欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2014年9月 の記事

カテゴリー: 国内革事情




すっかりおなじみとなったコンペティション
「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)」の
審査員募集がスタートしました。








一般社団法人 日本皮革産業連合会
(JLIA)が開催し、7年目を迎える同アワード。

2014年の募集テーマは、
『革に込められたものがたり~その一針の背後にある物語を教えてください~』。



日本ならではのすぐれた感性や高い技術とともに、
そのものづくりに込められた「熱い想い」。

日本の革および技術を用いて作られた渾身の一作が集結!


会場は昨年に続き、
大阪 阪急うめだ本店  9階 阪急うめだホール。


IMG_2837.JPG


昨年度の会場風景。



うめだ本店 祝祭空間.jpg




こちらは同店 9階 祝祭広場です。



11月3日(月・祝)~4日(火)にご来場可能なかたから
審査員(50名)を募ります。
なお、交通費、食費、宿泊費などは支給されません。



所要時間は、個人差はありますが
約1~2時間くらい。


作品点数が多いのはもちろんですが
素晴らしい技術、デザイン、
個性、つくり手たちの熱意・・・
それぞれの作品の魅力と向き合っていただくには、
相応の時間が必要です。

スケジュールの調整が可能なかたはぜひ。



ジャパンレザーファンが、
ユーザーならでは目線で皮革製品を審査する
貴重なチャンスです。






一般審査員として参加された方にはもれなく「革製印鑑ケース&シューホーン」をプレゼント!






一般審査員として参加されたかたには
もれなく革製印鑑ケース&シューホーンをプレゼント。



上質な日本の革を贅沢に用いた逸品。
熟練の職人にオファーし
このためだけにつくられたレアなアイテム(非売品)です。


ご応募は、とてもかんたん。

必要事項を明記のうえ、Eメールでエントリー可能です。






トロフィー ヨリ.JPG





まだ世に出ていない、あたらしいジャパンレザー
誕生の瞬間に立ち会い、
そのなかから、
そのナンバーワンを決める・・・

みなさまの一票で、あらたなムーブメントや
トレンドが生まれるきっかけに。
ワクワクする体験にチャレンジしてみては 
いかがでしょうか?






発売中の人気雑誌「ディスカバージャパン」(エイ出版社)
10月号でも掲載されています。



Discover Japan 2014年10月号 Vol.36 [付録:冊子]



こちらも併せてごらんください。






■ 参考URL ■




Japan Leather Award 2014

<http://award.jlia.or.jp/2014/info/140918.html>



「ディスカバージャパン」

<http://discoverjapan-web.com/>




















カテゴリー: 国内革事情




革職人のライセンスともいえる革製品技能試験の
認定授与式が9月17日(水)、
東京・六本木 六本木ヒルズにて開催されました。

14nボード14nパネルヒキ


革製品技能試験は一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)・
全日本革靴工業協同組合連合会・

日本鞄ハンドバッグ協会・日本服装ベルト工業連合会が主催。


JLIAをはじめ、各会員団体が連携し
優秀な技術者を養成するためのさまざまなプロジェクトを実施。


皮革技術に対する評価を高め、
職人の技術と社会的・経済的地位の向上を図るとともに
ものづくりに興味がある人材を増やし、
皮革産業の未来を担う
後継者育成につなげることを目的に行っています。


「革靴製造技能試験」と
「鞄・ハンドバッグ・小物技術認定(皮革部門)試験」に
加え、「ベルト技術認定試験」がスタート。
それぞれの試験合格者への合格証、認定状が授与されました。


革靴、鞄・ハンドバッグ・小物、ベルトの
製造に携わるかたがたの技能を
一定の基準で試験。
熟練の技術を有する職人たちのあらたな称号であり、
次世代を担うつくり手たちにとっては、
自らの誇りとなり、
励みになるシンボルのような証ですね。


14n岩崎会長14n授与

「初めての合同開催、そして、
一般の皆様の前での開催も初、となります。
技術の向上はもちろん、
文化としての発展を目指して、日々切磋琢磨
している職人たちをどうぞ、一緒に
お祝いしていただければ
幸いです」と、JLIA 岩﨑幸次郎会長。


14n出席者14n合格者記念

日本の皮革産業をリードするつくり手たちの
受賞のときを見届けるべく、
業界紙・誌ほか、プレス関係者が多数出席。



総評として技術認定委員会委員長 野村俊一さんは

我々も技術を磨いて、日本の素晴らしい革でいいものをつくりたい。

そして、海外へ発信していきたいですね。

みなさま、ご理解、ご協力お願いします」と力強くコメント。



14n会場ヒキ14n展示

また、日本の革製品、皮革加工技術の魅力を紹介する
「レザーマルシェ」も同時開催。
1級合格者の作品とともに製品を展示。
匠による実演も好評でした。

14nマルシェ s14認定ちびっこ



新ベストレザーニスト 真鍋かをりさんが出演する
トークショーほかプログラムが充実し、
一般ユーザーへのアピールの場としても成功!

14nお客さま14nトークショー



イベント終了後、昨年に続き、懇親会が行われました。
試験合格者、関係者を中心に
ジャンル、カテゴリーを超えたコミュニケーションが生まれ、
業界を活性化するきっかけとなる貴重な機会です。

14n懇親会ヨリ14n懇親会ヒキ



試験合格者の作品は銀座 革のショールーム 
TIME & EFFORT(タイム・アンド・エフォート)に移され、
9月18日から館内で特設展示がスタート。


確かなものづくり、
ジャパンレザーのクオリティを
ぜひ、感じてください。






■ 参考URL ■


 鞄・ハンドバッグ・小物技術認定試験
 <http://license.jlia.or.jp/bag/news/130903.html>


 TIME & EFFORT
 <http://timeandeffort.jlia.or.jp/>




カテゴリー: 国内革事情




日本の皮革及び革製品の振興を目的にオープンし、
ジャパンレザーの殿堂として
すっかりおなじみとなった銀座 革のショールーム
TIME & EFFORT(タイム・アンド・エフォート)が先日、
2回目のバースデーを迎えました。


8月28日(木)には2周年の記念イベントを開催。


TAE 2周年 1階会場

同館の取扱いブランドをはじめ、皮革産業関係者、プレス関係者が多数来場。


鎌倉さん・濱島さんカメラマンさん取材

業界紙・誌、毎年恒例のスペシャル・ムック『日本の革』編集長も熱心に取材。人気ブロガーの姿も。


ブロガーさん接客 大野さん



繊細で機能美に満ちた製品をつくり上げる匠の技術には、
日本の<おもてなし>の心と
使うひとに満ち足りた気持ちを届けたいという<おもてなしの精神>が反映。

そんな皮革製品をあたらしい切り口でていねいに紹介。


ホテル2ホテル1

2014年秋冬のシーズンテーマは、<ホテル>。

旅や移動を意識したアイテムがそろいます。

正面のウィンドウディスプレイも凝ったしつらえに加え、
今季を代表するコーディネートに。

トレンドカラーのひとつである深みのあるピンク、ブルーに合わせやすい
鮮やかなピンク系、ディープパープル、ベージュ系がラインナップ。

このところ続いている<シンプル & ベーシック>に並行して
<色味・柄>も浮上。そんな傾向を踏まえ、
凝ったデザインワークのクラッチ、ハンドバッグを集積。

マニッシュなスタイリングに
女性らしさや、こなれ感をプラスしてくれます。


スタッフのみなさんと松井さんメンズスタッフ2

<ホテル>を意識し、トレンドの<ブルー>を取り入れたスタイリングで統一。

スタッフそれぞれのファッションでも<おもてなし>を表現しました。


人気イベント「レザーケアメンテナンス実演会」に協力する
老舗レザーケアメーカー・コロンブスから、
長年、高級靴の販売に携わるエキスパートが参加。

コロンブスさんコロンブスさん2

来場者に贈られたスペシャル・ノベルティ レザータグをその場でカラーリング。

数十種類から好みの色を選び、カスタマイズ。

サプライズな試みが大好評でした。



また当日、ベストレザーニスト2014の記者会見も同館で実施。

会長ご挨拶1408


俳優・塚本高史さん
(放映中のNHK大河ドラマ「軍師官兵衛」に後藤又兵衛役で出演)、
タレント・真鍋かをりさん
(ご自身のツイッター公式アカウントはフォロワー約60万人!)、
活躍中のおふたりが選出されました。

レザーニストポスターBLST記者会見

この秋、日本各地で行われる皮革関連イベントなどで
国産皮革をアピールする予定です。
(★ ベストレザーニスト2014の活動スケジュールは文末をご参照ください)



9月20日(土)からは、
「今、出会いたい靴~旅するシューズと雑貨たち」展がスタート !

靴からはじまるスタイルを提案する
 Webマガジン「ShoeCream」プロデュースの新企画です。

news_140908_1_1

旅ファッションの達人として知られる
ファッションスタイリスト・河井真奈さんがセレクトした
靴と雑貨たちが登場します。


「今、出会いたい靴~旅するシューズと雑貨たち」展
<http://timeandeffort.jlia.or.jp/news/2014/09/08113706.html>



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ジャパンレザーの魅力が続々と発信される
銀座 革のショールーム 
TIME & EFFORT(タイム・アンド・エフォート)に
ぜひ、ご注目ください !!






■ 参考URL ■


 銀座 革のショールーム  TIME & EFFORT
 <http://timeandeffort.jlia.or.jp/>



★ ベストレザーニスト2014の活動スケジュール


 ■ 革製品技術試験認定授与式


  東京・六本木  六本木ヒルズ
  9月17日(水) 真鍋さんご出演トークショー


 ■ この道一筋 尾張名古屋の職人展


  名古屋・栄  オアシス21
  9月27日(水) 塚本さんご出演トークショー
  (同展は9月26日~28日開催)


 ■ エーラウンド


  東京・浅草  台東区立産業研修センター
  10月25日(土) 真鍋さんご出演トークショー
  (同イベントは10月24日~26日開催)


 ■ ひょうご皮革総合フェア2014 & 第23回たつの市皮革まつり


  兵庫・たつの  たつの市総合文化センター
  11月22日(土) 塚本さん & 真鍋さんご出演トークショー
  (同イベントは11月22日~23日開催)




カテゴリー: 国内革事情




こどものためのワークショップ博覧会イベント「ワークショップコレクション10」が、
8月29日(金)~30日(土)の2日間、青山学院大学 青山キャンパスで行われました。

WSC POP広場2

「ワークショップコレクション」は、
こどもたちの創造力・表現力を刺激するクリエイティブ・ワークショップの
全国普及と発展を目的としたプロジェクト。


全国各地で行われているワークショップを集め、
一般へ広く紹介すべく
博覧会イベントを年に1回実施。


2013年3月の第9回イベントでは、2日間で約10万人もの来場者を記録。


<世界最大のこども創作イベント>として国内外で高く評価されています。



日本皮革産業連合会(JLIA)の
キッズレザープログラム(kids' leather programs)も、前回に続き、
コドモ・ワカモノまちingの移動式こども基地とコラボレートして参加。

KLP 受付2行列 1408

<命感じる革クラフト体験>では、常に長い行列ができていました。

ブース1 1408ブース2 1408

スタッフによるマンツーマンに近い指導のもと、
ブレスレット、ペン立て、ストラップ、リボンなどにチャレンジ。


こちらの女の子の作品はネックレス。

女の子 1408作品 1408 B

ハートのモチーフを重ねて、お花のように。カラーコーディネートもスイート。


独創的な作品をつくってくれた姉弟。

ご兄弟1408作品1408 A

リボンの部分を結んだり、2本のひもをねじって1本にするなど、アイディアいっぱい。


それぞれの個性を生かして、じょうずにつくってくれました !
(保護者のかたにご承諾いただき、写真撮影させていただきました。
 ご協力ありがとうございました)


<革の動物当てクイズ>コーナーも毎回人気です。

革クイズ1革クイズ2

こども達はもちろん、パパ・ママも興味津々。

革クイズ4革クイズ3

フリーな展示スタイルなので世代を問わず、さまざまな革に触れ、
革=生命の証であることをしっかりと確かめて。

豚革1豚革2

特に、豚革のやわらかい質感に驚いているかたが多くいらっしゃいました。


豚革は国内で100%自給できる希少な素材。

食肉の副産物を廃棄物にぜず、利活用しているので
<エコ>につながる側面もあります。

日本は皮の部分を食用としない地域が多いことから豚の原皮が豊富。

食文化ともリンクしていることも興味深いですよね。



無料で設置・配布している特製リーフレット『革ってなんだろう?』も好評。

KLP パンフパンフ おふたりで

多くのかたがたが目を通してくださいました。


「ワークショップコレクション」をはじめ、
大型イベントへの参加が恒例となっていることもありすっかりおなじみに。

「楽しかったので、また来ました」というリピーターのかたも増加中。

ジャパンレザーの魅力がしっかりと伝わっているようです。


「キッズレザープログラム」では、
皮革産業の企業・事業者の有志から提供された
製品にできない残革を産業廃棄物にすることなく、
ワークショップや革遊び体験などに利活用し、
こども達の未来へとアップサイクル !


移動基地1移動基地2

「移動式こども基地」は、
こども達が安全に遊べる遊び場を"出前"するコドモ・ワカモノまちingにより運営され、
首都圏だけでなく被災地の石巻や気仙沼などへ継続的に出張しています。


各地でのイベントのほか、ワークショップ掲示板も始動し
最新トピックが続々更新中です。下記のリンク先をご参照ください。




【 参考URL 】


 キッズレザープログラム <http://leatherkids.jlia.or.jp/>


 コドモ・ワカモノまちing <http://www.k-w-m.jp/>


  ワークショップコレクション <http://wsc.or.jp/>




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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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