欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年5月23日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

職人とクリエーターによる3日間限定の雑貨マーケット
「Cipping Point」が大型連休の前半(4月28~30日)、
東トーキョー・徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前)エリアの
人気スポット 2k540 AKI-OKA ARTISAN内
イベントスペースで開催されました。

 

 

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Clipping Pointとは
靴の用語で甲をきれいに立ち上げる際に
使用する生産技術のひとつ。
上昇気流にのる、
アクセルを踏み出す、という意味をもつ
タイトル名にぴったりの
新進クリエーター & つくり手たちが、
"メイド・イン・ジャパン"の
プロダクトを発信。


シューズをはじめ、ステーショナリー、
アクセサリー、キャンドル…と、
ライフスタイルを彩る
レザーアイテムと雑貨が販売されました。

なかでもレザースリッパは、
手仕事を重ね、つくり上げた逸品。
足入れがよく、立ち仕事でもつかれないと
女性から支持されています。
その上質感とプライスとのバランスが
クチコミを集め、
母の日のギフトニーズにもマッチし、
ヒットしていました。

 

また、ショッピングだけでなく
アロマドレナージュなどのボディケアも。
多様なコンテンツを
ミックスすることで活気があふれて。

 

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今回、各参加ブランドが意識していたのは、
「ライブ感」。
レザーのコサージュの手染めや
毎日使用しているミシンを持ち込んでの作業など、
会場で実際につくるプロセスを公開。

 

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同じくディスプレイでも
商品を並べる什器も 作業用ラックを活用し
アトリエの雰囲気を忠実に再現。

 

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ていねいな接客も好評でリピーターも
数多くご来場。
プロダクトがつくられる場所で
実際にコミュニケーションすることにより
クリエーターの想いが伝わり、
オーダーメードの受注やまとめ買いをなさるかたも
多くおられました。

 


参加者のなかには、ブログ、
ツイッター、フェイスブックなどSNSを利活用。
リアルタイムで情報発信することで
ユーザーはもちろん、
バイヤー、取引先からも注目が集まり、
商談につながったそう。

 

つくり手が奇をてらわず、
まっすぐに、使い手と向き合い、
しっかりとつながっていく同イベント。
次回も楽しみです。

 

 


■ 参考URL ■

 

2k540 AKI-OKA ARTISAN

http://www.jrtk.jp/2k540/info/archives/3579

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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