欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2010年7月12日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

         

 

 


続きまして
「第82回東京レザーフェア(2011春夏コレクション)」の
レポートです。

 
ものづくりを発信する皮革産地が参加していて
パワーにあふれていましたよ。
気になったブースをピックアップし、ご紹介します。

 

 

 

 

 


 
東京都・東京製革業産地振興協議会

 

 


気鋭の若手デザイナーを起用し、

ピッグスキン(豚革)を用いたコレクション ピギーズスペシャル。

 

ピギーズスペシャル.JPG

 

 

坂部三樹郎さん、AKIRA NAKAさんによる作品を展示。
ぬくもりがあるレザーがモダナイズされたリアルクローズに。
また、エコレザーも充実していました。

 

 

 

 

 

 

日本ソフトレザー事業協同組合

 

 

「やさしい、品質。」をモットーに
最高水準の技術で人に優しいソフトレザーを製造。

 

小笠原染革.JPG

 

 

こちらがとても美しかった! ゴート、バッファロー、カーフ・・・
異なるマテリアルを同じトーンで染め、
それぞれの革味を最大限に引き出しています。

小笠原染革

http://ogasawara-leather.jp/


 

 

 

 

兵庫県 兵庫県皮革産業協同組合連合会

 

 

国産成牛革の70%を産出する、世界的にも

高品質な皮革の産地です。
たくさんの参加ブースのなかから下記の2社をご紹介。


http://www.hyohiren.or.jp/

 

 

 


寺越産業

 

 

世界初となる 革半裁プリントアートを発表。

 

寺越産業.JPG

 

 

アーティスト 村上貴則さんとのコラボレーションにより
最新技術の「レザーグラフィックス」という特殊技法で表現。
かなりの迫力ですね。

http://takart.web.fc2.com/

 

 

 

 


中嶋皮革工業所

 


イタリアなど、ヨーロッパへ輸出され、高く評価されるタンナー。

 

中嶋皮革工業.JPG

 


本来の皮のよさを追求。自然皮に近いシリーズのほか、さまざまな加工を施した
良質のコレクションが目をひきました。

http://www.hyota.com/nakashima/

 

 

 

日本のものづくりは、力強い!

特に兵庫県は 多くの企業が切磋琢磨していて
クリエーティブ!!
ますますレザーの魅力に引き込まれました。

 

次回は、産地からレポートします。

どうぞお楽しみに。
 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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