欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2015年7月27日 の記事

カテゴリー: 国内革事情




先日もお知らせしましたが、国内最大規模のレザープロダクトコンペティション
『Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)』が、
今年もいよいよスタート。

事前エントリーが7/29(水)までとなっています。



現在の事前エントリー数<7/22 集計分>をオフィシャルサイトで公開中!

続々とエントリーしていただいているようです。

<https://www.jlia.or.jp/ssl/award/2015/>




ファッション産業である皮革産業に、その時々の消費者ニーズなどに即応できる
新たな"発想・表現"のできる人材を発掘・育成したい。

このような目的のもと、
一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が毎年開催する同アワード。



今年度は、コンセプトとして掲げる
<素材×デザイン×ファッション=∞>を踏まえ、
天然の皮革素材を活かしたものづくりや
デザイン力、ファッション性が総合的に審査されます。


応募部門は前回同様、
レディースフットウェア/メンズフットウェア/レディースバッグ/メンズバッグ/
ファッション雑貨/生活雑貨/日本エコレザー/エキゾチックレザー/学生、
の以上9部門。



芸術大学教授、デザイナー、ディレクター、バイヤー、流通関係者で構成された
プロ審査員10名と、ゲスト審査員としてドン小西さんが参加。

そして、阪急うめだ本店の来店客150人が審査・採点します。



ドン小西さんは、テレビ番組での<ファッションチェック>でおなじみですよね。

歯に衣着せぬ痛快なトークと愛のあるあたたかいアドバイスが人気。

ファッションデザイナーとしての評価も高く、
オリジナルブランド FICCEは、一大ブームを巻き起こしました。

そんなファッション界の大御所が審査員として参加してくださることになりました!



また、『Japan Leather Award』はクリエイターの登竜門的な存在でもあります。

歴代グランプリ・各賞受賞者は、第一線で活躍中です。


その一部をご紹介(写真は受賞作品です)。



2011年度 婦人靴部門 受賞 倉田彩加さん

自身がデザインするちゃけちょけがヱヴァンゲリヲンをはじめ、
数々のアニメ作品とのコラボレートを実現。

伊勢丹新宿店、日本橋三越本店、銀座三越で常設展開。

大阪・ルクアイーレに直営店オープン。



2011年度 日本エコレザー部門 受賞 和田義治さん

受賞作品 イヤーマフをはじめ、ヒット商品を次々と開発。

伊勢丹新宿店メンズ館をはじめ、日本全国の百貨店で展開。

他ジャンルの大企業からコラボレート企画のオファーも殺到。



2011年度 Web投票特別賞 受賞 由利佳一郎さん

イタリアのバッグ見本市「ミペル」にて
スタイル&イノベーション部門の最高賞「ミペル・アワード」を受賞。

姫路に初のショップをオープン。

兵庫県異業種アドバイザーに就任し国内4か所でファッションイベントを開催。



2012年度 グランプリ 受賞 大河なぎささん

監修を手がけた『革で作るミニチュアサイズの可愛い小物』(河出書房新社)ほか、
書籍への作品提供も続々。

注目を集めるイースト東京・蔵前に自身のアトリエ&教室をオープン。



2012年度 レディースバッグ部門 受賞 中村保義さん

「サンプル師が教えるバッグ教室」を立ち上げ、大阪、東京をはじめ、国内各地で開催。

なかでも型紙講座は通算200名以上が受講するなど盛況。



2012年度 メンズバッグ部門、2013年度 審査員特別賞 受賞 佐藤直人さん

オリジナルブランド「ナオトサトウ」が伊勢丹新宿店メンズ館、
著名なセレクトショップで展開。

パリコレクションに参加するビッグメゾンとのコラボレートなども実現。



2012年度 雑貨部門、2014年度 日本エコレザー雑貨部門 受賞 加藤光也さん

自身の故郷、新潟に生産の拠点となる工房を設置。

新潟県庁からの依頼でラジオ番組<FM PORT(新潟県民FM)>にゲスト出演し、
新潟県知事と語り合う。

今後は県内での新たな産業育成、雇用創出に期待が集まる。



などなど、枚挙に暇がありません。




今年度は賞金もさらに充実。

グランプリ(1作品)には賞金50万円、
部門賞(グランプリ選出部門を除く8部門の8作品)には賞金10万円、
新設・ゲスト審査員賞(1作品)には賞金20万円、
をそれぞれの受賞者に授与。

グランプリ&ゲスト審査員賞 ダブル受賞の可能性も。

輝かしい賞とともにうれしいご褒美も。


受賞作品展示イベント(阪急うめだ本店、
銀座 革のショールーム TIME&EFFORT)への参加も毎回好評ですよ。


なお、事前エントリーは応募部門、応募者のかたのご連絡先などを入力するだけの

とても簡単な作業です。いまからでも充分間に合います。


受賞をきっかけにして、未来が変わる!?

既存の枠にとらわれない自由な発想、新しい表現の作品をふるってご応募ください。




くわしくは、こちらをごらんください。

■ Japan Leather Award 2015 オフィシャルサイト
  <http://award.jlia.or.jp/2015/>




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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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