欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2011年10月19日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 

繊維総合見本市「JFWジャパン・クリエーション(JFW-JC)2012」が
2011年10月12日~14日の3日間
東京・有明 東京ビッグサイトにて開催。

最新の素材情報が発信され
国内外のバイヤー、ファッション業界関係者、
プレス関係者が多数来場しました。

 

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今回も皮革産業からも国内の産地が出展。
レポートの1回目は
東京皮革製品展示会実行委員会のブースから。

 

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今年60周年を迎えた猪瀬。
オリジナルブランド フラソリティの
定番アイテムを中心に構成。
3.11後の防災への関心、自転車通勤の広がりで

ニーズが高まるショルダー、リュックタイプが好評だそう。
この春、行われたイベント
「ジャパニーズレザー クラフトマンワールド」でヒットした
レザーステーショナリーなどが展示されました。
なお、11月9日から同イベントが銀座松屋で開催されます。
こちらもお楽しみに。

 

 

 

アート性の高いものづくりを得意とする
丸ヨ片野製鞄所は
世界的な画家「葛飾北斎」の作品をモチーフとした
新シリーズを始動。
革ふうせん、革おりがみが発表されました。

 

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来年グランドオープンとなる東京スカイツリーの

おみやげとしてのほか、ミュージアムショップへの販路開拓を

目指しているそうです。

 


北斎は東京・墨田区で生涯を過ごしたといわれ
区民の誇りでもあるそう。
そんな地域の観光と産業の活性化を目的とし、
開館に向け現在準備中の
区立すみだ北斎美術館所蔵作品を活用した
コラボレーションが進行。
さまざまなジャンルで展開されています。

 

 

 

海外からのバイヤーに注目される企業も。
 

 

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皮革財布・小物を手がける野村製作所では
香港で行われた展示会においてデザイン賞を受賞。
積極的に国内外の展示会に参加。
ヨーロッパ、アメリカの関係者からアプローチが
多数あるそうです。

オリジナルブランド のむら では
プレーンで上質なスモールアイテムをはじめ
エレファント革を用い、
くじらの親子をかたどったユニークな新作を発表。

その技術と感性が高く評価されました。
           
 
 

 

 

ほかにも三の和金宮、博庵、稲葉ほか
有力企業が参加。商談も活発に行われていましたよ。

レポートは次回に続きます。

 

 

こちらも併せてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2011/10/-jfwjc1.html

 

 

 

■ 参考URL ■

 

猪瀬

http://www.flathority.com/

 

丸ヨ片野製鞄所

http://www.maruyo.in/

 

野村製作所

http://www7b.biglobe.ne.jp/~nomunomu-purse/

 

銀座松屋

http://matsuya.com/m_ginza/

 

墨田区ウェブサイト

http://www.city.sumida.lg.jp/hokusaibijutukan_infomation/index.html
 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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