2024年7月10日 の記事
July 10, 2024
ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年7月(2)
カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ
2024年6月15日(土)より、千葉県佐倉市の山万ユーカリが丘線が顔認証乗車システム(ユーカリPASS)を本格始動しました。東急電鉄では、2024年5月15日(水)よりタッチ決済に対応しクレジットカードなどを使用した後払い乗車サービスの実証実験をスタート。このほか各地で同様なタッチ決済やQRコード決済が普及。特に、大阪万博を控え、関西エリアの大手私鉄、地下鉄では交通インフラの整備が進んでいます。
これまで国内では、スイカやパスモをはじめとしたICカード乗車券による改札が中心でしたが、インバウンド観光客の増加、システム更新の経費縮減対策により、交通系キャッシュレス決済が多様化しつつあります。
今後は、地域特性、ユーザーの皆さまの使い勝手にあわせ、パスケース、財布、スマホポーチの機能・ニーズを見極め、アップデートしたジャパンレザー製品をお届けしていきたいですね。
今回もイベントやメディアのトピックなどをまとめました。参考にしていただけますように。
【レポート】「TLGFC」
東日本バッグ工業組合 組合員有志による「TOKYO LEATHER GOODS FACTORY COLLECTION(TLGFC)」ポップアップイベントが6月27日(木)~7月3日(水)、池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で行われました。
今回は夏のボーナス時期に合わせ、半年がんばった自分へのご褒美となるような上質な革製品がラインナップ。各社から新作がリリースされました。
人気ブランド「ペトラルカ」からは、ファンのリクエストに応えてロングセラーの軽量トートバッグから小さめサイズが登場。早速動いているそうです。
注目メーカー「ステージ」からもトートバッグが。無骨なニュアンスがあり、トレンドのアメカジテイストにマッチ。ジェンダーレス、エイジレスなデザインも好評です。
国内ユーザーはもとより、インバウンド観光客が次々と立ち寄っているそう。「値段を見ずに買ってくださるお客さまが増えています」との参加メンバーからのご意見も。円安傾向が強まる今、腕利きファクトリー直販のアイテムは、クオリティだけでなく、お買い得感も魅力となっているようです。
同イベント参加メーカーの一部は、本日からスタートする下記の「したまち小粋マーケット」に出展します。こちらもどうぞ、お楽しみに。
【イベント】「ニューーーアサクサ」
「したまち小粋マーケット」が本日7月10日(水)から松屋浅草 1Fでスタート。
日本有数のファッション雑貨の生産地、東京都台東区を中心としたエリアのものづくりの魅力を紹介するお馴染みの人気イベントです。
今回は、「江戸まち食通マーケット」と合同で「ニューーーアサクサ」として開催。バッグ、財布などの腕利きメーカーが参加し、自信作をお披露目します。会期は7月16日(火)まで。
【記念日】「ゼラチンの日」「ゼリーの日」
食用をはじめ、工業用、医療用、写真業界など幅広く利用されるゼラチン。コラーゲンから精製された動物性たんぱく質です。ゼラチンをもっと知ってほしい。そんな想いを込め、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が7月14日を「ゼラチンの日」と制定しました。
同じく、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合では7月14日を「ゼリーの日」に制定。ゼラチンがフランス菓子や料理に好んで使われていることから、フランスの代表的な記念日である「フランス革命」と同じ日に制定されています。ともに食肉の副産物から精製され、皮革産業に含まれます。ぜひ、ご注目ください。
【イベント】JIS革(レザー)-用語の制定・日本エコレザーの改訂 説明会
2024年3月21日(木)に、皮革業界等の素材用語を規定する「JIS K 6541:2024 革(レザー)-用語」が制定されました。
内容としては、「革」「レザー」と呼べる製品は、動物由来のものに限定され、例えば、植物由来の原料を使った素材を〇〇革・〇〇レザーとは呼べません。制定後は連日多数のお問い合わせをいただくなど、大きな反響が今も続いております。
このたび、ご要望にお応えし追加の説明会が開催決定! 4月に改訂された日本エコレザー認定制度についても、ご説明いたします。日程、会場は次のとおりです。皆さまのご参加をお待ちしております。
開催日時
7月24日(水) 東京 11:00~/14:00~
7月29日(月) 大阪 14:00~
開催場所
東京:アットビジネスセンター東京駅八重洲通り 501号室
大阪:アットビジネスセンターPREMIUM新大阪 905号室
<参加申込み締切>東京:7月17日(水)・大阪:7月22日(月)
お申込み方法など、くわしくは下のリンク先をご覧ください。
【イベント】「浅草革イチ」
「革とモノづくりの祭典 浅草エーラウンド」が10月18日(金)~20日(日)に開催されます。そのイベントのひとつとして、「浅草革イチ」の始動が発表されました。
皮革産業の集積地として150年の歴史のある浅草の皮革プロフェッショナルが集結! 皮革に直接触れることができる場・さまざまな疑問質問を聞ける場・身近に感じてもらう場となるそうです。
会場は隅田公園リバーサイドギャラリー。2019年秋以来5年ぶりに、「浅草エーラウンドギャラリー」から「浅草革イチ」へとネーミングも新たに再起動。奥浅草の革問屋の革の展示や、革のものづくり体験が中心となります。
また、地域回遊型イベントのエーラウンドの起点としてインフォメーションの役割も兼ねたスペースに。初めて「浅草エーラウンド」を体験する方にも気軽にお立ち寄りいただけるよう準備が進められています。
「浅草革イチ」公式ウェブサイト、公式インスタグラムアカウントがオープン。出店者やワークショップの内容など事前情報も公開されています。ぜひ、チェックしてみてください。
【メディア】「繊研新聞」
靴と皮革の祭典「オーラウンド」が「繊研新聞」で紹介されました。
大阪市浪速区、西成区の靴と皮革の祭典、「第2回オーラウンド」が11月8日(金)~10日(日)に開かれる。今回は初日をオープンファクトリーとし、10社以上の参加を見込んでいる。靴メーカーなどが工場を様々な人に見てもらい、自社の強みを発信、新たな出会いによる地場産業の進化を目指す。
オーラウンドは「革とモノづくりの祭典浅草エーラウンド」(東京・浅草)との連携イベント。浪速区と西成区は古くから皮革・靴製造が発達したが、ファッション業界でも知られていない状況を打破するために昨年始まった。地元の行政や学校、商店街などとも連携し、地域全体を巻き込んだ地場産業振興策です。
第2回は会場をエスペランサ靴学院のある浪速区芦原橋周辺と、西成区の西成高校中心に鶴見橋商店街など。初日はオープンファクトリーデーで、大阪靴メーカー協同組合のメーカー8社、バッグや革小物メーカー、皮革製造業者などが参加予定。どうぞお楽しみに。
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プロフィール
鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター
東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。
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