欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年8月 1日 の記事

カテゴリー: 国内革事情

 

 

さまざまな文具・紙製品、オフィス用品が
一堂に集まるアジア最大の展示会
ISOT「第23回 国際 文具・紙製品」展が
7月4日・水曜~6日・金曜、
東京・有明 東京ビッグサイトで行われました。


小売店・卸商のほか、
量販店、ホームセンター、スーパーマーケット、
コンビニエンスストア、百貨店など、
異業種・新業態の小売店や、
法人ユーザー、海外バイヤーが増加。
3日間トータルで73,992人が来場するなど盛況でした。


広い会場では「GIFTEXワールド2012」とともに
計8つの合同展示会を同時開催。
そのひとつ、「第23回 国際 文具・紙製品」展に
東日本ハンドバッグ工業組合がブースを出展しました。

 

 

20120704.JPG

 

 

レポートの1回目では、財布にフォーカス。
出展社からピックアップして、その一部をご紹介します。

 

 

ミヤレザークラフト

 

ミヤさん新作.JPG

 

 


「ひたむきに創りつづける職人魂」をテーマに
半世紀以上の歴史を重ねる老舗メーカー。
新作は恐竜(ティラノザウルス)の皮膚をイメージ。
工夫を凝らした加工を施し、
独特のテクスチャー、光沢感を表現しています。

 

 

ラモーダヨシダ

 

ラモーダさん.JPG

 

 


オリジナルブランド MICを始動し、財布を中心とした
革小物の直営ショップを展開。
東トーキョーの注目エリア 徒蔵(かちくら / 御徒町~蔵前)では、
本社に併設したショップが話題となりました。
リピーターのニーズを汲み取り、
デザインバリエーションを拡充。飽きさせない工夫がいっぱい。

 

 

スィンリー

 

THING.JPG

 

 

 

独自に開発したアイディア商品が注目されるスィンリー。
複数枚のカードを収納するポケットを
縦列に配するという、あたらしい機能が秀逸。
カードをたくさん入れても財布本体が
分厚くならないため、スーツをスマートに着こなしたい
ビジネスパーソンに好評です。

 

 


百貨店の平場だけでなく、さまざまなチャネルが広がり、
郊外型ショッピングセンターに出店する
財布を集積した新業態ショップが売上げを伸ばすなど、
ユーザーの買い方が変わる今、
記号的な“ブランド”ではない、実力派の商品が増えていました。
ジャパンレザーのパワーを感じます。
うれしい傾向ですね !

 

 

次回に続きます。

 

 


■ 参考URL ■


ISOT

http://www.isot.jp/


東日本ハンドバッグ工業組合

http://www.fukuromono.net/higashinihon/


ミヤレザークラフト

http://www.miya-lc.com/


ラモーダヨシダ

http://www.mic1978.com/


スィンリー

http://www.godbless.co.jp/


 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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