欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2014年7月30日 の記事

カテゴリー: 国内革事情




「第5回 ファッション雑貨EXPO」が、
7月9日(水)~11日(金)の3日間、
東京・有明の東京ビッグサイトで行われました。

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バッグ・革小物、アクセサリー、ストール、帽子、シューズなど、
あらゆるファッション雑貨が、
国内外から集められる商談専門展として
おなじみとなっています。



前回に続き、
東日本ハンドバッグ工業組合のブースが出展。

皮革産業の国内有数の産地
イースト東京エリアを拠点とした老舗メーカーが多数参加。

意欲的な新作で個性を競いました。

その一部をご紹介します。


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トレンドの<ミリタリー>をテーマにした新ブランドをスタート。
幅広い世代の男性に訴求。(ラモーダヨシダ)


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歴史を感じされる什器とともに、
旬のカモフラージュ柄をフィーチャーした最新コレクションをラインナップ。
(山藤)


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刷毛目の塗りムラで<木目>調に仕上げた職人のハンドワークが好評。
(三和袋物)


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老舗メーカーとのコラボレートや、機能派アイテムが話題。
著名なセレクトショップとの取引もスタート。
(ZERO STYLE)


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商品はもちろん、伝統の職人技をパネルで解説。
高いクオリティをよりわかりやすく提示。
(山万)


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新たな機能を開発した財布、革小物をバリエーション豊富に展開。
(ミヤ・レザークラフト)


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小さなガマグチコインケースほか、カラフルなレディス・アイテムも充実。
(パーリィー)


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ウォレット・ポーチ、ビッグウォレット、クラッチバッグなど、
注目のカテゴリーでヒットの兆し。
(野村製作所)


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インパクトのあるディスプレイでエキゾチックレザーの希少性をアピール。
(サンバッグ坂本)


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エキゾチックレザーを使用しながらも、
ほどよいカジュアル感が漂うデザインで差別化。
(メイク)


団体での出展ブースは、恒例となり、
広い会場のなかでも、存在感あふれるスペースに。

今回は、大阪ハンドバッグ協同組合からの
交流出展もあり、さらにパワーアップ。

バイヤー、プレス関係者たちが立ち寄りやすく、
密なコミュニケーションがみられました。



ほかにも大阪ハンドバッグ協同組合 加盟社、
「西日本ハンドバッグ大展示会」参加企業も出展。


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京友禅の技法によるフラワーモチーフのシリーズを中心に展開。
銀座 革のショールーム  TIME & EFFORTでも人気沸騰。
(アバンクール)


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有力タンナー 栃木レザーの革を用いるなど、
革の味わいを最大限に生かしたシンプルなものづくりが好評。
(ミクール)



増税前後から引き続き、
マーケットで求められているクオリティが高いバッグ、雑貨、小物。

日本国内のものづくりと、確かな付加価値を携え、ニーズに対応。

新たなチャレンジに取り組むジャパンレザーの底力が感じられました。




■ 参考URL ■


 東日本ハンドバッグ工業組合
 <http://www.fukuromono.net/higashinihon/>


 大阪ハンドバッグ協同組合 
 <http://osaka-handbag.jp/home.html>


 西日本ハンドバッグ大展示会
 <http://osaka-handbag.jp/tenjikai14-1.html>


 国際雑貨EXPO
 <http://www.giftex.jp/>

 ※ 参加ブランドにつきましては、上記リンク先からご確認ください。




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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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