欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2014年11月 5日 の記事

カテゴリー: 国内革事情



日本最大級のレザーのコンペティション
「Japan Leather Award 2014 審査会」が大阪・梅田
阪急うめだ本店「阪急うめだホール」にて
11月3日(月・祝)~4日(火)の2日間行われました。



一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が開催し、7年目を迎える同アワード。
ジャパンレザー、クリエーターの
登竜門的なコンペティションとしておなじみになりました。

今年度の募集テーマは、
『革に込められたものがたり
~その一針の背後にある物語を教えてください~』。

日本ならではのすぐれた感性や高い技術、「熱い想い」が込められた秀作が集結。

今年度は過去最高351点もの作品がエントリー。


日本の革および技術を用いて作られた
つくり手たちの渾身の一作がその個性を競います。


事前に応募した一般審査員はもちろん、
会期中、阪急うめだ本店にご来店したかたも審査に挑戦。


なかには海外からの観光客も飛び入り参加。
ジャパンレザーの最新と革新をひとつひとつ確かめました。




今年度は作品とともに資料を展示できるので、凝った作品、新しい用途もしっかり説明できます。




「Japan Leather Award 2014 博覧会」も同時開催。

Japan Leather Awardさんの写真


ジャパンレザーに実際に触れ<風合い・色合い>を体感できる
プログラグラムが充実。

皮革見本の展示、皮革・革製品の製造工程がわかる
研修用DVDの放映なども好評でした。

Japan Leather Awardさんの写真


恒例のスペシャルムック「日本の革」も展示され、自由に閲覧可能。




購入を希望するかたも多くいらっしゃいました。

審査会・博覧会終了後には、昨年に続き、交流会も実施。



作品を応募したかただけでなく、皮革業界関係者が出席し、コミュニケーション。

東京から駆けつけたクリエーターや学生も多く、大盛況。



希望者によるアピールタイムやカタログ、リリースなど印刷物を設置・配布。



皮革産業を盛り上げる次世代のつくり手たちがつながり、ものづくりへの意欲、情熱が

より強くなるひとときでした。



「Japan Leather Award 2014」グランプリ、および各部門賞、

特別賞の発表は、11月25日(火)。





当ブログでは11月26日(水)更新分でご紹介します。どうぞ、お楽しみに。






■ 参考URL ■



Japan Leather Award 2014

<http://award.jlia.or.jp/2014/info/140918.html>









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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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