欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: トレンド の記事

カテゴリー: トレンド

前回に続き、繊維総合見本市「ジャパン・クリエーション 2017」のレポートをお届けします。

JC17 1611 200.jpg

11月29日(火)、30日(水)の2日間、東京・丸の内 東京国際フォーラムで行われ、407社が2017年~18年秋冬向けの素材を発表。素材だけでなく、製品ブースもあり、その存在感が際立ちます。

JC17 1611 201.jpg

東京皮革製品展示会実行委員会による「東京レザー&グッズエキシビジョン 2017」にも多くの来場者が立ち寄りました。東京皮革製品展示会実行委員会は、東京の皮革・革製品産業のいまと未来を伝えるべく発足。「ジャパン・クリエーション 2017」に継続的に出展し、「メイドイン東京」を発信しています。


JC17 1611 211.jpg
<フルグレイン>は<上質なナチュラル>をベースとしたものづくりが人気。来春のトレンドカラー サックスブルーが目をひきました。


JC17 1611 212.jpg

バリエーション豊富な素材づかい、デザインで40年以上、日本製レディスベルトを手がける<高梨>。OEMではスピーディーな対応が好評です。


東日本ハンドバッグ工業組合では野村製作所が出展。ロングヒット中のお財布ポーチなど、財布、革小物がズラリ。「時代の変化にいかに対応するか。メイド・イン・ジャパンであるということは責任の所在も明確になりますし、国産を強化しようとしています」と野村製作所 大泉和也さん(「繊研新聞」11月16日7面より)。

JC17 1611 215.jpg

また、東日本ハンドバッグ工業組合の有志による新通販サイト<KAWANOWA(カワノワ)>がこの夏始動。<オトナと革のいい関係>を提案し上質なバッグ、革小物を紹介。参加各メーカーのブログも次々に更新され、革好きのユーザーに人気を集めています。現在、クリスマスギフト特集も公開中。こちらも要注目です。


JC17 1611 217.jpg

金具メーカー<上白石>は真鍮金具を中心に展開。その表情はレザーとともに豊かな経年変化が楽しめますね。熟練職人の手仕事により仕上げられ、大量生産品にはない、ぬくもりが漂います。

JC17 1611 218.jpg
<KNOT>は実際に使用されている道具とともに展示。ものづくりの魅力がさらに伝わりますね。


「伝統の力に加えて、たゆみなく進化を続けることで生まれた高い付加価値により、国際的な見地からも高い評価を受けている<東京皮革産業>の現在をシンボライズする多彩な旬の製品を提案します。時代の感性やファッション性に加えて、品質・耐久性などにも気配りのなされた逸品の数々は、ご来場いただいた皆さまのご期待にお応えできるものとなっています」と、東京皮革製品展示会実行委員会委員長 依田光展さん(ナース鞄工 社長)。(「繊研新聞」11月16日6面より)


国産回帰の流れ、そのニーズにしっかりと対応してきた東京のものづくり、その自信と誇りが感じられました。2020年東京オリンピックへ向け、<体験型消費>に注目が集まるなか、歴史的背景、立地特性を生かした新たな提案が楽しみですね。


■ 参考URL ■

 JFW JAPAN CREATION 2017
 <http://www.japancreation.com/>


カテゴリー: トレンド

繊維総合見本市「ジャパン・クリエーション 2017」が、東京・丸の内 東京国際フォーラムで昨日11月29日(火)からスタート。新規出展社を含め、407社が2017年~18年秋冬向けの素材を発表しています。

JC1611 00.jpg

皮革関連(毛皮含む)も45社出展。展示だけでなく、ピッグスキンファッションショー、セミナー、レクチャーなど、プログラムも充実しています。注目したいのは、<PIGGY'S SPECIAL> 。東京都、東京製革業産地振興協議会が主催。東京を代表する若手デザイナーを起用し、毎回話題です。今回は初めてロビーギャラリーに常設ランウェイを設け、初日にプロ部門のランウェイ・ショーを実施。 インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>の卒業生ブランド<ネバアランド>をはじめ、計3組が新鮮なクリエイションを発表。ファッションショー終了後に展示されています。


<Neb aaran do' by ネバアランド>は、「Girls don't cry」をテーマに勇敢な少女の鎧としてのドレスをつくりました。「少女は、かわいくて非力な存在ではなく、生々しく強いものである」という自身の考えを反映。

JC1611 02 ネバアランドさん.jpg

「動物からいただき、職人さんの手で加工をしていただいて仕上がった貴重な革。それを使わせていただけるよろこびと畏れが入り混じった気持ちは、ものをつくるときに忘れてはいけないものであると噛みしめています」と、デザイナー Eily K Jammy(エイリーケージャミー)さん。


異素材ミックスがアイコンとして認知されているブランド<MIDDLA>。そこにピッグスキンを取り入れ、テーマを「CONPOUND(英語で混ぜ合わせる、混ぜてつくるを意味)」としたコレクション。

JC1611 01 安藤さん.jpg

「工場見学をしてピッグスキンの加工の幅がとても広いことを知りました。加工方法がありすぎて、今回の取り組みを考えるにあたり、どう加工するか頭を悩ませました。結果、ピッグスキンの薄さや柔らかさを重視して、加工をひかえ、服地と同じように使ってみました。特にシャツに関しては、コンマ3ミリの薄さに漉いてつくったので革とは思えない風合いとなりました。まだまだピッグスキンの可能性を感じますし、今後使っていけたら」(デザイナー 安藤さん)。ヘリンボーンプリント、ロゴパンチング、ドットパンチング、フリンジなどの加工、ディテールで彩りました。


「ハードで張り切ったように思われがちなレザーを、快適でカジュアルかつパジャマやジャージのように気取らずに着ることができるように」との想いを込めた<TAMAKI FUJIE >。

JC1611 03 フジエさん.jpg

「ピッグスキンは柔らかく、生地も大きめで、とても薄いので縫製も比較的簡単でとても扱いやすい素材ですね。加工技術が発達しており、皮革材料でありながら思い通りの質感や色に思う存分加工できるところも大きな魅力。皮革という枠にとらわれず、アイディア次第でさまざまな表情が出せる、とてもおもしろい素材だと思います」とデザイナー 藤江さん。


JC1611 05  ピッグスキンブース ヒキ.jpg

東京製革業産地振興協議会のブースには、地場を拠点とするタンナーをはじめとした事業者のブースを設置。受け継がれた伝統、磨き上げた技術力がいっぱいの<東京レザー>が紹介されています。

JC1611 11 革漉さん.jpg

次世代を代表する日本のデザイナーとして評価が高い<ミキオサカベ>坂部三樹郎さんとの「東京レザーフェア」コラボレーションプロジェクトが話題の<墨田革漉工業株式会社>。


JC1611 10 長坂さん.jpg

革らしさ、新しさを表現し、インテリアほか異ジャンルを開拓する<長坂染革>。デザインレザー加工にも注目が集まっています。


JC1611 17 三恵さん.jpg

海外からの評価が高まる<三恵産業>は撥水、防水、ウォッシャブル加工を施したピッグスエードが好評です。


JC1611 15 キールさん.jpg

下地×フィルム×箔の組合せで無限に広がるファッションの楽しさ、レザーの魅力を表現する<墨田キール>。


JC1611 12 ティグレさん.jpg

JC1611 18 兼子さん.jpg

このほか、製品ブランド<レザリア>が大ヒット中の<ティグレ>、誠実なものづくりに信頼が寄せられる<兼子皮革染色工場>をはじめ、鞣し、染色、加工技術に優れた事業者が多数参加しています。出展各社のファクトリー、ショールームを取材し、わかりやすくまとめた小冊子も会場で配布されています。こちらもお見逃しなく。レポートは次回に続きます。



「JFW JAPAN CREATION 2017」

 11月29日(火)~30日(水) 10:00~18:30(最終日は18:00まで)開催
 東京都千代田区丸の内3-5-1  東京国際フォーラム
 <http://www.japancreation.com/>


カテゴリー: トレンド 国内革事情


合同展示会「ソレイユトーキョー」が、
東京・代官山 ホワイトルームダイカンヤマで、
8月30日(火)~9月2日(金)の4日間行われました。

同展は会期中に常駐しなくてよい、費用負担が少ないという、
これまでになかったシステムが特徴。

子育て世代の女性や関東近県以外を拠点としているかたなど、
これまで合同展示会などに参加できなかったつくり手にとって、
うれしいですよね。

1608ソレイユトーキョー.jpg

インデックス的な展示手法は気になるブランドを見つけやすく、
時間のないバイヤー、ジャーナリスト、ファッション業界関係者に好評。

出展ブランドの増加とともに、今回から広い会場となり、
フレッシュなクリエイションとの出会いの場として注目されています。


アパレルを中心にバッグ、シューズなど幅広いジャンルから33組が参加。

2017年春夏シーズンの新作が出品されました。

そのなかからバッグ、シューズを中心としたブランドと、
レザーウェアをピックアップしてご紹介します。




<YOSHIAKI KURIHARA>


ハンドメイドを追求し、トレンドにとらわれない
パーソナルな
レザープロダクトを発表。

「ものづくりをより身近に感じてもらいたい」
「実用的な長年使っていける製品を生活の一部に」
とのメッセージが込められています。

st160800.jpg

馬具製法に用いる総手縫い仕立てのオールハンドメイド。

ハンドステッチ、コバ磨きなど昔ながらの製法で、
日本のタンナーでなめされた革を使い、一点一点丁寧につくられています。


一見、シンプルなケースは、

st160801.jpg

人気スナック菓子<うまい棒>ケースでした。

st160802.jpg

パンチの効いたプレゼンテーションが、
「誰かに見せたい、伝えたい」というニーズが高まる
SNS時代にぴったりですね。




<SOIHM>


「都市で生まれ、育つ靴。モダンアートを思わせるシンプル、スタイリッシュ、
 そして快適な靴たち」をコンセプトに展開。

インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>に入居し、注目されています。

st160816.jpg

スリッポンを中心に出品。

特に、ファスナーを配したアイテムが目を引きます。

アパレルでトレンドのディテールですが、
シューズに取り入れるとスポーツ、リラックスといった要素が
さらに際立ちます。

とても履きやすく、ユニバーサルなデザインでもあるので
定番的に普及するといいですよね。




<Qiiira>


架空のおとぎ話をモチーフにしたファッション雑貨ブランド。

st160807.jpg

キーラという人魚の女の子を主人公にしたストーリーから派生して、
ロゴやオリジナル柄の裏地などで世界観をつくり上げています。

st160806.jpg

「大人の女性がいつでもヒロインでいられるように」と、
カラーリング、細部に至るまで、女性デザイナーならではの配慮が行き届いて。

st160808.jpg

専用袋も、あるとうれしいですよね。

福岡を拠点に、国内で生産。

バッグに使用した東京特産のピッグスキンは、同ブランド独自の色出し。

ほかにもパーツもオリジナルが多いそうです。

福岡はアジアからの観光客が多く、
韓国をはじめ、海外からの人気を集めています。


現在、東京駅改札内<エキュート>で開催中の販売イベント
「レゾンデートル」に参加。

九州を拠点とするブランドが集結しています。

レーゾンテートル.jpg

価値観に囚われたくないクリエータの想いと、ていねいな手仕事。

新しい感性が行きかう九州で生まれた個性豊かな5ブランドがそろいます。

こちらもどうぞお見逃しなく。




<MN LAST>


イノセントなコレクションを展開する<MN LAST>が、レザーウェアをリリース。

st160813.jpg

スタイリッシュかつカンファタブルにデザインされ、幅広い世代に支持されそうです。

st160814.jpg

袖口のスラッシュに遊びが感じられます。


st160812.jpg

st160815.jpg

こちらのアウターはラグラン袖になっており、動きやすそう。

ニュートラルな色合いが大人っぽくて素敵でした。




<Kazuki Nakayama>


テーラードをベースに洋服と真摯に向き合い、時代に合う素材、パターンを常に研究。

職人とタッグを組み、クオリティに裏づけされたメイドインジャパンの
トラディショナルウェアを提案しています。

st160811.jpg

こちらではレザーのジャケット2型を出品。

st160810.jpg

軽く滑らかな質感のラムレザーを使用。

ユニークなポケットは、バッグ、財布からのインスピレーション。


このほか、テイラードジャケットの胸ポケットには、
縫い目を利用した小さなポケットを配し、
めがねやサングラスをかけられるようにするなど、
ファッションを愛する男性ならではの発想に共感が集まりそうです。




9月に入り、展示会シーズンがスタート。

「東京ギフトショー」、「ルームス」などが相次いで行われます。

当ブログでも、レポートしたいと思っておりますので、
どうぞお楽しみになさってください。




■ 参考URL ■

 ソレイユトーキョー
 <https://www.facebook.com/events/560715860775596/>


カテゴリー: トレンド

革と皮革関連資材のトレードショー
「第94回東京レザーフェア 2017 S/S Collection」レポート2回目は、
2017年春夏シーズンのトレンドをご紹介します。

image-1.jpg

これまでにも増して色彩感が際立つシーズン。

<日本の色と素材の精髄>を伝えるカラーパレットを発表!


tlf160611.jpg

情報発信コーナー<トレンド・ラボラトリー>にて、
出展各社の"おすすめトレンド"をベースにテーマを編集。

3つのカテゴリーに分けて展示されました。



1) 語るブラウン

スムーズなタッチと光沢の変化など、今季のブラウンは進化。

時代性をしっかりととらえて主張する色彩感と
革らしい品格を備えた、新しいニュアンスが感じられます。


tlf160604.jpg

革の原点を感じさせるブラウンの色感とタッチ


tlf160605.jpg

深く翳りを呼吸するバーガンディ


tlf160603.jpg

ナチュラル感で語りかけるイエローオーカー


tlf160602.jpg

ふくよかさが生きるオレンジのリッチな風合い



2) 本流の進化

洗練された鞣しと進化した加工技術により実現したネオワイルドな感覚、
ヘビーデューティ性、ナチュラルな表情など
革の本流ともいえる素材が変化に富んだバリエーションでそろいました。


tlf160614.jpg

明るい影、しなやかな光沢のグレー


tlf160612.jpg

艶やかなライトカラーで刷新


tlf160615.jpg

深い影のブルー、ふくよかなサーフェイスが奥行きを描き出す


tlf160613.jpg

革の本質を引き出すレッドのいろいろな色調



3) 未来の兆し

スポーティ、ハイテック、モダニズム...
ファッションの明日に一歩推し進める要素をもつレザーがラインナップ。

これまでにないイメージが軽やかに表現されています。


tlf160618.jpg

ネオンカラーならではの未来のタッチそしてインパクト!


tlf160617.jpg

多色相で語りかける未来の輝き


tlf160616.jpg

高度な加工技術が実現する初めてのタッチ


tlf160620.jpg

ホワイティな光は未来からのインパクト



2016年春夏シーズン、注目のテラコッタ、バーガンディといった
深みのあるダークカラーが継続しつつ、
そのアンチテーゼのような淡く軽やかなライトカラー、
ビビッドなネオンカラーなどなど、多様性がみられるのもうれしい。

変化の兆しをまとうレザーにより、
フレッシュな革製品が続々と発表されると思われます。

ファッションがより楽しくなりそうですね!



■ 参考URL ■


 東京レザーフェア
 <http://tlf.jp>


カテゴリー: トレンド 国内革事情


インテリア・デザイン市場のための国際見本市
「インテリア ライフスタイル」が、6月1日(水)から3日間、
東京・有明 東京ビックサイトで行われました。

il16020.jpg

「インテリア ライフスタイル」は、
ドイツ・フランクフルトで開催されている
世界最大級の国際消費財専門見本市「アンビエンテ」、
家庭用・業務用テキスタイルの国際見本市「ハイムテキスタイル」の2つを母体とし、
東京から世界へ向けてライフスタイルを提案しています。

国内627社、海外195社、計822社が出展。

会期中、合計30,049人が来場し、大盛況でした。

il16018.jpg

近年、回を重ねるごとに、
バッグ、革小物関連ブランドの参加が増えています。

ショップや売り場でもファッション、雑貨、インテリアといった
ジャンルの際がなくなりつつある現状を反映し、
新たな切り口で提案していたブースをピックアップしてご紹介します。



il16007.jpg

小物、インテリア雑貨を発表する<LOOM(ルーム)>。

素材と向き合い、削ぎ落としていくことで生まれてくる普遍性をとらえ、
一手一手、織機でつくられる布のようにていねいに仕上げられています。

il16008.jpg

ヌメ革を生かし、ナチュラルな世界観を表現。

フレグランスを浸透させたタグや
革をパーツに使用したフレグランス関連アイテムに加え、
インテリア雑貨がラインナップ。

三越伊勢丹をはじめ、
百貨店、セレクトショップでのポップアップイベントも好評です。



ソファメーカー<心石工芸>が鞄を発表。

栃木レザーを使用し、
ソファ<ココロイシ>のフォレスティルラインとして、
トートバッグ、ブリーフケース、バッグパックをリリース。

il16001.jpg

長年、人と空間とプロダクトの調和を考えたものづくりを続ける同社が、
ソファーメーカーとして培ったその独自の視点に立ち、
新たな鞄の在り方を提案。

使い手の気持ちに寄り添い、
心の贅沢を感じることができる鞄であることを重視。

長く愛用、愛着できるシンプリティを追求しています。

その佇まいはファニチャーのようですね。

il16002h.jpg

レザーとともに展示することで素材のクオリティをアピールしました。

「繊研新聞」(6月14日3面)に掲載されるなど、
異業種からの参入が話題になっています。



Japan Leather Award 2011 エコレザー部門賞を受賞した
実力派ブランド<ラ・ジョイア>では、ポンチョをリリース。

il16006.jpg

このほか、ロングヒットを続ける防寒小物も大好評。

この夏、新展開が。

il16005.jpg

明日、6月16日(木)からスタートする「東京レザーフェア」でお披露目されますよ。



il16011.jpg

インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)>卒業生であり、
Japan Leather Award 2012 審査員特別賞を受賞した<.URUKUST(ウルクスト)>が、
若手起業家をサポートするための新規ゾーンNEXTに出展。

il16010.jpg

バッグ、革小物を中心に展示。

この春、海外を視野に入れた展開をスタート。

バイヤー、ジャーナリストからの反応がよかったそうです。




同じくデザビレ卒業生ブランド<ポッテンバーントーキー>も出品。

イースト東京・松ケ谷にアトリエを移転。

地元を拠点とするメーカー<高梨>とのコラボレーションも実現しました。

il16014.jpg

ポップなデザインの新作ベルトにもしっかりと熟練の職人技が息づいています。



デザイナー・藤田勝治さんによる<SHOJIFUJITA(ショウジフジタ)>では、
大手文具メーカー<コクヨ>とコラボレーションが実現。

il16016.jpg

「スマートワークスタイル」をコンセプトに
ビジネスアイテムを展開する<trystrams>から、
革素材のケースシリーズ<SHOJIFUJITA(ショウジフジタ)>を
8月15日から発売するそうです。

16053085985ef46b.jpg

特徴的な<六角形>のフォルムは、シンプルかつ洗練された印象。

携帯するシーンから着想され、
バックのなかで手ざわりでの識別がしやすく、取り出しやすさを意識。

パスポートケース、ペンケース、名刺ケースほか5アイテムがそろいます。



ファッションのトレンドとは異なる軸での発想が求められるいま、
シンプル&ベーシックでありながらも
新しさを表現できる革製品、雑貨が増え、頼もしく感じました。

手に届きやすくなったジャパンレザーのさらなる進化が楽しみですね!




■ 参考URL ■


 インテリア ライフスタイル
 <http://www.interior-lifestyle.com/>


‹‹ 前の5件 4  5  6  7  8  9  10  11  12  13  14

プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

最近のブログ記事

カテゴリー

月間アーカイブ

rss
facebook witter

このページの一番上へ