欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2013年4月10日 の記事

カテゴリー: 国内革事情




3月1日(金)~9日(土)、
東京 日本橋・神田エリアを会場とするイベント
「江戸古町(えどこちょう)祭り」の会期中、
日本皮革産業連合会(JLIA)の新規プロジェクト
「キッズレザープログラム」ワークショップが行われました。


江戸 通行止め.JPG


徳川家康が江戸幕府を開き 江戸の町づくりを始めた
慶長年間(1596年~1615年)に
成立したといわれる東京の中心、日本橋・神田。


江戸古町と呼ばれる
このエリアは江戸の活気の源泉であり、
世界一の都市として
押し上げていく礎となりました。


400年の時を超えて、「江戸古町」を蘇らせる試みです。



会期の最終日に、江戸職人体験として
「キッズレザープログラム」ワークショップが出張。

 

江戸 看板.JPG


江戸 混雑.JPG


今回は、コインケース(首にかけられるデザイン)をつくりました。


江戸 作品 姉弟.JPG


江戸 作品 兄弟.JPG


同じパターンですが、革を選ぶことができるので
ひとりひとり配色がちがっていたり、
個性が表現されて。


自由な発想で真剣に取り組みました。


江戸 先生.JPG


江戸 親子.JPG


桜美林大学 総合文化学群 造形デザイン専修 講師、
文化学園大学 文化ファッション研究機構 共同研究員 としてもご活躍の
キッズレザープログラム実行委員会 瀬藤委員長も、指導しながら
感心していましたよ。


パパ・ママもご自分用にトライ。お子さんといっしょに
キラキラ☆と瞳を輝かせて。


上質な革と、ものづくりの楽しさに触れてくださいました。



順番待ちのかたがいらっしゃるなど、大盛況。


参加してくださったみなさま、ありがとうございます。


 江戸 大人のお客さま.JPG


レザーファッションが好きな大人の男性も
このにぎわいに注目。


パンフレットを手に取り、奥深い世界観に惹かれ、
その場でスタッフにご質問するなど
熱くコミュニケーション。


ジャパンレザーの魅力がユーザーとつながる瞬間に
立ち会えて感激です。



これからも みなさんがお住まいの街におじゃまするかも
しれません。どうぞお楽しみに !!




■ 「キッズレザープログラム」とは ■


 こども達を対象とし、
 実際に革に触れ、革製品づくりを体験できる機会を
 提供すること。
 本物の革の良さ、革に対する正しい知識、
 革製品づくりの楽しさなどを知ってもらうこと。
 将来、「消費者」として
 「生産者」として、 皮革産業とかかわることになる
 こども達に皮革文化を学び・育んでもらうこと..
 などを目的としています。


 製品にすることができない残革の一部を
 産業廃棄物にすることなく、 ワークショップにて使用。
 

 革=生命のバトンをムダにすることなく、
 こども達の明るい未来、想像力のきらめきに替えて。

 
 アップサイクルにつながりますように。




■ 参考URL ■


キッズレザープログラム
 ▼
http://leatherkids.jlia.or.jp/


 先日、公式サイトがリニューアルオープン。
 スペシャルページが好評です。




1

プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

最近のブログ記事

カテゴリー

月間アーカイブ

rss
facebook witter

このページの一番上へ