欧米ブランドに「負けていないぞ!」

November 9, 2016

「姫路城皮革フェスティバル2016」レポート

カテゴリー: 国内革事情

国内有数の産地、兵庫・姫路で「姫路城皮革フェスティバル2016」が、11月2日(水)~11月6日(日)の5日間行われました。

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今回で9回めとなる恒例イベントとしてすっかりおなじみです。皮革産地ならではの高品質な革製品を販売・提供。

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姫路を代表する地場産業である皮革産業を広くPRするとともに、<姫路の皮革>のブランディングと需要の拡大を目的として開催されています。

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会期中、約24万5,000人もの来場者があったそうです(「全国陶器市」「姫路菓子まつり」も同時開催)。

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有力メーカー、つくり手たちが20組参加し、皮革産地ならではの高品質な革製品を展示販売し、自信作で競演。

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国内最大級のレザープロダクト・コンペティション「Japan Leather Award 2013」メンズバッグ部門賞を受賞した実力派ブランド<UNITE>も出店しました(写真は<UNITE>フェイスブックページより)。


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「Japan Leather Award 」をはじめとしたさまざまなコンペティションにおいて、姫路を拠点としたつくり手たちが受賞した作品も集結。素晴らしいものづくりの勲章、誇らしいですね。


「いいレザーの日(11月03日)」を記念したプログラムも。日本最古のタンナーである大喜皮革株式会社 岡田常務取締役から<第49代 姫路お城の女王>へ、特別仕様バッグが贈呈され話題になりました。

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デザインおよび縫製は、「第103回 MIPEL THE BAG SHOW」に入賞した椎名 賢さんが担当しています。

お城の女王は、このバッグを公務などで使用し、世界が称賛する<姫路の皮革>を国内外にアピール。テレビや新聞などメディアでも数多く取り上げられたそうですよ。

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このほか、動物皮革細工、革製しおりの手づくり体験ワークショップが好評。お城の女王やファミリーでのご参加も。皆さん楽しんでくださったよう。

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さまざまなアプローチで紹介する情熱がユーザーの皆さんにしっかりと届き、たくさんの笑顔があふれて。日本の革と革のものづくりへの共感がひろがり、つながるイベントとなりました。



■ 参考URL ■


 姫路城皮革フェスティバル2016

 <http://www.city.himeji.lg.jp/s60/2212506/_10016/_30384.html>


プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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