欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2020年9月 の記事

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
今月は、コロナ禍での手作り販売イベントを見てきた。やってくれるだけありがたいという声を聞いてきた話。再開したハンドメイドイベントの現状と、会場でつくり手たちの皆さんに取材した内容をまとめてくださいました。ぜひ、ご一読ください。
また、日本最大規模を誇るレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード2020」の最新トピックもお見逃しなく。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなどは下記のリンク先をチェックしてください。
  「本日は革日和♪」

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毎度です!「どう考えても来年6月までは最低限続くだろ、この騒動は」と思って行動しているムラキです。

今回の話は

・ジャパンレザーアワードもコロナ禍でもやるよ!10/3来てね!というような話

・手作り販売イベントを見てコロナ禍でみんなどう思っているか。実際売れたのか、というような話

・10/30.31に熊本で革日和イベントをコロナ禍対応してやるよ、という話

の3本ですわ~

目次 [hide]

「ジャパンレザーアワード」応募作品一般公開が10/3(土)に行われます。

アンケート協力のノベルティグッズとして革ひもとクリアファイルをプレゼント

10/3は15分ほどのセミナーをやります。オンライン配信も行います。

大阪アート&てづくりバザールを見てきた

入場者数はどうだったか

盛りだくさんのコロナ禍対策

出展者にリアルな話を聞いた

数じゃない質だ、という話

このイベント主催社はコロナ対策よく頑張ったなぁ、、と感心

10/30.31(金.土)に熊本で革日和開催します。過去最多の11社出展

今の時代にイベントやるのはほんとに大変

コロナと付き合う覚悟がいる

「ジャパンレザーアワード」応募作品一般公開が10/3(土)に行われます。

「ジャパンレザーアワード」公式サイトで2020年度の全応募作品が公開中です。この特設ページは、今後も継続されます。

昨年は、この「ジャパンレザーアワード」一般公開イベントで「本日は革日和♪」ブースを出展していました。今年はコロナ禍、ということで、ワークショップや展示は見合わせ。応募作品のアンケート協力のノベルティグッズとして革ひもレースとクリアファイルをお渡ししています。

アンケート協力のノベルティグッズとして革ひもとクリアファイルをプレゼント

 

革ひもを使って下記のような作品を作ることが可能です。作り方は下記blogでまとめます(近日中に公開)ので、ご覧くださいな。

革紐・革レース2本で出来る作品と作り方 | 本日は革日和♪

  

10/3は15分ほどのセミナーをやります。オンライン配信も行います。


当日は11時・13時・15時にはムラキによる革のセミナー、11時半・13時半・15時半には いちかわたかお さんによる革のお手入れセミナーが行われます。下記の私のyoutubeで配信予定です。

leatherstudioCC - YouTube

コロナ禍ですので、結構イレギュラーに動かせてもらえるので、これはこれで面白いですな。

大阪アート&てづくりバザールを見てきた


9/19-22の土曜日-火曜日の4連休に、大阪南港にあるATCホールで開催された大阪アート&てづくりバザールを見てきました。

これはテレビ大阪が主催で行っているイベントでもう10年やっています。大阪では一番大きな手作り品販売イベントとなります。

テレビ大阪が行っているだけあってテレビCMをガンガン流すのですが、「9月1日でも CM流している、、5日なっても流している、、ほんとにやるんだ!」と思いつつ本番当日を迎えました。

入場者数はどうだったか


今回4日間で16,778人。昨年同時期のときは3日間で2万100人弱だったので大幅減少といや大幅減少です。
初日・2日目の来場者数が圧倒的で、4日目は激減と言えます。
(このイベントは公式HPを過去分も残しており、毎回来場者数を公表しているのはほんとにすごいな、と感心します)

 

盛りだくさんのコロナ禍対策


HP上ではイベント開催前には文字情報で発表されていました。ただ、実際に見ると「いやほんとに頑張ったね」と感心しました。

1 入口すぐの大看板での告知&検温・除菌

入口に消毒液はまぁ当たり前。検温も行っていました。おでこ測る検温がこんなに一般的になる時代が来るとは思いませんでしたね。

この大看板で基本的なことを告知。

ちなみにポスターのキャラクターは「たこるくん」という、たこ焼きをモチーフとしたキャラクターです。

TVO テレビ大阪:たこるくんワールド

ほんとに大阪人ってやつぁ。

今回会場内ではこの「たこるくん」によるポスターがいたるところで見受けられました。キャラクターってのは、目をひくから強いですね。

 

2 独自の予約システムと強制的に個人情報収集

入口で「コロナの登録はされましたか?」と係員さんに。

大阪府/大阪コロナ追跡システムのことですか?

「いえ、事前にHPで予約登録が可能です。されていないのでしたらこちらをご記入ください。TELかメールアドレスをお願いします」

えっ! これって来場者の連絡先を強制的に全部収集するのか! この私の手書きで書いたTEL番号を後でいちいち登録しておいて、実際にクラスター発生したら、ひとりひとりに連絡するつもり⁉ それはコストかかることしているなぁ。

 

3 目鼻口に触らないで、という看板ちらほら

コロナ対策はマスクやフェイスガードをつけたら安全、というものではありません。重要なのは「コロナウィルスを目鼻口などから体内に入れてしまわないようにする」ということ。マスクは他者に移さないことももちろん重要ですが、それ以上にふとした拍子に口や鼻に触れないようにすることが肝要なわけで。

だから、以前ここのblogでも書いたように、おきれいに書くならば「みんな!目鼻口を触らないようにしようね! 」、です。

村木るいさんの「人に話したくなる革の話」/コロナウィルスと革製品の話 | | JLIA 日本皮革産業連合会

遠慮なく書くならば、「鼻をほじるな」「口を触るな」「目をこするな」「外から帰ってきてキスするな。外でキスするな」「スーパーでビニール袋あかないから、といって指を舐めるな」「札を数えるときに指舐めるな」=「とにかくウィルスを目鼻口から体内にいれるな!」という点が重要なわけです。

ですが、これをきちんと周知しているポスターはあまり見たことがなかったです。マスク付けたから安全じゃないし、手を洗っていたら安全、というわけでもないんです。それらの対策をした上で目鼻口を触らないのが重要です。

このイベントではきちんと告知していて「おぉ、えらいなぁ」と感心しました。

4 ブースとブースの間もフィジカルディスタンス

物理的な距離を取りましょう、というフィジカルディスタンスという言葉はまだそれほど一般的な言葉じゃないと思うのに積極的に使っているな、と驚き。

「社会的な距離をとるということ」と題した森津太子教授の動画では、日本でよく使われている、2メートル以上の対人距離を呼びかける「ソーシャル・ディスタンス」(社会的距離)という言葉は、「人とのつながりの減少により社会的孤立が生じる」恐れがあることから、世界保健機関(WHO)では「身体的、物理的距離」を意味する「フィジカル・ディスタンス」に言い換えるよう推奨している点を紹介。

ソーシャルではなく"フィジカル"ディスタンス 新型コロナ対応の学術知見発信、放送大学 | 株式会社共同通信社

WHOが提唱するフィジカルディスタンスは「物理的な2mの距離」であり、出展者ブースとブースの間は2mは取られておらず、所々で取られているな、と思いました。まぁ、この手のイベントでブース同士を厳密に2m離していたらイベント主催者は破綻するでしょうな。

 

5 通路の幅が1m大きくなっている

カーペットタイルが1つ50cm四方。これが2つなので一律に1mは広くなっていました。
そのためお客とお客が触れ合う可能性が低くなり、結果的にお客さんの回遊速度(歩く速度)がゆっくりとなり、出展者との対話時間も長くなっているように思えました。

逆に言うならば出展者数は減少しているので、主催者としては頭が痛い事態と言えますな。

6 飲食物を食べる休憩所スペースの撤去

このイベントは入場料800円なりで1日いられる、という屋内イベントです。コンビニに行こうと思うとホールを出て徒歩2分ほどの場所にあります。

屋内イベント、というのはお客さんが外に出ていくと戻ってこない、という恐怖が伴います。それを考えてこのイベントでも飲食物ブースが出店しています。

どれだけ食べ物があっても机がある休憩スペースがないと食べてもらえません。休憩することで気力体力が回復し、「さぁ、イベントをまだ見るぞ! 」と思うわけです。

その休憩スペースがコロナのために閉鎖されていました。これは飲食物ブースのみならず一般の出展者もお客さんの気力体力回復できないからダメージでかいだろうになぁ。

こんなことは主催社サイドはわかりきっていることですが、コロナだから場内で飲食は駄目だ! と割り切ったんでしょうなぁ。

 
7 ワークショップの減少

ワークショップスペースが明らかに減っていましたね。ワークショップって密になりやすいから嫌がったんでしょうなぁ。

出展者にリアルな話を聞いた


こういう手作りイベントではいつも出展者さん向けにこのようなお土産袋を作り配って歩いています。
裏面には私がお手伝いしているレザークラフトフェニックスのチラシを入れています。革を扱っている人ならば遠慮なく渡しています。

「フェニックスさんの革使っていませんよ?」 いえいえ、革使っていただけるだけでもありがたいですし、将来的にいつかフェニックスで買い物するかもしれませんから、と言いつつ挨拶周りをしています。

そこで大阪人らしく聞くわけです。「儲かってますか?」と。こういう質問を遠慮なくできるのが大阪人の強さとえげつなさなわけで。

 

で、聞いてみると。

・従来の3日間開催でもきついが、4日間はほんとにきつい(*´Д`)

・お客の入りは想像していたほど悪くはなかった。従来の売り上げの20%とか覚悟していたのに60%くらいはあった。

・通路幅が広いことでお客さんとゆったり喋れた。

・通路幅が広いが、ベビーカーの数が少ない。

(おそらく人が集まるイベントに赤ん坊を連れてくることを嫌がったんだと思います)

・初日は多くて4日目はほんとに暇だった。

・休憩所がないのでお客の滞在時間が短くなっている。

・来ている人のコロナ対策は万全な人が多い。

 来ている人は「コロナでも来たい!」というモチベーション高い人が多いように思える。

・飲食業の人は押しなべて「きっついです」と泣いていたなぁ。

などなど。

数じゃない質だ、という話


どないやった~?と知り合いに聞いてみる。(下記回答は全体の話をまとめたものです)

「ムラキさん、今の時代にね、イベントやってくれるだけありがたいんですよ。だって、コロナってどうやってもまだまだ続きますよ。で、それを恐れて動かない、というわけにはいかないでしょ。

ネットで売れ行きがいい!という人はいますけど、まずネットで売れ行きよくするためには現実世界で見てもらい、そこからネットです。いきなりネットを見てもらう方が大変なんですよ。だからこそ、現実世界のイベントですよ。ほんとに主催社には感謝しきりです。

お客さんも久々のイベントだ!という本気度を感じられました。来場者数は少なくなっているかもしれませんが、通路幅が広いおかげでお客同士がぶつかることがなく、じっくり喋れました。結局本気度が高いお客が集まるイベントの方がありがたいですね」

多数の意見はこのような感じでした。

このイベント主催社はコロナ対策よく頑張ったなぁ、、と感心


個人的にいろいろなイベントを見てコロナ対策を調べていますが、このイベントはトップクラスの対応をしているな、と感心しました。問題あるところもいくつか聞いたりもしてはいるのですが、押しなべて平均点以上だったと思います。

何回か書いているように「覚悟を決めてコロナと付き合っていくしかない」と思います。それに気づくのが今なのか、1か月後なのか、半年後なのかは個々人や会社によって異なると思います。ただ、早期に動いたほうがノウハウは蓄積できるし、結果も早く出せるだろうな、と会場で購入した焼き鯖寿司を食べつつ思いましたさ。毎回出店されているこの焼き鯖寿司、おすすめですよ( ´∀`)bグッ!

 

10/30.31(金.土)に熊本で革日和開催します。過去最多の11社出展


10/30.31(金.土)に熊本で「本日は革日和♪」を開催します。

「革のものづくりがもうちょっと楽しくなる」がコンセプトのこのイベントは、今回11社出展による展示会やセミナーなどを行います。

本日は革日和♪in熊本 2020年10月30.31日(金土) 出展社10社による展示会・ワークショップ・セミナーなど 要事前予約制 | 本日は革日和♪

 

今の時代にイベントやるのはほんとに大変


全部終わったらどこかで細かく書きますが、、、

・イベント会場の定員が1/3程度まで制限される。=現在会場内にいる人数を把握しておかないといけない=カウントする人間を用意しなければいけない

・来場者の個人情報収集=クラスター発生時に連絡するため

・マスク消毒液必須=まぁ今の時代当たり前

・都会の人間が地方に行くとほんとに嫌がられる=まぁ、そうだろうなぁ、、

などということを考えると入場料500円取っての事前申込制で告知しています。

コロナと付き合う覚悟がいる


正直私がやっている革日和、というイベントは「本気の人が100人来てくれたらいい」と思っているので少人数なイベントです。それでも「万が一クラスター発生したらどないしようかな、、」「どれだけ予防対策に費用と気力注いでおけばいいんだろう」ということを考え出すと「イベントなんてやらない方がよくね?」とも思います。

ただ、1年イベントをやらないと認知度が下がり、ユーザーさんと築いてきた関係性が弱まってしまうな、と思うわけで。

コロナは冬になるとさらに活性し第3波の可能性があります。「だから何もしない」ではなく「正しく恐れて正しい対処して付き合っていこう」と思います。

JLIAでは、ツイッターなどで最新イベント情報などを告知(シェア、リツイート含め)しておりますのでぜひ、ご覧ください。

JLIA 日本皮革産業連合会さん (@JLIAtweet) / Twitter


カテゴリー: 国内革事情

秋のシルバーウィーク、いかがお過ごしでしたか?今年は夏休みが短かったため、この連休を生かしてお出かけになったかたも多いと思います。

東京では、ファッションビル「ルミネ」の10%オフキャンペーン、マルイの「マルコとマルオの10%オフ」が重なり、各地の商業施設は大盛況。そんななか行われた靴産業150周年記念イベントのレポートに加え、シューズのトピックを中心に開催中、開催予定のイベントをまとめました。参考にしていただけますように。


「特別企画 靴ミュージアム 日本の革靴 150周年」無事終了

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「特別企画 靴ミュージアム 日本の革靴 150周年」が、東京・渋谷 渋谷スクランブルスクエア12Fで 9月19日・20日(11:00~20:00)の2日間行われました。

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150年の歩みと各時代の雑誌やカタログから靴の歴史を振り返える展示をはじめ、多彩なプレゼンテーションでお出迎え。

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「2020年の革靴」コーナーでは150周年記念モデルや人気ブランドの最新商品、話題の「抗菌レザーケアミスト」「抗菌撥水ミスト」(「マドラス」)がラインナップ。

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無料シューケアワークショップ(当日予約制/会場で受付)やシューケアグッズプレゼント(指定のハッシュタグとともにご自身のSNSで投稿したかたに)も、靴職人による製作実演も大好評でした。


「Japan Leather Award 2020」全応募作品 公開中

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国内最大規模を誇るレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式サイト、今年度の全応募作品205点を公開。

コロナ禍にも関わらず、クリエイター、つくり手の皆さんから素晴らしい作品が届きました。フットウェア、バッグ、ウェア&グッズ、フリー、学生の各部門ごとに発表されています。それぞれの作品とその魅力をじっくり楽しんでください。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/list/


銀座三越「wisteriafujiwara オーダーイベント」開催中


人気シューズブランド「wisteriafujiwara(ウィステリアフジワラ)」オーダーイベントが9月16日から開催中です。新色をはじめ、秋らしい革が多彩にラインナップ。新しい時代・新しい季節の新しい一足と出会ってください。
  ‹https://wisteriafujiwara.jp/


「TIME & EFFORT」 靴産業150周年 特設ページ 更新

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日本の革と革のものづくりの魅力を発信する「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページが好評です。革靴産業が誕生してから、今年で150年目を記念し、革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を続々紹介!

今回は、「靴歴史エピソード」「Shoe Shoe History」④:<産業復興期/昭和20年代>編人気連載企画が更新されました。戦後の靴産業の歴史をひも解きます。<軍需産業期/大正~昭和期>編にもエピソードが追加。ぜひ、ご一読を。
  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/index.html


池袋東武「日本革市」9月24日~

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国産天然皮革の魅力を発信する人気イベント「日本革市」が東京・池袋 池袋東武 4F 第2催事場で開催決定。

9月24日(木)から6日間行われます。「KUTSUNE」「AshiOtO」などシューズブランドをはじめ、注目ブランドが16組参加します。今回、池袋エリア初登場です。お見逃しなく。

  ‹https://www.kawa-ichi.jp/news/r2-ikebukuro/index.html


「浅草ものづくり工房」令和3年度 入居者募集

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先日もお知らせしましたが、東京・奥浅草のインキュベーション施設・浅草ものづくり工房の新入居者募集が10月1日からスタート。

靴、バッグ、革小物、アクセサリーなどファッション雑貨系のクリエイターを対象に地場産業の活性化を図り、ものづくりを支える事業者を育成するため台東区が運営。インキュベーション施設としておなじみの「台東デザイナーズビレッジ」の姉妹施設的な存在です。

靴づくりで起業を目指すかた、シューズクリエイターの皆さんのスタートアップに最適。

同じ敷地内にある産業研修センターの図書室、機械研修室も利用可能。革すき機、甲型型ぬき機、ポストミシンはじめ、設備が充実。使用料・月額10,000円~、共益費・月額18,000円~と格安です。

施設公開および説明会が10月17日(土)から行われます。くわしくはこちらをご覧ください。このほか、ものづくりの街、台東区エリアのトピック・まとめ記事を準備中です。どうぞお楽しみに。

  ‹https://monokobo9.com/archives/2739


カテゴリー: 国内革事情

朝晩が過ごしやすい日が増え、夏の終わりを感じますね。レザーの季節、秋の到来を彩るイベント、靴産業150周年記念企画をはじめ、ジャパンレザー関連のトピックが目白押し。

今回はセミナー、ワークショップ、スクールなどを中心にまとめました。参考にしていただけますように。


日本皮革技術協会「革・革製品の知識講習会」

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皮革の学会組織として、革・革製品に対する幅広い知識の普及活動を推進するNPO法人 日本皮革技術協会による「革・革製品の知識講習会」の開催が今年度も発表されました。革づくりのビデオ鑑賞、革の特徴、革の取扱方法など実物を見ながら、触れながら、レザーを幅広く学びます。
講義内容は皮革製造の基礎、革の特性、革の取扱い方法、主な事故事例および日本エコレザーとは何か?に加え、「エキゾチックレザーを学ぶ」と題し、全日本爬虫類皮革産業協同組合(全爬協)からのレクチャーも。ビデオや実習が豊富で、わかりやすい内容がうれしいですね。
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本年度は京都、東京の2会場。各回とも少人数制なので、ビジネスパーソンはもちろん、これから皮革の知識を深めたいというユーザーの皆さまも安心して受講できます。参加無料です。
日程・会場(開催時間は各回とも09:50~16:30)
《京都会場》
日時:2020年10月13日(火)~15日(木) 09:50~16:30
会場:京都私学会館 206 会議室
(京都市下京区室町通高辻上る山王町561)
各日、同内容。お申し込みは、近畿2府4県に在住、在勤者に限ります。
《東京会場》
日時:2020年10月20日(火)~22日(木) 09:50~16:30
会場:エッサム神田ホール1号館 5F イベントホール2
(東京都千代田区神田鍛冶町3-2-2)
各日、同内容。お申し込みは、東京都内に在住、在勤者に限ります。
定員:15名(各回とも)
各日、各会場とも15 名 申込順に受付けます。また、定員になり次第締め切りとなりますので、お早目にお申し込みください。 ただし、申込者多数の場合は、1社当たりの人数を制限する場合があります。
締 切 2020 年9月25 日(金) 必着
締切以降も申込状況により受付いたします。お問い合わせください
申し込み方法など、くわしくは下記リンク先、日本皮革技術協会公式サイトをご覧ください。


「皮革関連ゼミナール/皮革とコラーゲン」

東京都立皮革技術センター台東支所による「皮革関連ゼミナール」の受講者を募集中です。次回は「皮革とコラーゲン」(9月24日開催/講 師:国立大学法人東京農工大学 農学部 野村義宏 教授 )。

コラーゲンは皮革の主構成成分であり、さまざまな分野で利用されています。コラーゲンの変性物であるゼラチンやコラーゲン加水分解物は、機能性食品や化粧品用途での利用が注目されています。

そんな皮革とコラーゲンについて、わかりやすくレクチャーしてくれます。参加費無料。
  ‹http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/


「バッグアーティストレプレ ミシン仕立てのワークショップ」

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「アーティストスクールレプレ」によるミシン仕立てのバッグづくり体験会が9月26日・27日、大阪・奥なんば「レザークラフトフェニックス」3F講習スペースで行われます。

「【かばん屋さんのキット】製作キットにセットされた型紙と付属素材を使って、職業用ミシンで仕立てる本革のカジュアルレザーバッグをつくります。【レザークラフトショップフェニックス】さんのご協力をいただき、質の良い革を本体素材としてお選びいただけます。
革素材が初めての方も、ミシンを始めて使われる方も、この機会にぜひご参加ください」と同校代表 上田総一郎さん。

また、当日は体験会で使用したオリジナルキットや道具類の販売もありますので、こちらもお見逃しなく。
  ‹https://l-phoenix.jp/blog/archives/17521


「特別企画 靴ミュージアム 日本の革靴 150周年」

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日本の靴産業150年記念イベントが東京・渋谷 渋谷スクランブルスクエア12Fで 9月19日(土)・20日(日)の二日間行われます。

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流行靴のクロニクルでプレイバックする特別企画、学生による未来の靴など...次の時代の展望を提示する貴重な機会です。シューケアワークショップ(予約制)もお見逃しなく。

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新型コロナウイルス感染対策をしっかりと配慮して開催される予定ですので、ぜひ、お出かけください。

  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/event/02.html


「浅草ものづくり工房」令和3年度 入居者募集

東京・奥浅草のインキュベーション施設・浅草ものづくり工房の新入居者募集が10月1日からスタートします。

靴、バッグ、革小物、アクセサリーなどファッション雑貨系のクリエイターを対象に地場産業の活性化を図り、ものづくりを支える事業者を育成するため台東区が運営。インキュベーション施設としておなじみの「台東デザイナーズビレッジ」の姉妹施設的な存在です。

日本最大規模を誇るレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award」ではグランプリ、各賞受賞者など実力派クリエイターを多数輩出していることでも知られます。

同じ敷地内にある産業研修センターの図書室、機械研修室も利用可能。革すき機、甲型型ぬき機、ポストミシンはじめ、設備が充実。使用料・月額10,000円~、共益費・月額18,000円~と格安。起業を目指すクリエイターの皆さんのスタートアップに最適。台東区コミュニティバス「ぐるーりめぐりん」の開設でアクセスが便利になりました。

施設公開および説明会が10月17日(土)から行われます。くわしくはこちらをご覧ください。

このほか、ものづくりの街、台東区エリアのトピック・まとめ記事を準備中です。どうぞお楽しみに。

  ‹https://monokobo9.com/archives/2739


「全国皮革振興会 皮革手芸教室」10月生募集中

50年以上もの歴史を有する、「全国皮革振興会 皮革手芸教室」。2020年10月生募集が今年も9月1日からスタート。新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、火曜日クラスのみの開講となりました。

15名(応募5名以下の場合は中止することもあります)募集。受講期間は令和2年10月6日~令和3年3月23日(毎週火曜10時~13時)となります。公式サイトに応募フォームがオープン。お問合せ、お申込みがしやすくなりました。くわしくは公式サイトをご覧ください。

  ‹https://www.japanleathercraft.jp/


日本服装ベルト工業連合会「ベルト作り講座」開催発表

日本服装ベルト工業連合会による恒例の講座、今年度も開催決定!公式SNSアカウントで発表されました。
10月23日(金)、「栃木レザー社長による皮革講座」から全7回を予定。ベルトづくり体験をはじめ、栃木レザー見学も毎回大人気です。

日本服装ベルト工業連合会公式サイトがサーバメンテナンス中のため、また改めてお知らせします。


カテゴリー: 国内革事情

かつてない勢力の台風10号が駆け抜けた今週。被害に遭われた皆さまに心よりお見舞い申しあげますとともに、一日も早い復旧をお祈り申し上げます。


コンビニエンスストアでは、中華まん、おでんの販売が開始されるなど、業種を問わず、秋商戦がスタートしています。
そんな9月中旬、ジャパンレザー関連のトピックをご紹介。今回はイベントのスナップ、告知、つくり手たちの状況をまとめました。参考にしていただけますように。


福岡ブランド「リーブス」「フォーリア」営業再開

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台風10号接近に伴い、福岡ブランド「リーブス」「フォーリア」では、店舗は臨時休業していましたが、8日には営業再開。

すでに秋色の新作を発表していますが、あえて店頭では涼感カラーを展示。

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「台風10号が過ぎ去った今日はとてもいいお天気でした。幸いにも被害はなくホッとしています。今日から通常通り営業しています。まだまだ暑い日々が続いていますね。少しでも涼しく感じていただけるように、本店ショーウィンドウは青系のアイテムでまとめています♪」(画像、テキスト「foglia.leaves」SNSアカウントより)
同ブランドのファンはもちろん、通勤通学などで行きかうひとの一服の清涼剤に。細やかな気づかいに共感が寄せられます。臨機応変な対応が大事だと痛感させられますね。
   ‹https://leaves-store.com/


清川商店 期間限定イベント&テレビ番組で登場!?

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ハンドバッグ、財布、小物を手がける老舗メーカー「清川商店」が9月1日~6日、JR品川駅構内コンコース(改札内 京浜急行電鉄・JR 乗り換え口 )特設スペースで期間限定イベントを開催しました。

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ファッション雑貨はもちろん、ステイショナリーやコスメポーチとして人気のアイテムも。

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お客さまとの会話のなかで、商品に対するニーズを聞き、フィードバックできる貴重な機会ととらえ、丁寧に応対。実店舗、ECへ誘導するきっかけとなったようです。

また、人気テレビ番組「出没!アド街ック天国」(テレビ東京系/毎週土曜夜21:00~)9月12日放送分、<本所吾妻橋>で実店舗が取材されたそう。東京スカイツリーのおひざもとで、浅草から散策するかたも多いエリアです。オンエアをどうぞお楽しみに。
  ‹https://www.instagram.com/kiyokawa.bag/


銀座三越「wisteriafujiwara」オーダーイベント 9月16日~

人気シューズブランド「wisteriafujiwara(ウィステリアフジワラ)」オーダーイベントの次回開催が発表されました。パンプス、スニーカーなどフルラインナップで展開されるようです。
スリッポンタイプのシューズは、靴ひもで調整できないため、サイズ感や履き心地にお悩みのかたも多いと思います。
この機会に、ジャストフィットのマイサイズで誂えてみてはいかがでしょうか?
  ‹https://wisteriafujiwara.jp/


伊勢丹新宿店「riowa」ポップアップイベント 9月16日~

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人気ブランド「riowa」ポップアップイベントが、9月16日から伊勢丹新宿店でスタートします。(画像:「riowa」SNSアカウントより)

同ブランドは高級ラインを扱う財布革小物の老舗メーカーやバッグメーカーで10年以上職人として経験を積んだ奥西了和さんが始動。自ら裁断から縫製までのすべてのプロセスを手がけ、一点一点丁寧につくっています。メンズ仕立ての上質感、エレガントさとポップなカラーリングのバランスが絶妙です。

なお、百貨店での年内イベントは今回が最後。全ラインナップでの店頭販売も最後になってしまうそう。オンライン販売の準備のためとのことですが、実際の商品をチェックしたいかたはお見逃しなく。
  ‹http://www.riowa-jp.com/


丸善丸の内本店「彩色賢美」展 9月9日~

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東京・丸の内 丸善・丸の内本店で、恒例企画「彩色賢美」展が本日9月9日から行われます。ジュエリーとバッグを手がける3ブランドで結成したスペシャルユニット「彩色賢美」によるイベントです。

注目はバッグブランド「Via(ヴィーア)」。優美なデザインに機能性をプラスし大人の女性に向けオリジナル革バッグ・アクセサリーをリリースしています。
デザイナー たかつよしえさんは9:00~17:00ごろ在店しているとのこと。開店が早めなので朝型のかたにはうれしいですね。ゆったりとしたスペースで密にならず、安心してショッピングできそうです。
現在、インスタグラムでプレゼント企画も実施中。併せてチェックしてください。
  ‹https://viavitavia.exblog.jp/


丸善日本橋店「2020 丸善 秋 革職人展」~9月15日

丸善日本橋店の恒例企画、「革職人展」が開催中です。全国各地で活動するつくり手たちが集結し、個性を競います。
牛革からエキゾチックレザーまでさまざまなレザーを使用し、バッグから財布、ステイショナリーまで幅広くラインナップ。前述の福岡ブランド「リーブス」も出展していますので、気になるかたはぜひ。

  ‹https://honto.jp/store/detail_1575100_14HB310.html


小田急百貨店「フィオライア」フェア&オーダー会 ~9月15日

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インキュベーション施設「台東デザイナーズビレッジ」を巣立った人気ブランド「FIORAIA(フィオライア)」。「わたしの手もとで咲く魔法」をテーマに、まるでお花を持ち歩くような、こころの高まるレザーグッズとバッグをリリースしています。

現在、東京・新宿 新宿駅直結 小田急百貨店 4Fにてポップアップイベントを開催中。自分らしく使いたい華やかな財布をお探しのかたにおすすめです。
  ‹https://www.fioraia.jp/


カテゴリー: 国内革事情

2020年もいよいよ9月に突入。厳しい残暑が続くなか、レザーの季節、秋の訪れを感じさせてくれるイベントを終了分のスナップとともにご紹介。
そのほか、ジャパンレザー関連のトピックもお見逃しなく。参考にしていただけますように。


「ISETAN 靴博 2020」日本皮革産業連合会特設ブース出展

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「ISETAN 靴博 2020」(伊勢丹新宿店本館6F=催事場)に一般社団法人日本皮革産業連合会が「革靴150周年ブース」を出展し、無事に全会期が終了しました。

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日本の靴産業150周年の革靴歴史展示をはじめ、老舗メーカーによる記念&限定アイテムや各社の逸品をお披露目。若い世代のユーザーさんも多く、連日盛況でした。

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このほか、288ものサイズバリエーションから自分にぴったりの一足を選ぶことができる、パンプスメソッド研究所〈 i/288 〉のブースも登場。
無料で足計測から靴の試し履きを通じて「靴サイズ=マイサイズ」を知っていただき、おひとりおひとりにぴったりの一足と出会うきっかけとなりました。

続いて、靴産業150周年記念イベントが東京・渋谷で開催予定です。下記の内容をご覧ください。


「靴ミュージアム 日本の革靴 150周年」9月19日~

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日本の靴産業150年記念イベントが東京・渋谷 渋谷スクランブルスクエア12Fで 9月19日(土)・20日(日)の二日間行われます。

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流行靴のクロニクルでプレイバックする特別企画、学生による未来の靴など...次の時代の展望を提示する貴重な機会です。シューケアワークショップ(予約制)もお見逃しなく。

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新型コロナウイルス感染対策をしっかりと配慮して開催される予定ですので、ぜひ、お出かけください。
  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/event/02.html


松永はきもの資料館「西洋履150周年」10月2日~

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日本唯一の本格的な靴履物関連博物館、松永はきもの資料館(あしあとスクエア/広島・福山)で「西洋履150周年」(10月2日~12月27日)が開催されます。

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同館は日本はきもの博物館として開設され、福山市が運営管理を引継ぎ、2015年リニューアルオープン。
このたび5周年記念企画の日程が公開されました。詳細発表後、当ブログでもお知らせいたします。どうぞお楽しみに。

(画像:2020年8月開催 日本の靴・靴の浅草150年記念イベント「シューシューヒストリー・オブ・ジャパン」松永はきもの資料館 展示コーナー)

  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/news/2020/08/27132151.html


「全国皮革振興会 皮革手芸教室」10月生募集スタート

50年以上もの歴史を有する、「全国皮革振興会 皮革手芸教室」。2020年10月生募集が今年も9月1日からスタート。新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み、火曜日クラスのみの開講となったそうです。

15名募集(応募5名以下の場合は中止することもあります)

受講期間は令和2年10月6日~令和3年3月23日(毎週火曜10時~13時)となります。9月1日から公式サイトで応募フォームがオープンしました。くわしくは公式サイトをご覧ください。
  ‹https://www.japanleathercraft.jp/


世界有数のコードバン・タンナー 新喜皮革がテレビ番組に登場

テレビ番組「キラメキのちから」(ABCテレビ・朝日放送/月曜夜11:10~)で、世界有数のコードバンタンナーとして知られる新喜皮革(兵庫・姫路)新田芳希さんが登場! 同番組公式サイトで動画が公開スタートしました。

革のダイヤモンドと呼ばれる「コードバン」(馬の臀部)は希少性が高く人気のレザー。

また、同社は近大マグロやブラックバスなど魚類にもトライし製品化に成功。サスティナブルユースが浸透するなか、水産種への取り組みには注目ですね。
  ‹https://youtu.be/qiHkFVl9Rgs


台東区立産業研修センター「ファッション・マーケティング講座」9月10日開催

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台東区立産業研修センター恒例の「ファッション・マーケティング講座」が再開しました。

次回は「コロナが靴ファッションを変える」をテーマとし、9月10日(木)に行われます。日本のシューズジャーナリストの第一人者としてお馴染みの大谷知子さんがわかりやすくレクチャー。

「3密を避ける、リモートワークetc、新型コロナウイルスの感染拡大によって暮らし方が変わった。
これは一時的なことではなく、今まさに「ニューノーマル」と呼ばれる新しい世界が開かれようとしている。
生活、ファッション、そして靴は、今後どう変わっていくのかを考察する」(画像、テキスト:台東区立産業研修センター・浅草ものづくり工房 公式サイトより)

国内外での精力的な取材により、リアルな情報、ウィズコロナ時代のシューズファッションの在り方を提示してくれます。申し込み方法などはリンク先をご参照ください。

  ‹https://www.taito-sangyo.jp/05-kensyu/index.html#ac-center


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ更新

日本の革と革のものづくりの魅力を発信する「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページが好評です。
革靴産業が誕生してから、今年で150年目を記念し、革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を続々紹介!
今回は、ブックガイド。日本で初めての靴デザイナーとして活躍した高田喜佐さん(1941~2006)の関連書籍をまとめた注目コンテンツが公開されました。

1980年代までマガジンハウスで刊行していた「エル・ジャポン」での連載エッセイ(およびイラストレーション)をまとめた一冊、「ジャズマンは黒い靴」をはじめ、多彩な書籍紹介とともに、ファッション誌などを含めた日本のファッションカルチャーをプレイバック。
DCブランドブーム当時などのタイムトリップを楽しんでいただけそうです。

この特設ページは日本国内でのシューズジャーナリズムのエキスパートがキュレーティングを担当。貴重な資料や写真、画像も登場。ぜひ、ご覧ください。
  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/culture/book/04.html


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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