欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年2月 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

前回に続きまして、
『第73回 東京インターナショナル・ギフト・ショー 春2012』
レポートをお届けします。


国内外あわせ2,512社、約300万点ものアイテムが
さまざまなジャンルから出展され、
時代が求めるライフスタイルの提案を多様にアプローチ。


なかでも、百貨店・専門店で人気の
ステーショナリー、スマートフォンカバーほか、
雑貨感覚のレザーアイテムが数多く見受けられました。

 

 


あ房
(マニコレ・トウキョウ)


どんな服にもマッチするようなシンプルさ、
飾りを排除した魅力あるフォルム、
かんたんに形や長さを変えることができる機能・・・
そんな要素を有するバッグを理想とし、
セミオーダーで制作販売するアトリエ  あ房。

 

 

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こちらは ナナメがけできるものを、との
リクエストからつくられたスマートフォンケース。
ポシェット的なスタイリングが
大人の女性に支持されています。バッグチャームとしても
使えるようなショートストラップもセットに。


裏面には乗車カード & 電子マネーなど、
カードを入れるポケットを配し、通勤通学ニーズにも応えています。
自社通販サイトでは名入れサービスを実施。
ギフトとしても好調で、リピーターも多いそうです。


「日本のなめし革、
 日本の皮革製品を世界に広めていきたい」と、
店長の松原さん。

海外へのチャレンジ、期待しています !

 

 


ヴァ―コ
(アクティブデザイン&クラフトフェア
 アクティブデザインコーナー)

 

東京発のレザーブランド  ヴァ―コは
遊び心あふれるアイデアを
織り交ぜたベーシックなデザインが特長。

1986年より、手染め染色の研究から独自開発された
素染めレザーを使用し、
エイジングを楽しめるようにつくられています。

 

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さまざまな機種に対応できるスマートフォンカバーをリリース。
ネックストラップ、ショートストラップや
バッグからの取り出し時にも便利なキーフリンジストラップなど、
オプショナルパーツとのコーディネートを想定。
カバーを装着したままの充電や
イヤホンの装着も可能となっています。

 


こちらのロディアカバーは正面にペン差しループをプラス。
 

 

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ナナメにすることでペンが収まりやすい仕様に。

 

このほかミントタブレット
(フリスク用・ミンティア用、ともに開発する芸の細かさ !)、
ティッシュボックスほか
さまざまなアイテムのカバー、ケースが注目されました。

 

機能を個性にする、という着眼点がいいですね。
シンプルでさり気ないけれど、インパクトは抜群でした。

 

 

 

URUKUST
(アクティブクリエーターズ)

 

話題の創業支援施設 台東デザイナーズビレッジ
入居ブランド  URUKUST(ウルクスト)。

 

 

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ユニークなブランド名は、コンセプトでもある
「つくる=TSUKURU」の
逆スペルを基にした造語だそう。
デザイナーの土平さんは、デザイン事務所やアパレルメーカーで
バッグのデザイン・制作にかかわり、独立。
「つくるよろこび、
 それを大切に使う楽しみを伝えたい」との想いを込め、
手作りキットを発表しています。

 

従来からある手芸材料店で展開されている
大量生産の画一的なものでなく、
説明書の紙質にまでこだわったというパッケージは
まるでデザイン雑貨のようですね。


こうしたものづくりを通して、『革育』(★)に
興味をもってくださるかたが増えてくれると うれしい !

 

 


バッグ、シューズ、ウォレットといった
ベーシックアイテムだけでなく
さまざまな視点・発想でつくられたジャパンレザー。
それぞれ好評でした。


そして、多くのユーザーのかたがたに
日本の革の素晴らしさ、
愛着することの素敵を再認識していただけますように。

 

 

■ 参考URL ■

 

東京インターナショナル・ギフト・ショー

http://www.giftshow.co.jp/tigs/74tigs/index.htm

 

あ房

http://www.a-vou.com/SHOP/komono21.html

 


ヴァーコ

http://www.varco.jp/index_varco.html

 

urukust

http://www.urukust.com/about.html

 

 

こちらもあわせてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2012/02/-7320122.html

 

 

★ more inofo ★

『革育』は、社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)の事業です。
先日、オフィシャルtwitterアカウントの
運用がスタートしました !
「こども達に皮革文化を育んでもらうこと」を目的とした
活動について…などなど、つぶやいています。
ぜひフォローしてください !!

『革育』ツイッター公式アカウント

https://twitter.com/#!/KAWAIKUtweet

 

カテゴリー: 国内革事情

 

2月8日(水)~10日(金)、
東京・有明の東京ビッグサイト 全館で
『第73回 東京インターナショナル・ギフト・ショー 春2012』が
開催されました。
国内外あわせ 2,512社(うち海外からは22か国・地域 232社 / 
グルメ&ダイニングスタイルショー 214社は含まず)が出展。

今回のテーマは、
「日本経済V字回復へのシナリオが見える」。
心を満足させるギフトで
人々に元気を与え、世の中をよりよくしていく情報を発信。
専門性の高い45のフェアで構成され、
感度の高い多彩なジャンルの商品が発表されました。

 


196,673人(うち海外から 3,114人)が来場。
会期が1日短縮されたにもかかわらず、前回比微減。
個人的な印象ですが、
来場者が増えているように感じました。

 

日本最大の見本市からピックアップして一部をご紹介します。

 

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「feel NIPPON 元気復活プロジェクト ~新しい食・旅、そして技~」
(グルメダイニングショー)

 

全国各地の商工会議所が地域の事業者と連携して、
地域の資源を生かした特産品・観光資源開発に取り組む
“地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト
(小規模事業者地域力活用新事業全国展開支援事業)”
「feel NIPPON 元気復活プロジェクト ~新しい食・旅、そして技~」。


被災地域をはじめ、同プロジェクトで開発された特産品、
工芸品、観光ルート、商品のPR、販路の拡大、
情報を提供することで日本を元気に !、を目指しています。

 

 


皮革産地としておなじみの兵庫県・たつの市から
龍野商工会議所が出展。
テーマを「Traditional 龍野 ~伝統的だが輝いている~」に設定。

 

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薄口醤油、手延べそうめんとともに江戸時代より続く
地場産業として定評のある皮革産業。
タンナーと地元メーカーとが連携。製品染めを中心に、
素材から製品まで一貫して製造されています。
つくり手たちの想いがつまった
バッグ、スモールアイテムが好評でした。

 

 


東京都産業労働局・
東京製革業産地振興協議会
(アクティブデザイン&クラフトフェア
アクティブデザインコーナー)

 
地場産業である皮革産業の活性化を促す
東京製革業産地振興協議会。
東京でつくられている数少ない素材、
ピッグスキンはナチュラルな素材感や立体的な表面感、
華やかなプリントや箔押しなど、
多様な個性を表現できることから注目されています。
 

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そんな東京産のレザーを用いたバッグ、インテリア雑貨、
アクセサリーなどを展示。

話題の創業支援施設  台東デザイナーズビレッジ
入居ブランドと卒業生ブランドが立ち上げた
Poettoはタンナーとのコラボレーションにより
ありそうでなかった
ユニークなデザインのバッグ、雑貨を発表。

 

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若い女性クリエーターならではのデザイン、アイテムで
同世代からの共感を集めそうです。

 

あらゆるものの典型となるようなものづくりを提案する
典型プロジェクトに参加する墨田革漉工業のオリジナルコレクション。

 

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ノートPCやデジタルデバイスのための新しい皮膚として
スタンダードになりうる単純さを目指し、
ごくごくシンプルなデザインで革袋が開発されました。
昨年は無印良品との連携も行われ、話題に。

 

産地から発信されるさまざまなプロジェクトは、
震災以降の 国内回帰志向にマッチし
新たな顧客層を開拓しているようです。

 

 

『第73回 東京インターナショナル・ギフト・ショー 春2012』は
あらゆるジャンルのバイヤー・プレス関係者が訪れる見本市ということもあり、
ファッションだけにとどまらない身の回り品を意識した
アプローチが目立ちました。


百貨店・専門店で人気のステーショナリー、
スマートフォン、タブレット端末の急速な普及から生まれつつある
新たなマーケットに対しジャパンレザーが求められ、
応えていくプロダクトとは..  次回のレポートに続きます。

 

 

 

■ 参考URL ■


東京インターナショナル・ギフト・ショー

http://www.giftshow.co.jp/tigs/74tigs/index.htm

 
地域力活用新事業∞全国展開プロジェクト

http://feelnippon.jcci.or.jp/pdf22/H20_seika.pdf

 
龍野商工会議所

http://www.tatsuno.or.jp/

 
東京産の皮革 ピッグスキン

http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/pigskin/index.html

 

 

こちらもあわせてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2012/02/-7320121.html

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 
全日本ピッグスキンタンナーズ工業組合 主催、
革のまちすみだ会 協力による
展示販売イベント
「SUMIDA LEATHER PARTY」が
東京・押上「すみだもの処」で行われています。

 

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東京スカイツリーの開業を約3か月後に控え、
注目される東京都墨田区一帯。


この「すみだもの処」は、
そんな地域全体が活性化していく機運を
醸成していくことを目的に、また、
東京スカイツリーの商業施設内に
開設予定の「観光プラザ(仮称)」における
「産業」PRの効果的な手法の検証と、
同エリアに興味をもつユーザーを増やすための
仕掛けを行う施設として、
東京スカイツリー開業までの期間、運営されている
アンテナショップ的な存在です。

 


すみだブランド認証商品や、
ものづくりコラボレーション商品をはじめとした
日用生活雑貨・伝統工芸品・食品ほか
さまざまな産品を常設展示・販売する1階に併設し、
2階はイベントスペースとして機能。


2011年6月に行われ話題となった「革のまちすみだ」を
バージョンアップ。第2弾として企画されました。

 

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墨田区を代表する皮革産業のなかでも
圧倒的なシェアを誇る、
ピッグスキンを使用し皮革製品を手がける
ブランドが出品。

それぞれピッグスキンの特性を生かし、
個性を競っています。

 

 


軽量性・通気性・摩擦に対する耐性の強さがあるため、
靴の内張りなどに用いられることが多いせいか
わき役的なイメージをお持ちのかたも
いらっしゃるかもしれませんが、
東京コレクションに参加するデザイナーとの
コラボレーションが実施されるなど、
クリエーティブなマテリアルとしてイメージを刷新。


汎用性・可塑性も高く、プリント加工などにも適しているので
さまざまなアイテムがつくられています。
 

身近なレザーとして、もっとたくさんのかたがたに 
この魅力を知っていただきたいです。

 

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ピッグスキンの1枚革とともにこちらのポスターがお出迎え。
豚の個体の大きさがわかりますね。
食肉の副産物として
生命のバトンを受け取り、
良質なジャパンレザーへと昇華しています。

 

 
会場内で設置・配布されているパンフレットのなかでも
おすすめなのが
こちらの『革ってなんだろう ?』(写真下・左)。

 

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こども達もしっかり理解することができる内容ですが
大人のかたからも“知らなかった~ !”“おもしろい !”と好評です。
革育実行委員会が開催した
ワークショップをはじめいろいろなイベントで配布され、
とても人気でしたよ。

 

 

22日からのラスト1週間は 「大皮革市」と題し、
ファクトリー直送・蔵出し、
本革素材の期間限定販売会となります。


手づくり派のかたにおすすめです。

 


オープンから昼過ぎくらいまでが混雑するそう。
コンパクトなスペースなので、
ゆっくりごらんになるには、昼過ぎから夕方にかけてが
いいかもしれません。
お出かけの参考になさってください。

 

 

また改めてレポートいたしますので
どうぞ、お楽しみに !

 

 

■「SUMIDA LEATHER PARTY」


28日(火)まで開催
10時~18時営業 水曜定休
墨田区業平2-15-5  すみだもの処
tel. 03-6658-8751

 

【協力団体・企業】


革のまちすみだ会
墨田革漉工業 株式会社
株式会社 墨田キール
株式会社 グレイスジャパン
有限会社 ティグレ
株式会社 トーリン
株式会社 ブレインズリンク
山口産業 株式会社
andantino
ATELIER OOSAKI
KILLYEDNA
HIS-FACTORY

 


■ 参考URL ■

 
すみだもの処
(一般社団法人 墨田区観光協会)

http://visit-sumida.jp/spot/SpotDetail/tabid/60/pdid/513/catid/22/Default.aspx

 

革のまちすみだ会

http://renrakuchou.seesaa.net/

 

前回のレポート
「革のまち すみだ」展レポート(2011年6月8日 更新分)

http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/2011/06/08/

 


 

さて、おかげさまで、

前回、“100”記事となりました。

 

いつも読んでくださるみなさま、取材させてくださるみなさま

ほんとうにありがとうございます。

今後も毎週いろいろな情報を発信してまいりますので、

どうぞよろしくお願いいたします!

 

カテゴリー: 国内革事情

1月20日(金) 神奈川・横浜のパシフィコ横浜で、
「第17回 SC接客ロールプレイングコンテスト 全国大会」が開催。

 

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全国7支部8地区の大会に出場した934名の中から
選ばれた25名の競技者が全国大会に進み、
"SC接客日本一"を競いました。


ショッピングセンター(SC)業界の一層の発展を願い、
SC内店舗で働くテナント従業員のかたがたの資質向上を目的に、
お客様にいつまでも支持され、
愛されるSCづくりを目指し接客の技術を競う同コンテスト。
1995年度から毎年実施。
今回も2,000名もの見学者が訪れ、
参加者の応援もにぎやかで盛り上がりました。

 

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大賞は、近畿地区代表 りんくうプレミアム・アウトレット 
アディダスファクトリーアウトレット
(アディダスジャパン)の田川 和樹さん。あわせて
経済産業大臣賞が贈られました。


お客さまのニーズをさり気なく聴きとりながら、
ご自分が励んでいる
ランニングのエピソード、商品はもちろん
ブランドの歴史、ユーモアも織り交ぜ(さすが関西 !)、
バランスがよい接客。

特に評価されたのが、その熱さ、快活さ。
「体からにじみ出る
 元気な接客が決め手」(鹿島 良和 審査委員長)。
今回の統一テーマ
"いまこそ「SCから元気発信」"にぴったりでした。

 

ファッション・物販部門では
優勝  遊谷 麻子さん
[大船ルミネウイング カクタス・セポ(ブルーメイト)]
準優勝  小松 沙織さん[無印良品(良品計画)]
審査員特別賞  本多 菜々子さん[ユナイテッドアローズ
(ユナイテッドアローズ)]が選出。

東北エリアからの参加者、
佐々木 美雪さん[エスパル仙台 / 
かまぼこの佐々直(佐々直)]
水野 秀子さん[仙台泉プレミアム・アウトレット / 
マギー (銀座マギー )]、
のお二人には敢闘賞がそれぞれ授与されました。

 


受賞者に共通していたのが、
「ぬくもり」が感じられるリアルな提案。
マニュアル的な接客や商品説明だけでなく、
ご自身が実際に使っているものをサンプルにしたり、
スタッフがモデルになって撮影した
手づくりコーディネートブックをつくったり・・・
等身大の接客に、とても感心しました。

 

 


また、レザー関連では
堀池 春奈さん[静岡パルコ / アルテミスバイダイアナ(ダイアナ)]。

 

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シューズとバッグをセットで活用する提案。
レザーアイテムからはじまるトータルコーディネートが好評。

 

中島 有加里さん[ヴィオロ / 
オデット エ オディール (ユナイテッドアローズ)]。

 

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革の特性、お手入れ方法などを競技時間内にきちんと説明。
高い品質、付加価値をアピールしたい
ジャパンレザーは こうして接客していただけると安心です。

 


ブログ・ツイッター・
フェイスブックなどの活用も進んていますが、
あたたかみのある
接客も改めて見直されていますね。

つくり手の想いをユーザーへと バトンを渡す役割

だからこそ、人間力が重要。
晴れ舞台を通して、さらに接客を磨き
日本のファッションを盛り上げていただきたいです。


販売スタッフのみなさん、日々の業務
ありがとうございます !!

 

 


来年も拝見できるのを楽しみにしています。

 

 

■参考URL■

社団法人 日本ショッピングセンター協会

http://www.jcsc.or.jp/index.html

 

 

 


 

カテゴリー: 国内革事情


続きまして、
JFW インターナショナル・ ファッション・フェア(IFF)
1月展のレポートです。


東京ビッグサイト 西展示場にて
1月25日(水)~27日(金)まで開催され、
3日間の来場者数は2万5,752人。前回の2万4,175人を上回りました。

内訳は、セレクトショップ・専門店 8,094人、
百貨店 1,225人、量販店 420人、無店舗販売 709人、
海外からの来場者 323人、となっています。

厳しい寒波・記録的な豪雪に見舞われるなか、
東京以外の地域からの来場も多かったようです。

 

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皮産連ブース
Japan Leather Styles 2012  - とどけ、日本のモノづくり -」として、
バッグをはじめ、靴、革小物、服 など、
計24社の皮革製品製造事業者が参加。
バイヤーを中心に
約4,000人の来場者がありました。

 


今回の出展に際し、
JLIA 大澤重見会長は世界中のバイヤーに向け、
メード・イン・ジャパン、ジャパンレザーをアピール。


「(出展の狙いは)日本の皮革製品の
 良さを世界に向けてアピールすることです。
 JFW-IFFは世界中からバイヤーが
 集まる国際的な見本市であり、歴史と実績があるので
 今回の出展は非常に意味があることと思っています。
 出展社はバッグメーカーが中心です。
 若い才能を応援するために、JLIAの会員団体に加入していない
 ブランドにも出展してもらうことにしました」

また、さまざまな国・地域との
EPA(経済連携協定)やFTA(自由貿易協定)が盛んになり、
TPP(環太平洋経済連携協定)、日中韓FTAの議論が進んでいるいま、
皮革産業の課題としては・・・

「日本の皮革産業の国際化は“やるべき”ではなく、
 “やらなくてはならない”時代になりました。
 “海外には負けない”という強い意気込みで取り組むことが大切です。
 グローバル化の時代において、
 世界に羽ばたく日本の皮革産業でありたいと思っています」
(JFW-IFF オフィシャルガイドより)

 

 


今回、JLIAの会員団体に加入していない
クリエーター系ブランドにも門戸を開き、
伝統の職人技はもちろん、高感度のプロダクトを織り交ぜた
バラエティに富んだ内容にバイヤーからの評価も高く、
商談に結びついた出展社も多数ありました。


「今回出展して、来場者の反応がとてもよかった。
 今後は、JLIA会員団体の会員(組合員)加入を検討し、
 先輩がたとともに
 日本の皮革製品を盛り上げていきたい」
と語るクリエーターもいらっしゃいました。

 

 

初の団体出展により
同じ目的意識をもつ、皮革産業全体の士気が向上。
そして、厳しい時代に立ち向かうための
結束力が強まりました。

ジャパンレザーの挑戦に、今後もご期待ください!


 

各社のブースについては

こちらのツイッターでご紹介しております。

ぜひ、ごらんください。

https://twitter.com/#!/search/leatheraward

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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