欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2014年10月15日 の記事

カテゴリー: 国内革事情






小物ブランド ラ・ジョイアが主宰する合同展示会

「古今」<RERATION つなぐ>が東京・銀座のギャラリーで開催されました。



 
古きよき伝統技術を受け継ぎ、現代のライフスタイルに
マッチするよう昇華させた国内生産品を発表。



ラ・ジョイア代表 和田義治さんは皮革産地として知られる

埼玉・草加を拠点に活動。
皮革業界最大のコンペティション「Japan Leather Award 2011」
エコレザー部門賞受賞後、大きく躍進。



人間国宝的なつくり手や京都の老舗メーカーとの
コラボレーションを実現しました。
革扇子やボウタイなどファッション雑貨を開発。


銀座 革のショールーム  TIME & EFFORTをはじめ、 
百貨店を中心にヒットするいま、
「素晴らしい伝統技術を次世代へ伝えたい」と
協力関係にあるメーカーの魅力を
紹介すべく、ジャンルを超え、6社で構成されています。


その一部をご紹介。



文具の生産が盛んな東京・葛飾から
ステーショナリー、プロダクトを発信するEDO・LABO。




銀座 革のショールーム TIME & EFFORT でのオーダーイベントが話題に。
新作・レザー・ボタンカバーがローンチしました。伝統技法 印伝がモダンな印象。




年末年始の祝祭空間でのドレスアップや、クールビズを彩るコーディネートにもぴったり。




この秋、フラッグシップ・ショップが東京・谷根千エリアにオープンする予定です。






革工房 One は、大島紬に用いられる伝統技法
泥染めを生かしたものづくりを鹿児島・奄美大島で追求しています。



上質なヌメ革に泥染で施した、独自のしぼり柄が美しいですね。



バッグのほか、多様な小物をラインナップ。そのひとつ、泥革ウォレットが
2011年度 鹿児島県特産品協会 理事長賞を受賞し、注目が高まっています。




 
個性を引き立て合い、それぞれの持ち味をアピール。
レザーにこだわることなく、ジャンルをミックスすることで世界観がより明確に。



合同展示会はもちろん、販売イベントとしての構想もあり、

会期中に複数のオファーがあったそう。
新たなアプローチでのチャレンジに期待したいですね。







■ 参考URL ■



銀座 革のショールーム  TIME & EFFORT 
http://timeandeffort.jlia.or.jp/


EDO・LABO(葛飾区伝統産業職人会)
http://www.syokuninkai.com/products/list.php?category_id=92


革工房 One
http://one-amami.com/


「装苑online」ブログ(2014年6月13日更新分)
http://fashionjp.net/soen/blog/suzuki/2014/06/13/678/

 








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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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