欧米ブランドに「負けていないぞ!」

April 27, 2016

「エーラウンド 2016 春」<桜橋レザーパーク>レポート

カテゴリー: 国内革事情


前回もお知らせしましたが、
イースト東京・浅草のビッグイベント「エーラウンド 2016 春」が
4月22日(金)から3日間開催されました。

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<まち歩きツアー>以外のメーン会場となったのが、<桜橋レザーパーク>。

革のプロによる革を愛する人のための空間です。


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皮革卸問屋 富田興業内が<革のテーマパーク>に!


<ワークショップ&セミナー編>はすべて予約制。


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<HIS-FACTORY 中野克彦さんから学ぶ手縫いトートバッグ講座>は、
一枚の革の幅を生かし、無駄なく採寸したデザインのトートバッグを
手縫いでつくるワークショップ。

本格的なものづくりにトライできる、ということで
告知間もなく定員となったそうですよ。


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大阪の定番イベント「本日は革日和♪」も出張。

充実した内容でプロからビギナーまで幅広いかたがたが参加。

みなさん集中して取り組んでいらっしゃいました。


続いて、<材料&道具マーケット編>。


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大正14年設立の歴史ある団体、
東京皮革青年会による<革と金具マーケット>が好評。

皮革素材や靴、バッグ用金具類を1枚、1個から買うことができるんです。


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久保柳商店、吉比産業、ブティックヤマダ、松吉の4社が展開する
<スマイルレザー>も参加。


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花や葉っぱなどのレザーパーツ・パックがビギナーに人気でした。


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革の漉き面で模様を表現した<スキモレザー>のブースには、
アートのようなカラフルなレザーがいっぱい。

革とは思えないさまざまな模様と、
革ならではの風合いを兼ね備えた新しい素材感が素晴らしいですね。


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<バッグアーティストスクール レプレ>がブース出展。

バッグスクールを全国で展開し、魅力的なクリエイターを輩出しています。

1970年に創業されたメーカーが母体となって運営。

メーカーとして長きにわたってバッグづくりに携わるなかで培ってきた
技術・ノウハウを、
広く伝えていくために設立されました。

今回はクリエイターが手がけたバッグの展示や手づくりキットを紹介。

パスケース手縫いワークショップは各回満員。大人気でした。

なお、6月からスタートするコースもあるそう。

バッグをつくりたいかたにおすすめです。

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大阪のカリスマ的ショップ<レザークラフトフェニックス>も出張。

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貴重な機会を逃さないよう、東京のファンのみなさんが駆けつけていましたよ。

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レザーを中心として、業種、世代を超えたコミュニケーションが生まれ、
また新しい取り組みにつながりそうな熱気に包まれていました。



次回も楽しみですね。



■ 参考URL ■

 「エーラウンド」
 <http://www.a-round.info/>



★次回の更新は5月11日となります。ご了承ください。




プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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