August 21, 2024
ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年8月(2)
カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ
地域によって異なりますが、小学校の夏休みがあと10日ほどとなりましたね。夏休み期間中、各地でレザークラフト体験イベントが行われています。Z世代の次の世代といわれる「α(アルファ)世代(2010年~2024年生まれ)に、ジャパンレザー、本革の魅力を伝える貴重な機会です。自由研究や探求学習などで、「実は、革ってサステナブル」であることを理解していただき、革製品を選び、使うことの楽しさ、よろこびを見出していただけるとうれしいです。
なお、今週末、皮革産地でレザークラフト体験イベントを開催予定。3つ目のトピックでお知らせいたします。
今回もイベントやメディアのトピックなどをまとめました。参考にしていただけますように。
【レポート】「ジャパンレザーVOICE」
Web動画配信コンテンツ「ジャパンレザーVOICE(レザボイ)」、今年度4回目の収録を行いました。暦の上では立秋であるものの夏の出口が見えぬまま酷暑の日々が続きそうですが、レザーの季節 秋に向けた内容を企画しております。
時代に寄り添い、エレガントな表現を受け継ぐシューズメーカーの取材と、革製品づくりが盛んなイースト東京の人気エリアの特集(ニューショップとリニューアルオープンしたショップをまとめました)の2本です。
公開をどうぞお楽しみに。
今年度は配信スタイルをリニューアル。当連合会公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」から発信。従来どおりのさまざまなトピックに加え、ジャパンレザーのものづくりにフォーカスし深堀りするコンテンツもご用意しております。
【イベント】「靴の魅力 靴を観る!読む!聴く!」
靴の街・浅草のイベント「靴の魅力 靴を観る!読む!聴く! ―シューカルチャーミュージアム」が、浅草文化観光センター 7F 展示スペース(東京・浅草 雷門前)で8月22日(木)からスタート。
靴をテーマとした映画、音楽、文芸にスポットを当てた展示や、靴の街として知られる浅草の歴史、ユニークなエピソードもパネルガイドなどにより、靴の文化性や多様性、影響を改めてアピールします。
期間中の土曜、8月24日(土)と31日(土)にはトークイベント「靴族会議」が行われます。
時代のターニングポイント=靴産業(靴製作者)にとってはパラダイムシフト必至の今後、靴の世界に何が起こり、よりよく〝靴に生きる〟には何をどうするべきか? 来年は昭和100年・戦後80年・靴産業155年の節目の年。新しい時代・市場への変化が進み、従来とは異なる対応が求められています。その新しい波に向かって突き進んでいるフロントランナーを囲みお話を聞き、参加者と交流するトークセッション。靴を夢見る人のミライを拓くミーティングとなります。
パート1:「わたしとくつのものがたり――靴の歴史・文化・魅力について」
8月24日(土) 14:00~16:00
市場激変の令和に、従来にないアプローチで靴関連の仕事を行う若者たちの活動ぶりを聞き、靴の魅力と私の生き方を再確認。合言葉は"やっぱり靴が好き"
パート2:「どうする、どうなる、靴ミライ――靴産業・ビジネスの可能性について」
8月31日(土) 14:00~16:00
産業危機の今、業界をリードする人や異分野の人の話を聞き、ビジネスの展望や靴の新たな価値の創造について考える2時間。伝統は革新によって守られる!
なお、写真は昨年の開催時に撮影させていただきました。
【イベント】レザークラフト体験
皮革産地、埼玉県草加市のものづくりの歴史や魅力を紹介する草加市文化会館伝統産業展示室ぱりっせが、「夏休みにも! コドモもオトナも楽しめる レザークラフト体験!」を8月24日(土)に開催。多彩な動物モチーフで自分だけのオリジナル作品を仕上げることができますよ。
【イベント】「Stage-1987-」
皮革産地 埼玉県草加市のものづくり集団、そうか革職人会に所属する腕利きファクトリーのオリジナルブランド「Stage-1987-」が、8月22日(木) ~ 9月9日(月)、草加マルイ 1F カレンダリウムでポップアップイベントを行います。
高品質のレザーを使用した、少量生産によるカラー限定アイテム、数量限定のバッグ・財布・革小物を多数展開。
イベント期間中、カラーオーダー受注やL字財布の「無料刻印サービス」の予約販売も行います。
東日本バッグ工業組合 組合員有志による人気イベント、「TOKYO LEATHER GOODS FACTORY COLLECTION」にも定期的に参加。注目のバッグチャームなどもバリエーション豊富で好評です。
【イベント】高松三越「日本革市」
一般社団法人日本タンナーズ協会が主催する人気イベント、「日本革市」の2024年秋冬シーズン第1弾が8月28日(水)~9月2日(月)、高松三越 新館5F 催物会場で行われます。全国各地の革製品メーカーが本革の製品を展示販売。四国では取り扱いのない製品も多数登場します。
【メディア】「繊研新聞」
8月6日(火)、「繊研新聞」の人気インタビュー企画《業界団体トップに聞く》に、一般社団法人日本バッグ協会の宮昌弘会長が登場。
宮会長は7月に会長に就任。財布をはじめとする革製品製造のミヤ・レザークラフトの社長を務めています。「サイフの日」のプロモーションや、日本かばん協会と連携して注力する技術認定事業など、バッグ・財布業界の取り組みを紹介。ウェブ版では有料会員向け記事となっていますので、ご注意ください。
【イベント】「フェニックスナイト」
大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」の恒例企画、「Phoenix night(フェニックスナイト)」が8月30日(金)に行われます。
月に一度の延長営業日をイベント化。レザークラフトに関する相談や質問などもしやすく、普段は来店しにくい方も仕事帰りに立ち寄れると好評です。酷暑が続くなかでも若干日没後涼しく感じるようになりましたので、暑くて外出が億劫な方にもおすすめしたいですね。
当ブログ月イチ連載でお馴染みの村木るいさんが登壇する、初心者さん向けセミナー(無料)も人気です。今回は「接着剤の話」をテーマにレクチャー。「革で使う接着剤はどういう種類があるのか?」「どういう塗り方?どういう工具を使うのか?」「万能な接着剤は存在しない」「接着の原理と目標地点をどこに定めるのか」「下地処理の考え方」「接着剤が効力を発揮する最適な状況を用意する」などなど、知りたかったことをわかりやすく丁寧に解説してくれます。
少人数制なので、参加者のペースに合わせてくれるのも人気の理由です。「途中からわからなくてついていけなかった」という後悔ゼロ。どしどし質問して有意義な時間にしてください。
なお、セミナーは要予約。エントリーがない場合には行われない可能性がありますので、必ず予約してください。
プロフィール
鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター
東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。
最近のブログ記事
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