欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2015年12月24日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

国内有数の皮革産地、姫路でレザーをフィーチャーした
「姫路城皮革フェスティバル2015」が、
10月30日(金)から5日間、兵庫・姫路 大手前公園で行われました。


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「姫路菓子博」との同時開催をきっかけにスタートし、今回が8回目。

市内外から23万人もの来場者が訪れる
「第28回全国陶器市」の会期に合わせ、
姫路城周辺に
さらなる賑わいを創出しています。


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姫路市皮革産業活性化事業研究会主催、姫路市共催の同イベントは、
姫路の皮革のブランド化と需要の拡大を目的に実施。


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屋外の広々としたスペースで20組もの事業者が参加し、
皮革産地ならではの高品質な皮革製品を展示・販売。姫路を代表する
地場産業である皮革産業を広くアピールしました。


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展示コーナーでは、
姫路の皮革産業をPRするパネルの掲示、
「Japan Leather Award 2013」メンズバッグ部門賞受賞作品、
「mipel the bag show」入賞作品、
在ベルギー日本大使館で展示した革製品、
「APLF2014皮革素材」展 大賞受賞革ほか、
国内外で高く評価された皮革関連アイテムを出品。

さらに皮革および皮革産業について紹介する冊子など設置・配布しました。


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ファミリーでの来場が多く、参加型プログラムも提供。

こちらは動物皮革細工コーナーです。

水分を含むことで硬化する、革の可塑性を生かした
動物モチーフのクラフトグッズで手づくり体験(有料)を提案。

たくさんの子どもたちが楽しみました。


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このほか、革製しおりづくり無料体験も好評。

地場産業ということもあり、自然と興味をもち、
次世代を担う人材へと成長してくれますよう・・・期待したいですね。


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海外からのお客さまも楽しんでくださっているようです。


次世代への技術継承、産地ブランドの育成、インバウンド消費、
と、
全国的な課題に真摯に取り組み、国宝であり、
世界文化遺産としても知られる観光資源、姫路城という
絶好のロケーションで行う同イベント。

国際観光・コンベンション都市、もてなしの街・姫路の魅力とともに、
世界に誇る地場産業、
皮革産業の実力が多くのユーザーに認知されました。

来年度も楽しみですね。



■ 参考URL ■


 姫路市産業振興課
 <http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2212506/_10016/_30384.html>


 ※ 写真は姫路市 産業振興課からご提供いただきました。
   ご協力ありがとうございました。



さて、当ブログは年内の更新は終了し、次回は2016年1月6日からとなります。

本年中はご愛読いただき、ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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