欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2011年10月 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 

2011年10月12日~14日の3日間
東京・有明 東京ビッグサイトにて開催された
繊維総合見本市「JFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)2012」
レポート 2回目は
引き続き、皮革産業から参加したブースをご紹介。

 

レザーファンのみならず、一般ユーザーにも
知名度が高い兵庫の産地から兵庫県皮革産業協同組合連合会が出展。

 

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県下会員企業の力作がそろいました。

 

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昨年度開催されたコンテスト「ニューレザーコンテスト2010」

優秀作品もあわせて展示。
企業数132社、応募皮革169枚から選出。
ひょうごニューレザー、高度加工成牛革ハード、
高度加工成牛革ソフト、高度加工中小牛馬床他・・・と
専門性の高い部門が設定され、
全応募革に対して染色摩擦堅ろう度検査と
ホルムアルデヒド溶出検査を実施。
安心安全な製品の供給体制をテーマとして掲げられています。

 

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皮革素材だけでなく、製品も含め、新しいアプロ―チを提示。

 

アパレル業界はもちろん、家具、
自動車内装・シート産業と幅広いジャンルの関係者に
アピールされました。

 

11月19日(土)~20日(日)には兵庫県たつの市で
毎年恒例のビッグイベント「ひょうご皮革総合フェア2012 &
第20回記念たつの市皮革まつり」が行われます。
近隣にお住まいのかたは 
ぜひお出かけしてみてはいかがでしょうか ?

 

 

 

 


常に先端であることを目指し、
高度な技術力と機械化で国際的な水準を追求する
和歌山県製革事業協同組合。


東京都、兵庫県ともに国内三大産地としても知られています。

クローム、ヌメ、トコ、
その他部分的工程の事業者を合わせ11の事業所が
それぞれの技術、専門知識を生かし、高品質の皮革を生産。

 

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銀付ガラス仕上、パール加工ほか、発泡加工など多様な加工を開発。

 

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個性的な柄を配したレザーは、サンダルとして製品化され、
Web通販でロングヒット商品に。

つくり手たちの心意気がファッションが好きなユーザーたちを

魅了しています。

 

 

 


レポートは次回に続きます。

 

 

こちらも併せてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/10/-jfwjc2.html

 

 

 

 

■ 参考URL ■

 

 


兵庫県皮革産業協同組合連合会

http://www.hyohiren.or.jp/tope/topright.html

 

ひょうご皮革総合フェア2012 & 第20回記念たつの市皮革まつり

http://www.hyohiren.or.jp/hlf2011/programs

 

和歌山県製革事業協同組合

http://www.w-hikaku.or.jp/


 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

繊維総合見本市「JFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)2012」が
2011年10月12日~14日の3日間
東京・有明 東京ビッグサイトにて開催。

最新の素材情報が発信され
国内外のバイヤー、ファッション業界関係者、
プレス関係者が多数来場しました。

 

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今回も皮革産業からも国内の産地が出展。
レポートの1回目は
東京皮革製品展示会実行委員会のブースから。

 

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今年60周年を迎えた猪瀬。
オリジナルブランド フラソリティの
定番アイテムを中心に構成。
3.11後の防災への関心、自転車通勤の広がりで

ニーズが高まるショルダー、リュックタイプが好評だそう。
この春、行われたイベント
「ジャパニーズレザー クラフトマンワールド」でヒットした
レザーステーショナリーなどが展示されました。
なお、11月9日から同イベントが銀座松屋で開催されます。
こちらもお楽しみに。

 

 

 

アート性の高いものづくりを得意とする
丸ヨ片野製鞄所は
世界的な画家「葛飾北斎」の作品をモチーフとした
新シリーズを始動。
革ふうせん、革おりがみが発表されました。

 

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来年グランドオープンとなる東京スカイツリーの

おみやげとしてのほか、ミュージアムショップへの販路開拓を

目指しているそうです。

 


北斎は東京・墨田区で生涯を過ごしたといわれ
区民の誇りでもあるそう。
そんな地域の観光と産業の活性化を目的とし、
開館に向け現在準備中の
区立すみだ北斎美術館所蔵作品を活用した
コラボレーションが進行。
さまざまなジャンルで展開されています。

 

 

 

海外からのバイヤーに注目される企業も。
 

 

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皮革財布・小物を手がける野村製作所では
香港で行われた展示会においてデザイン賞を受賞。
積極的に国内外の展示会に参加。
ヨーロッパ、アメリカの関係者からアプローチが
多数あるそうです。

オリジナルブランド のむら では
プレーンで上質なスモールアイテムをはじめ
エレファント革を用い、
くじらの親子をかたどったユニークな新作を発表。

その技術と感性が高く評価されました。
           
 
 

 

 

ほかにも三の和金宮、博庵、稲葉ほか
有力企業が参加。商談も活発に行われていましたよ。

レポートは次回に続きます。

 

 

こちらも併せてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/10/-jfwjc1.html

 

 

 

■ 参考URL ■

 

猪瀬

http://www.flathority.com/

 

丸ヨ片野製鞄所

http://www.maruyo.in/

 

野村製作所

http://www7b.biglobe.ne.jp/~nomunomu-purse/

 

銀座松屋

http://matsuya.com/m_ginza/

 

墨田区ウェブサイト

http://www.city.sumida.lg.jp/hokusaibijutukan_infomation/index.html
 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 


先週末、10月7日(金)・8日(土)の二日間、
「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2011」審査会が
東京・赤坂 アークヒルズ カラヤン広場にある
人気カフェ  ARK HiLLS CAFE(アークヒルズカフェ)で行われました。

 

 

審査会場エントランス.JPG

 

ファッション産業である皮革産業に「その時々の消費者ニーズに
即応できる、新たな“発想・着想”を持つ
人材を育成したい」と、熱い想いが込められた同コンテスト。


“つかいやすさが、美しさ。~身に着けるニッポンの革2011~”をテーマに、
社団法人 日本皮革産業連合会が開催。

本年度は初の試みとして消費者参加型にリニューアル。
バイヤー・プレス関係者・デザイン関連の有識者にオファーした
15名のプロ審査員のほか、公募された
100名の一般審査員のかたがたにより、厳正に審査されました。

 


プロ審査員 15名は、下記のみなさまです。

 株式会社 阪急阪神百貨店  執行役員  横山  勉さん、
 株式会社 阪急阪神百貨店  西宮阪急 店長  佐藤 行近さん
 株式会社 阪急阪神百貨店  第二店舗紳士服商品部 部長 
              紳士洋品・雑貨担当  池田 成信さん
 メイド・イン・ジャパン・プロジェクト 株式会社 

                                  代表取締役社長  赤瀬 浩成さん
 株式会社 中川政七商店  粋更 kisara ブランドマネジャー  石田 香代さん
 スタジオ木瓜  クラフトバイヤー  日野 明子さん
 ラジオパーソナリティ  齊藤 美絵さん
 サルビア アートディレクター・デザイナー  セキ ユリヲさん
 株式会社 レコオーランド   『Fashionsnap.com』編集長  小湊 千恵美さん
 クレアーヴェ  取締役社長  千田  聡さん
 有限会社 エバーグリーンワークス  藤本 孝夫さん
 株式会社 枻出版社  『ディスカバージャパン』編集長  高橋 俊宏さん
 株式会社 枻出版社  『リアルデザイン』編集長  清水 茂樹さん
 株式会社 枻出版社  『日本の革』編集長  濱島 雄一郎さん
 株式会社 枻出版社  『ライトニング』編集長  小川 高寛さん  

 

 

プロ審査員1.JPG

 

日本在住のプロ/アマチュアのつくり手から広く作品が募集され、
プロフェッショナル部門(紳士靴・婦人靴・
メンズバッグ・レディスバッグ・雑貨・エコレザー)、
アマチュア部門(メンズ・レディス)、
計8部門191点からグランプリほか優秀作品が選出されます。

 

 

一般審査員 審査風景.JPG

 

一般審査員は皮革製品をこよなく愛するユーザーがいっぱい !
この審査のために沖縄から駆けつけてくださったかたや
「この作品のコンセプトが知りたい」と、
スタッフに熱心に質問なさるかたも多く、その真剣さに圧倒されました。

 

アマ審査風景.JPG

 

商品としての皮革製品をプロフェッショナルの厳しい着眼点で、
ユーザーとしてのリアルな視点で、
それぞれ2時間以上をかけて、じっくりと採点。
期間中、会場となったカフェでは、フリードリンクとなっており、
くつろぎながらもジャパンレザーの歴史が変わる !?
その瞬間をしっかりと見届けて。

 


ご参加くださった一般審査員には、
“日本の魅力、再発見”をテーマに、宿・食・工芸・旅など
世界に誇る日本の文化を紹介する人気雑誌
『Discover Japan(ディスカバー・ジャパン)』とのコラボレーションによる
特製レザーアイテム(ストラップつきIDカードホルダーと
ブックカバー)がプレゼント。
みなさん、とてもよろこんでいらっしゃいました。

 

 

7日(金)17時~21時は一般公開を実施。作品を応募したクリエーター・
企業関係者・学生をはじめ、多くのジャパンレザーファンのかたがたがご来場。

 

オフィシャルサイトでは、先行してソーシャルメディア
(ツイッター・フェイスブック)を活用。
オフィシャルサイト上の「Web投票会場」ページにある応募作品全点から、
気に入った作品に「ツイートする」ボタン、「いいね !」ボタンを押して投票。
9月15日~10月6日の実施期間中には、
多数のアクセスがあり、1,000以上もの得票があった作品も。
なお、Web投票にて最高得点を獲得した作品にはWeb投票特別賞が授与されます。

 

 

 

今回の審査会のレポートは社団法人 日本皮革産業連合会ホームページ 
映像コンテンツ『JILA TV』でも近日アップ。
応募作品はもちろん、ご来場なさっていた一般審査員の感想、
コメントも紹介されます。あわせてごらんください。

 


審査結果は11月03日“いいレザーの日”に発表。
どうぞお楽しみに!

 

 

 

 

こちらもあわせてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/10/-japan-leather-award2011.html 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

話題のコンテスト  Japan Leather Award 2011 
Web投票は  ついにあと1日。
もう参加なさっていますでしょうか?
いつでも新しいジャパンレザーの“革新”は 
ユーザーのみなさまの1票から!

明日6日・木曜まで実施中です。
まだ間に合いますよ!

http://award.jlia.or.jp/2011/vote/index.php

 


そして、7日・金曜と8日・土曜は 
ついに審査会。

すべての応募作品が一同に展示。15名のプロ審査員と
100名の一般審査員の公正なジャッジにより優秀作品が選出されます。

 

アークヒルズカフェ夜.JPG

 

会場は東京・赤坂のアークヒルズ内 ARK HiLLS CAFE。

 

会場イメージ.JPG

 

このようなイメージのスペシャルな会場となる予定です。


7日・金曜 17時~21時は一般公開。
どなたでもエントリー作品をごらんいただけます。

 

 

カラヤン広場.JPG

 

 

アークヒルズ カラヤン広場は 夜景が美しい。

 


同カフェのほかにもテナントが充実。
審査会のあともゆっくり過ごすことができますよ。


ぜひご来場ください。

 

 

 

 


■ Japan Leather Award 2011 審査会 一般公開

 

7日・金曜 17時~21時  入場可能
東京都港区六本木1-3-40  アークヒルズ カラヤン広場
ARK HiLLS CAFE

tel. 03-6229-2666


http://www.arkhillscafe.com/

 

 

■ アクセス


地下鉄銀座線・南北線 溜池山王駅から徒歩4分
13番出口を直進(写真・右手方向)し、

 

溜池山王駅ヨリ.JPG


歩道橋のある横断歩道を渡らずに左折、
坂を上がり、ほどなく到着。

 

 

 


地下鉄南北線 六本木1丁目駅からは徒歩2分
3番出口を直進(写真・右手方向へ)すると、

 

六本木1丁目駅ヨリ.JPG


すぐ歩道橋があり、横断歩道を渡り、右折。
坂を上がり、ほどなく到着。

 

 

 


こちらも併せてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/10/-japan-leather-award-2011-web6.html


アクセスについても写真でくわしく紹介しています。
携帯電話からも閲覧可能ですよ。

 


 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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