欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2011年9月 7日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

ハイクオリティで高感度なファッション & プロダクトを展開する
ニューブランド、新進系ブランドがそろう
合同展示会「manicolle tokyo(マニコレ トウキョウ)」vol. 15が
東京・有明 東京ビッグサイトにて開催中の

「第72回 東京インターナショナルギフトショー」内で
9月6日からスタート。明後日9日・金曜まで行われています。


http://manicolle.com/

 

今回もさまざまなジャンルから約60社が参加。
皮革製品を中心に
その一部をご紹介します。

 

 


マタリ

 

神奈川県湘南エリアから発信されるレザーブランド。

 

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ヒンディー語で「グリンピース」を意味する
ブランド名の通り
豆の丸みようなフォルムやシワのある素材感を意識。
ハードウォッシュ加工など
味わいのあるものづくりを展開。

健康的に日焼けしたデザイナーが手がけるプロダクトは
ご自身のライフスタイルが色濃く反映。
「砂浜をイメージした」というシリーズは、ペンキを
ランダムに吹き付け、仕上げられています。



http://www.matarri.com/

 

 

 

ヒラメキ

 

自社独自の加工である
アートレザー技術を駆使し、吟面に直接モチーフを染色。

 

 

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転写プリントと異なり、手触り、艶など
革の風合いを損なわず、
エイジングも楽しめるのが特長。

「ものづくりとはヒラメキをかたちにしていくこと」を
コンセプトに白いキャンバスに絵を描いたような
バッグ、小物は幅広い年齢層から支持されているそうです。



http://www.e-hirameki.jp/

 

 

 

 

ヴェントリロクィスト

 

ファッションを中心にバッグ、スモールアイテムを
発表する新進ブランド。

「装苑」9月号 デザイナーの登竜門的企画
“ニューカマー”に掲載され、注目されています。

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新作のスマートフォンケースは
底にはイヤフォンコード用の穴を配し、
ストラップを引くことでスムーズに出し入れ可能。
機能的なギミックのなかに
ユーモラスであたたかみのあるデザインが。
無機質になりがちな
デジタルデバイスをやさしく包み込んで。



http://www.studio-ventriloquist.com/

 

 

あ房

 

日本国内でなめされた上質のレザーを使用し
シンプルでどんな服にも合うバッグ、小物を提案。

 

IMG_9356.JPG

 

 


素材や裏地の色を選ぶことができる
セミオーダー形式も人気。
「日本のなめし革、日本の商品を
世界に広めていければいいなと思っています」と
デザイナーの松原さん。

ロングヒットを続ける同ブランドの定番は
ぐるぐるスネーク。
ブレスレット、バッグアクセサリー、
レタースタンド・・・とマルチユースが可能。
ギフトとしてまとめ買いする
リピーターのかたも多いそうです。



http://www.a-vou.com/


 

 

 

 「第72回 東京インターナショナルギフトショー」の

レポートはまた改めて。

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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