欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2011年1月19日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

前回に続きまして「JFW ジャパン・クリエーション(JFW-JC)」
レポート。
加工しやすさ、表現の豊かさがクリエーターに注目される
ピッグスキンをフィーチャーした
東京製革業産地振興協議会によるブースをご紹介します。

 

山口産業さん.JPG墨田革漉さん.JPG 

 

 


エコレザーのトップランナー 山口産業や
墨田革漉(インキュベーション施設
台東デザイナーズビレッジ入居ブランド カーマインが
手がけた作品も)はじめ、
社団法人 日本皮革産業連合会 会員企業のほか、
文化服装学院のブースもありました。

 

 

エヴァプリント.JPG


クリエーターとのコラボレーションが毎回話題の
「ピギーズスペシャル」では、
ファッションショーと展示で発表されました。
作品はもちろん、コンセプト、
文章表現もパワフルで、強いエナジーを感じます。

 

 

AGURI SAGIMORI

鷺森アグリさん


テーマ:「ヌードスケッチ」

デザインの最初のアイデアを一番強く出す。
デザインが生まれるときの高揚感、
新鮮さを生かしたデザイン。
白なめしの真っ白なキャンバスに描く
様々な加工。

 

 

 

No,No,Yes!

橋本太一郎さん、河村真さん


The Tokyo Rider 人類捕革計画

 

レザー好きな人も抵抗がある人にも、
もっと気軽にレザーを着られるスタイルの提案。
そう、カットソーのよーに手軽に
身軽に着られたらいいのにな~~~っと。
ムツカシイむゆ痒い作品なんか糞くらえっ!もっと直感的に
肌に近いとこで身につけられる
レザーウェアを着たいんだ!
っていうロックンロールでいう初期衝動に突き動かされて
疾走感でRideon!

疾走といえばライダー、そうライダースジャケットのディテールも
ちりばめてってトウキョウを突っ走るイメージ。

今日も混沌とした都市・東京では悩み、不安、モヤモヤが渦巻き、
そんな中でも僕らは喜びや希望を見いだしてひた走る。


そんな様は「エヴァンゲリオン」のストーリーに
なぞらえるってんでエヴァコンテンツ
をプリンティングフィーチャー。
「!」を感じ、直感的にスッコーーーーン!といくためには
野性の勘が必要。
身につけるもんで補わなければてんて革を着る。
捕革。
頭ばっかで考えるんじゃあなくて心と体で感じて突っ走る
人類_人類補革_人類捕革計画始動____

 


クリエーターの想いが伝わってきたので
全文ご紹介しました。

 

参加ブランドの数だけ、表現の方法がある。
いろいろなアプローチと
その豊富なバリエーションに感激!
ジャパンレザーの可能性が、ますます広がりそうです!!

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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