欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2019年7月 の記事

カテゴリー: 国内革事情

7月20日(土)、神奈川・横浜 クイーンズスクエア横浜にて恒例イベント「かばんフェス 2019」が開催されました。
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一般社団法人 日本かばん協会 2019年度「信頼のマーク」PRキャンペーンの一環として行う同イベントは、夏休み企画としてお馴染み。
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今回の会場は横浜。久々の復活となりましたが、ファミリー層をはじめ、絶え間なくご来場がありました。
"信頼のマークはmade in JAPANの証 "をテーマに、「信頼のマーク」がついた日本製かばんの魅力を伝える さまざまなプログラムが充実。
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会場中央には信頼のマークが入った3mの巨大ガチャ!
エリア内のスタンプを集めると、この巨大ガチャに挑戦でき、かばんをプレゼント。開場以来ずっと行列ができ、昼過ぎには早くも終了となりました。

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このほか、ミニバッグづくり体験ワークショップも大人気。
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各地から集結した職人たちのサポートでかわいいミニバッグを完成。
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お子さんたちもよろこんでくださっていましたよ。
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参加型プログラムでは熟練職人の縫製実演を披露。女性司会者による実況、職人へのインタビューも丁寧でわかりやすく解説。
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「信頼の3ヵ条」についてもお知らせしました。
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日本かばん協会の会員企業が国内生産したかばんには、「信頼のマーク」を配した下げ札がつけられています。
優れた日本製であり、日本かばん協会が定めた信頼の3ヵ条をクリアしたものです。
信頼の3ヵ条とは、
「1. 鞄づくりにプライドを持ち、伝統を守り続ける」、
「2. 常に挑戦し続ける、革新の姿勢を忘れない」、
「3. 日本製品として、世界に誇れる鞄づくりに取り組む」。

品質、デザインともに「信頼」のシンボルとして、かばん選びの間違いない目印にしていただけます。
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実演で完成した上質なバッグをじゃんけん大会でプレゼント。広々とした吹き抜けの会場にもかかわらず、熱気で充満するようなひとときでした。

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展示コーナーでは、世界的ファスニングメーカー YKKの特別展示が目をひきました。
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代表的なファスナー エクセラからは豊富なバリエーションの紹介に加え、太め・大きめサイズが登場。
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プレゼンテーション用のバッグにも注目が集まりました。
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男性誌では、クオリティのよさを表現する副資材として認知が高まりつつあり、ジャパンメイドの象徴のひとつになりそうです。

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かばん協会関連事業コーナーでは技術認定試験1級合格者の作品をお披露目。
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「日本かばん技術創作コンクール」入賞作品はつくり手たちのアイディア、創意工夫がいっぱい。個性にあふれ、見ているだけでも楽しいですね。
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<Toyooka Kaban Artisan School(トヨオカ カバン アルチザン スクール)>コーナーも見応え満点。
兵庫県豊岡市は、国内最大の鞄の生産地。
市内に180社以上の鞄関連の企業があるそうです。同校は、豊岡鞄協会協力の下、豊岡まちづくり 株式会社が運営する鞄のエキスパートを養成する専門校。

豊岡の鞄づくりの歴史は古く、新羅王子とされる天日槍命(アメノヒボコ)によって、柳(ヤナギ)細工の技術が伝えられ、豊岡の鞄産業のルーツは、その柳細工で作られたカゴだといわれています。
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そんな産地を活性化すべく、技術を次世代へ継承。鞄づくりに関する幅広い知識や技術をベースに現場で必要な内容やネットワークを1年間で獲得できるように様々なプログラムを用意しています。
現在、来年度の募集がスタート。ご興味あるかたはせひ、公式サイトをご覧ください。
  Toyooka Kaban Artisan School
  <http://www.artisanschool.net>

「信頼のマーク」PRキャンペーン2019に合わせ、Youtubeチャンネルが開設されています。こちらも必見ですよ。
  「信頼のマーク」PRキャンペーン2019 Youtubeチャンネル

つくり手から使い手へ、熟練職人から次世代へ。
着実に共感が広がり、新しい時代に向かう鼓動が聞こえてくるようです。日本製かばんの魅力・実力、再確認してみてはいかがでしょうか?

今年も日本かばん協会の皆さまに取材ご協力いただきました。ありがとうございました。

■ 参考URL ■
 日本かばん協会 <http://www.kaban.or.jp/>

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
今回は、日本最大規模のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2019」について。
歴代の受賞者や出品してきた つくり手たちに徹底取材。同アワードを通して活動がどう変わったのか? を探ります。つくり手たちとのネットワーク、コミュニケーションがある村木さんだからこそ実現した読みごたえのある内容となりました。ぜひご一読ください。

*   *   *

通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、秋のビッグニュースなど、下記のリンク先をチェックしてください。また、今回のエントリの文末にも書かれていますので、最後までじっくりご覧ください。
  「本日は革日和♪」
  <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>

*   *   *

毎度です!月に1回のお約束のblogです。
「職業なんなんですか?と質問されると解答に困る職人」村木るいです。

わらじを4足くらいは履いていたのですが、最近もう1足増えたように感じます。(ヽ´ω`)

で、2019年7月31日まで、「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2019」<以下ジャパンレザーアワードもしくはアワードと表記>の事前エントリーとなっています。
事前エントリーは「応募する、つもりあります、という参加表明をとりあえずしておいてね」という期間となります。
「締切8月末?それまでに作品できるかなぁ」という方でも とりあえず参加申請だけしておいてよ、というものです。

過去何度か「四の五の言わずにアワード応募しておくとこれだけメリットあるよ」的なblogは書きました。

ジャパンレザーアワードに応募する8つのメリット: レザークラフト・フェニックス
ジャパンレザーアワード2018 事前締切が8/9 17時まで。出して損ないよ、あれ | phoenix blog

今回は、「過去に応募した人やアワードを有効活用した人に実際に話を聞いてきた」というblog内容となります。

アワードに応募したメリット 箔の1枚になりました

二本真氏は2015年ジャパンレザーアワード グランプリを受賞。本業がありつつ副業で靴作り。

2015年 受賞作品 | Japan Leather Award 2015 | ジャパン レザー アワード 2015

確か最初に私と会ったのがジャパンレザーアワードの審査会のあとの懇親会だったっけ?

「そうですね。多分2012年頃だったと思います」

六本木ヒルズのお膝元のホールでやったんだったなぁ。懐かしい。

10月13日にジャパンレザーアワード懇親会に行ってきた part1 : レザークラフト・フェニックス
10月13日にジャパンレザーアワード懇親会に行ってきた part2 ものごっつ面白い!: レザークラフト・フェニックス

で、2015年にあなたアワード受賞したんやったねぇ。

で、ぶっちゃけて聞くけど、アワードのおかげで注文増えました!というようなことあった?

「ん~、、、ないですね。
アワードを見て注文しました!という人はいないですよ。
ただ、アワードに出た実績から東京コレクションに出させてもらえましたね。

例えばクラウドファンディングする際などに皮革産業連合会が行っているジャパンレザーアワードで受賞しました!というのはすごく説得力があります。
お客さんも『この品がいいかどうかわからないけど、アワードというもので大賞取っているならば良いものなんだ』という判断材料の一つにしてくれていますね

って、こんなぶっちゃけた話でもいいんですか?」

あぁ、ええねんええねん。素直な話を載せたほうが信じてもらえるやろ。
実際、以前受賞した鞄メーカーの営業さんも、
「ムラキさん、アワードで受賞したって仕事増えませんよ!仕事増えるかどうかは本人の営業次第です。
僕はこの受賞を伝える立派なカラーパンフレットを追加で100部もらって営業ツールで使いました。
アワード受賞は所詮箔の1枚です。箔だけでは仕事増えないけど、営業をより輝かせることはできる!」って言っていたわ。

「あ~、それはそう思いますね。
アワードで仕事増えるわけではないですけど、増やすための営業の1ツールにはなりますね。
実際に仕事増えるかどうかは普段の営業仕事次第だと思います」

アワードでは審査会という2日間の全点展示が行われ、そこで審査員が審査をする。一般入場者も審査する。
で、初日の夜に出展者限定の懇親会あるやん?あれはどう?

「あれは価値ありますよ。
やはり作っている人同士で会話できるし、縁も広がります。
その後に一緒に共同購入したり、仕事したり、SNSでつながったり、という縁が広がりましたよ」

アワードに応募したメリット 締切がないと作品作りは後回しになりがち

松澤氏。千葉でOEM主体の請負職人やりつつ、ブランドもやりつつ、という人。

 革工房松澤 kawacoya - ホーム

出会ったのって多分2013年のジャパンレザーアワードの懇親会でナンパしたんだっけ、私が?

「そうやね。大阪でジャパンレザーアワードの懇親会あったんだけど、『懇親会のあとどうするの?空いているなら飲みに行こう!』と強引に誘われて、革関係の人らとみんなで飲んだんだよね」

あぁ、そやったような記憶が。。

レザークラフト・フェニックス ジャパンレザーアワードの2013年に関するblog 

めちゃくちゃ失礼だけど、請負職人主体の人がなんでジャパンレザーアワードに応募したの?

「僕の場合は普段使っているピッグスキンが好きだったんだよね。で、より多くの人に知ってもらいたいな、と。

でも普段請負職人でやっていたらそうそう『この革がいいんだよ!』とアピールするチャンスなかったんだよね。で、皮革産業連合会がやっているジャパンレザーアワードに出すことでより多くの人に見てもらいたいな、と思ったんだよね。

だから普段使う革を作ってくれているタンナーさんに『この革のここが良い、こうより良くならないか』という相談をして出展したんだよね」

アワードは出展すると全作品をアワード公式サイトに掲載してずっと残してくれているでしょ?そこから仕事になった、ってことはある?

「僕の場合はなかったよ」

あかんやん!

「でも懇親会はすごくありがたかったよ。
普段あまり外の情報が入らないし、人の縁が広がる仕事じゃないから、そこで知り合った人たちは財産になっている。

あと、使っている豚革は良い革だから知ってもらいたい!という思いはあったけど、普段の仕事が最優先で豚革を知ってもらう活動はどうしても後回しになっていたんだよね。
アワードがあったからこそ、締切があり、作品を提出して前に進むことができた。

残念ながら賞は取れてないけど、ほんとにアワードに出して懇親会に出れたのは良かったよ」

アワードに応募したメリット セレクトショップに置いてもらえるようになった

次はジャパンレザーアワードの2014年にメンズバッグ部門に出展した後藤優太さん。

彼はアワードに出すまでは大分県で作品作りをしていました。

で、現在は大阪にあるセレクトショップsunawachiに品を置いてもらいつつ、活動拠点を大阪に移しています。

後藤さん、なんでアワードに応募しようと思ったの?

後藤さん「それまでは地元のお店に置いてもらったりしていたんですね。
で、より多くの人に見てもらいたい、と思ってジャパンレザーアワードに応募したんですよ。」

セレクトショップの店主、前田さん、なんでそこから後藤さんと知り合ったの?

前田さん「大阪の阪急百貨店でやっていたアワードの作品審査会を見て回り、実物を見て後藤さんの作品を好きになりました。」

アワードって全作品展示でさらに出展者の名前とfacebookやtwitterへのリンク貼ってくれているからそこから連絡とったの?

全応募作品紹介 | Japan Leather Award 2014 | ジャパン レザー アワード 2014

前田さん「いえ、それが後藤さんはSNSへのリンク貼ってなかったんですよ。検索しても出てこないし」

連絡とれないやん?

前田さん「だから事務局に連絡しました。個人情報があるから教えられない、と言われたので、『では僕の連絡先を教えますので彼にお伝えください』とこちらの連絡先などを伝えました。
で、後藤さんから実際に連絡来たんですよ」

じゃぁ、実際に会ったのはそれからあと?

前田さん「はい、電話で話したあとフェリーで別府港まで行って会いに行きました。
12月のさっむい時期でしたわ。カバンを注文して、年明けにできてきて『やっぱりいいわ!』と確信した次第です」

すげぇな。。で、後藤さんはそれからあと取引したわけだ

後藤さん「そうです。そして大阪にお店作ります、と聞いたので僕から『じゃぁ僕も大阪行きます!』と」

!! えらい思い切った決断したわねぇ

後藤さん「そうですね。そういう意味ではアワードがあるおかげで今大阪で活動しています」

アワードは毎年進化しています!

今年の変更点は下記の過去JLIAblogにまとめてくれています。

「Japan Leather Award 2019」始動! 事前エントリー受付中!! | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

今回のジャパンレザーアワードの審査会では革日和出展します

今回のアワードでは小スペースですが、革日和として出展します。多分革屋さん呼んでの展示会予定です。

今後予定

19.9.26(木)~28(土) 素材博覧会 YOKOHAMA 2019 秋  に出展します

19.9.26(木)~28(土) 本日は革日和♪in大阪


カテゴリー: 国内革事情

今週末から小学校の夏休みがスタートする地域が多いようですね。それに合わせ、皮革業界ではファミリー向けイベントが続々。そのほか、さまざまなトピックを加え、恒例のジャパンレザー関連イベントまとめ記事をお届けします。ぜひ、参考になさってください。

<パンプスメソッド研究所i/288>「プレゼントキャンペーン」~8月5日

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人気テレビ番組「あさイチ」(NHK総合/月~金 朝8:15~)で紹介され話題の<パンプスメソッド研究所i/288>が、足に合うパンプスをプレゼントするキャンペーンを実施中です。
<パンプスメソッド研究所i/288>は、3,000人以上の日本女性の足を科学的に研究した最大288種類の靴型を展開しています。歩きやすさと、いかに美しく見せるか計算されたパンプスを抽選で5名のかたにプレゼント。<パンプスメソッド研究所i/288>インスタグラムアカウントをフォロー、該当の投稿にいいね!するだけです。3D計測であなたの足を知り、試してみては? キャンペーンは8月5日まで。くわしくはリンク先(同アカウント)をご覧ください。
  パンプスメソッド研究所i/288 インスタグラムアカウント

「ゼラチンの日」&「ゼリーの日」(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合)7月14日

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食用をはじめ、工業用、医療用、写真業界など、幅広く利用されているゼラチン。「ゼラチンのことをもっと知ってもらいたい」「たくさんのかたに親しんでいただきたい」そんな想いを込め、制定された記念日です。
1700年ごろよりヨーロッパで工業的生産が開始されて以降、さまざまな用途で使われてきたゼラチン。私たちの生活をより豊かにしてくれる『ゼラチン』をもっと身近に感じていただけるよう、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が「ゼラチンの日」を制定。同じく「ゼリーの日」も「ゼラチンの日」にちなんで日本ゼラチン・コラーゲン工業組合により制定されました。
日本ゼラチン・コラーゲン工業組合は、一般社団法人 日本皮革産業連合会の会員団体のひとつです。ゼラチン、コラーゲンペプチド、コラーゲンケーシング、にかわ又はそれらに類する製造業の中小企業者及び一部大企業の改善発達を図るため、市場拡大、発展をもって国民生活の向上に貢献するための必要な事業を行っています。(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合 公式サイトより)
  日本ゼラチン・コラーゲン工業組合
  <https://www.gmj.or.jp/memorial_day/gelatin_day.html>

<エキュート東京> 「日本革市」~7月28日

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国産天然皮革の魅力・品質を発信する人気イベントJR東京駅 改札内<エキュート東京>のイベントスペースで行われています(第一弾:7月16日~21日、第二弾:7月22日~28日)。
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日本各地でものづくりを手がける注目ブランドがバッグ、財布、革小物を出品中です。国産天然皮革の色合い・風合いの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?
  日本革市

千葉・松戸「コロンブス靴クリーム工場見学ツアー」7月18日開催

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国内トップシェアを誇るシューケア用品メーカー、株式会社 コロンブスの工場を見学できるツアーが行われます。主催は革の街・靴の街 浅草のビッグイベントとしてもお馴染み「浅草エーラウンド」です。
ジャパンメイドの靴クリームや靴仕上げ材などを創業100年にわたって製造してきた同社。靴クリームの研究・開発から製造・出荷まで行うコロンブス松戸FACTORYの見学に加え、工場でつくられた靴クリームを使用した簡単な靴磨き体験もありますよ。
  浅草エーラウンド

神奈川・横浜「かばんフェス 2019」7月20日

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一般社団法人 日本かばん協会 2019年度「信頼のマーク」PRキャンペーンの一環として、7月20日、クイーンズスクエア横浜(神奈川・横浜)にて「かばんフェス 2019」イベントが行われます。
"信頼のマークはmade in JAPANの証 "をテーマに、「信頼のマーク」がついた日本製かばんの魅力を伝えるさまざまなプログラムが充実。

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ミニバッグづくり体験ワークショップ、YKKファスナーづくり体験、熟練職人の縫製実演、実演で完成した上質なバッグをじゃんけん大会でプレゼント...など、ファミリーはもちろん、どなたでもお楽しみいただけます。(写真は昨年開催時のようすです/JLIA公式ブログより)
  プレスリリース
  <https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000046635.html>
  「信頼のマーク」PRキャンペーン2019 Youtubeチャンネル
  <https://www.youtube.com/channel/UCyuSP107np4H-Hfk0IVKIZQ>」
  JLIA公式ブログ
  『信頼の日本製かばん』で、お出かけしよう! 「かばんフェス2018」レポート
  <http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/2018/08/08/>

埼玉・草加「草加皮革職人塾(そうかわ塾)シンポジウム」8月1日

皮革産地、埼玉・草加。そんな「レザータウン草加」の新プロジェクト「草加皮革職人塾(そうかわ塾)」がスタート! 「レザークラフトを仕事にしたい」「ものづくりで独立したい」「職人という生き方に興味がある」等の夢を抱くかたを募集しています。

8月1日には「シンポジウム」を草加駅前 アコスホールで開催。皮革業界の第一線で活躍する職人やブランディングのプロが講師となり、皮革業界の状況などをレクチャー。必聴ですね。申し込みの締め切りは7月25日まで。

  草加市

兵庫・姫路「夏休み ものづくり体験講座」8月1日・8日

姫路の地場産業「皮革」をPRすべく御着四郷皮革協同組合が運営する<Leather cafe>のSNSアカウントでお知らせがアップされました。
「今年もものづくり大学にて、夏休み体験講座を予定しております。姫路皮革製品推進協議会の事業として、Leather cafeから8月1日と8日にペンケース作りの講座をやります。好きな色の革を選び、名前やイニシャルを刻印して、革ひもを使ってかがって行きます。申し込み期間は終了していますが、Leather cafe店舗でもワークショップとして受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください」(<Leather cafe>SNSアカウントより)。ご興味あるかたはぜひ。

兵庫・姫路「地場産業ツーリズム/皮革コース」8月6日

姫路の魅力を再発見する「地場産業ツーリズム」が行われます。
「ツーリズムの募集がはじまりました。<Leather cafe>では、今年もお世話になります。株式会社 三昌の皮革工場見学後にヌメ革のコインケース、ネームタグを製作していただきます。今回は親子参加になりますので、親子で刻印を楽しんでみてはいかがですか?
お問い合わせ、お申込みは<公益財団法人 姫路・西はりま地場産業センター>までお願いします」(<Leather cafe>SNSアカウントより)。お見逃しなく。

  公益財団法人 姫路・西はりま地場産業センター

カテゴリー: 国内革事情

日本最大規模のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2019」が6月10日からスタート。オフィシャルサイトがオープンしています。
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ファッション産業である皮革産業に、その時々の消費者ニーズなどに即応できる新たな"発想・表現"のできる人材を発掘・育成したい。このような想いのもと、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が開催する「Japan Leather Award」。12年目を迎える今回もアップデートされ、進化しています。
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今年の変更点は・・・応募部門が変わりました!

フットウェア部門
バッグ部門 ※1
小物部門 ※2
フリー部門 ※3
学生部門 ※4
の5部門に。

学生部門以外の4部門については、応募時にカテゴリー(ベストデザイン作品/フューチャーデザイン作品)を選べます。思わずほしくなるベストデザイン作品(商品力・技術力のある作品)、またはインパクト大のフューチャーデザイン作品(コンセプトの新しい作品)。ご自分の作風、コンセプトに合う部門でトライできますよ。

※1...ポーチ、ポシェット、サコッシュなどを含む。
※2...財布・小銭入れ、名刺入れ、カードケース、キーホルダー、ペンケースなど。
※3...ウェア、ベルト、手袋、アクセサリー、生活雑貨、インテリア、その他(フットウェア部門、バッグ部門、小物部門に該当しないもの)。
※4...高等学校、専門学校、大学などの学生だけが応募できます。

グランプリの副賞が変わりました!

今年は人気ユーチューバー&靴磨き芸人 奥野さんによるグランプリ作品紹介映像作成

「Japan Leather Award 2019」グランプリ受賞者には、副賞として人気ユーチューバーの動画へのコラボ出演で作品を存分に紹介していただきます。情報を一気に拡散する動画ならではのPR、ぜひ、ご注目を。
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奥野奏さん
1990年生まれ。チャンネル登録者81,000人、再生回数約1,000万回を誇る人気ユーチューバー。主に靴磨き関連の動画を投稿しており、動画本数も200本にのぼる。靴磨きの腕はさることながら、トーク力や靴磨きに対する分析力により、日本一わかりやすい靴磨き動画として多くの支持を受けている。
【奥野さんのユーチューブ チャンネル】
登録者数:81,000人/動画掲載:約200本/総再生回数:約1,000万回
<https://www.youtube.com/channel/UCGU56uaZYBt4ja9K5ITuZCg>

今年度の告知も早速公開してくださっています。クリエイション、作品の魅力を動画で世界に発信できますね。

どなたでも無料で応募できます
作品応募については、プロ・アマを問わず、どなたでも無料で応募可能。エントリー料など金銭的な負担はありません。個人またはグループで応募できます(メンバー全員の同意を得たうえで代表者を定め、代表者名で応募してください)。作品応募(個人またはグループ)は、各部門1点まで。ただし、複数の部門に応募することはOKです。

ファッション業界の第一線で活躍中のクリエイター、ビジネスパーソンが厳正に審査

審査員長は東京藝術大学美術学部 長濱教授がご担当

審査員11名の審査と協議により、全応募作品の中から各賞とグランプリを決定。審査員長として、東京藝術大学美術学部教授 長濱雅彦さんがご担当。
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有働幸司さん(「ファクトタム」デザイナー)、中山路子さん(「ミュベール」デザイナー)、天津憂さん(「エーディグリーファーレンハイト」デザイナー)、歴代のグランプリ受賞者、橋本太一郎さん(2009年グランプリ/「ノーノーイエス」デザイナー)、佐藤直人さん(2010年グランプリ/「ナオトサトウ」デザイナー)がプロ審査員を担当してくださいます。第一線で活躍するファッションデザイナーだけでなく、歴代のグランプリ受賞者がレザークリエイターの視点で審査に参画しているのも他にない特長です。

今年も二子玉川ライズで審査会を開催!

10月4日(金)~5日(土)には、iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズにて全応募作品を展示して審査会を開催

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審査終了後には作品応募者を招いて交流会を行います(応募者と同伴者1名をご招待)。
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すべての審査員、多数の業界関係者が参加する交流会は、業界内外の交流をより深める場として、懇親の場を兼ねた交流会として、とても好評です。参加者のプロフィールブックを配布するとともに、PRのためのインフォメーションスペースなどを設置予定。出品者が自身の作品やブランドについてプレゼンテーションする時間も設けられています。審査員のかたや、クリエイター同士でコミュニケーションすることもできるのもうれしいですね。

受賞後のPR
受賞作品展示会&受賞作品紹介小冊子

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受賞作品は、11月23日(土・祝)~24日(日)、二子玉川ライズ ガレリアにて展示を行います。受賞者による制作実演やワークショップ、靴磨きの実演、レザーケア相談などプログラム盛りだくさんです。

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受賞者および受賞作品をまとめた小冊子を作成。展示イベントで配布するほか、各受賞者にもプロモーション用として提供されます。
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グランプリをはじめとしたすべての作品をお披露目。前回は学生部門で、史上初となる高校生が受賞し話題となりました。
毎回、変化があり、ドラマがあってドキドキします。デザイン画での審査がないので、デザイン画がニガテなかたには安心。すでに完成している作品、製品での応募もできるのも、うれしいポイントです。<以上、写真は前回のようすです>

交流会で仲間で出会う・つながる 視野が広がる

前述の交流会は、応募してくださるクリエイターのモチベーションにつながっています。
「ひとりでものづくりに向き合い、集中していたのですが、この交流会で幅広い世代のつくり手と知り合い刺激になりました」
「仲間ができ、ポップアップイベントや合同展示会などのリアルな情報、いっしょに出展・出店するチャンスも増え、活動が広がりました」といった反響も続々。
作品の評価や賞金だけでない、さまざまなメリットがいっぱいのコンペティションに成長しています。

事前エントリーは応募に欠かせないプロセス

スマホで入力かんたんです

事前エントリーは氏名や連絡先などをフォームに入力するだけ。スマートフォンにも対応しているので通勤通学の行き帰りの移動中にサクッとできそうです。
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なお、本エントリーには事前エントリーが必要です。事前エントリーは7月31日(水)まで。新しいドアを開くきっかけに、ご応募してみてはいかがでしょうか?

■ 参考URL ■
 Japan Leather Award 2019 <http://award.jlia.or.jp/2019/>

カテゴリー: トレンド

7月に入り、2019年も折り返し。残りの6か月を楽しく過ごすためのアイディアのひとつとして、お財布のチェンジはいかがですか?
「春財布」「秋の実り財布」に続き、「七夕財布」「お盆財布」がじわじわと浸透。風水の第一人者として知られる、Dr.コパさんが提唱しています。「ご先祖様に守られる」「ご先祖様が使いきれていない金運を引き寄せる」といった意味合いがあるそう。七夕、お盆は地域によって異なり、7月、8月にも行われるので、まだまだじっくり探せますね。
7月1日から大手コンビニチェーン2社でスマートフォン決済サービスが始動するなどキャッシュレス時代が進行中。財布に求めるニーズが変化し機能性や価値観が多様化している いまだからこそ、色、柄、レザーを切り口として、ハッピーなニュアンス、エモーショナルなファクターなどで「夏財布」をまとめてみました(財布機能、コイン収納機能があるものも含みます)。参考にしていただけますように。

七色・厄除け
日本ハンドバッグ工業連合会が主催する合同展示会「k・n・o・t collection」が4月16日から2日間行われました。東京・浅草橋<浅草橋ヒューリックホール>で、大阪ハンドバッグ協同組合の組合員企業を中心に20社以上の自信作が出展。そのうちの一社、北村パースで「七色財布は厄難から逃れられ、福が入り、厄除けに使われています」とお聞きしました。
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西日本では縁起ものの定番となっており、シニア世代を中心に底堅い支持が寄せられています。
  大阪ハンドバッグ協同組合
  https://osaka-handbag.or.jp/
  北村パース
  http://www.k-purse.com/

一方、若手クリエイターも七色財布をリリース。高級ラインを扱う財布革小物の老舗メーカーやバッグメーカーで10年以上職人として経験を積んだ奥西了和さんが始動した<riowa(リオワ)>。
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伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店などをはじめ、各地でイベントのオファーが絶えません。
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メンズ仕立ての上質感、エレガントさとポップなカラーリングのバランスが絶妙です。
  riowa
  https://www.riowa-jp.com/

縁起のいいレザー
今年の干支は猪。人気占い師・ゲッターズ飯田さんによると猪が家畜化された豚も2019年のラッキーアニマル。東京は豚革の生産が盛ん。国内では90%以上の生産量を占め、メイドインジャパン、メイドイントーキョーを代表するレザーです。
先ごろ、財布をつくり方を紹介する書籍「一流の革職人に学ぶ 極上の革財布」(スタジオタッククリエイティブ) を監修し業界内外から信頼が寄せられる、財布職人 松澤邦幸さん。自ら手がけるオリジナルブランド<kawacoya>で究極のピッグスキン財布、革小物をリリース。
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「製作側の意見をタンナーに直接伝え、革本来の魅力を追求。ハイクオリティな豚革が完成しました。これまでになかった仕上がりになったと自負しています。その豚革で財布、小物をご用意しました。原皮から製作まですべて日本国内生産。東京・谷中 松野屋だけの限定販売です」(松澤さん)
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こちらのキーホルダーはコインケースつき。500円玉が一枚収納できます。災害時、キャッシュレス決済が中断してしまった場合など、いざというときに安心ですね。
  革工房松澤 kawacoya
  https://www.facebook.com/kawacoya.kawakobo.matsuzawa/

風水で、縁起といいとされる上質素材のなかでもクロコダイル、アリゲーター、オーストリッチ。その美しさ、存在感が持つ人、使う人を豊かな気持ちへと導きます。
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そんな爬虫類等皮革製品の魅力を発信する新アカウント「Exotic leather News CLIP by JLIA」では、占い企画「エキゾチックレザー 開運タロット占い/2019年夏」(5月20日~27日更新分で投稿)も人気。イースト東京のイベントなどで活動する、前島昭美さんが占いを担当。タロットなど、くわしくて当たると評判です。

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血液型占いとともにおすすめの財布を提案しています。また、ウロコ模様は厄除けにもよいとされていますのでパイソン、クロコの見えないパワーに期待したいですね。
なお、7月中に次回「エキゾチックレザー 開運タロット占い/2019年夏」が公開されます。どうぞお楽しみに。

  Exotic leather News CLIP by JLIA
  https://www.facebook.com/e.l.newsclip.byjlia/

サマーバレンタイン気分を盛り上げるメタリック
伝統的な行事、七夕はロマンティックな伝説が由来となっており、サマーバレンタインともいわれます。一年に一度、天の川を渡り、織姫と彦星が出会う・・・そんなストーリーに浸れるような星モチーフは花火大会などのイベントが多い夏にぴったり。
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人気ブランド<Coquette(コケット)>の定番<Etoile(エトワール)>シリーズの新色ダークシルバーがブレーク中。星モチーフの型押し×箔加工を施したオリジナルレザーは夕暮れの東京の空のような絶妙な色合い。ポップなテイストだけでなく上品な印象も漂います。たいせつなパートナーとペアでお使いになってみては。
  Coquette 
  http://www.coquette.jp/

<ティールームス>のロングセラー チョコレートモチーフのシリーズ。レザーの色合い風合いを生かしつつ、包装紙の部分はメタリックな箔加工でスイーツ気分も楽しい。素材とのマッチングが難しく、腕利きの職人と試行錯誤を重ねたのだとか。
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箔部分は徐々に剥落し アンティークな味わいになるのもいいですね。妥協のないものづくりで丁寧に仕上げているからこそ、遊び心のあるデザインが生かされ大人の女性たちを魅了。コレクションしている熱烈なファンも多いそう。チョコレートモチーフだけに、サマーバレンタインにベストマッチ!
  ティール―ムス
  http://trooms.jp/

モチーフ&アミュレット(お守り)
インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>卒業生ブランド<SAKURAYAMA>。デザイナーの手仕事から生まれるオリジナルデザインの柄やコラージュを用いてお針子の夢みる世界を表現。「乙女心をギュンとときめかせる唯一無二な想像世界」が素敵です。
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新作のお財布やバッグもリリース。毛糸だまにじゃれる猫をモチーフにした口金のがまぐちは幅広い世代の女性に好評です。猫ブームが続き、人気のペットのトップとなりました。住宅事情から飼えないかたも少なくないので、身のまわり品として猫モチーフは根強いニーズが。招き猫など、ラッキーモチーフとしてもお馴染み。癒し効果も抜群です。
  SAKURAYAMA
  http://sakura-yama.com/

インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>入居社<クスグルデザイン>の新ブランド<ニニット>が話題です。「レザーに型押ししたのはアイルランドのアラン諸島が発祥の、アラン模様と呼ばれるニット柄。荒波の中、漁に出ていく家族のために、祈りを込めて編まれたというニット柄には、富や成功、繁栄といった意味があるんです。このポーチを持つかたにも、幸運が訪れるようにと、アラン模様をモチーフにしました」(クスグルデザイン 鈴木さん、山崎さん/スタイルストア インタビューより)
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本物のニットのように陰影がくっきりと出て、立体的な柄が素晴らしい。しかも、薄く漉いた薄い革に型押しをするのは、とても難しく、なかなか実現できなかったそうですが、ようやく巡り合った職人との出会いにより、ついに納得のいく仕上がりになったのだとか。
このポーチは、スタイルストア(ECサイト)で記録的なヒットに。アイテムとしてはポーチですが、コインケースや財布兼パスケースとして使うかたが多いようです。
仕切りなどがない分、自由度が高く、その人らしい使い方で活用できます。

アート系アブストラクト(抽象的)柄
注目ブランド<エヌナンバー>の定番シリーズ<Her truth>。脱色し、まばらに染め、箔加工、型押し・・・と手作業を重ねてつくられたオリジナルレザーを使用。箔の部分にのみ、リザード調の型押しを加え、複雑で奥深い味わいに。アートのような存在感が際立ちます。
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カモフラージュ柄のようでいて形容しがたい抽象的なニュアンスがいいですね。「1ミリ踏み出せる自分でありたいと願う、女性たちの背中を押せる、ように想いを込めてつくりました」と三上直美さん。慌ただしい毎日のふとした瞬間に元気やパワーをチャージできそうです。
  エヌナンバー
  https://www.nnumber01.com/

藤和商会のオリジナルブランド<am(アム)>は「私の生き方を映すもの」をテーマに展開しています。定番シリーズ<SO(ソー)>は「創造のコレクション」です。「希少性・デザイン性・素材技術力で現代を生き抜く女性達の心を満たす壮美(装備)となることを目指しています」と代表取締役 細江典子さん。
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エキゾチックレザー調の型押しに加え、職人のハンドペイントをランダムに。エイジングも魅力。特にホワイトは、グレーっぽい翳りを纏い、柄の立体感、ペイント部分の艶とのハーモニーが新たな表情に。汚れを気にせず、愛着したいアイテムですね。
  藤和商会
  https://www.towa-bag.com/

国内のつくり手たちの切磋琢磨により、ジャパンレザーの技術開発は日々アップデート。いいものを知る大人世代のかたにも評価が高まっています。
一方、高齢者のかたの交通事故が急増し、免許返納が話題。返納した高齢者を対象に「卒業証書」を手渡す「卒業式」の実施(東京・大田区 田園調布警察署)もニュースになりました。そんな「卒免」をポジティブにとらえ、「卒免祝い」として、日常生活で使える財布を贈っても素敵。「無事に過ごしてほしい」・・・そんな願いを込めて。お盆の帰省のおみやげや敬老の日ギフトとしてもおすすめです。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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