欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2011年3月 2日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

続きまして
「2011-12秋冬コレクション 
第83回東京レザーフェア」のレポートです。

 

 

革本来の味わいが求められる今、
よりよく表現することができるのが、ものづくりの現場。

クリエーター、学生とのコラボレーションにより
伝統と革新に取り組む
ジャパンレザーの有力産地をご紹介します。

 

 

 

兵庫県・兵庫県皮革産業協同組合連合会

 

ニューレザー.JPG

 

 
世界的にも高品質な皮革の産地として知られ、
国産成牛革の70%を産出。
会場最大のブースにはたくさんの企業と
その代表となるレザーがぎっしり。
クリエーターや専門学校とのコラボレーションのほか、
会員によるコンテストも実施されています。


http://www.hyohiren.or.jp/

 

 

 


和歌山県・和歌山県製革事業協同組合

 

和歌山.JPG

 

古くからの伝統技術に新しい感覚、
ノウハウをプラス。
「人に環境にやさしい天然皮革」を
モットーにした産地。
文化服装学院バッグデザイン科・シューズデザイン科の
学生たちが同組合提供によるレザーで
作品を製作し、展示されました。


http://www.w-hikaku.or.jp/

 

 

 
東京都・東京製革業産地振興協議会

 ピギーズスペシャル.JPG
 

 


東京の6組合が参加する協議会。
組合員の80%が豚革を生産しています。

気鋭の若手デザイナーを起用し、
ピッグスキン(豚革)を用いたピギーズスペシャルは
注目されているプロジェクト。

クリエーターとのコラボレーションによる作品のほか、
参加企業のオリジナルデザインも
グレードアップ。
エコレザーも注力されていましたよ。

 

 

 


東京・台東区のインキュベーション施設
浅草ものづくり工房も出展。
 

 

ものコボ.JPG

 

入居クリエーターの成長によって地場産業と地域が活性化。

百貨店でのイベントで着実に伸ばすブランドや

「装苑」や人気媒体に掲載されるクリエーターなども入居。

話題を集めています。

 

今月はセミナーも充実。

役に立つ実践型のコンテンツが好評です!

http://monokobo.jp/main/

 

 


互いに高め合う関係によって
ジャパンレザーは次の世代へと着実に受け継がれているようです。

 

 

 

 


 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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