欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2011年4月28日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

社団法人 日本タンナーズ協会と松屋の共催による人気イベント
「ジャパニーズレザー クラフトマンワールド」が
4月13日~19日、21日~26日に行われ、昨日無事終了しました。

 


東京・銀座エリアの一番店としても知られる老舗百貨店 
松屋から日本製皮革製品の素晴らしさを発信。

1階の特設会場にはジャパンレザーレザー ファンをはじめ、
メイドインジャパンに興味のある方が訪れ、
連日盛況でした。

 


震災の影響があり、自粛ムードが継続していますが、
昨年より売り上げが伸びているブランドも。

毎回出展することで、認知度が高まり、リピーターとなって
高額商品をお求めになる顧客や
日本経済復興のため、日本製を選ぶ、という方が増えています。

傾向としては、各ブランドの個性が反映された
特徴的なアイテムが好調。

 


レザースリッパがロングヒットを続けるTAKINAMI TAKASHIでは
スリッパをお求めの方が、シューズをオーダー。
 

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クリエーター本人による丁寧な商品説明で
ものづくりのよさが しっかりと伝わったようです。

 


姫路発信のエスベルトでは、履き心地のよさとソフトな素材感、
クオリティとプライスのバランスのよさが高評価。
インポート製品では もの足りない、
ワンランク上のいいものを手に届くプライスで買いたい、
という高感度ユーザーからの支持が集まって。
 

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各ブランドとも店頭での作業実演も好評でした。

 

 

5階では「台東区モノ作りフェア」、「豊岡かばんフェア」も同時開催。

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「JAPAN  LEATHER  AWARD 2010」にてエコレザー賞を
受賞したフラソリティやアッズーニをはじめ
東トーキョーの注目ブランドが集結した「台東区モノ作りフェア」。
使い勝手のよさと機能美に優れたレザーバッグが
ヒットしました。

「豊岡かばんフェア」では
伝統的工芸品として知られる「柳行李(やなぎこうり)」の展示、
最新コレクションが展示販売。

 


ジャパンレザーの魅力、つくり手たちの実力が十二分に

アピールできたようです。


早くも次回開催を待ち望む声が届いています。

 


どうぞお楽しみに。

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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