欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年8月 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 

 

 

前回お知らせしましたが、
銀座 革のショールーム「TIME&EFFORT」が
8月28日、グランドオープンしました。

 

 


1階 エントランスを入ると、

このスペースを象徴するように“日本の革”をディスプレイ。
通路の両側にはモニターを設置、
スペシャルヴィジュアルが投影されています。

 

TEアプローチ.JPG

TE1階.JPG
 

店内には社団法人 日本皮革産業連合会会員団体
(2800社を超える企業が参加)から厳選された商品(展示販売)150点と、
クリエーティブディレクター・熊谷隆志さんとの
コラボレートによりデザイン開発したオリジナル製品(展示のみ)
25点がそろいます。


ショールーム名「TIME&EFFORT」は「手間ひまかける、

丹精につくりあげる」という意味をもち、

日本の職人の[ものづくりへの姿勢・精神]を表現。つくり手とともに、

使い手にも手間ひまかけて

育てるよろこびを感じていただきたいという想いがこめられて。

TE椅子.JPG

TEスツール.JPG


[おもてなしの心]というテーマも随所に反映。
エントランス脇には日本の革を用い
イギリスの伝統的な様式でつくられたチェスターフィールドソファが。
ゆったりとした1.5人掛けサイズです。
このほかにも、熊をモチーフにしたユニークなデザインをはじめ
数多くスツールが置かれ、
ホスピタリティあふれる空間となっています。

TEレセプション.JPG


皮革親善大使・俳優 石田純一さんらがオープニングセレモニーで
テープカットを行い、レセプションパーティには
ジャーナリスト、エディターなどプレス関係者がご来場。
とても盛況でした。

 

今後はユーザー参加型のワークショップや皮革に関する知識を深め、
ジャパンレザーに対する親近感、
愛着を深めるプログラムが予定されています。
 

 

楽しみですね!

 

 

 

 

 

 


■ 参考URL ■

 

 

 「TIME&EFFORT」

 http://timeandeffort.jlia.or.jp/
 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

 

国内外の著名なブランドの店舗が立ち並ぶ
東京・銀座 並木通り沿いに
銀座 革のショールーム「TIME&EFFORT」が
来週、8月28日、誕生します。
オープン準備が着々と進む、店内におじゃましてきました。

外観TF.JPG

ファッションスタイリスト、フォトグラファーほか
幅広いジャンルで活躍する
クリエーティブ・ディレクター 熊谷隆志さんが監修。

国内皮革関連企業・団体による
商品から厳選し、日本伝統の繊細な“匠”の技術と
徹底した“おもてなしの心”による 
ものづくりのコンセプトにそったアイテムを
展示販売されます。

 


日本製皮革・皮革製品の魅力・品質・価値を
シンボリックに訴求するため、

展示用製品のほか、インテリアにも 卓越したセンスが。

 

TF階段.JPG

TFスピーカー.JPG

2階へと続く、階段の手すり、レスティングプレースに
設置された椅子、スピーカー、
そして、額縁のようなデザインの窓…

さまざまなところに日本の革をフィーチャーした

しつらえに目を奪われます。

 

ショールーム全体を

ひとつの作品とするような デザインワークが素敵です。

2階全景.JPG

TF2階棚.JPG

 

撮影が許可された2階のフロアにジャパンレザーの
逸品たちが整然と並べられて。


日本のものづくりの素晴らしさが凝縮したこの空間
グランドオープンが待ち遠しいですね!


レポート第2弾をお楽しみに。

 

 

 

 

 

 

■ 参考URL ■

 

 

 「TIME&EFFORT」

 http://timeandeffort.jlia.or.jp/

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

前回に続きまして、
「第23回 国際 文具・紙製品」展
東日本ハンドバッグ工業組合ブース レポートの2回目は
個性と色で暮らしを彩るジャパンレザーの
スモールアイテムをご紹介します。

 

 


野村製作所

 

社団法人 日本タンナーズ協会による「日本革市」ほか、
百貨店の販売イベントで大ヒット中のくじらシリーズはペン、メガネなどが

収納可能なマルチケース。新作のブタも好評です。

のむらさん.JPG

創業約100年という老舗メーカーならではの
熟練の技術を生かしながらも、老若男女に愛される
ユニークなデザインは親しみやすいですね。

 

 

 

三和袋物

 

旬の材料を選択し、熟練の職人が商品を生み出し、提供したい…
革業界の料理人を標榜する三和袋物。
手づくり感、できたて感を訴求すべく、ミシンをディスプレイ。

三和袋物さんミシン.JPG 

スマートフォンケースには使いやすさをはじめ、
ユーザーのライフスタイルを意識し、ストラップホルダーを
配するなど、“デコ”ニーズにも対応しています。

 

 

 


山藤(やまとう)

 


人気セレクトショップ ユナイテッドアローズ原宿本店での
販売などで注目される山藤では、
トレンドのパステルカラーを打ち出しました。

山藤さん 1206 2.JPG


マチなしのマルチホルダーは、あえて用途を限定せず、
パスポート、通帳、領収書の収納のほか、袱紗替わりにも。
旅行、冠婚葬祭とさまざまなシーンに活用できる、と好評でした。

ISOT バイヤー.JPG

 

バッグ、財布、名刺入れといった定番アイテムだけでなく、
ステーショナリーとファッション雑貨との
“すき間”ジャンルに、ぴったりハマるアイテムを
さまざまなアイディアと、
鮮やかなカラーバリエーションで魅せた提案が新鮮。

ISOT 2.JPG


あらたなチャレンジはバイヤー、ジャーナリストのかたがたに
受け入れられ、活発な商談が行われていましたよ。

 

 

さて、“匠”の技術と“おもてなしの心”による「ものづくり」を伝える
銀座 革のショールーム「TIME & EFFORT」が、
いよいよ8月28日(火)、東京・銀座にオープンとなります。
次回(22日・水曜)の更新分では、
オープン直前のこのショールームに潜入してレポートします。
どうぞ、お楽しみに。 

なお、次週 15日・水曜は お休みさせていただきます。
ご了承ください。

 

 

 

 

 

 

 

 


■ 参考URL ■

 


ISOT

http://www.isot.jp/


東日本ハンドバッグ工業組合

http://www.fukuromono.net/higashinihon/

 

野村製作所

http://www.nomura-purse.co.jp/

三和袋物

http://sanwa-wallet.com/index.html

山藤

http://www.tokyo-yamatou.co.jp/

 

 「TIME & EFFORT」

http://timeandeffort.jlia.or.jp/

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

さまざまな文具・紙製品、オフィス用品が
一堂に集まるアジア最大の展示会
ISOT「第23回 国際 文具・紙製品」展が
7月4日・水曜~6日・金曜、
東京・有明 東京ビッグサイトで行われました。


小売店・卸商のほか、
量販店、ホームセンター、スーパーマーケット、
コンビニエンスストア、百貨店など、
異業種・新業態の小売店や、
法人ユーザー、海外バイヤーが増加。
3日間トータルで73,992人が来場するなど盛況でした。


広い会場では「GIFTEXワールド2012」とともに
計8つの合同展示会を同時開催。
そのひとつ、「第23回 国際 文具・紙製品」展に
東日本ハンドバッグ工業組合がブースを出展しました。

 

 

20120704.JPG

 

 

レポートの1回目では、財布にフォーカス。
出展社からピックアップして、その一部をご紹介します。

 

 

ミヤレザークラフト

 

ミヤさん新作.JPG

 

 


「ひたむきに創りつづける職人魂」をテーマに
半世紀以上の歴史を重ねる老舗メーカー。
新作は恐竜(ティラノザウルス)の皮膚をイメージ。
工夫を凝らした加工を施し、
独特のテクスチャー、光沢感を表現しています。

 

 

ラモーダヨシダ

 

ラモーダさん.JPG

 

 


オリジナルブランド MICを始動し、財布を中心とした
革小物の直営ショップを展開。
東トーキョーの注目エリア 徒蔵(かちくら / 御徒町~蔵前)では、
本社に併設したショップが話題となりました。
リピーターのニーズを汲み取り、
デザインバリエーションを拡充。飽きさせない工夫がいっぱい。

 

 

スィンリー

 

THING.JPG

 

 

 

独自に開発したアイディア商品が注目されるスィンリー。
複数枚のカードを収納するポケットを
縦列に配するという、あたらしい機能が秀逸。
カードをたくさん入れても財布本体が
分厚くならないため、スーツをスマートに着こなしたい
ビジネスパーソンに好評です。

 

 


百貨店の平場だけでなく、さまざまなチャネルが広がり、
郊外型ショッピングセンターに出店する
財布を集積した新業態ショップが売上げを伸ばすなど、
ユーザーの買い方が変わる今、
記号的な“ブランド”ではない、実力派の商品が増えていました。
ジャパンレザーのパワーを感じます。
うれしい傾向ですね !

 

 

次回に続きます。

 

 


■ 参考URL ■


ISOT

http://www.isot.jp/


東日本ハンドバッグ工業組合

http://www.fukuromono.net/higashinihon/


ミヤレザークラフト

http://www.miya-lc.com/


ラモーダヨシダ

http://www.mic1978.com/


スィンリー

http://www.godbless.co.jp/


 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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