欧米ブランドに「負けていないぞ!」

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「第98回 東京レザーフェア」レポート第2弾は、<TLF Trend Laboratory>で展示された「極めのいち素材」をご紹介します。

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イマジネーションと技術が織りなす、素材(皮革と布帛)・副資材(機能性素材)など各社渾身の一点を展示し人気投票を行いました。

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こちらは、前回「第97回 東京レザーフェア」の上位入賞作品です。早速、今回「第98回 東京レザーフェア」の上位入賞作品が公式サイトで発表されました。


1位:フジトウ商事(株)/オルフェ

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(画像:「第97回 東京レザーフェア」公式サイトより)


「染料オイル仕上げなので非常に革らしくしっとりしています。折り曲げた部分の色が変わるプ-ルアップレザ-です」(フジトウ商事公式サイトより)。革本来の独特な風合いと、コードバンを思わせるような透明感が上品。シンプルかつ高級感がありますね。グリーンは財布や革小物で底堅いニーズがある色ですが、2019年春夏のトレンドカラーとして浮上しているということや、サンプルとして、書類ケース、手帳カバーといったステイショナリーを展示していたのもアイキャッチになりました。


2位:富田興業(株)/とろけるピッグスキン

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(画像:「第97回 東京レザーフェア」公式サイトより)


国内産の豚原皮を使ったナッパレザー。極薄に鞣した豚革をトロトロになるまで繊維をほぐすことで、ソフトな風合いと軽さを表現しています。「とろける」という形容が絶妙ですね。柔らかで吸いつくような質感と通気性のよいピッグスキンの特性を生かし、サンプルのブーツを添えてわかりやすく提案。ストレスなく素足で履けそう。このところ、ボディバッグ的な短いストラップで身体に沿わせたタイプやウエストポーチが復活しているので、柔らかく馴染みやすい素材感に支持が寄せられたようです。


3位:(株)協進エル/アスコット

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(画像:「第97回 東京レザーフェア」公式サイトより)


染料仕上げで2度の加脂をしていて、新品でも革の感触を楽しめるクロムフリー革。製品化した後は長期使用で魅力が伝わりますね。ナチュラルな色合い・風合いはもちろん環境に配慮したプロセスが幅広いユーザーへの訴求力を有しています。アニマルフリー志向が高まるなか、食肉の副産物である皮を産業廃棄物にすることなく、生命の証をしっかりと利活用した皮革の「エコロジー」な要素も重ね合わせて。エシカルなものづくりが今のニーズにマッチしています。


このほか、気になったレザーをピックアップ。


(株)山上商店/チャリゴート

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茶利八方を復刻。昔の製法を可能な限り再現し、手間と時間をかけているそう。

茶利革とは、
「チャールス・ヘンニクル氏の指導を受けて製造した革。明治初期において、日本の皮革製造技術を向上させるために海外から技術者を招へいし、指導を受けた。技術者の名前から<ちゃり革>と呼んだのが始まり。薄いぬめ革を柔らかくもんだ革で、鞄の素材として利用されていた。また、クロム鞣剤とのコンビネーション鞣しを行って軍靴の甲革として使用していた。明治時代、茶利革はお歯黒と同様に、鉄漿≪かね≫とよばれる鉄の酢酸溶液で黒色に染色されていたことがあった。現在では牛皮やインド産ゴートクラストを植物タンニンで鞣し又は再鞣しした後、種々の化学染料で染色し、手もみでしぼを立たせて製造されている」(JLIA公式サイト「皮革用語辞典」より)


大人世代のレザー好きユーザーに人気を集めそうですね。


墨田革漉工業(株)<東京製革業産地振興協議会>/フォログラフィク138-3D

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レザーにレースを重ねたようなトロンプルイユ(だまし絵)感覚の仕上がりが秀逸。「初夏向きで弊社の技術を見せられるものをピッグスキンで、と思い、フィルムを3D加工で立体感を、トップを光らせて初夏のイメージを演出しました。小さめのバッグ、手提げ、小物など小ぶりのものがおすすめ」(会長 佐藤元治さん)。豚革の可塑性の高さはもちろん、磨き上げた技術力を生かしたチャレンジングですね。


(株)久保柳商店/ジェイコブ

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ヌメ床を再利用したジェイコブ。ヌメ床をベースに丘染めした後、手塗りワックスをアイロンで浸透。フラットなタイプながらも、揉むことによりクラッキングタイプとしても。デザインに左右されないシンプルさを追求し、さまざまな製品に取り入れやすい汎用性の高さを実現しています。原皮が不足する傾向のなか、皮革を有効に活用する取り組みはますます広がっていくのではないでしょうか。


カドヤ商店<兵庫県皮革産業協同組合連合会>/馬革なめし革

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タンニン鞣しの馬革をツートン(茶芯×チョコ表面)に染色し、裁断後、切り口が強調されるのがポイント。ファッションでも、裾をカットオフ(切りっぱなし)したボトムがトレンドということもあり、ラフなニュアンスは来春も継続しそう。ホースレザーならではのワイルドさを秘めつつ、ジェントルに昇華した奥深い印象がクリエイターの創作意欲を刺激しています。


吉比産業(株) 東京支店/コルトレーン

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ピットで鞣し、2度脂入れすることで、革の柔らかさ、銀面のやさしさ、艶感を引き出しています。「革らしさのなかに光り輝くエレガントな景色」というテーマが素敵です。カジュアルになりがちな大きめサイズのトートバッグなどでも、上品な雰囲気に。雑誌の部数を公査・認定する第三者機構、ABC協会の調査で、月刊女性ファッション誌販売部数1位(2017年下半期/7月~12月)となった「リンネル」(宝島社)の影響でナチュラルテイストが再評価される今、大人の女性へ向けた商品開発に最適なレザーとなりそうです。


エントリー作品(レザー)はまだまだ・・・


(株)神戸ヤマヨシ<KSMA神戸靴資材総合協会>/紙わざ!和紙レザー

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「日本の伝統工芸×レザーの新しい融合。より極めるため、箔加工を施したレザーに和紙を合わせて、より現代風にアレンジを加えました。さらに仕上げで、あなた色に染めることも可能です。 まさに紙わざ!」(「第98回 東京レザーフェア」公式サイトより)


相川商事(株)/Pure

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「白は人間の目に見える光のすべてを反射する物体から感じる色。純白には、清らかさという意味が込められている。心が自然なままで清いこと、汚れないさま<清廉潔白>、純白のヌメからの表現へ。洗練された色出し」(「第98回 東京レザーフェア」公式サイトより)


(株)ニッピ・フジタ/極厚ホースヌメラティーゴ

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「フルタンニンの馬革。厚い生地を厳選し、牛脂で仕上げました。茶芯による経年変化が味わい深い一枚です」(「第98回 東京レザーフェア」公式サイトより)


ほかにも革らしさをストレートに勝負する匠がズラリ。つくり手たちが込めた想いと、それぞれの個性が際立ち、ブラウンだけでも多彩で素晴らしい。新しい表情を打ち出す創造力、革の本質を突き詰める探求心・・・日本の革と革のものづくりへの情熱にあふれて。クラフトマンシップと活気が充満していました。


レポートは次回に続きます。


■ 参考URL ■

 第98回 東京レザーフェア <http://tlf.jp>


カテゴリー: トレンド

日本最大級の革と皮革関連資材のトレードショー「第98回 東京レザーフェア」が5月24日(木)~25日(金)、東京・浅草 都立産業貿易センター 台東館で開催されました。

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皮革の需要の拡大及び業界の発展を目的に、「皮革製品素材である革および関連副資材」が秘める可能性や魅力を発信しています。


「挑戦と進化」を掲げた<TLF 19SS カラートレンド>では、ピンクやブルー、グリーンなどに注目

恒例ブース<TLF Trend Laboratory>では、出展企業の意欲作・自信作をピックアップし、最新トレンド提案として編集。2019年春夏シーズンに向けた素材と副資材を紹介しました。

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伝統と未来の両極を見据えながら、日本の鋭敏な感受性に支えられた色彩と素材、商品づくりに不可欠なインスピレーションを披露。<TLF 19SS カラートレンド>は、「エアリーなピンク」「鎮静と休息」「スパイシーな革色」「質感を堪能するニュートラル」の4カテゴリーです。

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「皮革の質感と色との整合性。そこに新たな視点をもち込むことでフレッシュな革の色彩感を打ち出しています。ポイントは、鮮やかさと透明感を特徴とした軽やかなカラーミックス。色が響きあうようなグラデーション、階調や、ホワイティーなニュアンスな表現も重要です」とジャルフィック 池田正晴さん。会場では「革を進化させる色彩」をテーマに3タイプのパレットで展開されました。


パレット:1 「BALANCED/過去と未来をつなぐ」

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シンプルで繊細な「ナチュラル」。革らしさのなかに洗練された美しさが息づいて。今季の注目は、ウォームカラー(ピンク、レッド)。やさしい素材感を表現しています。ホワイティーな透明感、風が通り抜けるような さわやかさがポイント。グレーとのコンビネーションでメリハリをこのほか、ブラウン×グリーン、レッドを中心としたスパイシーカラー、ブラックとホワイトのバリエーション(深みのある色合い・風合い)も要マークです。

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「美しい肌目が生きるナチュラルな革色」


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「肉厚感による存在感」


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「艶でピンクをモダナイズ」


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「グラマラスな赤みのピンク」


andmore・・・

「スパイシーなレッドのバラエティ」「黄味のブラウンとコントラストするグリーン群」「マット感がポイントのカラードブラック」「革の質感を生かしたホワイトの展開」「「ブルーとグレージュの洗練感」


パレット:2 「VISUALIST/やわらかな自然の色彩」

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ロマンティックなテイストとともに新しい装飾性が浮上しています。みずみずしい自然の色彩はグリーンとブルーで。さらにブラウンのアソートで色彩感を強調する傾向です。「フラワー」「ボタニカル」など日常的で自然なモチーフをモダンに昇華。北欧を想起させるカラーリングはイエローで際立たせて。ナチュラル×メタリックによる対比も気になります。

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「グラフィカルな効果をもつ色彩」


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「アイシーなターコイズで見せるパターン」


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「ブラウンの役割を果たすカーキ」


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「造形力と抑制感。新しい装飾性」


andmore・・・

「柔和なボタニカル柄」「ナチュラル×メタリックの成熟感」「アクセントカラーは太陽の光」「ハイブリッドによるフレッシュな未来感」


パレット:3 「ADVANCE/華やかにアクティブ」

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ライフスタイルを更新していくような、スポーティーな要素の進化が止まりません。アクセントはホワイトと濃厚なスパイシーカラー。ミニマルかつ華やかさやリッチ感の訴求、視覚効果、立体感でのチャレンジングな表現も増えています。

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「ブルー、オレンジ、レッド。ミニマルかつ鮮やかに」


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「マット感で見せるスポーティーカラー」


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「青の潜在力」


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「立体感でニュアンスを加えたホワイティ」


andmore・・・

「立体感に向けての実験」「視覚効果で表現するモダニズム」「スポーティー素材を黒でモード化」「未来館×濃密な装飾による新ラグジュアリー」


リラックスカラー(ブルー×グリーン)、スパイシーカラーなどがラインナップ。「プルミエールヴィジョン」でもフィーチャーされた多彩なグリーン、目立っていましたよ。いよいよ本格的なトレンドとなるのか、期待したいですね。



台東区内在住、在勤、在学のかたへ「ファッション・マーケティング講座」のお知らせ

台東区立産業研修センター恒例企画「ファッション・マーケティング講座」<6月14日(木)>の開催が発表されました。2019年春夏シーズンのカラートレンド、マーケットをイタリア、日本の素材展から予測します。新たな講師として、ジャルフィック代表 池田正晴さんが登壇。前述の「東京レザーフェア」<トレンドラボラトリー>ほか、さまざまなプロジェクトを手がけ、国内のレザートレンドの分析・提案における第一人者として知られています。


今回からEメール(kensyuusenta@jcom.home.ne.jp)での申し込みが可能となり、さらに便利に。参加者の住所、氏名、電話番号(日中)<在学・在勤のかたは、勤務先(団体/学校)名、所在地、電話番号>を明記してください。受講料1,000円。定員30名(先着順)。エントリーの締め切りは6月7日(木)まで。


なお、対象は台東区内在住、在勤、在学のかたとなっています。ご注意ください。


 「ファッション・マーケティング講座」

  日程/6月14日(木)18:30~20:00
  場所/東京都台東区橋場1-36-2 
  WEB /https://www.taito-sangyo.jp/05-kensyu/center_now.htm



レポートは次回に続きます。


■ 参考URL ■

 第98回 東京レザーフェア <http://tlf.jp>


カテゴリー: トレンド

今週、バッグ・鞄業界では一斉に2018年-19年秋冬シーズンの展示会を行っています。早速お邪魔してきました。ごく一部ではありますがレポートをお届けします。



ヤマニ」(~5月17日)東京・両国

ハンドバッグ、紳士革製雑貨類の企画・製造・卸を手がける<ヤマニ>の自社ブランドがそろう展示会。主力の百貨店向けライセンスブランドだけでなく、オリジナルブランドを開発。売れ筋をおさえつつ、独自性を打ち出しています。


<Dubeige(ドゥベージュ)>

「まだ何色にも染まっていない馬革の原皮の美しき色」「高貴で上品な雰囲気を纏う色」=「ベージュ」をブランド名に。「ベージュ色から出発し、持ち主の個性に合わせて美しく変化し、長く寄り添っていく」革製品の理想を託して。

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フリマアプリ<メルカリ>ユーザーに向けた対策のひとつとして、「メンテナンスフリー」をアピール。爪で引っ掻いても大丈夫」と、ダメージに強い特性をバイヤーや関係者が体験できるよう、革サンプルを設置していました。

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経年変化しない革を使用。人気を集めるタンニン鞣しレザーと比較して「革の味わいが深まらない」というデメリットを「革の状態が変わらない、買ったときと同じ状態をキープできる」というメリットに転換。上質な革製品を購入し、その魅力を堪能した後にも良好なコンディションで個人間売買できる、「バイ&リリース」を新しい付加価値に。時代が求める「リセールバリュー」への、解答のひとつですね。

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額装に見立てた展示では、お手製のマグネットカードを内側に配してディスプレイ。いつもと異なる視点で見ることができるので、とても新鮮でした。


<Peram(ぺラム)>

<ぺラム>はラテン語で「袋」。「身のまわりのものを収納する」「まとめる」「持ち運ぶ」、バッグ本来のかたち、その究極は袋。さまざまなものがあふれるなかで、原点に立ち戻り、シンプルで機能的な袋を追求。味わいのあるナチュラルなテイストに女性らしいスパイスを加えてフレッシュさのあるレザーグッズを提案しています。

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タンニン鞣しのレザーを使用したシリーズのディスプレイに、染料として使われるミモザを添えて。皮が革となるまでのプロセス、つくり手たちによる数々の手仕事・・・その象徴のひとつ、ミモザの花が ものづくりのストーリーをそっとやさしく伝えてくれますね。

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雑誌の部数を公査・認定する第三者機構、ABC協会の調査で、月刊女性ファッション誌販売部数1位(2017年下半期/7月~12月)となった「リンネル」(宝島社)との取り組みが奏功。想定読者=「暮らし系女子」と名づけた幅広いユーザー(10代~70代)にリーチし、販売好調だそうです。



豊岡鞄」(~5月17日)東京・浅草橋

日本有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド<豊岡鞄>の2018年秋冬シーズン展示会では、参加メーカー各社の新作、自信作のバッグ、小物がラインナップ。同じく産地ブランド<井原デニム>とのコラボレーション第2弾を発表。日本の伝統産業を掛け合わせた ものづくりは完成度がさらに高まっています。

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カラーの訴求がアイキャッチに。「イエローコレクション」として各社からピックアップしたアイテムを会場の中央に集積しました。

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レザーを使用したシリーズはこちら。シンプルでスポーティなデザインがいいですね。


<CREEZAN(クリーザン)>

ファクトリーブランド<CREEZAN>からはディープホワイトシリーズを出品。

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上質なシュリンクレザーは皮革産地、兵庫・姫路のタンナーが手がけ、ソフトな風合い。強撥水加工を施し、雨や汚れに強いのもうれしい。



アートフィアー」(~5月17日)東京・浅草橋

<豊岡鞄>参加ブランドのひとつ、<アートフィアー>は近隣のギャラリーでも個展を開催。「Japan Leather Award」歴代の特別賞受賞社としても知られています。


<フレームワークス>

クラシカルな鞄に採用される口枠(フレーム)を現代的なものづくりに取り入れたレーベル。アート作品を思わせるオンリーワンのデザイン、存在感、機能美は職人技と最新技術とのハイブリッドにより生まれました。

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イタリア・ミラノで行われる国際的な見本市「ミペル」(2017年2月展)ではトラベルラゲッジ部門最高賞を受賞。海外でも高く評価されました。

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サイズ、カラー、素材のバリエーションも圧巻ですね。

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2本、3本とそろえるリピーターも少なくないそう。リクエストに応えて、オーダー会も開催しています。



「藤和商会」(~5月17日)東京・浅草橋

創業30周年を迎え、次なるステージを目指す<藤和商会>。付加価値性が高い製品づくりに取り組み、国内生産ラインにも注力しています。

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<APPLAUSE(アプローズ)>

「進化形ナチュラル」をテーマにした同社のメインブランド。「軽さ」を重視し、500グラム以下のバッグがズラリ。ビジネスパーソン、ワーキングマザー、アクティブシニア・・・といった属性のユーザーのライフスタイルにマッチする多彩な切り口が秀逸。

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なかでも復活傾向のA4サイズのトートバッグが好評。「上質なバッグをひとつ買うなら、いろいろなシーンで使いたい」という女性たちの「コスパ意識」、断捨離ブーム後の「マルチユース志向」を反映しています。

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「お時間がないなか、ご来場くださった皆さまにご覧いただきやすくなるよう、すっきりコンパクトな展示を心がけました。特に意識したのは、写真撮影です。<インスタ映え>という流行語もすっかり定着していますので、バイヤーさん、ショップスタッフの皆さんがスマートフォンで撮影していただきやすいディスプレイにしております。撮影した写真を、社内会議・検討用に、顧客さま向けの入荷案内などSNSの投稿にもご活用いただければ」(細江典子ディレクター)。展示会の役割の変化を素早くとらえていますね。



「THE EXHIBITION」(~5月17日)東京・原宿

バッグメーカー<スパンギャルド>が中心となり、スタートした合同展示会「THE EXHIBITION」。バッグ、革小物、シューズなど、企業・事業者のつながりを生かし自主的に運営されています。回を重ねるごとに認知度が上がり、来場者も続々。夜20:00まで、という時間設定が慌ただしいバイヤー、プレス関係者からの支持を広げています。約10社のなかから革小物ブランドをピックアップ。


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革好きユーザーにお馴染みの<栃木レザー>販売代理店<和宏>のオリジナルブランドが出展。ステーショナリー、バッグ、小物などといった、毎日の生活に寄り添うもの・・・これらを、厳選した素材を使用し、ひとつひとつていねいに仕上げています。

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経年変化したサンプルをまとめてコーディネート。色合い風合いに優れた多脂革の魅力全開です。

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革小物の新作が多数登場。コバ磨きを生かしたシリーズが最高です。この美しさ、ほんとうに素晴らしい! ペーパーウエイト、ペン立てなど、置くだけでデスクまわりの雰囲気がガラリと変わりそうです。終わりのない作業を黙々とこなす職人さんの情熱・心意気が息づいています。疲れたときも眺めているだけでポジティブなパワーをもらえそうですよね。独立開業、ショップオープンのお祝いにもおすすめです。


先日、公式サイト(http://www.minca-handmade.com)がリニューアルオープン! サイトではものづくりのストーリーや製品のディテールまで、しっかりチェックできますよ。スマートフォンでも閲覧しやすくなったと好評です。



今回ご紹介した展示会は、鞄・バッグの専門誌のウェブ版「Bagazine bit」の恒例企画「バッグ・鞄業界2018年5月展示会場マップ」(下記リンク先)に掲載されています。会期は明日5月17日までとなっています。このほか、バッグメーカー各社の展示会場がマップ上にまとまっていて、とても便利です。マップ上のピン(マーカー)をクリックすると、社名、場所、日程、コメント(テーマ、コンセプト、商品ラインナップなど。内容は各社によって異なる)が閲覧可能。各社とも最終日の終了時刻が異なるので併せてご確認ください。


■ 参考URL ■

 「Bagazine bit」

 <http://www.bagzn.com/bag-kaban-2018-5gatsu-tenjikai-map/>


カテゴリー: トレンド

ロングトレンド「ノームコア」と入れ替わり、浮上した「スポンテニアス」。英語で「自発的な」「任意の」といった意味を有するキーワードに呼応し、レザーにも脱シンプルの流れが。一方、景況感がゆるやかに改善し、消費税増税前の駆け込み需要も想定されるなか、長期保有し愛着することができる上質な革製品がじわじわと増加。その差別化としてアート感覚のものづくりが気になります。ファッショントレンドだけでは購買意欲が刺激されなくなりつつある一部の高感度ユーザーをターゲットに希少性、価格に見合う適正な価値を提示するための欠かせない要素のひとつとしてとらえられているようです。そんな現状を探ってみました。



「TOKYO LEATHER」  最新トレンドは絵画のような柄、作品性の高い立体感

まず、素材の傾向から。「JFW Japan Creation」「東京レザーフェア」で発表された東京都、東京製革業産地振興協議会「TOKYO LEATHER」最新トレンドでは、「精緻な加工技術:多彩な風合のバリエーション」、「新しい装飾性:色×プリント×光沢」、「トレンド力:色/光沢/タッチ」といったカテゴリーを提案。

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絵画のような柄、作品性の高い立体感に目を奪われます。トーキョーレザー、ピッグスキンは高い可塑性が特徴。

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素材特性もさることながら、地場ファクトリー、熟練職人たちの磨き上げた技術が支えています。人気ブランド<カーマイン>のコレクション(東京のピッグスキンを使用した革製品)がニューヨーク近代美術館<MOMAデザインストア>で取り扱われることでそのクオリティを証明しました。


 東京都立皮革技術センター「東京産の皮革 ピッグスキン」
 <http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/pigskin/index.html>


 TIME & EFFORT

  「レザーの社会科見学 エキスパートに聞いてみた

  東京都立皮革技術センター」
 <http://timeandeffort.jlia.or.jp/interview/03_1.html>



クリエイターが一枚一枚手描きで仕上げる絵画的なレザー

絵画のようなハンドペイントレザーを展開するのは<ショイズクローゼット>。何気ない風景や感情を色で描く、気の赴くままに色で描く、やさしさがあふれる作風が素敵です。

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アイコン的存在、カワヌリエをはじめ、クリエイターの上川 美希さん自ら一枚一枚ていねいに手描きで仕上げています。


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ユーザーが体験できる小物づくりワークショップも好評。福祉作業所とのコラボレーションもスタート。ソーシャルな革小物づくりにトライしています。


 ショイズクローゼット
 <http://www.shoys-closet.com/>



世界的に注目される靴アート

靴では、シューズアーティスト・三澤則行さんの活躍により、アートとしての側面に注目が。ウィーン、カンヌ、ニューヨーク、シンガポールと世界各地で発表され、高く評価される三澤さんの靴アート。靴雑誌「シューフィル」の表紙を飾り、話題となっています。

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この春、東京・浅草で行われた「靴の記念日-メモリアルイベント2018-」第3弾として、「シューズアーティスト・三澤則行の世界」では2017年11月のニューヨーク個展発表作品を中心に紹介し、連日盛況でした。

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国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2013」では、シューズではなく、テディベアで部門賞を獲得。その影響からか、シューズクリエイターが革小物を手がけることが多くなっているように感じます。残革の利活用、売り上げの安定化に最適なので、トライしたくなるのは必然ですよね。


 noriyuki misawa
 <http://www.noriyukimisawa.com/>



独自技術でつくられた立体的なレザーバッグが富裕層ユーザーに人気

アート的なバッグといえば、<革*jacobi>の躍進が目をひきます。シグネチャーライン<革切子®>は伝統工芸、切子をイメージ。実用新案登録済の独自技術で立体感あるフォルムをつくり出しています。百貨店でのフェアやイベントのオファーが絶えない人気ブランドへ成長しました。

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なかでも創業350余年の老舗<京漆器 象彦>とのコラボレーションは、アート的な存在感抜群です。

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「蒔絵バッグオーダー受注会」は各地で好評。ジェイアール京都伊勢丹、伊勢丹新宿店の呉服フロアで開催したポップアップイベントでは富裕層や海外からの観光客の反応がよかったそう。新規プロジェクトも進行中。そのお披露目が楽しみですね。


 革切子®

 <https://kawakiriko.jp/>



「エミール・ガレ 自然の蒐集」 をイメージした革小物

展示会とのコラボレーションが話題の<加藤キナ>。上質な革でバッグや小物、コサージュを手がけるご夫婦のユニットです。3月17日からスタートした「エミール・ガレ 自然の蒐集」(神奈川・箱根 ポーラ美術館)に合わせ、財布を発表しました。手染め鹿革を使用し、手仕事で仕上げた鹿角パーツを配した「あかつきの蝶」(写真:<加藤キナ>フェイスブックページより)。あたたかな色合いと精緻な細工との絶妙なバランスが素晴らしい。現在、館内のミュージアムショップで取扱いされています。


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2017年、<Six COUP DE FOUDRE>を中心に開催されたイベント「ジビエ革3人展/森の声をカタチにする」に参加。農林業への被害を防止すべく、45万もの野生動物が有害捕獲される現状に心を痛め、「捨てられるだけの命を有効活用したい」と、鹿、猪などの革を総称して<ジビエ革>とネーミング。今回使用されているのも<ジビエ革>。ものづくりによって社会問題を解決するための一助となっています。




<ポーラ美術館>が開館以来初となるエミール・ガレの展覧会「エミール・ガレ 自然の蒐集」は、19世紀末から20世紀初頭にかけてヨーロッパを魅了した芸術様式、アール・ヌーヴォーにおいてガラス工芸の分野で第一人者として活躍したガレの初期から晩年までの優品を紹介。創造の源泉であった自然を、森と海というふたつのキーワードを通して、ガレによる自然の蒐集行為を検証しています。


 加藤キナ
 <https://www.facebook.com/kina.kaban>



大人世代ユーザーにロングヒット アート感覚の水玉レザーバッグ

アート的なテイストに支持が寄せられ、ロングヒットしている<藤和商会>オリジナルブランド<BONBON(ボンボン)>(リニューアルにより2018年秋冬よりブランド名変更)の<DOTS(ドット)>は、その名の通り、ドット(水玉)をモチーフに展開。2016年秋冬にスタート(リニューアル前)し、5シーズン目に突入。自身のスタイルを確立した大人の女性に向けて、「自分らしさ」を表現できるバッグを使ってほしいとの願いを込めてつくられています。

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ドットは、草間彌生さんに代表されるようなアートのモチーフとしてもお馴染み。この春夏シーズンの旬でもありますが、それまではファッションのトレンドとして消費されていなかったため、アート的なニュアンスを感じやすく、ピンドット以上の大きめの水玉は若い世代のライトユーザーが取り入れにくいようです。しかし、DCブランドブームを経験している大人世代にとっては、80年代中盤に大流行(「ふたりのイエスタディ」が大ヒットしたニューウェーブ・ポップ・デュオ、<ストロベリー・スウィッチブレイド>のコスチュームの影響も)した懐かしさがあり、某人気ブランドの定番として認知されているので、洗練されたイメージが根強く残ります。「わかるひとにはわかる」「大人ならではのおしゃれ」として共感を得ているのではないかと推察します。

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ファッションでは、トレンドの役割が弱くなっているなか、「ノームコア」の影響が依然続き、パーソナルな個性・着こなしへの不寛容さがあるのも寂しいです。ファッション性よりも、「アート」、「デザイン」的な要素を打ち出すことで、ユーザーが選びやすくなっているのかもしれません。


このほか、<藤和商会>では、海外生産でも特徴的な素材づかいのアフォータブルラグジュアリーライン<am(アム)>を始動。コンセプトワーク、イメージビジュアルにも注力し、業界関係者に好評です。

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「2018年秋冬のテーマは、[引力]です。人を引き寄せ、映えること/人が語らずとも、モノがその人を語り引き寄せる、引力/バッグは持つ人/[私、そのモノ]だから。革の魅力を引き出し、それぞれの魅力を際立たせるコンビネーション、DC時代を彷彿させる強烈かつエレガント・・・これからの時代をつくるジェントルウーマンに使ってほしいですね」と同社ディレクター 細江典子さん。


今後は財布や革小物のバリエーションを拡充し、ミュージアムグッズとしての展開も視野に入れているそう。主力製品、レザーメッシュのバッグで知られ、「メッシュの藤和さん」と業界関係者、バイヤーに親しまれている同社は、創業30周年を迎え、ますますパワーアップ。付加価値性が高いものづくりのさらなる進化に期待が寄せられます。


 藤和商会
 <http://www.towa-bag.com/>



ミュージアムショップ、デザイン系セレクトショップ、ギャラリーショップ、ライフスタイル提案ショップ・・・とジャンル・業態の際が曖昧に。ユーザーの選択肢が増えるいま、アートに接近する日本製革製品の可能性、さらなる広がりを感じます。


カテゴリー: トレンド

4月23日は「サンジョルディの日」・「ユネスコ  世界 本の日」。スペイン・カタルーニャの風習で親しい人に気持ちをこめて、本や花を贈り合う伝統の日です。「ユネスコ  世界 本の日」に制定され、日本をはじめ、各国で「本の日」として発展しているよう。そんな本に関連する革製品の最新傾向をまとめました。つくり手たちの豊かなアイディア、あたたかな想いが生かされた革製品、ぜひチェックしてください。読書好きのかた、母の日&父の日ギフトの参考にしていただけますように。


前回のエントリでもご紹介しましたが、東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ<すみだ まち処>で行われているイベント「Souvenir by Tokyo Leather(スーベニール バイ トーキョーレザー)~2018 SPRING~」<4月6日(金)~18日(水)10:00~19:00>で、個性的なブックカバーを見つけました。

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会場では<OZONE・企画>代表取締役 小曾根進さん自ら製作実演を披露。ひとつひとつ丁寧にブックカバーを仕上げています。艶感のあるレザーを使用したエレガントなニュアンスがいいですね。


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<墨田キール>からは花柄やアニマル柄も。ブックカバーはシックでナチュラル、という固定概念を打ち破るポップでセクシーなテイストが新鮮です。


同イベントは東京都墨田区の鞣製業者を中心とした5団体で構成された東京製革業産地振興協議会が中心に運営。区内でつくられた素材、企画・製造された<東京レザー>製品、ピッグスキン製品(バッグ、小物、雑貨)ほか、さまざまな革製品を展示販売中です。なお、イベントは本日最終日となりますのでご注意ください。

  Souvenir by Tokyo Leather
  <http://machidokoro.com/event.html>


話題のエリア、イースト東京・蔵前にショップを構える<m+(エムピウ)>。建築家出身という異色の経歴をもつ村上雄一郎さんによるブランドのブックカバーはブックマークが横に配され、無駄のないシンプルなデザインが引き立って。

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片手でスムーズに扱える、操作性の高さも魅力。男性クリエイターらしい発想が多くの支持を集めています。

  m+online
  <https://m-piu.com/>


シューズメーカー、東京靴研(トーキョーカケン)が立ち上げたオリジナルブランド、<KUTSUNE(クツネ)>からもブックカバーをリリース。(写真 下:トーキョーカケン フェイスブックページより

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電車・バスなどの交通機関の車内で読書するユーザーを想定。ICカード乗車券を収納できます。表紙部分には、青森の伝統的工芸、こぎん刺しをあしらい、裏表紙には、切込みを配して。

ブックカバー カケンさん.jpg

薄めのスマートフォンならブックカバーの内側に挟んで固定することも。クラッチバッグ感覚で使うこともできそうですね。

  KUTSUNE

  <https://www.kutsune.com/>


同様通勤通学時の読書タイムを便利にしてくれるのはこちら。バッグリスト・三上直美さんが手がける<n.number(エヌ・ナンバー)>の新作パスケース。新ライン<Her truth(ハートゥルース)>が好評です。「目で楽しんでほしい」との想いを込めた革小物たちをリリース。

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ゴート(ヤギ革)を都内のタンナーにて、なめし、染色、加工を一貫して行い、仕上げられています。アート的なドロップパターンが素敵ですね。

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こちらのパスケースには、長めのゴムひもをプラス。

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バッグなどにつけるだけでなく、本に通すとブックマーク代わりに。サイズ感が大きくなることでバッグのなかでも探しやすいなど、本といっしょに持ち運ぶメリットは多いですね。

  n.number
  <http://www.nnumber01.com/>


手袋産地として知られる、香川・東かがわ発の<hmny>から手ぶらニーズを的確にとらえたアイテムが登場。大型のスマートフォンやコンパクト財布などをスタイリッシュかつコンパクトに持ち運びできるのがいいですね。デジタル読書派に最適です。


ルボアさん 1802蔵前展  ヨリ.jpg

トレンドのサコッシュ、ボディバッグとは異なり、フリーな使い心地も特徴。付属の金具でジーンズのベルトループに固定可能。サイズとカラーのバリエーションが豊富で、文庫本がすっぱり入る10マイルバッグもそろいます。アウターを着ることが少なくなる、これからの時季にぴったり。フリーアドレスのオフィス勤務のかたなどにもおすすめです。

  hmny
  <https://hmny.ruboa.com/>


注目ブランド<sato-ca(サトカ)>のブックマークが人気です。油絵制作やコスチュームジュエリーデザインなどの経験から生み出される絵画的で独特な色使いや柄、アクセサリー感覚で装うバッグ・小物たちは、人生を謳歌する女性に向けて発信。

サトカさん バッグラインナップ.jpg

なかでも<レースの庭>シリーズが好評です。アンティークレースのような繊細なモチーフはレーザーカットによる加工でアートのような仕上がりに。これまではパーツとしてバッグに配されていましたが、ひとり立ち。ブックマークとして製品化されました。

サトカさん ブックマーク.jpg

「レースのお庭を散歩する猫と蝶のお友達です。周りにはビオラがこっそり咲いています」(デザイナー 境さん)。幅広い世代に支持されているようです。リボンやパスマントリー(飾りひも)を通せばバッグチャームとしても使えます。

  sato-ca フェイスブックページ
  <https://www.facebook.com/satoca.bag/>


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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