁寧に商品を説明。
来場者も熱心に聴き入り、とても盛り上がっていましたよ。

 

 

 


また、職人体験キット「革のまちすみだ」を発表。

 

 

国内のピッグスキンなめし生産量
9割を担う東京・墨田区
縮小傾向にある産業を、街を、職人を
次世代まで残すために、
東京スカイツリーでにぎわう、
同区の皮革産業関係者が立ち上がりました

たくさんのユーザーのみなさんに知っていただくため、
手づくりキットをリリースされます。

http://www.jlia.or.jp/index.php?pg=press_release.detail&get=217

 

 


大切なひとへのギフトに
1年がんばった ご自分へのご褒美に

地球とひとにやさしい
サスティナブルなエコレザーはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

先週末、「台東ファッションザッカ」展が
東京・青山 スパイラルガーデン ギャラリーにて行われました。

受賞作品.JPG入賞作品.JPG

大賞デザイン画.JPG大賞作品.JPG 


入場するとすぐ、今年で21回目を迎える、
ザッカデザイン画コンペティションの
受賞画と大賞、各部門最優秀賞の製品がディスプレイ。

 

 


「ザッカデザイン画コンペティション」は
台東ザッカフェア実行委員会 主催、
台東区、東都製靴工業協同組合、
東京都靴卸協同組合、社団法人東京鞄協会、
協同組合東京ハンドバッグ協会、
東京服装ベルト工業協同組合、
協同組合東京帽子協会、
協同組合資材連が共催として名を連ね、
現在第一線で活躍する
クリエーターを輩出してきた実績のあるコンテスト。

全国から3054点もの応募があり、
セレクトショップバイヤー、デザイナー、エディターなど、
ファッション業界をリードする
スペシャリストによる厳正なる審査がなされ、
5つの部門から大賞をはじめ、
各賞が決定。計22名が受賞しました。

 

 

大賞 石田萌さん 
(エスモードジャポン東京校/慶応義塾大学)

 

審査員特別賞 
沢津橋邦行さん

 

クツ部門最優秀賞 
ワン・ジャジャさん(文化服装学院)

 

カバン・バッグ部門最優秀賞 
クォン・デヒョンさん(ヒコ・みづのジュエリーカレッジ)

 

帽子部門 最優秀賞 
與那城[よなしろ]光里さん(文化服装学院)

 

ベルト・サスペンダー部門最優秀賞 
松木彩乃さん(文化服装学院)

 

革小物部門最優秀賞 
阿部和美さん(KAZUMI abe DESIGN)

 

 

受賞なさったみなさん おめでとうございます!

 


大賞受賞作品「サンゴシューズ」は
ファスナーの引き手をかたどった革のモチーフで

びっしりとデコレーション。

熟練のハンドワークによって、独特の“軽さ”が表現されています。

 

 

受賞者のなかには、アジアからの留学生が3人も。
流暢な日本語と、完成度の高いデザインが目をひきました。
マーケットとしてのアジアが注目されていますが、
こうした国際交流により、
産地としての日本を知っていただくことで
今後、ものづくりニッポン、クラフトタウン台東の魅力が
海外で認知されることも期待できますね。


ゲスト審査員は
秋山美紀子さん(写真下/「装苑」エディター)、
鴨志田康人さん(ユナイテッドアローズ クリエイティブディレクター)
研壁宣男さん(サポートサ―フィス デザイナー)
南馬越一義さん(ビ―ムス シニアクリエイティブディレクター)
松葉千紘さん(当日は欠席/シップス 商品2部 ウィメンズVMD担当)。
みなさんから、あたたかい講評が。


「完成品のほうがデザイン画よりもよくなっていると感じました。
なんといっても、つくり手の力も大きいですね。
その技術力は、世界で戦えるレベルであると思います」と
鴨志田さん。
実は台東区生まれでいらっしゃるそうです。
レザー関連ファクトリーに囲まれた環境で育ったかたが
ファッション業界を牽引する・・・
台東区の皮革産業の影響力はスゴイですね。

 

「デザイン画だけにとどまらず、
職人さんの力を借り、商品を完成させることで
実際にものづくりの現場やその伝統を知ることができるのは
このコンテストのだけの特長。
受賞者が活躍することで地場産業の活性化につながります。
こうした取り組みをずっと続けてほしい」
と秋山さん。
他のコンテストでも審査員を
多数担当なさっているので説得力がありますね。

 


「台東発、気鋭のザッカブランド セレクション」コーナーでは
猪瀬、丸ヨ片野縫製所、三竹産業、パイオニアなど
老舗ファクトリーを有する企業から
産地伝統の職人技を生かしつつ、時代にマッチする
ライフスタイルを提案した実力派ブランドから製品を展示。

実演.JPG区内企業.JPG

国内の有名百貨店、セレクトショップはもちろん、
なかには世界からバイイングのオファーがあるアイテムも。
ジャパンレザーの進化形が集結しました。


ザッカの世界で夢を追う「若き職人たち」作品と人物紹介、
ファッションザッカ制作実演も。
ものづくりに賭ける職人、クリエーターたちの熱い想いと
作品に身近に感じることができ、
ご来場になったかたがたは感激なさっていましたよ。

 

 

クリエーターのみなさん、
来年、次回のコンペティションにエントリーしてみては
いかがでしょうか?

 

 

 


 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

先日、第33回全国皮革振興会手芸教室
展示発表会が東京・蔵前 東京鞄会館で開催されました。

全国皮革振興会は昭和34(1959)年に
「皮革の楽しさや美しさを広くお知らせしたい」との
趣旨で設立された任意の団体。
昭和41(1966)年から この皮革手工芸教室が開講され
延べ3,300名ものかたが参加なさっています。


教室は、まず初心者を対象とした基礎科(6カ月)があり、
小物を中心に作成。
修了後、更なる技術習得を学ぶための
研究科(1年6カ月)では
バッグ、インテリア関連アイテムに関する
高度な技術を習得できます。
そして、研究科の修了者がオリジナル作品づくりを目指す
専門科(期間はエンドレス)も。
この科で2年以上在籍すると、講師への道も開かれます。
現在、全クラスの生徒は256名。
それぞれ、楽しく熱心に取り組んでいるそうです。

 

1206羽子板.JPG1206家具.JPG 

1206雑貨.JPG1206申請作品.JPG


 


今回は、生徒だけでなく、講師のみなさんとともに展示販売。
オープン時、たくさんの作品が
すき間なく並べられていたのですが売り切れ続出。
恒例のイベントのため、
毎回楽しみになさっているリピーターが多く
ひとりで何個もお求めになるかたも少なくないそうですよ。

ジャンルのアイテムと作風が幅広くて驚きました。
 

1206会場全景.JPG1206ディテールアップ.JPG

1206倉科事務局長.JPG1206同一作品.JPG


同じアイテムでも1つ1つ違うがこんなにも違うデザインに。
それぞれの個性が表現されていますね。
また、切り貼りすることなく
立体的に仕上げる技法には感激しました。
レザーは本当に奥が深いですね。


来年3月には、基礎科 新規募集が行われます。
入会金や月謝は無料です。
(工具費、共用費、材料費などは必要です)

倉科 事務局長をはじめ、
やさしくていねいに教えてくださる講師のみなさんと
レザーのものづくりに
トライしてみては、いかがでしょうか。

 


くわしくは
当サイト「皮革企業大図鑑」からごらんください。
(会員23団体のリスト内
「全国皮革振興会」からリンクしてください)

 

 

 

 

 

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鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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