経済産業省と一般社団法人 日本皮革産業連合会（JLIA）は連携して、「足入れの良い革靴プロジェクト」を推進しています。

その一環として、JLIAは産業技術総合研究所（AIST） デジタルヒューマン工学研究センター（DHRC）に委託し、このプロジェクトにおける「科学的な証拠に基づく靴型の設計指針づくり」を2011・2012年度の2か年にわたり研究してきました。

この研究は、足形状の計測・モデル化技術、運動の計測・評価技術、心理評価技術を活かして、日本人の足形状や歩行パターンに適合する革靴製造のための靴型形状設計するためのものです。

今回開催する中間報告シンポジウムは、AIST・DHRCが主催するもので、これまでの研究成果の報告とともに、試作開発した靴型の展示、その靴型に基づいて製造した革靴の試履などを体験していただけます。また、DHRCの見学会も行われます。

革靴メーカーだけでなく、素材・部品に関連する企業の方々、卸売・小売・百貨店・量販店の方々、教育機関の方々、スポーツシューズ関連企業の方々など、履物に関連する幅広い関係者のみなさまにご参加いただけますよう、お願い申しあげます。