欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年9月 5日 の記事

カテゴリー: 国内革事情


社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)の
新規プロジェクト『革育(かわいく)』。
8月20日(月)、オフィシャルサイトがリニューアルオープンし、
話題になっています。

 


こども達を対象に実際に革に触れ、
革製品づくりを体験できる機会を提供すること。
本物の革の良さ、革に対する正しい知識、
革製品づくりの楽しさ、などを知ってもらうこと。
将来、「消費者」として「生産者」として、
皮革産業とかかわることになる
こども達に皮革文化を育んでもらうこと…
などを目的としています。

 


8月25日(土)・26日(日)の両日、
人気イベントのNHK防災キャンペーン「防災パーク2012」にて、
『革育』×「移動式こども基地」のブースが出展されました。

 

 

こども基地トラック.JPGのサムネール画像

 

 

 

 

こども基地ブース.JPG

 

 

 


「防災パーク2012」は、いざというときの防災・減災について、
子供から大人まで体験しながら学べる・・・、
という企画です。
NHKのほか、渋谷区、渋谷消防署、代々木警察署などが連携。
起震車による大地震体験や、
災害救助犬による救助体験のほか、
災害時に活躍する特殊・緊急車両も会場内に登場。


ワークショップでは、
避難所生活で利用できる紙皿づくりなどとあわせて、
『革育』×「移動式こども基地」の革遊びが行われました。

 

 

作業中 ヨリ.JPGのサムネール画像

 

 

 


材料となる皮革は、
JLIAの会員企業により提供されたもの。
製品にすることができない端革、残革の一部を
産業廃棄物にすることなく、
これらのワークショップで使用しています。

革=生命の証をムダにすることなく、
バトンをつなぎ、
こども達の明るい未来、想像力のきらめきへと。


リサイクルが進化し、
あたらしい用途、価値をつくりだす
[アップサイクル]な取り組みとしても注目されています。

 

 革とお客さま.JPGのサムネール画像
 

夏休み後半ということもあり、多数のファミリーがご来場。
お子さんはもちろん、
パパママ世代も製品になっていないレザーは
新鮮だったようで、スタッフに質問してくださったり、
いっしょに手を動かしたり・・・と、
ジャパンレザーを通してリアルなコミュニケーション。

 

 

 

ちびっこと作品.JPGのサムネール画像のサムネール画像

 

 

 

ちびっこ作品 物撮り.JPGのサムネール画像

 

 

ちいさな天才たちによる たくさんの素晴らしい作品とともに、
夏休みの素敵な想い出もつくっていただけたようです。

 

 

また、9月9日(日)には「神田趣処~遊び・園芸・壁画イベント!!~」
(東京・神田 神田明神)に出展、
その後も各地を巡回します。


あなたの街に『革育』が、「移動式こども基地」が
やってくるかも !?

 


どうぞ、お楽しみに。

 

 

 

 


■ 参考URL ■

 

 

『革育(かわいく)』公式サイト

http://kawaiku.jlia.or.jp/


 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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