欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2013年4月17日 の記事

カテゴリー: 国内革事情




ライオンビルディング外観.JPG


「台東ファッションザッカセレクション販売会」
ポップアップショップが東京・浅草の
レトロビル LION BUILDING(ライオンビルディング)で
4月9日(火)~15日(月)の1週間開催。
2013年3月 松坂屋上野店でのイベントを皮切りに
スタート。今回が第3弾となります。



東京・台東区は、靴・カバン・バッグ・ベルトなど、
日本を代表するファッション雑貨の産地。
同区内を拠点とする業界団体から選抜された企業・事業者、
実力派ファクトリーが中心となり
地場産業の魅力と実力を伝えるプロジェクトが始動。


ストーリーがあるプロダクトをそろえ、人気を集めるECサイト 
All Aboutスタイルストアとのコラボレートにより
「台東ファッションザッカ セレクション」が開設され、好評です。


階段手前 ディスプレイ.JPG


1階中央ディスプレイ 台東ザッカ.JPG


2階 ディスプレイ.JPG


今回は、野村製作所、山藤、mic、清川商店、
丸ヨ片野製鞄所、キクヒロ、三竹産業、パイオニア、井上鞄などが出品。

第2弾(別会場)では、
「Japan Leather Award 2011」雑貨部門賞を受賞した
瀧浪 孝さんも参加。

WEBショップ内の同コーナーで販売している商品を
実店舗で展示販売。つくり手が接客をし、
オンライン上ではわかりにくい素材感などをていねいに訴求。

ゆったりとした空間でじっくりと選ぶかたが多く、
財布、革小物、バッグのほか、靴の売り上げも好調だったようです。


期間中、「東京新聞」ほか取材のオファーが複数あり、
掲載後はシルバー世代や
富裕層ユーザーの集客につながりました。


奥コーナー 混雑.JPG


エントランス 混雑.JPG


「(浅草周辺では)ものづくりが盛んなのは知っていたけれど
 こんなにいい製品があるのを知らなかった。 
 地元住民として誇りに思う、とお褒めいただいたり、
 たくさんのかたがたに商品を見ていただけて 
 うれしかったです。ココロの貯金ができました」と、参加ブランドのスタッフ。


浅草は、日本有数の観光地であり、
国内外からの来街者が多い一方、再開発によるマンション建設も相次ぎ、
都心に近い住宅地としての側面も。

近年、転入してきたニューファミリーにとっては
地場産業が新鮮に感じられたよう。

幅広い世代から支持され、
ジャパンレザーの地産地消が実現しつつあります。




次回は、メディアで数多く取り上げられ、注目される
徒蔵(カチクラ/御徒町~蔵前)エリア
2k540 AKI-OKA ARTISAN(JR秋葉原駅~御徒町駅間の高架下を
再開発した商業施設)で、5月中旬開催されます。


どうぞ、お楽しみに。




■ 参考URL ■


All Aboutスタイルストア
「台東ファッションザッカ セレクション」
 ▼
http://stylestore.jp/mojo?vgform=SimpleForm&template=default/atelier/taito/index.html




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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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