欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2010年6月14日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

           

 

「とっておきのモノ語りを、浅草から世界に!」をキャッチフレーズとした
イベント「モノステージ 2010」が、6月2~6日、
東京・浅草 隅田公園リバーサイドギャラリーで開催されました。

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台東区が地場産業の活性化を図り、
ものづくりを支える事業者を育成する施設としてオープンした、
事業者支援施設「浅草ものづくり工房」が主催し
その入居ブランド、クリエーターをはじめ、意欲的なファクトリー、
新規プロジェクトなどが参加。
パワー溢れるエナジーに引き寄せられるように多くの方々がご来場。
会期中5日間で、なんと約2000名を記録。

 

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ハンドワーク実演中に質問するなど、
若手クラフツマンたちとコミュニケーションを楽しむお客さま。
みなさんがそれぞれ とてもうれしそうな表情を
なさっていたのが印象的でした。

 

 

参加ブランドを一部ピックアップし、ご紹介します。

 

 


TYO

皮革卸売のリーディングカンパニーと人気クリエーター・小泉忍さんとの
コラボレーションによる新プロジェクト。雑貨とインテリアをボーダーレスに表現。
サンプル帳の革チップを再利用した意欲作ほか、時代の気分をとらえたコレクション。

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Mishoe

日本でのヒストリカルシューズ(歴史上の靴)の第一人者・
木口充恵さんが工房をオープン。デザイン、製作、メンテナンスまでを
一貫して手がけ、ニーズが高まる演劇用、舞台用の靴を提供。

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靴づくり屋 chisaka 


“修理しながら長く付き合うことのできる ふだん着の革靴”は
ハンドソーンで丁寧に仕上げられて。材質を選び抜いたベビーシューズをはじめ、
有機農法の野菜のような、つくり手の顔が見える安心感が魅力。

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KALISKA

手ぬぐい地のアッパー×クレープソールという組合せがユニークな
ハイブリット感覚の和テーストシューズ。
幅広い年代に注目されていました。海外でも人気が出そう。

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entoan


展示点数を少なくした潔いディスプレ―で個性を表現。
1つ1つ手描きのメッセージが添えられたレコメンドカードからは、
デザイナーのやさしさが静かに伝わります。このほかユーモア溢れる作品も。

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ほかにも素敵なクリエーターたちがいっぱいでした!

次回開催は、秋に予定されています。
クチコミの輪が広がって、大きなイベントになりそうですね。

 

 

くわしくは
こちらをごらんください。

浅草ものづくり工房 ― モノコボニュース

http://monokobo.jp/news/2010/06/news-111.html

 

 

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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