欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年9月12日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 

 

9月5日(水)~7日(金)、東京・有明の東京ビッグサイトで開催された
『第74回 東京インターナショナル・
ギフト・ショー 秋2012』が開催されました。国内外あわせ
2,485社(うち海外からは21か国・地域 470社 /
グルメ&ダイニングスタイルショー

187社は含まず)が出展。

今回のテーマは、「未来志向、リラクセーションギフトの提案」。
“幸運”と“チャンス”を呼び込むための商品や
おもてなしの心が提示されました。

 

3日間で190,038人(うち海外から 3,357人)が来場。
前回比微減ですが、
海外からのバイヤーが伸びています。

ジャパンレザースタイル1209 (1).JPG

社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)では
「JFW インターナショナル・ファッション・フェア(IFF)」
2012年 1月展に続き、団体出展。
『Japan Leather Style』ブースを設置されました。
13社が参加し鞄、バッグ、 靴や革小物など、
あたらしいジャパンレザーを出品。


そのなかから、ギフトを意識したアイテムをご紹介します。

 

 

 


Allamanda-leather(アラマンダー レザー)

 

使うひとに必要な用途ごとに考えた
ショルダーポーチや財布、ショルダーバッグなど
ありそうでなかったプロダクトを発表。

アラマンダー1209.JPG

こちらは電子マネー Edyを搭載したバングル。
スタッズ、型押し、
ハンドステッチであたたかみをプラス。

 多数のバイヤーから引き合いがあったそうです。

 

 

 

LITSTA(リティスタ)

 

「ひとは人生という舞台で演技をしながら生きています。
その小道具としてよりよい演技のお手伝いが
できれば」との想いを込め、
“Life Is The Stage To Act.”の頭文字をならべた造語を
ブランド名として冠したクリエーターズブランド。

リティスタ1209 (2).JPG

上質のレザーを用いたマルチケースは、書類のほか、
モバイルタブレットの持ち運びに使いたい、
という来場者も。6色展開でニーズに対応しています。

 

 


絹や


藍染のもつ特性、色の深み、ムラ感、
色の冴えを表現した「阿波藍・AWA AI Leather」。
伝統工芸の技術を生かし、藍の源流
徳島県で一枚一枚丹念に手染めされた藍染皮革を使用。

絹や 1209.JPG

ステーショナリー人気の高まりにあわせ、
ペンケースをリリース。
美しい調和のとれた日本の色・自然の色を
より身近に愛でることができるプロダクトへと
昇華されています。

 

 

 

 

アンドロールス


半世紀近くベルトづくりで培ったノウハウやこだわりをベースに、
バッグを中心としたブランド『Liftres』を始動。

アンドロールス1209.JPG

“洗える革『アクアレザー』を使用し、国産の4号帆布”との
コンビ使いバッグやベルト、小物など
ベーシックかつ、“Fashion & Fanction”をテーマに
モダンさを追求。カラーバリエーション、
リアルプライスが男性だけでなく、女性からも支持されました。


 
 

 


ほかにも、たくさんのジャパンレザーが集結しました。
次回をどうぞお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

■ 参考URL ■

 


「Japan Leather Styles」

http://exhibition.jlia.or.jp/jls/event/gift2012


参加ブランドについては
上記リンク先をごらんください。

 

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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