欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2010年11月 1日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

           

 

 

 

東京・両国 国際ファッションセンタービルで
合同展示会「Act21 13th」が
10月14日~15日の2日間 開催されました。

 

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東京・墨田区内の製造メーカー・8社が参加。

「自社ブランドの開発・育成」、
「新規販路の開拓」、
「企画開発力と提案力の向上」という
当初の目的を達成しました。

さらに深化したStage Ⅱとして、
「OEM(相手先ブランド生産)」、
「ODM(デザイン、製品開発まで行う相手先ブランド生産)」、
「PB(プライベートブランド)」の
3つのキーワードを具現化、
Sumida の Factory ならでは
といえる提案が。


カットソーが中心でしたが、
バッグ・アクセサリーのメーカーも増え、
新しい取り組みが発表されました。

 

 


著名なクリエーター・徳永俊一さんとのコラボレーションによる
「ロデュールドゥース」が清川商店からデビュー。

2011年春夏シーズンのトレンドである
ブライトカラーをフィーチャーしたカジュアルバッグコレクション。
裏地に配されたストライプ地がさわやか。


 

 

今回初参加となる革小物のミヤ・レザークラフトは、
注目ブランド「ウフダフリーク」のウォレットをリリース。

 

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男っぽくハードなテースト、ユニークな世界観を
定評のある技術力で表現。
また、実用新案登録済のカードケースも注目されていました。

 
販売されるのが楽しみですね。
 

 

 

百貨店や通販会社など有力企業を中心に毎回300名近くの来場が。

 

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取引につながる商談も活発に行われていました。

 

 

繊研新聞(10月19日 13面「新販路にブランド発信 東京・墨田の物作り」)にも
掲載され、ファッション業界で話題になっています。

 


同じく、国際ファッションセンター株式会社は
ファッション&ライフスタイル提案商品を集積した展示会
「第1回繊研日本時尚展」(繊研新聞社企画運営、上海世貿商城 主催)にて
中国市場の販路開拓に関心をもつ
靴、バッグ、ベルトのデザイナーとデザイナーズブランド10社が結集した
「日本時尚皮革設計師集団
(ジャパン・ファッション・レザー・デザイナーズ/JLD)」を支援。
大きな手応えを得られたそうです。


東京スカイツリー建設による観光スポットとしての地産地消と、
成長著しい中国マーケットを視野に入れた
積極的な活動により、
“ものづくりニッポンの復活”が期待されますね!
 

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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