September 11, 2024
ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年9月(2)
カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ
いよいよ今週末から9月の連休がスタート。猛残暑が続きますが、朝晩は過ごしやすくなり、夏→秋のスイッチが入るころ。秋色の夏服に加えて、革製品で秋じたくをはじめていただきたいですね。
今回は、当連合会公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」に9月6日公開された「ジャパンレザーVOICE(#レザボイ)」放送後記のほか、メディアやイベントのトピックをまとめました。参考にしていただけますように。
【YouTube】「ジャパンレザーVOICE」
当連合会公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」でお馴染みの「ジャパンレザーVOICE(#レザボイ)」が2024年度もスタート。9月6日(金)に最新動画が公開されました。今年度より、放送後記「ジャパンレザーVOICEダイアリー」が当ブログに移行。コンパクトにまとめます。なお、各社のリンクは動画の概要欄をご参照ください。
今回の動画は、「ジャパンレザー・ニュースBOX」「初秋のジャパンレザー関連イベント&上半期のイベント振り返り」です。
「ジャパンレザーアワード2024」応募作品展示
「ジャパンレザーアワード」は国内最大の革製品コンテスト。今年で17年目を迎えます。国産のなめし革などを使用した作品を対象とし、革を用いた製品の、新たな可能性を見出すアワードです。このアワードを通じて、新たな"発想・表現"のできる人材の発掘と育成に取り組んでいます。9月28日(土)・29日(日)の二日間、全応募作品を展示するイベントを東京・渋谷 渋谷ストリーム ホールで開催します。
一般公開となる応募作品展は、初日、28日(土)に審査会が行われるため、審査会終了後の夕方から公開予定。会場が整い次第、一般公開となり、16:30~18:00までを予定しています。2日目、29日(日)は10:00~16:00まで自由にご覧いただけます。
なお、審査日である初日は、審査の厳正さを確保するため、審査終了まで作品展示スペースへの審査関係者以外の立ち入りはできませんが、審査の進行状況は、展示スペースの外側から観覧可能です。イベント全体としては11:00からオープンし、その他のフロアでは審査中もイベントが行われておりますので、存分にお楽しみいただけます。会場は3フロアあり、内容充実! 詳細につきましては次回の投稿でお知らせいたします。
「LEATHER WORLD 2024」
人気イベント「LEATHER WORLD(レザーワールド)」も9月28日(土)・29日(日)の二日間、東京・渋谷 渋谷スクランブルスクエア7Fで開催されます。
2016年から始まったレザーの祭典「LEATHER WORLD」は、革がもつ「色合い」「種類」「大きさ」「質感」など、レザーの魅力に多面的に触れることができる体験型イベントです。「LEATHER CARE」「WORK SHOP」「QUIZ」「BRAND & LEATHER」などのコンテンツが充実しています。
毎年、楽しみになさっているリピーター、ファンの皆さまが多い人気イベントです。世界一のシューシャイナー 長谷川裕也さんののワークショップが大好評! ハイシャインに加え、キッズ・初級・バッグケアメニューも新登場。レザークラフト体験ワークショップは昨年募集後応募が殺到し、すぐに受付終了。レザーのケア、メンテナンスの相談ができるブースも毎回大人気です。
昨年に続き、「テーーマ\teema」のポップアップイベントも開催されます。次回の投稿でお知らせいたします。
「knot collection」
日本バッグ工業連合会主催の合同展示会「knot collection」が10月9日(水)・10日(木)、東京・浅草橋 浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス3F カンファレンス ROOMゼロで行われます。大阪バッグ協同組合加盟メーカーが参加。各社のオリジナルブランドをはじめ、さまざまなバッグ、財布、革小物が発表されます。
毎回参加なさっている袋物なかむら 中村光春さんは、国内最大規の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」2023年度の特選に入選。2012年度部門賞受賞の中村保義さんのお父さまであり、史上初の親子エントリ―となりました。今回は残念ながら不参加とのことですので、ご注意ください。
「ILCE」
レザークラフターの注目を集める公募展、2024年度「ILCE(International Leather Craft Exhibition)」が6月29日(土)~7月2日(火)、東京都品川区大崎 O美術館で行われました。
「ILCE」は、作品を公募し、集まった作品に対して関係者および審査員などによる審査を経た入選作品を一般展示する展覧会です。
これからのレザークラフト界の文化交流、世代交流、世界交流の場となり、広く、多くの交流を通じてレザークラフトのさらなる発展を目指しているそうです。
今回も素晴らしい作品を多数展示。カービングなど緻密なハンドワークに驚きました。今回の結果などにつきましてはJapan Leather Craft Association公式ウェブサイトをご覧ください。
上吉川祐一写真展「いのち」
埼玉県川口市 西川口レオフォトギャラリーにて、上吉川祐一写真展「いのち」が6月6日(木)~30日(月)に開催。 写真家 上吉川祐一さんが畜産農家からタンナーまでを丁寧に取材し、牛革製品が完成するまでの過程を撮影した作品を展示しました。
写真展「いのち」は富士フイルムギャラリー(東京・札幌・大阪)の会期が無事終了。東京展では1.2万人もの来場者を記録したそうです。食肉の副産物として産出される皮を利活用してつくる牛革製品を通じ、「いのちの大切さ」について考えるきっかけになりそうですね。
写真展と同様の作品をまとめた写真集「かわと生きる」(ulus publishing/出版社名はテロップのみで表記)も発売されました。牛の「皮」が「革」となるまでの過程を丁寧に追いかけた、ほかに類のない一冊です。革なめし職人(タンナー)へのインタビューも収録されています。
写真展「かわと生きる」は、9月14日(土) ~10月4日(金)にソニーストア 大阪 SONYストアαプラザ大阪で開催。9月28日(土)13:00からはトークショーも。今回の展示では、半裁に印刷した作品や額に入れた作品など、すべて革に印刷した作品が展示されます。
【メディア】「ウラハラプロジェクト 賛同人異業種トーク」
皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト、「シンキングレザーアクション/Thinking Leather Action(TLA)」の川北座長がFM渋谷「ウラハラプロジェクト 賛同人異業種トーク」<9月11日(水)12:00~12:55>の生放送に出演決定! 当日聴取可能エリアにいらっしゃる方はぜひ、お聴きください。
同番組は「Radimo(レディモ)」というアプリでも配信しています。または、「NOTE」にていつでも再生していただけます。くわしくはこちらをご覧ください。
【YouTube】「ゆるふわちゃんねる」
JA全農が運営する産地直送通販サイト「JAタウン」の公式チャンネル、「ゆるふわちゃんねる」のJAタウンオフィシャルサポーター 秋元真夏さんがMCを務める番組、「ゆるふわたいむ」で JA全農ミートフーズ×日本皮革産業連合会「お肉を食べて革製品を使おう! キャンペーン」をご紹介いただきました。ぜひ、ご視聴ください。
【イベント】「NO SHOES NO LIFE2」
靴職人の作品・製作実演・ワークショップなどを紹介するイベント、「NO SHOES NO LIFE」の第二弾が2023年に続き開催決定! 9月12日(木)~30日(月)、浅草文化観光センター 7F 展示スペース(東京・浅草 雷門前)で行われます。
今回は、「NO SHOES NO LIFE(ノーシューズ ノーライフ)2-靴職人の作品とワークショップを楽しむ展示会」と題し、「手製靴職人による靴製作実演」、「靴もしくは革製品製作ワークショップ」、「子どもと靴と健康と―フィッティング(計測)相談&セミナー」、「子どものための工作教室―ガムテープで作る靴&ブーツ」など盛りだくさん。会期中には、「台東ザッカデザインコンペティション」とのジョイント展示も予定されています。
【イベント】「靴磨き選手権」北海道大会
北海道靴磨き選手権大会(大丸札幌店、Brift H SAPPORO主催)とコラボし、皮革・革製品のサステナビリティを発信するThinking Leather Action(TLA)のメッセージをお届けしました。
「靴磨き選手権」北海道大会は、大丸札幌店とBrift H SAPPOROが主催し、9月14日(土)、大丸札幌店 5F 特設会場で行われます。北海道の靴磨き文化を広げることを目的に2022年から開催。第3回大会より「靴磨き選手権大会」(一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会主催)の姉妹大会として、相互協力のもと実施。北海道No.1のシューシャイナーが決定します。ぜひ、お立ち寄りください。
<大会日程>
北海道靴磨き選手権大会
9月14日(土) 10:30~16:30
北海道・大丸札幌店 5F 特設会場
<コラボ内容>
①実は、革ってサステナブル賞の贈呈(お肉のカタログギフト)
【選定基準】会場を一番盛り上げた、又は、最もサステナブルな磨きをした出場者
【お肉のカタログギフトの理由】靴に使われている革は食肉の副産物だから
【選定者】田代径大氏(靴磨き選手権大会プロデューサー)
②TLAリーフレットの配布
③「お肉を食べて革製品を使おう!キャンペーン」リーフレットの配布
※北海道靴磨き選手権大会は、2024年から靴磨き選手権大会((一社)日本皮革製品メンテナンス協会主催)の姉妹大会として連携しています。
【レポート】「靴磨き選手権2024」1st Round
前述の「靴磨き選手権大会2024」1st Roundが8月17日(土)~18日(日)に福岡県福岡市博多の岩田屋本店本館7F大催事場で行われました。
2018年にスタートし2023年から一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会が主催。"靴磨き文化の発信と発展"を合言葉に行う同大会。1st Roundでは全国から勝ち上がった総勢32名の猛者達が、Final Round進出をかけて競いました。
今回の「実は、革ってサステナブル賞」は松田 慎也(マツダ シンヤ)さん「SHOESLab. TORCH (シューズラボトーチ)」が受賞。靴に使われている革は食肉の副産物ということからお肉のカタログギフトが贈呈されました。
選定基準は「会場を一番盛り上げた、または、最もサステナブルな磨きをした出場者」となっており、ラーメン屋に扮した印象的なファッションで会場を盛り上げるだけでなく、靴磨きに関心が少ない方に向けて発信している姿勢が持続可能性という意味でのサステナブルな活動と評価されました。
会場では皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト、「シンキングレザーアクション/Thinking Leather Action(TLA)」のパネルが掲出され、パンフレットも配布。
靴好き・革好きの皆さまに、「シンキングレザーアクション/Thinking Leather Action(TLA)」のメッセージをお届けいたしました。
「Final Round」に進む6名の皆さまについては、靴磨き選手権大会公式インスタグラムアカウントで紹介されています。併せてご覧ください。
プロフィール
鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター
東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。
最近のブログ記事
- ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年9月(3)
- ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年9月(2)
- ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年9月(1)
- 【村木るいさん連載】20年靴を作っていても勉強をするし、勉強すれば成長できるかもしれない、という話
- ジャパンレザー NEWS【まとめ】2024年8月(2)
カテゴリー
月間アーカイブ
- 2024年9月 ( 3 )
- 2024年8月 ( 3 )
- 2024年7月 ( 5 )
- 2024年6月 ( 4 )
- 2024年5月 ( 5 )
- 2024年4月 ( 4 )
- 2024年3月 ( 3 )
- 2024年2月 ( 4 )
- 2024年1月 ( 4 )
- 2023年12月 ( 4 )
- 2023年11月 ( 5 )
- 2023年10月 ( 4 )
- 2023年9月 ( 4 )
- 2023年8月 ( 4 )
- 2023年7月 ( 4 )
- 2023年6月 ( 4 )
- 2023年5月 ( 4 )
- 2023年4月 ( 4 )
- 2023年3月 ( 5 )
- 2023年2月 ( 4 )
- 2023年1月 ( 3 )
- 2022年12月 ( 4 )
- 2022年11月 ( 4 )
- 2022年10月 ( 4 )
- 2022年9月 ( 4 )
- 2022年8月 ( 4 )
- 2022年7月 ( 4 )
- 2022年6月 ( 5 )
- 2022年5月 ( 3 )
- 2022年4月 ( 4 )
- 2022年3月 ( 5 )
- 2022年2月 ( 4 )
- 2022年1月 ( 4 )
- 2021年12月 ( 4 )
- 2021年11月 ( 3 )
- 2021年10月 ( 4 )
- 2021年9月 ( 5 )
- 2021年8月 ( 3 )
- 2021年7月 ( 4 )
- 2021年6月 ( 5 )
- 2021年5月 ( 3 )
- 2021年4月 ( 4 )
- 2021年3月 ( 5 )
- 2021年2月 ( 4 )
- 2021年1月 ( 4 )
- 2020年12月 ( 4 )
- 2020年11月 ( 4 )
- 2020年10月 ( 4 )
- 2020年9月 ( 5 )
- 2020年8月 ( 3 )
- 2020年7月 ( 5 )
- 2020年6月 ( 4 )
- 2020年5月 ( 3 )
- 2020年4月 ( 4 )
- 2020年3月 ( 4 )
- 2020年2月 ( 4 )
- 2020年1月 ( 4 )
- 2019年12月 ( 4 )
- 2019年11月 ( 4 )
- 2019年10月 ( 5 )
- 2019年9月 ( 4 )
- 2019年8月 ( 3 )
- 2019年7月 ( 5 )
- 2019年6月 ( 4 )
- 2019年5月 ( 4 )
- 2019年4月 ( 4 )
- 2019年3月 ( 4 )
- 2019年2月 ( 4 )
- 2019年1月 ( 4 )
- 2018年12月 ( 4 )
- 2018年11月 ( 4 )
- 2018年10月 ( 5 )
- 2018年9月 ( 4 )
- 2018年8月 ( 4 )
- 2018年7月 ( 4 )
- 2018年6月 ( 4 )
- 2018年5月 ( 5 )
- 2018年4月 ( 4 )
- 2018年3月 ( 4 )
- 2018年2月 ( 4 )
- 2018年1月 ( 4 )
- 2017年12月 ( 4 )
- 2017年11月 ( 5 )
- 2017年10月 ( 4 )
- 2017年9月 ( 4 )
- 2017年8月 ( 4 )
- 2017年7月 ( 4 )
- 2017年6月 ( 4 )
- 2017年5月 ( 4 )
- 2017年4月 ( 4 )
- 2017年3月 ( 5 )
- 2017年2月 ( 4 )
- 2017年1月 ( 3 )
- 2016年12月 ( 4 )
- 2016年11月 ( 5 )
- 2016年10月 ( 4 )
- 2016年9月 ( 4 )
- 2016年8月 ( 4 )
- 2016年7月 ( 4 )
- 2016年6月 ( 5 )
- 2016年5月 ( 3 )
- 2016年4月 ( 4 )
- 2016年3月 ( 5 )
- 2016年2月 ( 4 )
- 2016年1月 ( 4 )
- 2015年12月 ( 4 )
- 2015年11月 ( 4 )
- 2015年10月 ( 4 )
- 2015年9月 ( 5 )
- 2015年8月 ( 3 )
- 2015年7月 ( 5 )
- 2015年6月 ( 4 )
- 2015年5月 ( 4 )
- 2015年4月 ( 5 )
- 2015年3月 ( 4 )
- 2015年2月 ( 4 )
- 2015年1月 ( 4 )
- 2014年12月 ( 4 )
- 2014年11月 ( 4 )
- 2014年10月 ( 5 )
- 2014年9月 ( 4 )
- 2014年8月 ( 3 )
- 2014年7月 ( 5 )
- 2014年6月 ( 4 )
- 2014年5月 ( 4 )
- 2014年4月 ( 5 )
- 2014年3月 ( 4 )
- 2014年2月 ( 4 )
- 2014年1月 ( 4 )
- 2013年12月 ( 4 )
- 2013年11月 ( 4 )
- 2013年10月 ( 5 )
- 2013年9月 ( 4 )
- 2013年8月 ( 3 )
- 2013年7月 ( 5 )
- 2013年6月 ( 4 )
- 2013年5月 ( 5 )
- 2013年4月 ( 4 )
- 2013年3月 ( 4 )
- 2013年2月 ( 4 )
- 2013年1月 ( 4 )
- 2012年12月 ( 4 )
- 2012年11月 ( 4 )
- 2012年10月 ( 5 )
- 2012年9月 ( 4 )
- 2012年8月 ( 4 )
- 2012年7月 ( 4 )
- 2012年6月 ( 4 )
- 2012年5月 ( 5 )
- 2012年4月 ( 4 )
- 2012年3月 ( 4 )
- 2012年2月 ( 5 )
- 2012年1月 ( 3 )
- 2011年12月 ( 3 )
- 2011年11月 ( 5 )
- 2011年10月 ( 4 )
- 2011年9月 ( 4 )
- 2011年8月 ( 5 )
- 2011年7月 ( 4 )
- 2011年6月 ( 5 )
- 2011年5月 ( 4 )
- 2011年4月 ( 4 )
- 2011年3月 ( 5 )
- 2011年2月 ( 4 )
- 2011年1月 ( 4 )
- 2010年12月 ( 4 )
- 2010年11月 ( 5 )
- 2010年10月 ( 4 )
- 2010年9月 ( 4 )
- 2010年8月 ( 5 )
- 2010年7月 ( 4 )
- 2010年6月 ( 4 )
- 2010年5月 ( 5 )
- 2010年4月 ( 4 )
- 2010年3月 ( 5 )