欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年5月30日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 


小田急百貨店 新宿店 本館11階催事場
「夏の紳士服大市」内 特設ブースで
展示販売イベント
「男の雑貨  Made in Tokyoスタイル」が開催されました。
会期は5月23日(水)~28日(月)の6日間。
父の日のギフトニーズをとらえた時期ということもあり
幅広い世代のユーザーが来店しました。

 

 

会場ヨリ.JPG

 

 

 

小田急百貨店が台東区役所 
産業振興課に協力を仰ぎ、プロジェクトが始動。
数々の工房へ足を運び、直接交渉。
担当バイヤーが惚れ込んだ 
つくり手たちと皮革製品がそろいました。

 


創業以来60年間自社一貫生産を貫く  革製品メーカー
猪瀬を中心に
東京下町エリアから発信される
老舗工房5社の革小物・カバン・靴を中心に販売。
 

 

 

フラソリティ 小物.JPG

 

 

週末には、革小物に名入れなどの実演を行い、
つくり手と使い手のコミュニケーションの場を提供。

 


薄型PCやタブレットケースとして

開発されたアイテム(典型プロジェクト / 墨田革漉)や
人気が高まるステーショナリー関連、
オフタイム用カジュアルバッグ(ウルフ & ドッグ)など、

 

ウルフ.JPG

 

 

多様化するニーズにクイックな対応ができるのも、

地場産業ならでは。
大消費地・東京のもうひとつの顔として浸透しつつあります。

 


「知られざるジャパンレザーの魅力を集積することで
 日本が誇る技術に触れてほしい」という
百貨店バイヤーの熱意が届き、
日本経済新聞をはじめ、多数のメディアに取り上げられ、
さらにソーシャルメディアから
発信・拡散したクチコミによって、大盛況。

 

昨年の大震災後、日本の文化・伝統・技術が見直され、
「日本の革、上質な日本の皮革製品を買いたい、
 よいものを長く使いたい」という
顧客の志向と、百貨店からの新たな提案がマッチ。
共感の輪がじわじわと広がっています。

 

 

 

■ 参考URL ■

 


小田急百貨店

http://www.odakyu-dept.co.jp/shinjuku/event/index.html

 

フラソリティ

http://www.flathority.com/


墨田革漉

http://www.sumidakawasuki.com/


典型プロジェクト

http://www.tenkeiproject.jp/


アンデルセン

http://www.andersenbag.com/


ウルフ&ドッグ

http://www.wolf-and-dog.com/


ガウディ

http://gaudie.jp/

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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