2017年2月 の記事
February 22, 2017
「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」レポート (2)
カテゴリー: トレンド
先週に続き、「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」レポートをお届けします。
手袋産地として知られる香川県東かがわ市を拠点とし、レザーファッション手袋の分野において国内シェアの約20%を占める有力メーカー<クロダ>。
国際バッグ・雑貨見本市「MIPEL」にて、2015年にミペルイッシマ国際部門となるパノラマ部門の大賞を受賞するなど、海外でも高く評価され、展示会・見本市にも積極的に出展しています。
ネイルチップのような煌きを添えた新作が登場しました。手袋をつけるとせっかくのネイルが・・・そんな女性にぴったり。オフィスでは、ネイル、指輪といった手もとのおしゃれが楽しめないかたにもおすすめしたいデザインですね。
「レディスはデザインを重視して、さらにエレガントに、フェミニンに。メンズは品質を追求し、シンプルかつベーシックに。お客さまのニーズに応えて、レザー手袋の持ち味をさらに引き出しました」と株式会社クロダ 黒田俊英会長。
防寒具というカテゴリーを超え、スタイリングのポイントとなる存在感を備えた商品開発が好評です。
ワイルドな大人の男性から支持を集める<パーリィ>からは、女性向けのカプセルコレクションがデビュー。
このところ、人気のデコレーション、ガーランドが目を引きます。ガーランドは、つる植物や花を編んでつくったひも状の飾り。造花、旗をはじめ、思い思いのアイディアを生かして楽しむかたが多いよう。画像共有アプリ、インスタグラムなどでも注目されています。こちらではレザーでフラッグをあしらって。端革を有効活用できるのがいいですね。イベントや催事のディスプレイのヒントになりそうです。
ミニショルダーバッグや革小物など、女性目線の実用的なアイテムが続々。
こちらのスタンディングポーチは、ペン、メガネ、メイク用品・・・とさまざまなものを収納できる便利な仕様です。
また、他社とのコラボレーションにより、時計をリリースしヒット中。ワイルドかつラフなバンドはありそうでなかったニュアンスですね。
マーケットでは時計がヒット中。バッグ小売チェーン<東京デリカ>でも腕時計が売れているそうですよ。
コラボレーションではこちらも。
「Japan Leather Award 2010」グランプリ受賞ブランド<NAOTO SATOH>が、<REBONALLY>との取り組みをスタート。
軽量感あふれるネオプレンレザーを使用。鮮やかな発色も特長的です。スポーツミックスのスタイリングのキーアイテムとして注目が集まります。バッグ以外にも小物もラインナップ。新社会人へのギフトとしてもよろこばれそう。
<REBONALLY>では新作<リレザー>も出品。
「繊研新聞」(1月20日)で報じられるなど、話題になっています。生産過程で生じてしまう商品に用いることができない残革をつなぎ合わせアップサイクル。一点ごとにオンリーワンの組合せとなり希少価値があるのも魅力です。
<カエロウ>でも同じく、残革を利活用したものづくりが人気。百貨店などでのポップアップイベントを中心に幅広い世代のファンを獲得しています。
レザーのえんの部分もデザインとしてそのまま使用したり、グラフィカルなスタンプを配したり・・・と個性があふれて。
今季はシューズのトレンドとして、メタリックレザーが浮上していることもあり、その流れでメタリックのアイテムも増えています。
サステイナブル(持続可能)な価値、エシカル(倫理的)なデザインというとナチュラルなテイストでしたが、暮らしに彩りを添える、華やかな色柄、テイストも復調しているようです。
着こなしに馴染むコーディネートのバイプレーヤーから主役級のアイテムへ。
シンプル&ナチュラルなテイストから、ファッションの楽しさを体感できるデザインに。日本製革製品の潮目の変化を肌で感じました。あたらしい季節、あたらしいジャパンレザーに出会っていただけそうですね。どうぞ、お楽しみに。
■ 参考URL ■
第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー
<http://www.giftshow.co.jp/tigs/>
February 15, 2017
「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」レポート (1)
カテゴリー: トレンド
国内最大の見本市「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」が、東京・有明 東京ビッグサイトで2月1日(水)から計10日間行われました。「日本最大から世界最大へ!」をスローガンにレベルアップ。同時開催の見本市と合わせ「ギフトショーウイーク」と称して展開。
「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー LIFE×DESIGN」を皮切りに、「第1回東京インターナショナルプレミアムビューティー・ヘルスショー 」、「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」と「第55回東京インターナショナルプレミアム・インセンティブショー」、「第21回グルメ&ダイニングスタイルショー」と続きました。
今までにない新しいコンセプトで「暮らし・デザイン・新時代」をテーマに「LIFE×DESIGN」を初開催。暮らし方から住まいをデザインする、洋服を着替えるように住まいをコーディネートする不動産、建築、施工、インテリア、雑貨、家電、伝統工芸、素材にアート&クラフト・・・など住まいのエレメントが一堂に会する展示会に。
そのひとつ、「アクティブ&クラフトフェア」には東京都/東京製革業産地振興協議会が出展。東京スカイツリーのおひざもと、墨田エリアは、ピッグスキンの生産で知られています。豚革は可塑性が高く、加工技術に優れたつくり手がその実力を披露。<墨田革漉>、<墨田キール>、<三恵産業>、<ティグレ>などが最新作、自信作を出品しました。
バッグなどの製品事業で注目される<ティグレ>はヒット中のウォッシャブルレザーシリーズをさらに強化。アイテムのラインナップを拡充しています。
OEM、ODMのオファーが絶えない<墨田キール>。ノベルティとしてのニーズが高い革小物、フィギュアなどを紹介。
豚革でつくられた豚を中心にさまざまな動物が仲間入り。お子さんはもちろん、幅広い世代に好評です。
防水性に優れたピッグスエードを開発した<三恵産業>。ブースでは水を注ぐ実演も。水滴を弾くようすにビックリ。
オリジナルブランド<チェトラ>では従来のコレクションパッカブルなバッグも発表。オファーも相次ぎ、商談も活発でした。
<墨田革漉>はインキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>入居&卒業生ブランドとコラボレーション。
<カンマ>は新作、大きめのクラッチバッグをリリース。催事を重ねるなかで顧客からのリクエストを製品化。フリーアドレスのオフィスに勤務するビジネスパーソンやノマドワーカーにぴったりですね。
光沢感のあるレザーをフィーチャーした<アトリエ65>。3D加工によりスティングレイ(エイ)調に仕上げたレザーではセレモニーケースを。
ふくさとして慶事の席をスタイリッシュに彩ります。また、書類ケース、パスポートケースなど、さまざまな用途にも対応できるのがいいですね。
クロコ調型押しレザーを使用したショルダーバッグはキラキラ光る素材感が女性に好評。着こなしの主役としてはもちろん、その煌きは写真撮影時にはレフ板替わりになりそう。写真投稿アプリ、インスタグラムが人気を集めるいまの流れにマッチしていますね。
才能あふれるクリエイターと感度の高いバイヤーのためのビジネスの場「アクティブクリエイターズ」で出展した<DIARGE>。
世の中に偏在する埋もれた資源と掛け合わせ、新たな価値を創出。化学変化しやすく、その変化も楽しめる銀のように、ユーザーの生活に馴染み、使用して行く過程で各々の価値に変化していくプロダクトを提供しています。海外で高く評価され、フランス・パリの著名なセレクトショップ<コレット>、台湾のライフスタイル型書店<誠品書店>をはじめ、国内では<蔦屋書店>でも展開中です。
世界各国の厳選された素材を用い、日本国内の職人の技術により精魂を込めて製造されるプロセスに意外性というエッセンスを加えて、これまでにない革小物を提案。そのひとつがこちら。
パスケースにミラーをセットに。美容に関心が高く、自撮りをする男性も多いので、鏡は必需品。パスケースごとカードケースに収納することもできるので、さり気なくスムーズに取り出せるのがいいですね。
写真投稿アプリ、インスタグラムが急速に普及した近年では写真映えするモノ・コトを撮影・投稿し、多くのひとの共感を得たいというニーズが高まり、<インスタ映え>というキーワードも生まれ、話題となっています。スマートフォンを起点にした商品開発が進むなか、インスタグラムから派生する消費行動も見逃せません。ジャパンレザーでも、そんな時代の潮流をキャッチアップ。新たな切り口が新鮮でした。
レポートは次回に続きます。
■ 参考URL ■
第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー
<http://www.giftshow.co.jp/tigs/>
February 8, 2017
「第22回SC接客ロールプレイングコンテスト全国大会」レポート
カテゴリー: 国内革事情
販売スタッフの接客技術を競う「第22回SC接客ロールプレイングコンテスト全国大会」が1月27日(金)、神奈川・横浜みなとみらい パシフィコ横浜にて行われました。
一般社団法人 日本ショッピングセンター協会が主催し、1995年度から続く歴史あるコンテスト。ショッピングセンター(SC)業界の一層の発展を願い、SC内店舗で働くテナント従業員のかたがたの資質向上を目的とし、お客さまにいつまでも支持され、愛されるSCづくりを目指して実施されています。各地の予選を勝ち抜いた精鋭、ファッション・物販部門18名と食品・飲食・サービス部門8名の合計26名が登壇しました。
大賞・SC接客日本一及び経済産業大臣賞に輝いたのは原田 千紘さん(フラワーデコ/東京ソラマチ)。
義理のご両親の訪問を控えた女性が玄関に歓迎の気持ちを表現すべく花を飾りたい、そんな思いをサポート。「香りが強いフリージアは、春の訪れを感じてもらえる」、「春の花は薄づきの花びらなので色を混ぜても嫌味にならない」など、豊富な知識とプロならではのアドバイスがいっぱい。このひとにアレンジをお願いしたい、このお店で買いたいと素直に感じる素敵な接客でした。
続いて、ファッション・物販部門、優勝は岩本 紗季さん(キャサリンロス/阪急西宮ガーデンズ)。
仲のいい先輩の結婚式に出席し友だち3人で一緒に挨拶をする女性にドレスをお見立て。「花びらが舞い散るようなパープル」という色の表現に、特別な日のためのドレスを選ぶ非日常感が高まり、ショッピングをドラマティックな体験へと昇華して。
準優勝は西澤 真里沙さん(イセタン クローゼット/ルクア イーレ)。
取引先から誘われたパーティに相応しい、上品できちんとした一着を探すキャリアウーマンに<ダイアンフォンファステンバーグ>のラップドレスをおすすめ。上質な服を長持ちさせるための日常のお手入れ方法が的確。程よい距離感で徐々に間合いを詰め朗らかな関西弁で展開する、磨き上げられたプロの接客術に魅了されました。
審査員長賞は内田 歩美さん(無印良品/ラスカ茅ヶ崎)。
明るい声かけと抑えたトーンのアプローチのメリハリ、共感力の高いニーズチェックが際立っていた内田さん。演劇的なメソッドとも感じられるような豊かな表現が目をひきました。
総評として、「今日は(出場者の)気迫が突き刺さってきました。毎年素晴らしいが今年も素晴らしかった」と接客ロールプレイングコンテスト実行委員長の椋本 充士さん。受賞者の皆さんおめでとうございます!
皮革・バッグ関連からはサマンサタバサグループから2名が。
小島 あかねさん(サマンサベガ/イオンレイクタウンカゼ)
普段の接客では、「パーソナルなコミュニケーションをベースにブランドの独自価値と魅力をプラスした、お客さまのこれからにつながるようなおもてなし」を心がけているそう。自信をもっておすすめする姿勢に好感がもてました。
出島 彩香さん(サマンサタバサ/天神地下街)。
転勤で引っ越しが終わったばかりの女性に「白は新しいスタートが切れるカラー。お守り替わりになる」とおすすめ。ブランド独自の3年保証もご紹介。
2016年10月からスタートした新サービス<3YEARS GUARANTEE>は、縫製不具合(ほつれ・糸切れ) 、金具壊れ(機能不全になったもの) 、塗装(革の塗装剥がれ等々 補色実施)を保証(例外はあるそうですが)、という内容となっています。3年間の使用での不具合に対して保証するというのは画期的。もちろん、さまざまな条件や適用外となる条項もありますが、お客さまの安心感につながりますし、本革製品に不慣れなユーザーにとって、「レザーの特性とはなにか?」「レザーはどう使うのが適切か」を知る貴重なきっかけとなるはず。施行されたばかりですが、同サービスの運用・推移に注目したいですね。
そして、バッグでは寺久保 祐槙さん(マンハッタンポーテージ/金沢フォーラス)が出場。
4泊5日のベトナム旅行のため、バッグを新調したいという男性に、スケジュールやアクティビティなどを丁寧にヒアリング。楽しみになさっているクルージングに対応すべく、防水性、ホールド力のあるリュックを提案。帰国後、お話しを聞かせてください、と再来店を促して。旅行でのリアルな使い勝手を確認するうえでも有効かもしれませんね。
今回、気になった傾向は<インスタ映え消費>へのフォロー。
グループで外出する場合、写真撮影はつきもの。女性に人気の写真共有アプリ、インスタグラムやフェイスブックで友だちと一緒に撮影する写真(比較対象がある)をどうするか、というのは大きな問題。たくさんの人に見られるうえ、削除しない限りネット上に残る存在というのも、悩ましいですよね。現在、販売スタッフの皆さんはSNSアカウントの運用・投稿するために写真を撮る・撮られることも多く、常に評価される対象であるため、その経験値の高さをフルに生かしていました。頼もしい!
今井 花奈子さん(レイカズン/サンシャインシティ アルパ)。
ディズニーランドに行くというお客さまに実践的なアドバイスが次々と。今井さん自身も好きなことから会話が盛り上がり、アトラクションをまわりながら、ディズニーランドのなかでインスタグラムで写真を撮るという行動パターンをしっかり把握している強みが生かされて。タブレットを活用し、すばやく着用感を伝える提案に感心しました。テンポがよく元気な応対もいいですね。
松岡 麻子さん(ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング/アミュプラザ博多)。
高校生からの友だちに6年ぶりに会い、ビュッフェに出かけるという女性にピンクとニットや花柄のスカートをおすすめ。すっかり垢抜けた友だちにちょっぴり引けめを感じているような雰囲気を察し「顔まわりに明るいカラー(のトップス)を」「(花柄の)華やかさがお客さまの笑顔につながる」と、自然な笑顔で写真を撮影できるよう、ファッションによる自信で背中をそっと押して。さり気ないやさしさが漂います。
多様化するニーズを把握するうえでも、話題のスポットや人気の施設へ実際に出かけ、自ら体験をすることの重要性を痛感。接客トークの引き出しが増えますよね。共感力・提案力を高め、お客さまの生活を豊かにするサポートをしたいものです。休暇をしっかりとって、よく遊び、よく学び、ファッションの楽しさ、その魅力を伝える存在として、販売スタッフの皆さんがもっともっと輝いてほしい! そして、次回は革製品関連企業の受賞を期待しています。
■ 参考URL ■
一般社団法人 日本ショッピングセンター協会
February 1, 2017
「Japan Leather Award 2016」受賞作品展示レポート
カテゴリー: 国内革事情
国内最大規模のレザープロダクトコンペティション、「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2016」受賞作品展示が、1月25日(水)~31日(火)、大阪・梅田 阪急うめだ本店 10F「うめだスーク」で開催され、連日たくさんのレザーファン、ユーザーが訪れました。
「素材×デザイン×ファッション=∞」をコンセプトに、天然の皮革素材を生かす、素晴らしいデザイン力やファッション性に富んだ作品を広く募集。東京藝術大学教授 菅野健一審査員長、ファッションデザイナー ドン小西ゲスト審査員をはじめとしたプロ審査員、そして、一般ユーザーも審査に参加。合計279点もの作品を大阪、東京の2段階で審査しました。
秀逸なデザイン力やファッション性に富んだ作品から、グランプリ、部門賞(レディースフットウェア、メンズフットウェア、レディースバッグ、メンズバッグ、ファッション雑貨、生活雑貨、学生)、ゲスト審査員賞受賞作品に加え、初の試みとして各部門2位、3位の作品も決定。
受賞作品展示会場には、22作品すべてを展示しました。
グランプリにはモデル・タレントの宮瀬彩加さんが選出。「私はたくさんのコンプレックスがありますが、メイクで自信をもてた部分が本当に大きくて。女性のテンションを上げる、機能的で実用性の高いメイクアップバッグをつくろうと思いました」と宮瀬さん(「Japan Leather Award 2016」受賞作品紹介小冊子より)。ファッションはもちろん、バッグづくりが好きな彼女は人気ブランド<サマンサタバサ>ブランドレップをはじめ、幅広く活躍中。「いつかは自分のブランドを立ち上げられたら最高です!」という夢をぜひ、実現させてほしいですね。
今年度の受賞作品はもちろん、歴代の受賞者のコレクションもラインナップ。同アワードから羽ばたき、活躍するジャパンレザーの次世代を担うつくり手たち、そのクリエイションが革製品を通して体感できる貴重な場。みずみずしい感性と新たな革製品の可能性にワクワクするような刺激いっぱいのスペースとなりました。
会期中にはレディースフットウェア部門受賞<ちゃけちょけ>倉田彩加さん、ゲスト審査員賞受賞<クロスライン>辻野孝太郎さんの作品オーダー会や、歴代の受賞者によるプログラムも。
「Japan Leather Award 2014」日本エコレザー雑貨部門賞受賞<革工房ABALLI>加藤光也さん、同じく「Japan Leather Award 2014」レディースバッグ部門賞受賞<madoromi>内山友徳さんが駆けつけ、実演を披露してくださいました。
クリエイターの手仕事と自らの解説からぬくもりが届きました。ユーザーの皆さんもとてもよろこんでくださったようです。
会場では、グランプリをはじめ、各部門賞、ゲスト審査員賞など全受賞作品、受賞者をご紹介する「Japan Leather Award 2016」受賞作品紹介小冊子を、「Japan Leather Award 2016」受賞作品展示会で設置・配布。オフィシャルサイトでは、この小冊子の内容とともにグランプリ、各部門賞、ゲスト審査員賞など全受賞作品を掲載しています。ご来場できなかった皆さま、ぜひ、ご覧ください。
2016年11月に行われた表彰式において、審査員長の菅野健一東京藝術大学教授から総評として「作品をつくることは、遊び心の実現。自由な発想でこれまでにないものを提案してほしい」、ドン小西さんからは「受賞作品以外も高得点で、クオリティが高かった。次世代の発想、エネルギーをどんどんぶつけてください。次回はさらなる進化を!」との熱いエールが。
2017年はファッショントレンドの大きな転換点。これまで長く続いたシンプル&ベーシックの潮流から、デザイン性重視へシフト。さまざまなブランドがファッションを楽しむ提案を打ち出しています。
同アワードでは「素材×デザイン×ファッション=∞」というコンセプトのもと、いち早く新鮮なレザーファッションを提案。来場したユーザーの皆さまも時代感覚を敏感にとらえ、ジャパンレザーの現在進行形を楽しんでくださいました。来年度もどうぞ、お楽しみに!
■ 参考URL ■
Japan Leather Award 2016<http://award.jlia.or.jp/2016/>
プロフィール
鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター
東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。
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