August 28, 2019
村木るいさんの「人に話したくなる革の話」/自分の思った鞄や靴の量産依頼したい時にはメーカーに頼んだほうが確実、という話
カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」
今回は、自分の思った鞄や靴の量産を依頼したい時にはメーカーに頼んだほうが確実、という話です。
SNS、ECサイトやハンドメイドイベントなどを通して、気軽に情報発信、個人間売買、ブランドビジネスにトライできる時代だからこそ、知っておきたいものづくりの現場。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなど、下記のリンク先をチェックしてください。
また、今回のエントリの文末にも書かれていますので、最後までじっくりご覧ください。
<http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>
【展示会情報/速報】「knot Collection」次回開催は9月24日~25日
毎度です!「今年の夏は記憶している限り一番きつかった」と思うムラキです。
暑い時期は革素材触りたくないですね(´・ω・`)
さて、たまに相談があるのですが、「自分の望んだカバンや財布を作ってくれませんか?それを販売したい」という要望。
私個人は普段請負職人ですので、この手の仕事は断ります。
(この場合の請負職人、というのは「ひたすら依頼された量産仕事をこなす職人」という意味で使っています。)
「お金積みますから!」など言われますが、そういう問題ではなくて、メーカー業というのと職人というのは違う仕事なんです、と解説するのが毎回毎回大変です。
で、ちょうどいいのでこのblogで解説してみましょう。結論から先に書いておきます。
「量産する場合には職人とクライアントの間を走り回る人間=メーカー業がいないとうまく回らない」
というのが今回の結論です。
鞄なり靴なりのメーカーに入りたい!という人のイメージは下記写真だと思いますが、、、
実際のイメージは下記に近いかなぁ
目次
カバンも財布も靴もベルトも出来上がるまでには専門職の手が必要となる
量産をお願いしたい場合はメーカーを窓口にしてほうが全体の流れはスムーズに行きます。
じゃぁメーカーという連中を飛ばして、自分が全部段取り組めば大儲けできるじゃん!
「SNSなどで請負職人を探してみればいいじゃん!」と思っても見つかりません。
請負職人を見つけても、その人が「請負職人」であればあるほど、あなたの要望は叶えられない
請負職人という仕事は歯車と同じ、という暴論
加工屋さんや請負職人がしくじった。誰が材料費などを弁償するのか
メーカーという仕事
メーカーはどこで出会えるか?
メーカーはこんなクライアントを嫌がる
リピートが見込めないクライアントは嫌がられる
とにかく早く安く、というクライアントは嫌がられる
最初にきちんと線引出来ないクライアントは嫌がられる
「なんだ、メーカーってのはクライアントを選り好みするのか!」
メーカーというのは鞄や財布、靴など全部わかるものじゃないの?
「じゃぁ、メーカーがどういうものを作れるかは、どう知れば良いんだ?」
メーカーが好むクライアント
変に知識を振りかざさない
継続性がある
結論:量産する場合はメーカー業がいないとうまく回らない
今後の革日和予定
カバンも財布も靴もベルトも出来上がるまでには専門職の手が必要となる
このblogの最初の方で解説しましたが、革業界には各種専門加工職が数多く存在します。
・ 革を裁断する仕事「裁断師」の世界
・革業界周辺の職業紹介シリーズ 「漉き屋」
・ 革を薄くする仕事「漉き割り」の世界
・ あなたが見る革に押されたブランドロゴの影にはこんな苦労がある。箔押し屋という仕事
・ 革業界独特の工具「刃型」で同じ形をいくつもいくつも量産できる
・型紙を作るサンプル師
などが存在します。
さらには、素材に関しても革屋、金具屋、ファスナー屋、布屋などの材料屋が存在します。これらすべてが専門職です。
これら専門職の間を走り回って電話をかけて段取りを作るのがメーカーの仕事です。
クライアントから依頼を受けて、これだけの加工専門職や材料店を走り回ります。
量産をお願いしたい場合は、メーカーを窓口にしてほうが全体の流れはスムーズに行きます。
上記専門加工職や素材屋の場所や性格、限界量、納期の目処を把握しており、月々きちんと取引を行っています。
箔押し屋にせよ裁断屋にせよ、彼らは工賃数十円の世界で生きています。箔押し屋に「10個の鞄パーツにロゴを10個だけ押して」と言った場合、10個×数十円となり数百円の儲けとなります。ですが数百円では儲けにならないので、少量の場合はサンプル押しということで数千円請求されます。箔押しのセッティングのために10分20分はかかるので、数千円請求されて当然です。
さらに、箔押し屋さんにしたらこの10個のサンプル押しはあくまで「後日再注文あるよね?」という前提で行っています。継続的に、同じ仕事が来る、というのがメーカーと専門加工職との間の無言の約束なわけです。各種加工専門職はミニマムロット100個はせめて頼まないと加工専門職にしたら仕事になりません。
10個サンプルで加工したら、その後に本生産100個、追加生産200個、と 継続的に来るのが加工屋にしたらありがたいわけです。
逆に言うならば、「継続的に仕事くれない場合はあまり仕事したくない」し、「1回こっきりの場合は高めに値段をつけたいな」と思うわけです。
・加工専門職の人間は安易に「1回いくらですか?」と聞かれるのをすごく嫌がりますし、そういう聞き方をしてきた人間を「あ、素人だな」と判断します。聞くのは「1回の取引はいくら位からですか?」と聞くべきです。「1回最低でも5,000円ほしいなぁ」という回答ならば、たとえ3個だけの工程でも5,000円払う覚悟を見せるべきです。この覚悟があるのがメーカーの人間です。
・メーカーは専門加工職の方と付き合う時にはこれらの大前提を踏まえて行動します。
「今回申し訳ないけど、50個しかないから、多少高めに請求してください」「この仕事、数多いけど、納期どれくらいかかります?2週間?それなら箔押し加工の前にほかの加工段取りやってもってきます」
メーカーは専門加工職に無茶なことを言うこともありますが、専門加工職は「無茶だけどまぁ、やってやるか!」とやってくださるケースも多いです。それはすべて「このメーカーは俺に安定的に仕事をくれる」という信頼があるからこそ、です。
メーカーは各種専門職や素材屋から信頼を得て、その信頼を元にお金を稼ぐわけです。
じゃぁメーカーという連中を飛ばして、自分が全部段取り組めば大儲けできるじゃん!
こう考える人は多いですが、うまくいきません。
加工屋や請負職人がどこいるか、というのがまず調べきれません。インターネットで検索しても出てきません。JLIAなり、鞄組合に聞いても教えてくれません。
なぜなら「信頼」が足りないからです。
信頼が足りない人間を専門加工職や請負職人に紹介し、そこで何かしら問題が起きた場合、紹介者に苦情がやってきます。以前紹介した専門加工職blogの最後に「紹介して、と問い合わせしても紹介できません」と書いてあるのはこれが原因です。
「SNSなどで請負職人を探してみればいいじゃん!」と思っても見つかりません。
彼らは基本的に表に出てこない職業だからです。
「JLIAの中に鞄組合、というのがあるけど、そこに問い合わせたら職人さんいるんじゃないの?HPみたら住所など書いてあるよ!」
なるほど、書いてあります。ただ、そこに書いてあるのは「鞄メーカー」の名前住所です。請負職人には組合がありません。 結果的にこの国には鞄や靴職人がどれだけいるか、というデータが一切存在しません。彼らを探すのは至難です。
また、請負職人自身が自ら情報発信することは稀です。請負職人と明かしてネット経由で仕事が来ることを良しとしない職人さんも数多いです。
請負職人を見つけても、その人が「請負職人」であればあるほど、あなたの要望は叶えられない
仮にあなたが請負職人を無事見つけられたとしても話は進みません。
請負職人の中には「型紙を切れない」という人も多くいます。
・「いや、あなたは職人だから私の望んだものを作ってよ!」といっても、「いや、それはサンプル師の仕事だろ。俺は量産職人だから型紙は切らないよ」と言われます。
・「じゃぁ、私が型紙切ったのがあるから、これで量産して」といっても、「いや、これは量産向きに考えられていない構造だから、君の型紙では作れない」と言われます。
・「この型紙で作って欲しいから、あとは刃型や金具、材料など手配して」といっても、「いや、俺は請負職人だから刃型屋とか、材料屋とか加工屋とかどこにあるか知らないよ?」と言われます。
・「うちの店で売れる鞄などを量産したいからどういう鞄がいいか提案してよ」といっても、「いや、それを考えるのが君の仕事だろ?私にデザインとか企画とか相談しないでよ」と言われます。
・「ハギレで色々な革をパーツ使いしてみよう!」「前回はクロム革だけど、今回は素敵なタンニン革で作ってほしい」といっても、「いや、革が変わると作業が変わるから困るんだよ」と言われます。
・「こちらで材料も手配して、型紙も作り、刃型を作り、パーツの箔押しも入れて、漉きも行って渡すよ」といってはじめて請負職人は作ってくれます。
請負職人という仕事は歯車と同じ、という暴論
・私自身が請負職人ですし、自分の仕事を卑下するつもりもありませんが、「請負職人というのは歯車みたいなもの」だと思っています。
言われたものを粛々と作るだけの仕事です。決して「いや、ここの部分はこうしたほうがかっこいいだろ!」みたいな工夫は要求されません。
決められた納期に決められた品質で納品するのが仕事です。
・それに対してメーカーは「歯車を組み合わせて、クライアントが望むものを提供する」のが仕事です。各種専門加工職も請負職人もメーカーがいないとうまく機能しません。
・「請負職人なんて、そんな仕事楽しいの?(;´∀`)」
今まで10分かかった仕事を8分で出来るようになったり、雇っているパートさんが同じ仕事ができるように段取りを組み、うまく行ったときなどに喜びを覚えますね。パズルを素早く組み立てるような仕事です。個人的には面白いんですが、理解されづらいですねぇ(´・ω・`)
加工屋さんや請負職人がしくじった。誰が材料費などを弁償するのか
・専門加工職や請負職人は安定的な仕事を好みます。これはお金の意味合いもありますけど、経験値上昇の意味があります。
どんなプロでも1回よりも3回、3回よりも10回同じ仕事をしたほうがミスなく、早く出来るようになります。
だからこそ、専門加工職も請負職人も同じ仕事が安定的に来ることを好むわけです。1回こっきりの仕事というのは量産仕事としては旨味が少ないわけです。
・さて、仮にクライアント自身が専門加工職の方に仕事をお願いして、相手が失敗したとします。
そんなときに「お前がミスをしたんだ。材料費弁償だ!時間もかかるからそれも弁償しろ!」と言ったとすると、専門加工職は二度と仕事をしてくれません。
彼らの工賃は1回数十円という世界です。ミスしたために「材料費や時間も弁償しろ」と言われると、「あぁ、こいつと付き合うとリスク全部こちらに被せるな。危険だな」と考えます。
それに対して、メーカーさんの場合は専門加工職や請負職人がミスをした時には「材料を新しく支給しますので、またお願いします」というだけです。
材料費はどうするか、時間の損失をどうするか、と喧嘩してもしょうがないわけです。
なによりも専門加工職に次回も仕事依頼するめには、彼らの機嫌を損ねるわけにはいきません。
・専門加工職の工程が1つミスをすると、その後の段取りも全部狂います。あとの工程の人たちに迷惑をかけることになります。場合によっては納期が遅れるのでクライアントに頭を下げます。誰が頭を下げるのか?メーカーです。「この工程でミスが有ったのでそちらに納期が遅れます」などと謝ります。
謝るのがメーカーの仕事、と言っているのではありません。
クライアントに無事納品して、お金を回収するのがメーカーの仕事なわけです。
メーカーという仕事
メーカーは完成品をクライアントの元に届けるプロです。
メーカーの持っている専門加工職の知識や請負職人に対する知識は長年の蓄積で作られた財産です。
専門加工職が加工したパーツを請負職人が作ったものをメーカーが検品して納品します。
実際に生産過程のどこかで失敗が発生したとしても、材料費や職人の工賃は全部メーカーがリスクを被ります。
だからこそ、1回よりも3回、3回よりも10回と続く可能性のある仕事を好みます。
メーカーはどこで出会えるか?
このJLIAからリンクのあるバッグ組合や鞄工業組合HPなどに行けば各メーカーの住所や連絡先が書かれています。
会社の名前で検索して、HPがある場合はそちらを見ることをオススメします。メーカーによっては自社にショールームを持っているところもありますし、積極的にSNSで情報発信しているところもあります。
あるいは、組合による展示会や企業による各種展示会イベントに行くことをオススメします。
展示会に出ているメーカーさんは、「僕らはこれだけのものを作れますよ。だからそれに類するものの注文を受け付けますよ」とアピールするために出展している会社も多いです。
展示会会場で実物を見て、「私の思うものを作ってもらえませんか?」と相談するのは手っ取り早いです。
展示会はこのblogの過去でも紹介されていますので雰囲気だけでも掴んでみてください。
バッグ・鞄業界2019年5月展示会レポート | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会
メーカーはこんなクライアントを嫌がる
リピートが見込めないクライアントは嫌がられる
ここまで書いてきたように、メーカーというのは各種専門加工職や材料店に信頼を積み重ねています。嫌がるのは少ロット、かつ、リピートが見込めないもの・リピートが来るかどうかわからないものは嫌がります。
請負職人も各種専門加工職も「1回よりも3回、3回よりも10回」同じ仕事をしたほうが、より早く、より良く仕上げられるようになります。
だからこそ1回こっきりの仕事を嫌がります。安定性のある仕事を供給しないと専門加工職から信頼を得られません。
年に1回、という仕事も同じ理由で嫌がられますね。
とにかく早く安く、というクライアントは嫌がられる
1回目の仕事は特にトラブルも生じやすく、時間・お金がかかります。それらを理解せずに「とにかく早く安く作ってくれ」というクライアントも嫌がられます。
口八丁で美味しいことを言っているが、リピートが見込めなさそうなクライアントも嫌がられます。
最初にきちんと線引出来ないクライアントは嫌がられる
下記はメーカー業の人にこのblogを見せて意見を聞いてみました。
「クライアントさんは仕事を持ち込む時に、どこからどこまでを依頼するのかを明確にしてほしいですね。
責任の所在もそうですし、たとえばデザインなのか、企画なのか、製造なのか、そこのラインが曖昧な場合はトラブりやすいです。(販売はクライアントの仕事ですのでメーカーには関係ありません)
依頼する上でも、最初は引け目を感じるのか言われるがままだったのに、時間が経つごとに横柄というか、態度がでかくなって雑になる人もいましたし、
お互いのスタンスを明確にしてきっちり話を最初にすることが大切ですね ( ´∀`)bグッ!」
「なんだ、メーカーってのはクライアントを選り好みするのか!」
そうです。メーカーとしては最初の仕事が一番リスクが高く、途中で仕事が中断して消滅した場合、つぎ込んだ時間や労力、お金を補填する可能性がものすごく高いわけです。
メーカーは少しでも「あ、このクライアントは危険そうだ」と思ったら速攻で手を引きます。
メーカーというのは鞄や財布、靴など全部わかるものじゃないの?
メーカーにもよりますが、基本的に鞄メーカーだからといって鞄の作り方を知っているとも限りません。財布にしても「二つ折り・三つ折り・男性向け長財布」「切り目仕上げ・ヘリ返し仕上げ」「タンニン・クロム鞣し」など、それぞれに応じて請負職人が変わることもあります。「うちは切り目仕上げ・タンニン鞣しの財布作りが得意です」というところは、それ以外はあまり受け付けません。慣れないものを作ろうとするのはリスクだからです。
また、鞄、バッグ、財布などはすべて別世界です。「鞄作れるんだから女性向けのバニティバッグも作れるでしょ?」と言われても作れない可能性が高いです。
とあるメーカーは男性向け鞄が得意だったならば女性向けのバッグ作れるか、というと、作れない可能性が高いです。そのメーカーお抱えのサンプル師や請負職人次第としか言いようがありません。
靴メーカーの場合は更に細分化されています。男性向け・女性向け、ブーツ・パンプスなどさらに細かく別れています。
「じゃぁ、メーカーがどういうものを作れるかは、どう知れば良いんだ?」
だからこそ、組合がやっている展示会や、商品展示会などが存在するわけです。そこで「こういうものが作れるならば僕の作ってほしい。こういう鞄を100個作れますか」という話がしやすくなるわけです。
例えば、下記は大阪ハンドバッグ協同組合さんのHPです。
例えば、下記は一般社団法人 日本かばん協会が行ったかばんフェス2018のレポートです。
『信頼の日本製かばん』で、お出かけしよう! 「かばんフェス2018」レポート (1)
メーカーが好むクライアント
メーカーだって人の子です。また、関係する専門加工職や請負職人に仕事を与えなくちゃいけません。安定性がない仕事は断ります。では、メーカーはどういうクライアントを好むのかをちょろりと紹介してみましょう。
変に知識を振りかざさない
「〜〜の革が一番いいでしょ?」などネットや雑誌の情報にどっぷり浸かっている。わからないことはわからない、と素直に言わない。クライアントは「メーカーというのはどの程度のレベルなのか?」と審査しているつもりでしょうが、メーカーもメーカーで「このクライアントは一緒に仕事するに値するか」を審査しています。
継続性がある
1回こっきりではなく継続性が見込めること。それは商品が魅力的、という問題ではなく、お店があるとか、既存のネットショップがすでにある、など「クライアントが自力で販売するルートを持っている」かどうかで判断します。
ここらのメーカーが好むクライアントという話はもうちょっと細かく書けるのですが、多分書くとメーカーやこのblog読んでいる人自身が嫌な顔すると思うので割愛しておきます。
結論:量産する場合はメーカー業がいないとうまく回らない
メーカー業は各種専門職やクライアントから信頼を得て動くのが仕事です。
また、クライアント・材料店・各種加工専門職・請負職人・メーカーの中では一番リスクを負っています。
「自分でミシンを踏んで製造する」という仕事ではありませんが、「色々な専門職の間を飛び回り、段取りを組み、完成品を届ける」という「多数のものづくりを体験できる」という意味では非常に面白い仕事でもあります。
メーカーの中には自社で生産する会社も多いので、一概にクライアントありきのOEMメインとも言えません。もっとも、自社ブランド持っているところは今回の話のようなOEMは全くやってくれませんね。
バッグメーカーが新人募集ということで見学に行って来た | phoenix blog
また機会があれば、「メーカーを飛ばしてクライアントと直接やっている請負職人のメリット/デメリット」「請負職人という仕事のメリット/デメリット」なども紹介してみましょう。
今後の革日和予定
秋はイベント盛りだくさんです
8/30 フェニックスナイト...レザークラフトフェニックスにて20時半まで営業時間延長。このときだけ店頭にムラキが立っています。
9/11 レザーソムリエ 大阪...お手伝いに行っています
9/26-28 素材博覧会 横浜...合同で出展しています。
10/4.5 ジャパンレザーアワード審査会 東京・二子玉川...机2つだけですが出展予定です
10/12 アイドール 大阪...合同展示会
10/18-20 エーラウンド 浅草...浅草のイベントエーラウンドに革日和個人として出展。セミナー予定
11/2.3 革日和 in 名古屋...合同展示会
11/16 兵庫・皮革まつり バスツアー...毎年恒例のタンナー見学バスツアー
12/4.5 レザーフェア...お手伝いで色々やります
プロフィール
鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター
東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。
最近のブログ記事
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- 【村木るいさん連載】「人に話したくなる革の話」腱鞘炎にならないための考え方とカッターナイフの話
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