欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2020年12月 の記事

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
村木さんの視点で一年を振り返ります。
2020年の投稿も今回が最終更新。2021年は1月6日から始動します。
今年もご愛読いただき、ありがとうございました。引き続き、よろしくお願いいたします。


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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなどは下記のリンク先をチェックしてください。

  「本日は革日和♪」


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毎度です!「まぁ、なに話そうとしてもコロナにたどり着かざるえないよね(´・ω・`)」と諦めているムラキです。

1年を振り返って、ということで革に関して色々とあったりもしたのですが、どれを話しても最終的にはコロナコロナですな。(´Д`)ハァ...


・キッズレザープログラムの会議でお子さんたちを対象に行うイベントがこの1年どう大変だったか

・イベントってどうやって、どこまで対策すればいいのか。実際のイベントから見てみる。

・ジャパンレザーアワードで見た「手触り」

・実在店舗とネットショップ。2点の連動。

・革は触ってなんぼ、という結論

などをつらつらと書いていこうと思います。



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目次 [hide]


キッズレザープログラム会議に出た「革素材のウィルス対策」という話

キッズレザープログラムってどんなプログラム?

革に付着したコロナウィルスはどれくらい気を使うべきか

11月に行われたイベントにおけるウィルス対策を見てみる

素材博覧会ってどんなイベント?

素材博覧会のコロナ対策

厚生労働省による新型コロナウィルス下におけるイベントの注意点

イベント出る意味はあるのか?

各種SNSや動画は重要だけど、最後のひと押しは「触る」こと

ジャパンレザーアワードの受賞作品で感じた手触り

実在店舗とネットショップの相互連携がコロナで崩れる

ネット店舗と実在店舗は相互に影響しあう

革をネットで知ってもらう難しさと解決策の1つ

After コロナか、With コロナか。どちらにせよ、コロナに対応する社会がやってくる





キッズレザープログラム会議に出た「革素材のウィルス対策」という話


いつのまにやらもう8年協力しているキッズレザープログラムの会議に出てきました。キッズレザープログラムは皮革産業連合会(=JLIA)が行っている事業です。



キッズレザープログラムってどんなプログラム?








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内容としては革靴やカバン、財布などを作る工程で出ている革の端切れを1箇所に集約。そこから全国の児童館や学校などの子どもたちが工作をする場所で革の端切れを使ってもらおう、というプロジェクトです。

着払い送料は必要となりますが、依頼があればダンボール1箱が送られます。このようなものを作りました、などのレポートは必須となりますね。

このプロジェクトは「3年やったから革業界が儲かった」というものではなく、おそらく10年20年単位で成果が出てくるようなプロジェクトとなります。三つ子の魂百まで、というだけあって幼年期に触れた素材や食材はその後の一生まで残ります。
始まって8年経ちますが、ちょこちょこと「将来カバン業界で働きたい」というような相談も寄せられるようになってきた、とのことです。



コロナ禍での児童館や学校の大変さ


KLP実施者さん「例年に比べると各地の児童館などの協力先による革利用のイベント実地回数は9月までで半減しています。これはコロナ禍により児童館や学校などがどのように対応すればいいのか、というのを模索していたからですね。ですが、10月になると実地回数が例年よりも増えました」

なんで?

「10月からGOTOが始まったからです。GOTOが始まったことで、国のお墨付きが出た、ということでイベントなども活発に開催されました。今までを取り返すかのように、開催されましたね」

9月までは例年の半数程度しか開催されていない、ということは、その半数は「開催する」という覚悟があった、ということですよね?

「そうです。コロナ禍でも子供は成長する、ということで試行錯誤で開催されたところも多いです。中にはこのようにネットを使ったワークショップなどを開催したところもあります」


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「資料にあるようにZOOMなりを使って、子ども向けのイベントをやる児童館なりも存在はします。ただ、おしなべて皆さんネットを使ったツールが苦手なところが多いですね。今後この動きも変わるとは思いますが、現状では少ないですね」


なるほどなぁ。








革に付着したコロナウィルスはどれくらい気を使うべきか


「各地のKLP実施者さんから、革にコロナが付着していないのか?付着したとして消毒は出来るのか?という相談はよくあります」





・アルコール消毒は革製品には行わないほうが良い。染料仕上げの革は色が落ちる。

・コロナウィルスの革の素材上での生存時間は厳密に調査はされていないが、布や紙などが4~5日生存と言われているのでそれに準じる、と考えられる。多数が触った品は5日以上は放置する。その際に換気の良い場所で放置したほうが望ましい。

というところです。

コロナウィルスは水分が保持されていると長く生存します。紙や布、革よりもプラスチックやガラスのほうが長生きするそうですわ。

「布や紙、革のほうがウィルスは長生きしそうだけど?」

布、紙、革などは水分を吸収するんですよ。コロナウィルス自体がもっている水分を吸収してしまうので、結果的に生存時間が短くなります。ガラスやプラスチックは水分吸収しないので、結果的に長生きします。


「キッズレザープログラムの革は宅急便で送られてくるが大丈夫なの?と聞かれますが」


現状キッズレザープログラムの革は1箇所の倉庫に集積され、そこで1週間以上は寝かせられますから、ウィルスの生存は少ない、と思われます。
ただ、児童館などに到着後に、外部からウィルスが持ち込まれたら対応が難しいですね。そこはもう児童館や学校入り口で消毒液で消毒してください、としか言いようがないです。

ウィルスは脂質の膜に覆われています。換気することでウィルスの表面の膜を乾燥により破壊することでウィルスを殺すことが出来ます。石鹸で手を洗いましょう、というのも流水で洗い流し、石鹸で脂質の膜を破壊することが出来るからですね。

魔法みたいな予防策はなく、政府が提唱する「新しい生活様式」に書かれている「身体的距離の確保」「マスク着用」「手洗い」を着実にやっていくしかないですねぇ。









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各地の児童館や学校でもコロナ対策しつつ活動をされています。では、人が多数集まるイベントではどのような対策をしているのか次に見てみましょう。




11月に行われたイベントにおけるウィルス対策を見てみる



11月下旬に神戸にて「素材博覧会」が開催されました。

「本日は革日和♪」(村木個人がやっているイベント)として革関係数社を取りまとめてブース出展しました。コロナ禍時代のイベントのやり方を見てきましたので見てみましょう。




素材博覧会ってどんなイベント?



手芸の材料を展示販売するイベントで神戸で年2回、横浜で年2回行われています。
現状コロナのため神戸は1回おやすみしており、1年ぶりの開催となります。横浜は来年2月開催になりますね。







  




素材博覧会のコロナ対策



1 コロナ対策 COCOAの登録必須。





>事前に登録されていない場合はその場で登録してもらっていました。

2 検温
3 消毒
4 入場カウント
>「A」の箱にビー玉を置いておき、来場者は「B」の箱に移してもらう。退場する際には「B」から「C」の箱に移動させる




     



5 飲食スペースの制限


>飲食スペースでは密にならないように空間をとり、長時間の滞在を禁じていました。







厚生労働省による新型コロナウィルス下におけるイベントの注意点



新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)|厚生労働省

問6 イベントを開催する際には、どのような点に注意する必要がありますか。
問7 イベントの開催には、具体的にどのような制限がなされていますか。



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「イベント」という言葉は政府は「1万人規模のコンサート」から「数十人規模の展示会」まで指し示しますのでかなり大雑把な言葉と言えます。

今回の素材博覧会は押しなべて上記のガイドラインが遵守されていたように思えます。


イベント出る意味はあるのか?


あると思います。リスクはありますが、革素材などは触ってなんぼ、だと思います。

どれだけインスタなりTwitterなりYOUTUBEなりで十の写真を載せ、百の動画で伝え、千の言葉を費やしたとしても、手触り一つ伝えられません。革素材の面白さ、というのは「手触りがとても重要」「それはネットで伝えられない」、という点です。

「それはデメリットだ」という声も多いですが、私はメリットだと思っています。それだけネットで売りづらい素材だからこそ、実際に触れる機会は貴重です。


各種SNSや動画は重要だけど、最後のひと押しは「触る」こと

「Twitterやインスタ、動画、どれをやれば良いんですか?」

回答は「ターゲットとしている層がやっているものは全部やるしかない」です。

そして、SNSでもインスタでもライブでも動画でも、どれだけやっても最後に重要なのは「実際に触る」ことです。これだけはネットでは伝えきれません。

実際に触らないと情報を伝えきれない、というのが革という素材がもつ最悪のデメリットであり、最高のメリットといえます。

革屋、という素材に限らず、革の靴でもカバンでも財布でもこの「触ってもらう」のはとても重要です。だからイベントや実在店舗は重要なわけです。


今年開催されたジャパンレザーアワードではこの「手触り」が面白い作品が賞を受賞していました。

ジャパンレザーアワードの受賞作品で感じた手触り



今年秋に開催されたジャパンレザーアワード

村木るいさんの「人に話したくなる革の話」/「ジャパンレザーアワード2020」を解説してみる  | JLIA 日本皮革産業連合会

今回の大賞は個人的にとても驚いたことに小林仁太氏の小銭入れが受賞しました。
過去において財布や小物って大賞とったことないんですよ。



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今回のアワード、個人的に面白いな、と思った作品として上記の大賞をとった小銭入れと、審査員賞を受賞した日本酒を入れるバッグがあげられます。





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この2点、個人的に面白かったのは「手触り」です。


革の手触り、ではなく、小銭入れならば開け閉めしたとき感じる革越しに感じる磁石の磁力。それと、3Dプリンターで型出ししたためきっちりと革同士が合わさる「パタン」という感触がとても素晴らしいです。

日本酒入れは日本酒を入れていない状態で畳んだとき。最後に空気が革に保持され、それが抜ける「フス~」という感触がとても気持ちいい品でした。

これらが「ネットで伝えられない感触」です。
どれだけの言葉や写真、動画を費やしても実際に触ってもらわないとこれは伝えきれません。

では、ネットと現実。この2つをどう連動しているか、を私が協力している革屋「フェニックス」からちょっとだけ戦術を紹介してみます。




実在店舗とネットショップの相互連携がコロナで崩れる


私が協力しているレザークラフトフェニックスは大阪なんばに実在店舗がありますが、大阪府の自粛要請が出ると店舗を閉めてしまいます。ネットショップは開いていますので、従業員は内部で勤務しています。




自粛要請が出ているため、従業員が感染するリスクを下げるためにも店頭を閉めています。が、これは経営的には怖いです。

ネットで宣伝なりアピールして、「じゃぁ実際に店頭で革を触ろう」「実際にお店に行って会社が信用できるか見てみよう」「そんな良い工具ならば触ってみよう」という戦術が取れなくなります。

現状は過去の信頼があり、お客さんは信用してくれていますが、仮に3ヶ月なり店頭を閉めてネットショップのみにしたら結構エライことになるでしょうなぁ。(エライこと=関西弁で「とっても大変」という意味です)


ネット店舗と実在店舗は相互に影響しあう


1社の中でネット店舗と実在店舗があるとしたらお互いが敵なわけではありません。
どちらの売上が高い・低いはたいした問題ではなく、「ネットで見たものを実在店舗で触ることが出来る」のが重要なわけです。どちらがあるから良い、というわけではなく、どちらもあるからこそ、良いわけです。

現状実在店舗は閉めざるをえないのですが、実在店舗に新規のお客さんを呼べないのはかなり痛手です。せっかく遠方イベントに出てアピールしても実在店舗が閉めていたら、イベントに出る意味合いが薄くなりますねぇ。┐(´д`)┌




革をネットで知ってもらう難しさと解決策の1つ




現在革業界でコロナ禍でも元気な会社さんは以前からネットに力を入れている所が良いように思えます。
過去のネットでの蓄積が現在成果を最大限に発揮していると言えます。

「ネットで販売はじめたけど、売れない!」「ネット対応なり始めたけどまだ成果は出ていない」 まぁ、そりゃそうだろうなぁ、と。(´・ω・`) すぐさま効果は出ません。

"革"(素材、製品問わず)をネットで販売するのは結構難しいです。写真の難しさなどもありますが、再三言うように「手触り」が伝えきれないからですね。

コロナ禍でもイベントをやったらいけない・店を開いたらいけない、というわけではありません。
これからネットに力を入れようと思う会社さん、もしくは、ネットやっているけど、いまいち成果出ない、という会社さんはぜひ「現実で触ってもらう」という機会を重視してもらいたいな、と思います。

革は触ってなんぼ、です( ´∀`)bグッ!



After コロナか、With コロナか。どちらにせよ、コロナに対応する社会がやってくる



コロナ、というか、今回のような突発的なウィルスに対応した社会や会社づくりが必須な時代がもう来ています。

今までの考え方やシステムが全部無駄になる、とは思いません。かといって「これやればOK!」という万能解決策はありません。結局は試行錯誤を高速で回転するしかないかな、と思います。

コロナが笑い話になればいいとは思いますが、多分それは無理。(´・ω・`)

来年も革に関する話をつらつらと書かせてもらえるとは思いますのでよろしくお願いします。







カテゴリー: 国内革事情

2020年もあと二週間。早いものですね。年内のまとめ記事は今回が最終の更新となり、当ブログは次回の村木さんの連載で締めくくります。

コロナ禍に立ち向かい、前向きに活動する皮革業界。最新トピックと年末のイベント報告をまとめました。お役立ていただけますように。


エスペランサ靴学院 第47期生(2021年4月開講)募集

新たに大阪へ拠点を移したエスペランサ靴学院が、いよいよ次年度の開講を発表。第47期生(2021年4月10日~2022年3月25日)の生徒募集を行います。
くわしくは同校公式サイトをご参照ください。
  ‹https://shoeschool.jp/2020/12/2258/›


埼玉・草加「Go To ぱりっせ チャレンジセール!」

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皮革産地として知られる、埼玉県草加市で新しい試み、事業者連携型売上V字回復チャレンジ事業が発表されました。
地場産業である革製品の販売会「Go To ぱりっせ チャレンジセール!」が伝統産業展示室「ぱりっせ」(草加市松江1-1-5 草加市文化会館1F)で12月18日~26日の9日間行われます。
期間特別製品がハッピープライスに。クリスマスギフトや今年話題の「帰省暮(帰省できない代わりに贈るギフト)」、自分へのご褒美にもぴったりですね。
  ‹http://www.a-soka.net/03_kanko/etc/201124_parisse.html



栃木レザー×ニューバランス コラボレーション発表

「ニューバランス」の定番スニーカー"M1300"の周年モデル第二弾に、栃木レザーのヌメ革が採用されることが「WWDジャパン」で報道されました。

「ニューバランス(NEW BALANCE)」は、"M1300"の発売35周年を記念した日本製モデル"M1300JPV"を12月19日に発売する」

「"M1300"は履き心地の良さとクラシカルな見た目で長年愛されているモデル。今回は国内最高級のタンナーである栃木レザーが生産したベジタブルタンニングレザー(ヌメ革)をメインに使用して上品さを押し出した。硬さが特徴のヌメ革はパーツが多いスニーカーには不向きと言われることもあるが、同モデルには栃木レザーが特別に用意した、スニーカーにも対応するヌメ革を用いている。ベージュカラーはオリジナルモデル以外で初めて採用した」(「WWDジャパン」より抜粋)
ジャパンレザーの魅力がより広く伝わる取り組みとなりそうです。
  ‹https://www.wwdjapan.com/articles/1156379


兵庫・加古川「グッドレザー 年末アウトレットセール2020」

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人気イベント「本日は革日和♪」でレザーファンにお馴染みの「グッドレザー」(兵庫県加古川市志方町上冨木778-3)恒例企画・アウトレットセールが12月15日からスタートしました。

「皮革素材の年末アウトレットセール!! 試作革、デッドストック、B,C級定番皮革などを特価で販売致します。特設コーナーに通常営業時よりさらに多くの革を並べます。是非この機会にお買い求めください!! 期間中、在庫は随時補充いたします!
A級定番皮革、工具、金具等は通常価格定番品としてヌメ革、タンロー、オイルヌメ、脱クロムレザー、ソフトヌメ革、カラフルな山羊革なども販売」(「グッドレザー」インスタグラムアカウントより)

バリエーション豊富な上質レザーがハッピープライスに。12月22日までの期間、火曜、木曜、土曜、日曜に営業されています。関西エリアのクリエイター、DIYファンの皆さんにおすすめです。
  ‹https://www.instagram.com/good_leather/


浅草文化観光センター「靴産業創設150年記念イベント第二弾」

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日本における靴産業創設150年を記念するイベント第二弾が11月23日から12月7日、行われました。

「今回は、8~10月に開催された<歴史紹介イベント>に続く、靴をテーマとしたアート、デザイン、文芸にスポットを当てた<文化イベント>です。靴の持つ多様性、人と暮らしに感性面からも与えている影響の一端を紹介し、靴の文化性や精神性についてアピールします」と主催・プロデュースを手がけるクツミライ・パートナーズ 城一生さん。

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「三澤則行 作品展 未来に跳ぶ靴」(11月23日~29日)、「マニアックツ・ギャラリー――靴のヴィジュアルペーパー展」(12月1日~7日)の二部制。

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会期終盤にはトークライブを開催。靴デザイナーとして70~80年代のシューズファッションとブランドブームをリードし、80年代以降はエッセイストとしても活躍した高田喜佐のエッセイ集の"朗読会"、という新しい切り口。新型コロナウイルス感染対策に配慮し行われました。

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業界関係者と若手クリエイターの交流も活発。日本の靴文化を次の10年、100年へとバトンを渡すようなエネルギーに満ちていました。このレポートは、タイムアンドエフォートで年内に公開予定です。どうぞ、お楽しみに。
  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/index.html


東京・上野「したまちのクリスマスマーケット」

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台東ファッションザッカ×東京TASK×アトレ上野のトリプルコラボによる販売イベント「したまちのクリスマスマーケット」が12月3日から6日までJR上野駅構内(改札外・中央改札前特設会場)で行われました。

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11月28日に表彰式が行われ、注目を集めた日本最大のレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード」の今年度および歴代の受賞社が参加。

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コンパクト財布がヒット中。「清川商店」


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バリエーション豊富な革小物がそろいます。「猪瀬」


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寒さが強まる今年、イヤーマフが再ブレイク。「yoshiharu wada 


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清川商店ではブースに姿見を設置。オープンな空間ですが、姿見があるとショップとしての雰囲気が高まりますね。足を止めるかたも多く、バッグを持ったり、肩にかけたりして鏡を見てチェック。全体のカラーコーディネートや、身体とのバランスを確かめられるのでお買い上げの決め手のひとつになりそうです。「清川商店」


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このほか、財布の街として知られる、元浅草・東上野周辺の腕利きファクトリーが競演。

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コロナ除けに効果を期待したい「アマビエ」をあしらったパスケース。「三和袋物」


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鮮やかな色合いで気持ちが華やぐ小物をリリース。「山藤」


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お揃いの法被をユニフォームに。老舗らしさがさり気なく伝わっていいですよね。「山藤」


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東都製靴工業協同組合 組合員 メーカーも登場。

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バブーシュにもなるスリッポンとミュールが人気。アニマル柄×毛付き革が旬ですね。「Verb Creation」


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機能性シューズが好評。「ニチマン」


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天井高もあり、出入口は開放されているので、十二分に換気されている状態で密になりにくい空間。広々としており、通常の店舗よりも安心して滞在できると好評でした。

東京都台東区は、浅草、上野などの観光地がクローズアップされがちですが、実は歴史あるものづくりの街。日本を代表するファッション雑貨の産地でもあります。

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東京都台東区産業振興課の公式Instagramアカウントが始動しました。台東区の産業についての情報や、イベント情報を随時アップ。恒例イベント「台東産業フェア」が今年は新型コロナウイルス対策として中止となったため、オンライン上での情報発信を強化。出展予定だった企業・事業者の紹介をはじめ、全国皮革振興会など皮革産業関連団体も含み、「オンライン展示会」的要素も担っています。

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今後は皮革産業のトピックも紹介される予定です。ご期待ください。
  ‹https://www.instagram.com/taito.sangyo.navi/


東京・青山「LEATHER WORLD」3Dレポート

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レザーの季節を象徴する人気イベント「LEATHER WORLD」が今年も無事に開催されました。

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そのレポートがこの秋始動した新サイト「JAPAN LEATHER JOURNAL」で公開中。

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3Dで臨場感いっぱいです。
  ‹https://japan-leather-journal.com/

このレポートは、タイムアンドエフォートで年内に公開予定です。どうぞ、お楽しみに。
  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/index.html


レザーソムリエBasic(初級)資格試験 初のオンライン実施

日本革類卸売事業協同組合が運営する「レザーソムリエ」資格試験がオンライン化。本年・第4回は新型コロナウイルス感染症の影響により、全国のCBTテストセンターを利用したPC(パソコン)試験にて12月20日(日)13時~14時、実施されます。

皮革や革製品について一定の知識を有する方を「レザーソムリエ」として育成。革の持つ魅力を深く理解し、愛着を持って革製品を使用し、多くの人々に天然皮革の良さを知っていただけるようこの取り組みがスタートしました。申し込みは12月17日(木)まで。まだ間に合います。くわしくは下記リンク先をご覧ください。
  ‹https://www.leather-sommelier.jp/


皮革講座 Basic(初級) オンライン配信開始

同じく日本革類卸売事業協同組合による「皮革講座」もオンライン化。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたが、その代替として講座の内容を動画で配信。
皮革の成り立ちからお手入れまでの基本を動画で学ぶことができます。登録が必要ですが、視聴期間中であれば、どなたでも閲覧が可能です。公式テキストに準じた作りになっていますので「レザーソムリエBasic(初級)資格試験」の試験対策にお役立てください。
  ‹https://www.leather-sommelier.jp/


カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウイルス感染症第3波の到来を受け、セミナー、展示会などをオンライン化するなど、新しい生活様式に対応し進化するジャパンレザー。そんな皮革業界のトピックをまとめてみました。お役立ていただけますように。


レザーソムリエBasic(初級)資格試験 初のオンライン実施

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日本革類卸売事業協同組合が運営する「レザーソムリエ」資格試験のオンライン化がついに実現。本年・第4回は新型コロナウイルス感染症の影響により、全国のCBTテストセンターを利用したPC(パソコン)試験にて12月20日(日)13時~14時、実施されます。

皮革や革製品について一定の知識を有する方を「レザーソムリエ」として育成。革のもつ魅力を深く理解し、愛着を持って革製品を使用し、また、多くの人々に天然皮革の良さを知っていただけるようにとスタートした取り組みです。申し込みは12月17日(木)まで。くわしくは下記リンク先をご覧ください。

  ‹https://www.leather-sommelier.jp/


皮革講座 Basic(初級) オンライン配信開始

同じく日本革類卸売事業協同組合による「皮革講座」もオンライン化。2020年は新型コロナウイルス感染症の影響により中止となりましたが、その代替として講座の内容を動画で配信。

皮革の成り立ちからお手入れまでの基本を動画で学ぶことができます。登録が必要ですが、視聴期間中であれば、どなたでも閲覧が可能です。

公式テキストに準じた作りになっていますので、2020年12月20日(日)実施の「レザーソムリエBasic(初級)資格試験」の試験対策にお役立てください。

  ‹https://www.leather-sommelier.jp/


「東京レザーフェア」恒例企画<極めのいち素材>オンラインで公開

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日本最大規模の皮革・布帛・機能性素材・パーツの展示会「東京レザーフェア」の恒例企画<極めのいち素材>を「東京レザーフェア」公式サイトで公開しています。

各社渾身の素材をコンテンスト形式で展示発表されていますが、今回は定番商品から新製品まで枠を広げた、いち押し素材をラインナップ。

12月から1月にかけて、個展を開催する企業・事業者もありますので、参考になさってください。

  ‹https://tlf.jp/column/ichioshisozai_202012/


「LINEAPELLE TREND AREA<2021/22 AW>」解説動画 特別公開

2020年9月に開催された『リネアペッレ』。そこで展開された各トレンドエリアの解説動画が、YouTube 東京レザーフェア 公式チャンネルで特別に期間限定で公開されています。

リネアペッレ トレンドセレクション総責任者である、アントネッラ・ベルタニンさんが解説をご担当。日本語の通訳付きですので、この機会をお見逃しなく! 12月18日までとなりますので、お見逃しなく。

   ‹https://youtu.be/Wd6IHvoo61M


クリスマスシーズンに向けたスペシャルページ 公開中

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日本の革と革のものづくりの魅力を発信する「TIME&EFFORT」でクリスマスシーズンに向けたスペシャルページを公開。人気ブランドをはじめ、様々なジャパンレザー製品を厳選しご紹介します。

国内外のデザイン賞受賞作品や、高感度セレクトショップの別注カラーなど、レアなアイテムも充実。性別年齢問わず、レザー好きの皆さまのアンテナを刺激するラインナップとなっています。ギフトだけでなく、自分へのご褒美にもおすすめです。

  ‹https://leather-gift-christmas.com/


靴産業150周年 特設ページ更新【靴暦365 まとめ】

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同じく「TIME&EFFORT」では、革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を特設ページでご紹介! 今回は、「靴暦365 まとめ」が公開されました。ぜひ、ご一読ください。

タイトルの通り、毎日、その日ごとの内容が更新されている人気企画。「見逃してしまった」「もう一度見たい」というかたのために、月ごとのアーカイブを公開! 靴と足に関する、さまざまな出来事、カルチャーをまとめており、奥深い内容です。

 ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/news/2020/12/04100000.html


エキゾチックレザー製品紹介記事 「LEON」2021年1月号に掲載

11月25日発売の「LEON」2021年1月号(168~171ページ)「小僧にゃ真似できない ギフトなエキゾ、が大人の余裕の証」に、エキゾチックレザー製品が掲載されました。

今回は、バッグをはじめ、財布、スマートフォンケース、ステーショナリー・・・と極上プロダクトがズラリ! ギフトはもちろん、パートナーとの共有アイテムとして、一年頑張った自分へのご褒美としてもおすすめです。ぜひ、誌面をご覧ください。

日本製エキゾチックレザー製品のトピックを発信するSNSアカウント「Exotic leather News CLIP by JLIA」で、くわしくご紹介しています。

  ‹https://www.facebook.com/e.l.newsclip.byjlia

「エキゾチック × ビューティー」特設サイトでも「LEON」1月号の内容を紹介しています。併せてご覧ください。
  ‹https://www.exoticleather.jp/topics/index.html


松永はきもの資料館 クリスマスプレゼント企画 12月12日実施

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西日本の靴の聖地として注目を集める、松永はきもの資料館(あしあとスクエア)で企画展「西洋靴150年」(10月2日~12月27日)が開催されています。

松永はきもの資料館は日本唯一の本格的な靴履物関連博物館。1978年に日本はきもの博物館・日本郷土玩具博物館として開設され、2015年に広島県福山市が運営管理を引継ぎリニューアルオープン。福山市西部に位置する松永地域のランドマークとして市民をはじめ、周辺地域の方々に愛されている資料館です。

展示資料をイラストにしたオリジナル缶バッジプレゼント第4弾としてクリスマス限定デザイン・疫病除け郷土玩具のオリジナル缶バッジをプレゼント。
同館では、疫病除けや健康長寿の願いを込めて作られた郷土玩具を多数展示。今回は「蘇民将来(そみんしょうらい)」と「鯛金(たいきん)」をモチーフにしたクリスマス限定デザインです。
12月12日(土)から先着100名分。準備数がなくなり次第終了となります。どうぞお早めに。 

  ‹http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/soshiki/matsunaga-hakimono


「和歌山レザーフェスティバル2020」

和歌山県製革事業協同組合による「和歌山レザーフェスティバル2020」のようすが「和歌山放送ニュース」で報道されました。

11月28日~29日、和歌山県和歌山市 中央コミュニティセンターで開催。今回で26回目となる恒例イベントです。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、万全の対策がなされ、二日間盛況だったそうです。革製品の展示販売のほか、レザークラフト教室をソーシャル(フィジカル)ディスタンスを配慮して行い、好評。来年も楽しみですね。

  ‹https://wbs.co.jp/news/2020/11/28/152899.html


東靴協会創立70周年記念神事

都内に本社がある靴専門店で構成されている一般社団法人東靴協会が創立70周年を記念した神事を11月23日(祝)、東京・神田の東靴協会・西村記念ホールで行いました。
協会役員、支部長、マスコミ関係者ら約25人が出席。このようすがシューズメディア「シューズポストオンライン」で報道されました。東京都から法人格として認められた翌1950(昭和25)年を起点に数えて70周年を迎えました。

  ‹https://shoespost.jp/industry/2544/


カテゴリー: 国内革事情

国内最大規模のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2020」の表彰式が11月28日(土)、東京・二子玉川 二子玉川ガレリア(東急田園都市線 二子玉川駅 東口 駅前)にて開催されました。

アワード20 表彰式会場パネル.jpg

業界関係者、報道関係者、レザーファンの皆さまが多数ご来場。グランプリおよび各賞の受賞者の皆さまのお祝いの場・時間を無事に共有することができました。

フットウェア、バッグ、ウェア&グッズ、フリー、学生の5部門、各部門、ベストプロダクト、フューチャーデザインに分けて(学生部門を除く)応募作品が寄せられ、応募総数 205点から選出。

*  *  *

ベストプロダクト賞 審査基準:
デザイン力、技術力、商品力の3つの観点から総合的に作品を審査し、評価。

デザイン力
魅力的なデザイン性が感じられるか
素材の良さ、特徴を活かしているか
使いやすさなどの機能性が高いか

技術力
技術的に高度なものづくりが認められるか
丁寧な作業が認められるか
細部にまでこだわったものづくりとなっているか

商品力
商品としての魅力が高いか
商品としての完成度が高いか
新たな市場性を有するか

フューチャーデザイン賞 審査基準:
未来の市場を形成する、新しいコンセプトまたは新しいデザインであるか。

*  *  *

長濱 雅彦 審査員長(東京藝術大学美術学部教授)をはじめ、デザイン界、ファッション界でご活躍中のプロダクトデザイナー3名、ファッションデザイナー3名の計7名によって、厳正に審査されました。

小林さん表彰式.jpg

グランプリは、小林 仁太さん(CONCUSSION/ウェア&グッズ部門 ベストプロダクト賞)「Techno Leather Craft Project」コインケースに決定。おめでとうございます!


「Techno Leather Craft Project」は、オリジナルのレザー加工技法によるものです。3D CADと3Dプリンタを活用し、コンピューター上で設計した型を3Dプリンタで出力。タンニン鞣しのレザーにプレス加工を施すことで立体的な形状が生まれました。

グランプリ作品.jpgのサムネイル画像


「3D CADなどのデジタル技術を活用したものは年々増えているが、最終製品として高いレベルにあるものがこれまで見られなかった。この作品は一歩抜け出た感じがあり審査会で認められた。軽さ、質感、ボリューム感、凹凸感、全てでとても気持ち良い持ち心地にデザインされていて、新しいジャパンメイドのプロダクトと言っても過言でない逸品である」
と、長濱審査委員長。


昨年度も同じシリーズの作品を応募。受賞は逃したものの、来場した報道関係者、業界関係者の評価が高く、私たちに鮮烈なインパクトを残していました。さらなる改良と時代の空気感とのチューニング。諦めずチャレンジし続けることで道は拓ける、と証明してくれたようで感激しました。


「昨年の作品は柄としての意味合いが強かったです。今年はより立体的な形状を追求し、その結果、成形したときの強度も増しました。次のレベルに進めたという手ごたえもありますし、業界に認められたグランプリの受賞は本当にうれしいです」(小林さん)


レザーの表面効果のおもしろさだけでなく、さまざまな特長が見られます。コインの出し入れもしやすく、使いやすさも熟慮されています。

丸みを帯びたフォルムは手のひらに馴染みがよく、凹凸がフィンガーレスト的な役割も。新型コロナウイルス対策として日々除菌剤をすりこんでいる手指は乾燥しがちで、スマートフォンなどを落とすことが増えているよう。

そんななか、持ちやすい落としにくい革製品のニーズとマッチしているのもいいですね。

パッケージは、奥さまのデザイン。スタイリッシュなボックスにより、ギフトの価値も高まります。

表彰式集合.jpg

表彰式終了後は受賞者の皆さんを中心に記念写真を撮影。

ご本人はもちろん、ご家族もよろこんでいらっしゃったのが印象的でした。

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こちらはバッグ部門ベストプロダクト賞受賞 松村美咲さん。祝福のひとコマをパチリ☆  式開催中は、ママと離れて寂しそうなお嬢さんが満面の笑顔で駆けつけてハグ。


うれし泣きなさっているかたを見かけ、思わずもらい泣き。いろいろなことが起きて大変な年だったせいか、ハッピーなニュースのよろこびをより一層感じます。

なお、「Japan Leather Award 2020」表彰式はライブ配信され、アーカイブ化した動画を公開中です。


「Japan Leather Award 2020」公式チャンネルのチャンネル登録をお願いいたします。
  ‹https://www.youtube.com/channel/UCrnjjJ3qDEb89XBDPd9TJ_A


二子玉川 小林さん.jpg

表彰式前後および、翌日11月29日(日)には、グランプリと部門賞受賞者のブースが登場。

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バッグ部門 ベストプロダクト賞受賞 松村美咲さん(清川商店)

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フリー部門 ベストプロダクト賞 サクライ ミサさん(個人)


二子玉川 中山さん.jpg
フリー部門 フューチャーデザイン賞 中山 智介さん(銀職庵水主)


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受賞作品に加え、最新コレクションを展示。レザー好きのユーザーに大好評でした。


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表彰式終了後、受賞作品展示がスタート。たくさんのユーザーさんがご覧くださいました。

展示スペースでは新型コロナウィルス感染予防対策を徹底。参加の際は、検温、手指のアルコール消毒、マスクの着用を確認(未着用のかたには、未使用のマスクを進呈)し、ソーシャルディスタンスの確保、密を避けるため入場制限、十分な配慮のもと開催されました。

プレゼント一覧.jpg

展示された全応募作品からお気に入りの作品にメッセージをお寄せくださったかたにレザーチャームをプレゼント。

デザイン、作製は杉野服飾大学プロダクトデザインコース 肉丸先生および皆さまにご協力いただきました。
ありがとうございます。


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また、全受賞作品を紹介する恒例のブックレットを会場で配布しました。

アワード20ブックレット 表2.jpg

アワード20 ブックレット001.jpg

アワード20 ブックレット01.jpg
デジタル版(PDF)が公式サイトで公開されていますので、ぜひ、ご覧ください。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/



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進化を続ける「Japan Leather Award」。今年度は、アイテムとして、財布が歴代初のグランプリを獲得しました。

キャッシュレスに対応し、持ちたくなる財布が選出され、時代の息吹を感じます。果たして来年は? 新しいジャパンレザーに出会えることにワクワクしますね。どうぞご期待ください。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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