欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: 国内革事情 の記事

カテゴリー: 国内革事情

このたびの九州豪雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大への対策とともに、経済活動の再始動を推進するジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


恒例イベント「まちのかばんやさん」【本日最終日】

東京スカイツリータウンの商業施設、東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ「すみだ まち処」で開催中の「まちのかばんやさん ~新墨田鞄工会~」が本日7月8日(水)、いよいよ最終日となりました。
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「まちのかばんやさん」は、「革製品のお店」をイメージした期間限定の展示販売会です。
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企画・運営ご担当の「ATELIER YAUYAU」吉武真理さんにご協力いただきました。ありがとうございます。
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「今回も、〈 まちのかばんやさん 〉を開催させていただいています。
一年を通じて、長い年月たくさん使えるバッグから、これからの季節に気分を上げてくれるグッズ、本当にいろいろとそろっています。多くの皆さまの目に触れる場所に来て、バッグも小物もみんな嬉しそうです。
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ものづくりの盛んな墨田区は、皮革製造業の街としても認知度を上げています。すみだ工房ショップをはじめ、工房でのワークショップ、カフェなどのマーケットなどでのイベントも、多種多彩。
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そうした新しい場所も含め、作り手として出会った者同士のネットワークをもとに〈 まちのかばんやさん 〉は構成されています。
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2020年夏の会は、ご好評いただいた今年3月のメンバーに加え、昨年大反響の〈 biz+u 〉が再び参加。7社のものづくりが集まりました。
ビジネスユースから、日々の暮らしに癒しとなるようなインテリアまで、作り手それぞれの提案を、この機会にぜひご覧ください」(吉武さん)

イベントの傾向は?

「お客さまがバッグや革小物などに求めるものは、軽量さ・実用性・機能性・デザイン・コスパなどなど、本当に十人十色ですよね。〈 まちのかばんやさん 〉は、出展者それぞれが異なるカラーの持ち主ですので、おのずと品揃えが幅広くなり、年齢や嗜好の異なるお客様毎回に楽しんでいただけていると感じています。
作家としては、他の作り手さんの革の魅力の引き出し方・ご覧いただくための工夫など、学ぶことが多く刺激のある機会です。
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私は〈 こは ひきて ぞ 〉という革のかごバッグのシリーズを展開しています。
始めた当初は、かごバッグに組み合わせる内袋は、ナチュラルな印象を引き出す生成のみを使用していましたが、今回はスマートな印象になる黒い袋のものも半数用意しました」(吉武さん)

人気のアイテムは?

「サブバッグ・エコバッグなどの定着に伴い、需要があるようになったサイズは、この所各色必ず用意しています。
スマホ、財布、ハンカチ・ティッシュ・マスクなど、常に身につけておきたいもののみを入れるのにジャストサイズのバッグです」(吉武さん)
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「こちらは、従来の丸底カゴバッグとは異なり、底脇も革で安定感あるタイプで、男女を問わずお使いいただけます」(吉武さん)
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「オリジナルパターンをハンドプリントされているfabrica uka さんとコラボの内袋をセットしたもの。
入れ替え用の内袋は、メールオーダーも承っていますし、会場には生地サンプルをご用意しています。私の立会い時間に限り、内袋追加のご注文も承りますので、ご興味ありましたらぜひブログやSNSをチェックいただけると嬉しいです」(吉武さん)


「レザーソムリエ ニュース」臨時特別号 緊急特集<ウイルス対策>

皮革および革製品の正しい知識をもとに、レザーライフを楽しんで貰うための資格制度「レザーソムリエ」。その最新情報を発信する「レザーソムリエ ニュース」の臨時特別号が公開されました。
レザーケアの第一人者、レザーソムリエ講師 いちかわたかおさんが特別寄稿。革製品のウイルス対策をレクチャー、徹底解説しています。
感染者数が再び増加傾向にありますが、可能な対策をしてポジティブに過ごしたいですね。


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ 新コンテンツ追加
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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月2回更新しています。今回はこちら。

[シューワード玉手箱]<ハイヒールの迷宮>
文学作品から報道まで、幅広いジャンルからハイヒール関連のフレーズを集積。

[靴暦365]<6月まとめ>
靴にまつわる"今日は何の日"を一気読みできるアーカイブ(6月1日~30日分)。

日本国内でのシューズジャーナリズムのエキスパートがキュレーティングを担当するプロジェクトです。貴重な資料や写真、画像も登場。
このサイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しています。ぜひ、ご覧ください。


「人に話したくなる革セミナーぷち」「教えるフェスタ2020」

当ブログの月イチ連載をはじめ人気イベント「本日は革日和♪」の主宰、西日本の皮革業界の情報発信に信頼が寄せられる 村木るいさんのセミナーが、熊本「leather.angel」で7月11日~12日の二日間行われます。当初は、12日のみの予定でしたが日程を急きょ追加。2日とも満席となりました(申し込み受付終了)。今後のスケジュールは「本日は革日和♪」をご確認ください。

また、「本日は革日和♪」と「サンプル師が教えるバッグ教室」とのコラボレーション企画、「教えるフェスタ2020 11人の数珠つなぎライヴ配信」が7月19日(9:50~22:05ごろ)実施されます。
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さまざまプログラムが充実。涼しいお部屋で楽しむレッスンができますよ。受付締切は、7月12日です。


「Japan Leather Award 2020」始動
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6月15日、レザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式ウェブサイトが公開され、同時に事前エントリーがスタートしました。
毎年進化する「Japan Leather Award」、今年度は2つのカテゴリーで作品応募を受付。

[ベストプロダクト]
日常生活で使用する「革製品」で、デザイン力があり、素材の選択や加工、縫製技術などに優れた作品。

[フューチャーデザイン]
これからの「革製品」の発展および向上に向けて、新たなデザイン性を提案する作品。

審査員には、第一線でご活躍のプロダクトデザイナー3名が参加。ファッションの視点だけでなく、プロダクトの視点からも厳正に審査されます。多様化する時代と革製品の傾向にフィットしますね。
事前エントリーなしでは本エントリーできませんので、ご応募希望の場合は、必ず事前エントリーをなさってください。
また、村木るいさんの月イチスペシャル連載で、今年度のポイントをご紹介予定です。こちらもどうぞお楽しみに。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/


2020年度初開催「日本革市」7月13日スタート
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お馴染みの人気イベント「日本革市」のスケジュールが発表されました。今年度初となる「日本革市」は7月13日(月)から2週間、「エキュート東京」(JR東京駅構内/改札内)で開催。週ごとにブランドラインナップが変わります。どうぞお見逃しなく。
  ‹https://www.kawa-ichi.jp/


7月14日は「ゼラチンの日」&「ゼリーの日」(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合)
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スイーツに欠かせないゼラチンは食用をはじめ、工業用、医療用、写真業界など、幅広く利用されています。
「ゼラチンのことをもっと知ってもらいたい」「たくさんのかたに親しんでいただきたい」そんな想いを込め、制定された記念日です。
1700年ごろよりヨーロッパで工業的生産が開始されて以降、さまざまな用途で使われてきたゼラチン。私たちの生活をより豊かにしてくれる『ゼラチン』をもっと身近に感じていただけるよう、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が「ゼラチンの日」を制定。
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同じく、「ゼリーの日」も「ゼラチンの日」にちなんで日本ゼラチン・コラーゲン工業組合により制定されました。
日本ゼラチン・コラーゲン工業組合は、一般社団法人 日本皮革産業連合会の会員団体のひとつです。ゼラチン、コラーゲンペプチド、コラーゲンケーシング、にかわ又はそれらに類する製造業の中小企業者及び一部大企業の改善発達を図るため、市場拡大、発展をもって国民生活の向上に貢献するための必要な事業を行っています。(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合 公式サイトより)
  <https://www.gmj.or.jp/memorial_day/gelatin_day.html>


草加皮革職人塾(そうかわ塾)受講生募集スタート

昨年度始動し、大好評の草加皮革職人塾「そうかわ塾」。今年も受講生募集がスタートしました。新型コロナウイルス感染対策のため、全講座オンラインで受講・参加となります。
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パソコンやスマホで視聴・質疑応答ライブもあり! 受講は、講座日時に「オンライン講座専用ブログ」をパソコンやスマホで閲覧する形となります。受講生専用URLからブログに入り、動画・ライブ質疑を視聴・参加できます。アプリのインストールなどは不要です。
内容は、作ること・売ること・PRのこと・お金のこと・独立起業の準備と心構えと盛りだくさん。
「人気ブランドのオーナーも職人も、最初はゼロからスタート。何をきっかけに、どんな経緯で、今の仕事につながったのか?
プロが語るリアルな体験談、実践的なヒント、勇気と希望をもらえる話。中身の濃いカリキュラムを、皮革産地・埼玉県草加市からお届けします! 」(「そうかわ塾」公式ブログより)
募集期間は9月10日(木)まで。申し込み方法ほか、くわしくは下記リンク先「そうかわ塾」公式ブログをご参照ください。
  ‹https://blog.goo.ne.jp/sokawajuku_2019


東日本ハンドバッグ工業組合 期間限定イベント

東日本ハンドバッグ工業組合に加入する組合員(メーカー)有志・計6社によるポップアップイベントが、東京・国分寺 国分寺マルイ 2Fでスタートしました。9月30日(水)までの期間限定です。

カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウィルスに関する東京都独自の警戒情報「東京アラート」解除に伴い、休業要請が緩和されました。
6月19日からは全国での都道府県をまたぐ移動の緩和やプロスポーツの無観客試合なども容認。百貨店、商業施設でのイベントも続々と行われています。
そんないま、再開するジャパンレザー関連イベントをまとめました。参考にしていただけますように。


「東日本ハンドバッグ工業組合有志 ポップアップイベント」~6月17日
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東日本ハンドバッグ工業組合 恒例の販売イベントが東京・池袋 東武池袋駅 地下コンコースで開催中。
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清川商店、キクヒロ、三和袋物ほか有志メーカーが出展しています。バッグをはじめ、財布、ポーチ、小物など幅広いアイテムが好評。
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つくり手ならではの知識、視点で製品を紹介。リピーターの顧客が訪れ、連日盛況。
本日6月17日、最終日となりました。お見逃しなく。
  ‹https://www.kawanowa.com/popup_ikebukuro20200610/


エキュート東京「TOKYO Leather Creation」~6月21日

東京を拠点とするファクトリーブランド、「パーリィ」と「アナック」が期間限定イベント「TOKYO Leather Creation」をJR東京駅改札内の商業施設「エキュート東京」イベントスペースA(粋 イキスイ)で開催中。
バッグ、財布、革小物を中心に革の持ち味を生かした製品を展開。メンズに強い両ブランド。時代をとらえた新製品開発に定評がある「パーリィ」。スマートフォン関連アイテム、ステーショナリーなどの、ジェンダーフリー&エイジフリー感覚が幅広いユーザーに支持を広げています。「アナック」は老舗ベルトメーカーでもあるので、ベルトのクオリティは抜群。ともに父の日ギフトに最適です。
  ‹https://www.ecute.jp/tokyo/limitedshop/1454


新潟伊勢丹「ABALLI ポップアップ」~6月23日
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新潟県を拠点とする注目ブランド「ABALLI」が新潟伊勢丹1F「越品ステージ」でポップアップイベントを行っています。
国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award」歴代の部門賞を2回受賞したほか、国内外での受賞歴を重ねる実力派。新作メガネケースをお披露目するほか、革小物を中心に展開。土・日には、デザイナー 加藤光也さんが実演販売。名入れ刻印対応し、人気を集めています。(画像:「ABALLI」SNSアカウントより)


神奈川・上大岡 京急百貨店「JAPAN レザークリエイターズ」~6月24日
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恒例イベント「JAPAN レザークリエイターズ」が神奈川・上大岡 京急百貨店で開催中です。会期は2部制になっており、前半は「Via」と「KUGIRI」が出展。後半はフルラインナップとなり、革鞄、革小物を手がけるクリエイターが個性を競います。
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6月20日は、「一粒万倍日」「天赦日」が重なり、2020年最高の幸運日といわれます。
梅雨時期にお財布を買い換えると縁起がいいといわれるようになりました。雨による「水の気」がお金の不浄を取り除き、金運をアップさせてくれる、という風水の考え方があるそうです。
また、6月21日は「父の日」。今年実施されたアンケート調査の複数で、財布、革小物が上位にランクイン。上質な日本製革製品をお求めのかたが多く訪れているのだとか。

「新型コロナウイルスの影響が少なかったかたにとって、10万円の給付金の存在感が大きかったようです。
京急百貨店さんでは何度もやらせていただいておりますので、リピーターのお客さまが初日からお出かけくださり、ほんとうにありがたいです。ご友人にやっと会えるから、新しいバッグを・・・とお求めくださったり、父の日にちょっといいものを贈りたい、自分へのご褒美にいいものをお探しのお客さまがいらっしゃいます。
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このタイミングに合わせ、新作の財布を発表し、ご好評いただいております。今回数に限りはございますが¥35,000以上(税込)お買い上げの方にオリジナルマスクをプレゼントしておりますので、どうぞお立ちよりください」(デザイナー たかつよしえさん)。

新しい日常と開放感とともにおしゃれを楽しもうというポジティブな気持ちに日本製革製品が寄り添うことができ、うれしいですね。ファッションの役割を改めて考えさせられます。会期は6月24日まで。
  ‹https://viavitavia.exblog.jp/


そごう千葉店「sato-ca ポップアップショップ」~6月22日
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注目ブランド「sato-ca(サトカ)」のポップアップショップがそごう千葉店でスタートしました。
絵画的で独特な色づかいや柄、アクセサリー感覚で装うバッグや小物で「こころを動かす」「お客さまのよろこびが長く続く」ものづくりを目指し、2013年春夏シーズンにデビュー。同ブランドを立ち上げた境郷子さんは学生時代から油絵、コスチュームジュエリーをはじめ、さまざまなジャンルで活動する多才な女性クリエイターです。
繊細なレーザーカットの装飾(レースのようなフラワーモチーフ)をあしらった「レースの庭」シリーズをはじめ、新作、定番をラインナップ。会期は6月22日まで。
  ‹https://www.sato-ca.com/


すみだまち処「まちのかばんやさん」6月26日~
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東京スカイツリータウンの商業施設、東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ「すみだ まち処」恒例企画、「まちのかばんやさん ~新墨田鞄工会~」の次回開催が発表されました。「まちのかばんやさん」は「革製品のお店」をイメージした期間限定の展示販売会です。
「ものづくりの盛んな墨田区は、皮革製造業の街としても認知度を上げています。すみだ工房ショップをはじめ、工房でのワークショップ、カフェなどのマーケットなどでのイベントも多種多様に開催されています。
そうした新しい場所も含め、作り手として出会った者同士のネットワークをもとに構成。2020年夏の会は、ご好評いただいた今年3月のメンバーに加え、昨年大反響を起した〈 biz+u 〉が再び参加。7社のものづくりが集まります。
ビジネスユースから、日々の暮らしに癒しとなるようなインテリアまで、作り手それぞれの提案を、この機会にぜひご覧ください」(企画・運営 ATELIER YAUYAU 吉武真理さん)
会場(すみだ まち処)のエントランスには速乾性の消毒液を設置し、スタッフもマスクを着用。レジにはシールドを設置するなど、ソラマチが全館をあげて取り組んでいる感染予防のための対策を徹底し行うそうです。
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イベントの傾向を伺うと・・・
「お客さまがバッグや革小物などに求めるものは、軽量さ・実用性・機能性・デザイン・コスパなどなど、本当に十人十色ですよね。まちのかばんやさんは、出展者それぞれが異なるカラーの持ち主ですので、おのずと品揃えが幅広くなり、年齢や嗜好の異なるお客様毎回に楽しんでいただけていると感じています。
作家としては、他の作り手さんの革の魅力の引き出し方・ご覧いただくための工夫など、学ぶことが多く刺激のある機会です。
私は〈 こは ひきて ぞ 〉という革のかごバッグのシリーズを展開しています。始めた当初は、かごバッグに組み合わせる内袋は、ナチュラルな印象を引き出す生成のみを使用していましたが、今回はスマートな印象になる黒い袋のものも半数用意しました」(吉武さん)

ステイホーム」が欠かせない時代、バッグとインテリア、インドアファッションのボーダーが薄らぎ、自由に楽しめるアイテムが人気。吉武さんが手がけるATELIER YAUYAUでもそんなニュアンスが感じられます。使うひとのための「余白」が感じられ、それぞれの発想で自由に。内袋は洗濯できるのでウイルス対策が気になるかたも安心ですね。
  ‹http://yauyauyau.exblog.jp/


「革の相談会 Lized Support」(兵庫・姫路)6月28日開催
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レザークラフト革材料販売のGood Leather(兵庫・姫路)の講習会「革の相談会 Lized Support」が6月28日に行われます。
Lizedは、皮革用塗料メーカーがプロデュースするコンシューマー向けブランド。配合を前提とした高濃度の設計が特徴で革に合わせた調整ができるのが魅力です。
塗料の設計の視点から革を染める工程を紹介。前後半に分け、手染め体験と持ち込み革を含めての相談形式でレクチャー。
このほか製品のトライアル、エアブラシ実機での塗装、革についての相談など盛りだくさんです。(画像:同フェイスブックイベントページより)
  ‹https://www.facebook.com/events/2120890474721395/

カテゴリー: 国内革事情

政府の緊急事態宣言の全面解除から2週間が経ちました。感染再拡大の兆候は、一部地域を除き見られないようですね。
営業再開とともに経済活動の再始動が順調に進行しつつあるなかでの、ジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


日本エコレザー認定制度10周年記念スペシャル動画 公開スタート

日本エコレザー認定制度ができて10年目。節目となる年を記念して、スペシャル動画を制作。先日、公開スタートとなりました。
一般社団法人日本皮革産業連合会 喜田副会長に「日本エコレザー誕生からの10年」をテーマにインタビュー。あわせて、JR九州のディーゼルハイブリッド車両「YC-1系」に採用されたエコレザーをご紹介。レザー好きのかたはもちろん、鉄道ファンのかたも必見ですね!

「エコレザーは、1990年代半ばからヨーロッパを中心に普及・発展し、2002年には中国でも本革エコマーク基準が発表されるなど、世界的なトレンドにまでなっています。
日本では、2006年に、NPO法人日本皮革技術協会と一般社団法人日本タンナーズ協会の協力の下に、日本エコレザー基準(JES)が制定されました。その認定業務は、日本皮革産業連合会が運営し、現在、多くの革が認定されています」(日本エコレザー基準認定事業ホームページより)。

  ‹http://ecoleather.jlia.or.jp/
 

「Japan Leather Award 2020」6月15日始動

レザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式サイトを6月15日(月)から公開予定です。毎年進化する「Japan Leather Award」。今年も時代に合わせてチューニング。ご期待ください!
昨年度の公式サイトでは、グランプリをはじめ、各賞の受賞作品がご覧いただけます。ご応募予定のかたは前回のおさらいをなさってみてはいかがでしょうか?
  ‹http://award.jlia.or.jp/2019/


「豊岡財布」新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」スタート 

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」。東京・丸の内の旗艦店、ポップアップイベントをはじめ、多彩な発信が好評です。「豊岡鞄」に続き、「豊岡財布」、「豊岡小物」がラインナップ。上質な革製品、ものづくりの目印として、認知が広がっています。
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そんな「豊岡財布」の新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」が始動。6月5日、情報解禁となりました。第一弾は京都府の「丹後織物」とのコラボレーション。技術に優れた豊岡鞄職人と日本の伝統文化によるミックスアップウォレットをリリース。

ものづくりの街、豊岡のオリジン「柳行李」をモチーフにカットワークを施したレザーと「丹後織物」の組み合わせが絶妙! 着物生地をアップサイクルし「重ね」という着物文化の美意識を表現しています。
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「地域の伝統産業の活用や日本というアイデンティティを表現できるモノにフォーカスすることで、これまでに無い製品を生み出しカタチにしていく。多様な素材と様式を交換し、財布というフォーマットに落とし込むことで面白さや違和感が商品の価値に変わる製品づくりに取り組みます」(「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」特設ページより)

店頭販売は7月スタート予定。楽しみですね。くわしくはリンク先をご参照ください。
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/toyookazaifuproject/


当サイト「ショールーム」で最新情報続々更新
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当サイト、日本皮革産業連合会ホームページでは、皮革産業各社から寄せられた最新情報が公開されています。
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伝統的技法を生かした黒桟革が国内外で高く評価される兵庫・姫路の坂本商店のホームページ リニューアル、上質なシューズを提案する銀座ヨシノヤの夏の新作コレクション、鞄産地 兵庫・豊岡から発信する人気ブランド「アートフィアー」の新作バッグ・・・と多彩なニュースが掲載されています。
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ぜひ、ご一読ください。
  ‹https://www.jlia.or.jp/


猪瀬昇一さんが旭日小綬章を受章
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老舗鞄メーカー 株式会社猪瀬の会長・猪瀬昇一さんが、令和2年春の叙勲において、旭日小綬章を受章なさったことが同社公式サイトで発表されました。(画像:猪瀬公式サイトより)
平成19年10月から平成24年3月まで一般社団法人日本鞄協会の理事長を務め、鞄業界の発展に尽力、寄与なさった功績を評価されての受章となったそうです。
「今後もものづくりを通し、業界の発展に務めることで社会に貢献できるよう邁進してまいります」(同社公式サイト)。
半世紀以上、技術を磨き続け、現在でも多くの職人が在籍、次世代へと継承。猪瀬さんの情熱が日本の鞄づくりの未来を照らします。
  ‹https://www.flathority.com/


玉川髙島屋「wisteriafujiwara オーダーイベント」6月17日~

人気シューズブランド「wisteriafujiwara(ウィステリアフジワラ)」の公式サイトで、オーダーイベントの次回開催を発表! 6月17日(水)から玉川髙島屋で行われます。
パンプス、スニーカー、シューズのフルラインナップで展開予定です。新しい日常のニューノーマル アイテムとして必要な新しい一足に出会ってください。
  ‹https://wisteriafujiwara.jp/


台東区立産業研修センター「ファッション・マーケティング講座」7月8日開催
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台東区立産業研修センター恒例の「ファッション・マーケティング講座」が再開決定。「21年春夏のカラーと素材傾向を読む」をテーマとし、7月8日(水)に行われます。
講師はジャルフィック代表 池田正晴さん。「東京レザーフェア」の「トレンドラボラトリー」監修でもお馴染みです(画像:前回開催時に撮影いたしました)。
今回、「東京レザーフェア」が延期となったため、情報が得られずお困りのかたにおすすめです。申し込み方法などはリンク先をご参照ください。


セブン-イレブンが非接触決済サービス導入

コンビニエンスストア最大手「セブン-イレブン」が6月11日(木)より、NFC(Type A/B)によるクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービス(NFC Pay)を開始するとプレスリリースで発表しました。
店舗の従業員にカードを渡さずに、レジの客側にあるリーダーに非接触IC対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)をかざすだけで手早く支払いができるそう。
セブン-イレブンに続き、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、ヨークフーズ等のセブン&アイグループ各店舗にも今秋を目途に非接触決済サービスを拡大し、キャッシュレス決済がさらに進化。
パスケースに入れたままでのカード決済が浸透する可能性も。今後はウォレットポーチ、スマホポシェットとパスケースなどを組み合わせた使い方提案に期待が寄せられます。
  ‹https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000006846.html

カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国的に解除され、経済活動が徐々に再開しています。皮革関連企業の個展や「東京レザーフェア」関連企画、百貨店での催事など、動き出したつくり手たちの動向の一部をまとめました。どうぞ、参考にしていただけますように。


皮革関連企業の個展スタート
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東京・浅草周辺エリアの皮革関連企業の個展が6月上旬からスタートしました。完全予約制でソーシャルディスタンスに配慮し、適切な状況で行われるようです。
「東京レザーフェア」公式SNSアカウントでは最新情報を続々発信。現在、「富田興業」「久保柳商店」の個展が公開されています。また、トレンド発信でお馴染みの「丸喜」は、6月8日から。くわしくは各社の公式サイトをご参照ください。
 「富田興業」
  ‹http://www.tomita.co.jp/news/
 「久保柳商店
  ‹http://kuboryu.com/
 「丸喜」
  ‹https://marukileather.jp/


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ 新コンテンツ更新
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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月ご紹介! 
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今回は「靴歴史エピソード」 - 人と靴と出来事と - < 軍需産業期/明治~大正 > 編(および、< 産業創設期 > 編 文末に加筆)、「靴暦365」5月分まとめ(アーカイブ)の2本立てです。
貴重な資料や写真、画像も登場。このサイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しています。ぜひ、ご覧ください。


「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」6月3日受付開始
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「東京レザーフェア」公式サイトで、「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」(6月12日)開催が発表されました。
リネアペッレトレンドセレクション総責任者、アントネッラ・ベルタニンさんがご登壇。事前登録制で行われます。6月3日に受付開始され、視聴方法や注意事項など確認のうえ、オンラインで受講します。貴重な機会をお見逃しなく。
  ‹http://tlf.jp/news/7190.php


「Toyooka Zaifu Project」6月5日始動

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」特設サイトでWeb展示会が行われています。
バッグ、鞄に続いて財布も登場。「Toyooka Zaifu Project」がいよいよ 6月5日からスタートします。新作財布のお披露目、ご期待ください。
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/news/254/


「デザイナーズビレッジ ライブ」 6月6日・7日開催
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現在、第一線で活躍するクリエイターを多数輩出するインキュベーション施設、「台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)」に入居するクリエイターたち(有志)のライブ配信が6月6日・7日の2日間行われます。
例年、デザビレでは、この時季に施設公開を行い、入居者各室を見学することができるのですが、今年は開催延期となり、その代替企画としてライブ配信が決定。参加するクリエイターとタイムテーブルも発表されました。
外出を慎重にしたいかた、他のエリアにお住まいのかたにもおすすめです。ぜひ、チェックしてください。(イベントハッシュタグ→#デザビレライブ
  「台東デザイナーズビレッジ
  ‹http://designers-village.com/

       「イベントページ
   ‹http://designers-village.com/dezaville/designers-village-live/

   「デザビレライブ」インスタグラムアカウント 




大阪タカシマヤ「n.number ポップアップショップ」6月9日まで開催
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シンプルなデザインワークとオリジナリティあふれるレザーにより、バッグ、財布、革小物を展開する「n.number」。デザビレ起業塾卒業生の女性クリエイター 三上直美さんが、いまを生きる女性たちにエールを込めて。
働く女性にとっての使いやすさ、使いたいもの、ほしいものを追求。洗練されたテイストと感度、タンナー、ファクトリーとの連携で仕上げた丁寧なものづくりが好評です。
加工技術に優れた和歌山のファクトリーをはじめ、ほとんどのプロセスを国内で完結。移動や輸送への配慮が必要な、withコロナ時代に相応しいサスティナブルなコレクションを発表。ポップアップイベント、SNSでの情報発信を通して、共感の輪が広がっています。
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今回のポップアップイベントの反応をお聞きしました。
「通常、私自身、店頭で対応させていただくことが多いのですが、新幹線移動などを考慮し、別の販売スタッフさんにお願いしています。
最近よく、"リベンジ消費"というワードを聞きますが、お買いもの、というよりも、外出できることや、誰かと会話できることを楽しんでいらっしゃるようです。
大阪では何度か(イベントを)やらせていただいているので、リピーターのお客さまが駆けつけてくださって、ほんとうにありがたいですね。
 
大阪のお客さまには明るい色の商品をお迎えいただくことが多く、リクエストいただいたゴールドをご用意したのですが、いまのところ、手染めのブラックのご要望ばかり。ちょっとびっくりしています。
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アイテムとしては、売れ筋のお財布ではなく、名刺入れとスマホポシェットのお問合せも増えました。
 
春財布の時季が終わっているものの、実は財布って、意外とシーズンを問わず年間通して買っていただけるアイテムで、エヌ・ナンバーでも主力なので、意外な反応です。
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社会人一年めの皆さん 本格的なスタート、おめでとうございます。やっと出社できますね。人生で最初に使う "ファースト・カードケース"として選んでいただけると、うれしいです。
お父さまとおそろいでお使いいただける色もご用意しておりますので、父の日ギフトにいかがでしょうか。
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スマホポシェットは、リモートワークによる需要かも?と推察しています。
在宅での業務、家事、育児・・・などなど、たくさんのToDoをこなすなか、おうちのなかでポケットのない服を着ていても、手ぶらでスマホを持ち運びつつ、スムーズな移動を。毎日の慌ただしい時間を便利にしてください。
日常のなかで、ちょうどいい華やぎを感じていただけますように」(三上さん)

週末は、営業時間内にインスタライブを実施。東京のアトリエと大阪の店頭とを結び配信。出品ラインナップの紹介、財布の新色(ゴールド)のくわしい解説が好評でした。
ライブで視聴できないユーザーのためにアーカイブに残し視聴可能に。この効果で来店客が増え、着実にお買い上げにつながったそうです。
  「n.number」

緊急事態宣言の解除とともに店頭に賑わいが戻りつつあるよう。この夏、国内旅行への補助金制度も報道され、消費の復調にも期待が寄せられます。

カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う緊急事態宣言が5月14日に39県で解除され、新しい日常に向けて動き出すなか、皮革業界では、さまざまな新しい試みに取り組んでいます。その一部をまとめました。どうぞ、参考にしていただけますように。


東京レザーフェア「TLF ブランドブック」SNSで無料公開!
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日本最大級の皮革及び皮革関連資材トレードショー「東京レザーフェア」の開催について、公式アカウントから発表がありました。5月の開催を延期。令和2年12月2・3日に変更となります。(画像:富田興業株式会社)
情報発信の場として公式SNSアカウントを強化。「TLF ブランドブック」のコンテンツを公開しています。このブックレットは、第101回 東京レザーフェア会期中、会場限定で配布されたもの。会場に行くことができなかったかたも閲覧可能です!  
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(画像:富田興業株式会社)

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(画像:株式会社タテマツ

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(画像:吉比産業株式会社 東京支店

投稿では、このほか加盟企業・団体の写真とともに各社の魅力をじっくり紹介。
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公式インスタグラムから発信され、公式フェイスブックページ、公式ツイッター、各アカウントで拡散しています。ぜひ、チェックしてください。
  <http://tlf.jp/>


「豊岡鞄 Web展示会」特設サイト開設
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国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」が、昨年より関係者向けのクローズド型からユーザー参加型に展示会を改革。場所を東京・丸の内に移し開場時間を延長。ポップアップショップを同時開催するなど、忙しいビジネスパーソン、ユーザーに寄り添うアプローチが好評でした。
今回は新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともない、新作アイテムの発表スタイルを変更し、初の試みとなるWeb展示会をスタート。本日5月19日、特設サイトが開設されました。バッグ&鞄に続いて、財布の新作も発表予定。
公開期間は、「豊岡鞄 Web展示会」が5月19日~7月17日、「Toyooka Zaifu Project」が6月5日~7月17日となっています。ステイホーム時代の新しい試みとして注目ですね。

  <https://www.toyooka-kaban.jp/exhibition2020ss/>


バッグ&鞄業界 5月展示会を中止し、アポイント制内覧会を開催

バッグ&鞄業界では、本来、展示会シーズンの5月。新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、バイヤーの移動などが難しくなり、中止・延期とし、開催自粛する企業がほとんどのよう。
そんななか、「経済を止めてはいけない」と、内覧会として自社での小規模開催や完全アポイント制で得意先にだけ声かけするなど、感染リスク対策に取り組んだうえで、いまできることを粛々と行うようです。
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(画像:株式会社藤和商会 内覧会会場より)

鞄・バッグの専門誌「Bagazine(バガジン)」恒例企画「バッグ&鞄業界 5月展示会プレ情報」特集(5月1日発行)では、秋冬新作発表へ向けたアピールピント、展示会テーマ、新企画など各社の状況をまとめています。
  
   株式会社クイーポ
カラーバリエーションは、秋冬だからといって深い色ばかりにするのではなく、明るいカラーを打ち出すことで、不安定な日常のなかにも華やかさをプラスできるような商品を企画。

  株式会社プリンセストラヤ
2020 Autumn & Winter collectionのテーマは「考える ― 探求 ― 」。
(中略)
レジ袋の有料化が義務化されるなど、より身近なシーンでも取り組みが始まるなど、環境問題に対して「考える」意識の高まりから生まれるニーズに向けた提案。このほか、くわしくは誌面をご覧ください。

  <https://www.bagzn.com/>

また、上記リンクのウェブ版「Bagazine bit」では、「2020-21 A/W collection 5月個展 直前情報」として、各社の開催状況を掲載。グーグルマップと連動した「バッグ・鞄業界 2020年5月展示会場マップ」も人気です。
同誌編集長 北林芳武さんは、「今回のコロナショックでは、経済活動の停滞が続き、計り知れない商機が失われた。しかしながら、こんな状況たからこそ新たなニーズも生まれている。緊急事態に頼るべきは、既存のルールや前例踏襲ではない。
私たちは経験したことのないこの状況を乗り越えるため、まずは自らの存在意義をしっかりと認識し、柔軟な思考とフットワークの軽さで、それぞれの企業価値とこれからのニーズとの接点をつかむことに力を入れたい」と熱くメッセージ。
困難な状況ですが、なにが正解がわからないこんな時代だからこそ、斬新なアイディアや提案も受け入れられやすい希望があります。若い世代のクリエイター、企画スタッフのかたがたの活躍の場が生まれますように!


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ スタート
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日本国内に革靴産業が誕生してから、今年で150年目。そんなメモリアルイヤーを盛り上げるべく、日本の革と革のものづくりの魅力を発信する「TIME & EFFORT」公式サイトに靴産業150周年 特設ページがオープン。公開スタートとなりました。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどのトピックが毎月更新される予定です。


第一弾「靴歴史エピソード」公開
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4月末には、読みものコンテンツ、「靴歴史エピソード」- 人と靴と出来事と - が登場。産業創設期編からスタート。
幕末動乱から文明開化へ・・・時代の夜明けとともに日本の靴産業が誕生。ペリー来航から鹿鳴館と西洋ファッションとの関わり、海外輸出など、産業創設期のようすを時系列でまとめています。最先端のビジネスであり、進取の気性に富む若者が多く参入し、新たな産業の創設に挑戦! コロナ禍を乗り越えていく、いまの状況に重なる要素も。先人たちのチャレンジに勇気をもらえそうです。くわしくはこちらをご覧ください。


第二弾は「様々な分野にみられる シューズカルチャー」
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5月18日には第二弾として、「様々な分野にみられる シューズカルチャー」を公開。今回は「ブックガイド」①(靴企業社史・業界組合史)、「シューワード玉手箱」①(日本人と靴)の2本立てです。
貴重な資料や書籍から厳選した内容を特別編集。同サイトでしか見ることができない注目のコンテンツも充実しております。ぜひ、ご覧ください。


「世界のカバン博物館」所蔵品ガイドアプリ 提供開始

レザーファンにお馴染みの「世界のカバン博物館」(東京・駒形)で、「世界のカバンコレクション」の所蔵品を解説する公式アプリの提供が開始されました。さらにはグーグルストリートビューにも対応。音声ガイドと併用することで、「世界のカバン博物館」バーチャル見学を楽しめます。
梅雨入りする地域も増えてきますが、おうちで過ごすひととき、知的好奇心を刺激するバーチャル体験でお出かけ気分を味わってみてはいかがでしょうか?

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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