欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2020年6月 の記事

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。

今月は、「姫路市&たつの市のタンナー訪問して いろいろな仕上げ革を見てきた」
都道府県をまたぐ移動の自粛要請 全面解除後、初投稿に相応しい内容です。姫路のイベントのお知らせも必見ですよ。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなどは下記のリンク先をチェックしてください。

  「本日は革日和♪」
  <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>

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毎度です!

コロナのおかげでお店もさることながらイベントが中止でまぁ大変、です。

自粛解除が出た際に兵庫県姫路市&たつの市のタンナーに行ってきました。
県を越えた移動は自粛を、ということでしたが、幸いにも住まいは兵庫県ですので、県をまたいでいません。( ̄ー ̄)bグッ!



目次 [hide]

コロナでどう大変だったか

なぜこのご時世にたつの市&姫路市に行ってきたのか

姫路市高木のタンナーアルファレザーに挨拶

7月5日に革の市

たつの市のシンヤ工業所へ

シンヤ工業所ってどんなところ?

ニューレザーコンテストの革を見せてもらった

姫路市御着のレザーカフェに

革の仕上げ工程、という面白さ

今後予定


コロナでどう大変だったか

わらじを3足~4足ほど履いているので、村木個人は収入激減などは個人的にはなかったです。

わらじのひとつ、レザークラフトフェニックスはSTAY HOMEの影響か、レザークラフトを始める方が多かったように思えます。そのためネット販売部門は大忙し。


・店頭は自粛期間中は休業にしておりました。


ネットショップは運営していたので、店内ではスタッフがドタバタとしていました。社員・パート・バイト問わず、「出勤時にコロナが怖い」というスタッフには休業補償を支払い、休業してもらっていました。

そんな中、出勤してくれていた社員・パートさんには、「コロナの中出てきてくれてありがとう」ということで500円の昼食補助が支給されていました。

5月21日現在:店頭営業の再開時期についてのご案内 | phoenix blog


・6月に入り自粛解除。店頭は世間が自粛解除しても全面解除は怖い、ということで「月曜~金曜の平日のみ11時~16時まで。水曜定休日。土・日曜臨時休業」という変則的な営業を行っていました。

6月1日より段階的に店頭営業を再開します!まずは時短と曜日の制限ありから。 | phoenix blog


・で、6月15日から通常営業。


6/15(月)より営業時間を通常に戻します。 | phoenix blog


6月23日現在も営業時間は通常通りですが、店内に3組以上のお客がいると2mの距離を保てない、ということで店内入場規制を行っています。

 

・これらの情報を各種SNS、Blog、グーグルビジネス、などで発信し続けていました。


たまに「どのSNSだけやればいいですか」という質問を受けますが、「お客がやっている可能性がある媒体は全部やるしかねぇ(;´Д`)」というのが回答となります。

ほんとに「遊びじゃねぇんだ、SNSは!」ってなものです。


あ、グーグルビジネスは営業時間修正や定休日変更などがある際は、こまめに変えたほうが良いです。

さて、6月下旬に入りコロナも一段落(第2波怖いが、、) 以前からやりたかったタンナー訪問を開始しました。


なぜこのご時世にたつの市&姫路市に行ってきたのか

毎年11月に兵庫県たつの市で行われているひょうご皮革総合フェア&たつの市皮革まつり

もう5年〜6年バスツアーをこの日にあわせて決行していますが、個人的に一番の目玉はニューレザーコンテストです。


村木るいさんの「人に話したくなる革の話」/ニューレザーコンテストでタンナーの底力を見てきた、という話を動画で解説しよう | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

ここで行われているニューレザーコンテストはタンナーさんが様々な革を出展しています。中には販売用もあるし、到底販売には向かない品などもあります。

で。
このコンテストの上位入賞の革はそれはそれで面白い革も多いのですが、入賞していない革も面白いものが多数存在します。いや、むしろ入賞していない革ほど尖っている革は多いように思えます。

上記の革などは面白い作り方をしているな、と思ったのですが入賞していませんでした。


今回JLIAのblog仕事にかこつけて、タンナーに直接訪れてタンナーを紹介しつつ、どういう作り方やどういう考え方でこの革を作ったか、を聞きたおそうと思います。


姫路市高木のタンナーアルファレザーに挨拶

アルファレザーさんは2年前のニューレザーコンテストで高度加工部門で受賞されたタンナーさん。この革は私は個人的に購入し使っていますが、使ってみてわかる面白い革でした。


で、行ってみると加工の真っ最中。

この革って小さいからカーフ(子牛)、、、にしてはちょっと繊維がゆるい感じがするなぁ


アルファレザーさん

「これはな、鹿やで。鹿革を預かって

表面加工、その後に

透明フィルムを貼っている最中やね」

透明フィルムを貼ることで汚れ防止や染料の色移り減少にもなります。


この表面にある血筋のような模様は鹿本来が持っているもの?


アルファレザーさん

「いや、これはこちらで模様をつけているんだよ。

印刷じゃなくて手作業で

このように模様をつけることで、

より面白い表情にすることが可能になるんよ」


アルファレザーさんは、仕上げが得意なタンナーであり、この鹿革にしても同業他社さんからの依頼で仕事を行っています。


最近なにかおもしろい革作った?


アルファレザーさん

「もちろんあるで( ´∀`)bグッ!」

こ、これは革の中央にクロコの背中 1本型押し、、、これ、通常のやり方では面倒くさいやり方なのに(;・∀・)


これ、面白い型押し革なんだが、「これを買って鞄にする」よりも「このまま壁に飾る」ほうが見栄えするだろうになぁ。素材としての革ではなくて、インテリアとしての革になる。


※革に型押しする版は畳一畳ほどの大きさがあり、その中にクロコの背中模様が3~4ほど連なっています。そのためこのように1つだけを真ん中に押す、というのはすごく面倒くさく、かつ、嫌がられる。

写真の加減で金色に見えますが、表は金色・裏面は銀色のリバーシブル模様の革となっています。


革は表面の銀面と裏面の床面では繊維の密度が異なります。通常の鞄や財布などは裏面床部分が見えなくなるように布や薄い革を貼る、という工程が必要となります。
この革の面白さは表に金・裏面部分の床に銀にすることで、作業工程の簡略化・軽量化などが可能となります。


ALPHA LEATHER'S GALLERYさんの作品一覧 | ハンドメイドマーケット minne


アルファレザー | LINE Official Account



7月5日に革の市

アルファレザーさんが所属する姫路市高木では、革の里(in ポケットパーク花田)という場所で7月5日に革の市が開催されます。アルファレザーさんもこの日に出店されます。


毎月、第1日曜日に「革の里」構内駐車場において開催される「革の市」。
皮革素材や革製品の販売はもちろん、革の里館内にてキットによるコインケース、ペンケースなどを作れる体験ワークショップも行われます。

みなさま、是非ご来場ください。

<≪姫路 革の市≫毎月第一日曜日開催 皮革の即売市 - 革の市≪姫路市で毎月開かれる皮革製品、レザークラフト革素材の直売市≫

革の里紹介:レザータウン姫路 革の里 レザークラフト教室|財布・靴・革細工|革の市|皮革工場見学 -はりまるしぇ


ポケットパーク花田 - Google マップ 



たつの市のシンヤ工業所へ

シンヤ工業所さんへは事前にアポを取り、日本皮革産業連合会のblogを書いています、と挨拶してから行っています。普段見学などを受け入れているわけでもありませんので突然訪問!などは絶対にやめて下さい。



シンヤ工業所ってどんなところ?

皮革素材メーカーのシンヤ工業所

紹介:シンヤ工業所 | 日本のタンナー | 日本革市


上記リンク先サイト「日本革市」の説明が丁寧でまとまっています。
HPでもありますように車用の革、クラフト用革、クロム革、グローブ革、ドラムタンニンなど多岐に渡る革を作られています。


タンナーさんは各社によって得意分野が異なります。シンヤ工業所さんの革は、触った限りではコシのある革が得意なように感じられました。

工場は大きく、大勢の人が働いているように感じました。今回訪問した際にはコロナの影響で少し規模を縮小して働いておられました。

ニューレザーコンテストの革を見せてもらった

さて、念願の昨年のニューレザーコンテストの革を見せてもらいました。

この革をコンテストで見て面白いな、と思ったのは「革1枚にこれだけランダムに線が書かれている」のが面白いわけで。例えばA4なりA3 1枚にランダムに線を書くのはそれほど難しくないです。腕を動かしたら描ける大きさはそれほど苦労しません。

ですが、革1枚全体になるとそれを行うだけの場所とその作業をするだけの体力と気力が必要となります。

コンテストでは赤地に黒のみだったのに随分と多色がありますね?


シンヤ工業所さん

「これはサンプルとして

作ったものですね。」


これって、このような模様が存在するわけではなく、実際に筆を使って革1枚に自由自在に書いていますよね?


シンヤ工業所さん

「そうですね。模様がついたプリントも

存在するのですが、

このような模様は存在しません。

ですので、

当社の人間が一人で

このように筆で書きました」


これって、「素晴らしい革だ!じゃぁ鞄で使うから50枚注文!」とか来ると大変じゃないですか


シンヤ工業所さん

「そうですね(;・∀・) 1枚1枚

手で書いていきますので、

作業量が大変です。

あと、この革は割れがあるんですよ」


表面が割れるんですか? プレスか型押しの問題ですか?


シンヤ工業所さん

「いえ、そうではなくて、

この筆で黒い線を書く、という際に

筆の加減で

ボタッと垂れてしまうと

ダマになってしまいます。

その黒いダマの部分に

厚さが生じてしまい、

曲げると割れることがあるんですよ」


あ~、仕方ないんじゃないですか、それはもう。アヴァンギャルドの代償でしょう。

色々と貴重なお話が伺えました。グローブや車用革などのブレが許されない革を作るシンヤ工業所というタンナーがこれだけブレ幅の広い革をコンテストに出しているのは面白かったですね。


シンヤ工業所様、ありがとうございました!


皮革素材メーカーのシンヤ工業所


シンヤ工業所 - Google マップ



姫路市御着のレザーカフェに

帰りに、「そういや行ったことなかったな」と思い姫路市御着のレザーカフェに。

ここは御着四郷皮革協同組合が17年9月に作ったスペースです。内容としては御着のタンナーさんの作った革の販売を行っています。レザーカフェ、という名称ですが、カフェ機能は自動販売機によるお茶購入くらいだと思ってください。


なんで飲食業してないの?


レザーカフェさん

「飲食業の許可を得ようと思うと

すごく大変で」


あぁ、保健所の管轄ですからトイレの設置やら、資格やら色々ありますからねぇ。。じゃぁ、この場所のメイン機能は?


レザーカフェさん

「御着のタンナーが作った

革の販売となります」


例えば「この革が次回もほしい」、といった場合は?


レザーカフェさん

「ここで販売しているのは

御着のタンナーが作った

革のサンプル品などになります。

そのためここの在庫のみと

思っていただいたほうが良いですね」


例えば「私はメーカーなので30枚ほしい」とか「定期的に10枚ずつほしい」などの話になると?


レザーカフェさん

「ここは組合が運営しておりますので

『その革ならば~~

タンナーが作っていますので、

紹介します』

ということは可能ですよ」


常設展示場みたいなものですな。下記の革はまたちょっと変わった風合いで面白いですね。

Leather cafe

営業日:月曜日・水曜日・金曜日
営業時間:午後1時30分から午後5時まで
場所:姫路市四郷町山脇150-1  (株)三昌 内
電話番号:080-6219-3403
運営:御着四郷皮革協同組合

Leather cafe - Google マップ

※現在コロナの影響で変則的な営業時間となっています。必ず電話してから行ってみてください。


革の仕上げ工程、という面白さ

以前も紹介しましたが、革の仕上げ工程は「革に対するお化粧」みたいなものです。
革のナチュラルな仕上げも面白いのですが、上記にあげたようなアヴァンギャルド、、、一歩間違えば突拍子もない表情も出せるのが革素材というものの懐の深さです。


村木るいさんの「人に話したくなる革の話」タンナーという仕事には色々あって、それぞれに世界が全然違う、という話 | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

革屋さん、という商売は「見た人の4割(6割かな)がほしいと思うんじゃないかな、この革は」「あの会社なら50枚は使いそうだ!」という革じゃないと怖くて仕入れられません。

上記にあるような仕上げ加工の革は、それほど需要が高いというものでもありません。ただ、ほしい人は地球の裏側からでも買いに来てくれる革だと思います。

「じゃぁそういう革はどうやって手に入れたら良いんですか?」 仕上げの革は少数からでも対応可能なものもあります。

「そういうものを実際に見たいならばどうすればいい?」 そこで11月のたつの市皮革まつりのニューレザーコンテストなわけです。ここで革を見て「これ面白い!」と思ったら直接タンナーに相談してみるべきです。

 

今後予定

6月に入って依頼があり、チラホラと機械の講習や革の講習などに行っていました。


今後は・・・

7月11日(土)・12日(日) 革日和 in 熊本のために会場探しの視察。で、視察だけじゃつまらないのでレザークラフトショップ ANGEL 《熊本レザークラフト教室・革材料販売.革製品販売》にて、革の講習予定。空き状況などはレザークラフトショップANGELさんにお問い合わせください。


7月19日(日) 7月19日(日)教えるフェスタ2020《11人の数珠つなぎライヴ配信》 | サンプル師が教えるバッグ教室参加


10月2日(金)・3日(土) ジャパンレザーアワード(現在、事前エントリースタート)審査会にて革日和出展予定




カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウィルスに関する東京都独自の警戒情報「東京アラート」解除に伴い、休業要請が緩和されました。
6月19日からは全国での都道府県をまたぐ移動の緩和やプロスポーツの無観客試合なども容認。百貨店、商業施設でのイベントも続々と行われています。
そんないま、再開するジャパンレザー関連イベントをまとめました。参考にしていただけますように。


「東日本ハンドバッグ工業組合有志 ポップアップイベント」~6月17日
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東日本ハンドバッグ工業組合 恒例の販売イベントが東京・池袋 東武池袋駅 地下コンコースで開催中。
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清川商店、キクヒロ、三和袋物ほか有志メーカーが出展しています。バッグをはじめ、財布、ポーチ、小物など幅広いアイテムが好評。
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つくり手ならではの知識、視点で製品を紹介。リピーターの顧客が訪れ、連日盛況。
本日6月17日、最終日となりました。お見逃しなく。
  ‹https://www.kawanowa.com/popup_ikebukuro20200610/


エキュート東京「TOKYO Leather Creation」~6月21日

東京を拠点とするファクトリーブランド、「パーリィ」と「アナック」が期間限定イベント「TOKYO Leather Creation」をJR東京駅改札内の商業施設「エキュート東京」イベントスペースA(粋 イキスイ)で開催中。
バッグ、財布、革小物を中心に革の持ち味を生かした製品を展開。メンズに強い両ブランド。時代をとらえた新製品開発に定評がある「パーリィ」。スマートフォン関連アイテム、ステーショナリーなどの、ジェンダーフリー&エイジフリー感覚が幅広いユーザーに支持を広げています。「アナック」は老舗ベルトメーカーでもあるので、ベルトのクオリティは抜群。ともに父の日ギフトに最適です。
  ‹https://www.ecute.jp/tokyo/limitedshop/1454


新潟伊勢丹「ABALLI ポップアップ」~6月23日
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新潟県を拠点とする注目ブランド「ABALLI」が新潟伊勢丹1F「越品ステージ」でポップアップイベントを行っています。
国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award」歴代の部門賞を2回受賞したほか、国内外での受賞歴を重ねる実力派。新作メガネケースをお披露目するほか、革小物を中心に展開。土・日には、デザイナー 加藤光也さんが実演販売。名入れ刻印対応し、人気を集めています。(画像:「ABALLI」SNSアカウントより)


神奈川・上大岡 京急百貨店「JAPAN レザークリエイターズ」~6月24日
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恒例イベント「JAPAN レザークリエイターズ」が神奈川・上大岡 京急百貨店で開催中です。会期は2部制になっており、前半は「Via」と「KUGIRI」が出展。後半はフルラインナップとなり、革鞄、革小物を手がけるクリエイターが個性を競います。
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6月20日は、「一粒万倍日」「天赦日」が重なり、2020年最高の幸運日といわれます。
梅雨時期にお財布を買い換えると縁起がいいといわれるようになりました。雨による「水の気」がお金の不浄を取り除き、金運をアップさせてくれる、という風水の考え方があるそうです。
また、6月21日は「父の日」。今年実施されたアンケート調査の複数で、財布、革小物が上位にランクイン。上質な日本製革製品をお求めのかたが多く訪れているのだとか。

「新型コロナウイルスの影響が少なかったかたにとって、10万円の給付金の存在感が大きかったようです。
京急百貨店さんでは何度もやらせていただいておりますので、リピーターのお客さまが初日からお出かけくださり、ほんとうにありがたいです。ご友人にやっと会えるから、新しいバッグを・・・とお求めくださったり、父の日にちょっといいものを贈りたい、自分へのご褒美にいいものをお探しのお客さまがいらっしゃいます。
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このタイミングに合わせ、新作の財布を発表し、ご好評いただいております。今回数に限りはございますが¥35,000以上(税込)お買い上げの方にオリジナルマスクをプレゼントしておりますので、どうぞお立ちよりください」(デザイナー たかつよしえさん)。

新しい日常と開放感とともにおしゃれを楽しもうというポジティブな気持ちに日本製革製品が寄り添うことができ、うれしいですね。ファッションの役割を改めて考えさせられます。会期は6月24日まで。
  ‹https://viavitavia.exblog.jp/


そごう千葉店「sato-ca ポップアップショップ」~6月22日
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注目ブランド「sato-ca(サトカ)」のポップアップショップがそごう千葉店でスタートしました。
絵画的で独特な色づかいや柄、アクセサリー感覚で装うバッグや小物で「こころを動かす」「お客さまのよろこびが長く続く」ものづくりを目指し、2013年春夏シーズンにデビュー。同ブランドを立ち上げた境郷子さんは学生時代から油絵、コスチュームジュエリーをはじめ、さまざまなジャンルで活動する多才な女性クリエイターです。
繊細なレーザーカットの装飾(レースのようなフラワーモチーフ)をあしらった「レースの庭」シリーズをはじめ、新作、定番をラインナップ。会期は6月22日まで。
  ‹https://www.sato-ca.com/


すみだまち処「まちのかばんやさん」6月26日~
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東京スカイツリータウンの商業施設、東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ「すみだ まち処」恒例企画、「まちのかばんやさん ~新墨田鞄工会~」の次回開催が発表されました。「まちのかばんやさん」は「革製品のお店」をイメージした期間限定の展示販売会です。
「ものづくりの盛んな墨田区は、皮革製造業の街としても認知度を上げています。すみだ工房ショップをはじめ、工房でのワークショップ、カフェなどのマーケットなどでのイベントも多種多様に開催されています。
そうした新しい場所も含め、作り手として出会った者同士のネットワークをもとに構成。2020年夏の会は、ご好評いただいた今年3月のメンバーに加え、昨年大反響を起した〈 biz+u 〉が再び参加。7社のものづくりが集まります。
ビジネスユースから、日々の暮らしに癒しとなるようなインテリアまで、作り手それぞれの提案を、この機会にぜひご覧ください」(企画・運営 ATELIER YAUYAU 吉武真理さん)
会場(すみだ まち処)のエントランスには速乾性の消毒液を設置し、スタッフもマスクを着用。レジにはシールドを設置するなど、ソラマチが全館をあげて取り組んでいる感染予防のための対策を徹底し行うそうです。
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イベントの傾向を伺うと・・・
「お客さまがバッグや革小物などに求めるものは、軽量さ・実用性・機能性・デザイン・コスパなどなど、本当に十人十色ですよね。まちのかばんやさんは、出展者それぞれが異なるカラーの持ち主ですので、おのずと品揃えが幅広くなり、年齢や嗜好の異なるお客様毎回に楽しんでいただけていると感じています。
作家としては、他の作り手さんの革の魅力の引き出し方・ご覧いただくための工夫など、学ぶことが多く刺激のある機会です。
私は〈 こは ひきて ぞ 〉という革のかごバッグのシリーズを展開しています。始めた当初は、かごバッグに組み合わせる内袋は、ナチュラルな印象を引き出す生成のみを使用していましたが、今回はスマートな印象になる黒い袋のものも半数用意しました」(吉武さん)

ステイホーム」が欠かせない時代、バッグとインテリア、インドアファッションのボーダーが薄らぎ、自由に楽しめるアイテムが人気。吉武さんが手がけるATELIER YAUYAUでもそんなニュアンスが感じられます。使うひとのための「余白」が感じられ、それぞれの発想で自由に。内袋は洗濯できるのでウイルス対策が気になるかたも安心ですね。
  ‹http://yauyauyau.exblog.jp/


「革の相談会 Lized Support」(兵庫・姫路)6月28日開催
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レザークラフト革材料販売のGood Leather(兵庫・姫路)の講習会「革の相談会 Lized Support」が6月28日に行われます。
Lizedは、皮革用塗料メーカーがプロデュースするコンシューマー向けブランド。配合を前提とした高濃度の設計が特徴で革に合わせた調整ができるのが魅力です。
塗料の設計の視点から革を染める工程を紹介。前後半に分け、手染め体験と持ち込み革を含めての相談形式でレクチャー。
このほか製品のトライアル、エアブラシ実機での塗装、革についての相談など盛りだくさんです。(画像:同フェイスブックイベントページより)
  ‹https://www.facebook.com/events/2120890474721395/

カテゴリー: 国内革事情

政府の緊急事態宣言の全面解除から2週間が経ちました。感染再拡大の兆候は、一部地域を除き見られないようですね。
営業再開とともに経済活動の再始動が順調に進行しつつあるなかでの、ジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


日本エコレザー認定制度10周年記念スペシャル動画 公開スタート

日本エコレザー認定制度ができて10年目。節目となる年を記念して、スペシャル動画を制作。先日、公開スタートとなりました。
一般社団法人日本皮革産業連合会 喜田副会長に「日本エコレザー誕生からの10年」をテーマにインタビュー。あわせて、JR九州のディーゼルハイブリッド車両「YC-1系」に採用されたエコレザーをご紹介。レザー好きのかたはもちろん、鉄道ファンのかたも必見ですね!

「エコレザーは、1990年代半ばからヨーロッパを中心に普及・発展し、2002年には中国でも本革エコマーク基準が発表されるなど、世界的なトレンドにまでなっています。
日本では、2006年に、NPO法人日本皮革技術協会と一般社団法人日本タンナーズ協会の協力の下に、日本エコレザー基準(JES)が制定されました。その認定業務は、日本皮革産業連合会が運営し、現在、多くの革が認定されています」(日本エコレザー基準認定事業ホームページより)。

  ‹http://ecoleather.jlia.or.jp/
 

「Japan Leather Award 2020」6月15日始動

レザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式サイトを6月15日(月)から公開予定です。毎年進化する「Japan Leather Award」。今年も時代に合わせてチューニング。ご期待ください!
昨年度の公式サイトでは、グランプリをはじめ、各賞の受賞作品がご覧いただけます。ご応募予定のかたは前回のおさらいをなさってみてはいかがでしょうか?
  ‹http://award.jlia.or.jp/2019/


「豊岡財布」新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」スタート 

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」。東京・丸の内の旗艦店、ポップアップイベントをはじめ、多彩な発信が好評です。「豊岡鞄」に続き、「豊岡財布」、「豊岡小物」がラインナップ。上質な革製品、ものづくりの目印として、認知が広がっています。
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そんな「豊岡財布」の新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」が始動。6月5日、情報解禁となりました。第一弾は京都府の「丹後織物」とのコラボレーション。技術に優れた豊岡鞄職人と日本の伝統文化によるミックスアップウォレットをリリース。

ものづくりの街、豊岡のオリジン「柳行李」をモチーフにカットワークを施したレザーと「丹後織物」の組み合わせが絶妙! 着物生地をアップサイクルし「重ね」という着物文化の美意識を表現しています。
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「地域の伝統産業の活用や日本というアイデンティティを表現できるモノにフォーカスすることで、これまでに無い製品を生み出しカタチにしていく。多様な素材と様式を交換し、財布というフォーマットに落とし込むことで面白さや違和感が商品の価値に変わる製品づくりに取り組みます」(「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」特設ページより)

店頭販売は7月スタート予定。楽しみですね。くわしくはリンク先をご参照ください。
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/toyookazaifuproject/


当サイト「ショールーム」で最新情報続々更新
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当サイト、日本皮革産業連合会ホームページでは、皮革産業各社から寄せられた最新情報が公開されています。
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伝統的技法を生かした黒桟革が国内外で高く評価される兵庫・姫路の坂本商店のホームページ リニューアル、上質なシューズを提案する銀座ヨシノヤの夏の新作コレクション、鞄産地 兵庫・豊岡から発信する人気ブランド「アートフィアー」の新作バッグ・・・と多彩なニュースが掲載されています。
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ぜひ、ご一読ください。
  ‹https://www.jlia.or.jp/


猪瀬昇一さんが旭日小綬章を受章
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老舗鞄メーカー 株式会社猪瀬の会長・猪瀬昇一さんが、令和2年春の叙勲において、旭日小綬章を受章なさったことが同社公式サイトで発表されました。(画像:猪瀬公式サイトより)
平成19年10月から平成24年3月まで一般社団法人日本鞄協会の理事長を務め、鞄業界の発展に尽力、寄与なさった功績を評価されての受章となったそうです。
「今後もものづくりを通し、業界の発展に務めることで社会に貢献できるよう邁進してまいります」(同社公式サイト)。
半世紀以上、技術を磨き続け、現在でも多くの職人が在籍、次世代へと継承。猪瀬さんの情熱が日本の鞄づくりの未来を照らします。
  ‹https://www.flathority.com/


玉川髙島屋「wisteriafujiwara オーダーイベント」6月17日~

人気シューズブランド「wisteriafujiwara(ウィステリアフジワラ)」の公式サイトで、オーダーイベントの次回開催を発表! 6月17日(水)から玉川髙島屋で行われます。
パンプス、スニーカー、シューズのフルラインナップで展開予定です。新しい日常のニューノーマル アイテムとして必要な新しい一足に出会ってください。
  ‹https://wisteriafujiwara.jp/


台東区立産業研修センター「ファッション・マーケティング講座」7月8日開催
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台東区立産業研修センター恒例の「ファッション・マーケティング講座」が再開決定。「21年春夏のカラーと素材傾向を読む」をテーマとし、7月8日(水)に行われます。
講師はジャルフィック代表 池田正晴さん。「東京レザーフェア」の「トレンドラボラトリー」監修でもお馴染みです(画像:前回開催時に撮影いたしました)。
今回、「東京レザーフェア」が延期となったため、情報が得られずお困りのかたにおすすめです。申し込み方法などはリンク先をご参照ください。


セブン-イレブンが非接触決済サービス導入

コンビニエンスストア最大手「セブン-イレブン」が6月11日(木)より、NFC(Type A/B)によるクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービス(NFC Pay)を開始するとプレスリリースで発表しました。
店舗の従業員にカードを渡さずに、レジの客側にあるリーダーに非接触IC対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)をかざすだけで手早く支払いができるそう。
セブン-イレブンに続き、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、ヨークフーズ等のセブン&アイグループ各店舗にも今秋を目途に非接触決済サービスを拡大し、キャッシュレス決済がさらに進化。
パスケースに入れたままでのカード決済が浸透する可能性も。今後はウォレットポーチ、スマホポシェットとパスケースなどを組み合わせた使い方提案に期待が寄せられます。
  ‹https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000006846.html

カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国的に解除され、経済活動が徐々に再開しています。皮革関連企業の個展や「東京レザーフェア」関連企画、百貨店での催事など、動き出したつくり手たちの動向の一部をまとめました。どうぞ、参考にしていただけますように。


皮革関連企業の個展スタート
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東京・浅草周辺エリアの皮革関連企業の個展が6月上旬からスタートしました。完全予約制でソーシャルディスタンスに配慮し、適切な状況で行われるようです。
「東京レザーフェア」公式SNSアカウントでは最新情報を続々発信。現在、「富田興業」「久保柳商店」の個展が公開されています。また、トレンド発信でお馴染みの「丸喜」は、6月8日から。くわしくは各社の公式サイトをご参照ください。
 「富田興業」
  ‹http://www.tomita.co.jp/news/
 「久保柳商店
  ‹http://kuboryu.com/
 「丸喜」
  ‹https://marukileather.jp/


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ 新コンテンツ更新
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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月ご紹介! 
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今回は「靴歴史エピソード」 - 人と靴と出来事と - < 軍需産業期/明治~大正 > 編(および、< 産業創設期 > 編 文末に加筆)、「靴暦365」5月分まとめ(アーカイブ)の2本立てです。
貴重な資料や写真、画像も登場。このサイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しています。ぜひ、ご覧ください。


「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」6月3日受付開始
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「東京レザーフェア」公式サイトで、「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」(6月12日)開催が発表されました。
リネアペッレトレンドセレクション総責任者、アントネッラ・ベルタニンさんがご登壇。事前登録制で行われます。6月3日に受付開始され、視聴方法や注意事項など確認のうえ、オンラインで受講します。貴重な機会をお見逃しなく。
  ‹http://tlf.jp/news/7190.php


「Toyooka Zaifu Project」6月5日始動

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」特設サイトでWeb展示会が行われています。
バッグ、鞄に続いて財布も登場。「Toyooka Zaifu Project」がいよいよ 6月5日からスタートします。新作財布のお披露目、ご期待ください。
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/news/254/


「デザイナーズビレッジ ライブ」 6月6日・7日開催
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現在、第一線で活躍するクリエイターを多数輩出するインキュベーション施設、「台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)」に入居するクリエイターたち(有志)のライブ配信が6月6日・7日の2日間行われます。
例年、デザビレでは、この時季に施設公開を行い、入居者各室を見学することができるのですが、今年は開催延期となり、その代替企画としてライブ配信が決定。参加するクリエイターとタイムテーブルも発表されました。
外出を慎重にしたいかた、他のエリアにお住まいのかたにもおすすめです。ぜひ、チェックしてください。(イベントハッシュタグ→#デザビレライブ
  「台東デザイナーズビレッジ
  ‹http://designers-village.com/

       「イベントページ
   ‹http://designers-village.com/dezaville/designers-village-live/

   「デザビレライブ」インスタグラムアカウント 




大阪タカシマヤ「n.number ポップアップショップ」6月9日まで開催
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シンプルなデザインワークとオリジナリティあふれるレザーにより、バッグ、財布、革小物を展開する「n.number」。デザビレ起業塾卒業生の女性クリエイター 三上直美さんが、いまを生きる女性たちにエールを込めて。
働く女性にとっての使いやすさ、使いたいもの、ほしいものを追求。洗練されたテイストと感度、タンナー、ファクトリーとの連携で仕上げた丁寧なものづくりが好評です。
加工技術に優れた和歌山のファクトリーをはじめ、ほとんどのプロセスを国内で完結。移動や輸送への配慮が必要な、withコロナ時代に相応しいサスティナブルなコレクションを発表。ポップアップイベント、SNSでの情報発信を通して、共感の輪が広がっています。
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今回のポップアップイベントの反応をお聞きしました。
「通常、私自身、店頭で対応させていただくことが多いのですが、新幹線移動などを考慮し、別の販売スタッフさんにお願いしています。
最近よく、"リベンジ消費"というワードを聞きますが、お買いもの、というよりも、外出できることや、誰かと会話できることを楽しんでいらっしゃるようです。
大阪では何度か(イベントを)やらせていただいているので、リピーターのお客さまが駆けつけてくださって、ほんとうにありがたいですね。
 
大阪のお客さまには明るい色の商品をお迎えいただくことが多く、リクエストいただいたゴールドをご用意したのですが、いまのところ、手染めのブラックのご要望ばかり。ちょっとびっくりしています。
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アイテムとしては、売れ筋のお財布ではなく、名刺入れとスマホポシェットのお問合せも増えました。
 
春財布の時季が終わっているものの、実は財布って、意外とシーズンを問わず年間通して買っていただけるアイテムで、エヌ・ナンバーでも主力なので、意外な反応です。
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社会人一年めの皆さん 本格的なスタート、おめでとうございます。やっと出社できますね。人生で最初に使う "ファースト・カードケース"として選んでいただけると、うれしいです。
お父さまとおそろいでお使いいただける色もご用意しておりますので、父の日ギフトにいかがでしょうか。
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スマホポシェットは、リモートワークによる需要かも?と推察しています。
在宅での業務、家事、育児・・・などなど、たくさんのToDoをこなすなか、おうちのなかでポケットのない服を着ていても、手ぶらでスマホを持ち運びつつ、スムーズな移動を。毎日の慌ただしい時間を便利にしてください。
日常のなかで、ちょうどいい華やぎを感じていただけますように」(三上さん)

週末は、営業時間内にインスタライブを実施。東京のアトリエと大阪の店頭とを結び配信。出品ラインナップの紹介、財布の新色(ゴールド)のくわしい解説が好評でした。
ライブで視聴できないユーザーのためにアーカイブに残し視聴可能に。この効果で来店客が増え、着実にお買い上げにつながったそうです。
  「n.number」

緊急事態宣言の解除とともに店頭に賑わいが戻りつつあるよう。この夏、国内旅行への補助金制度も報道され、消費の復調にも期待が寄せられます。

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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