人は天然皮革の魅力を知っている
革とは・・・
それは無数にからみ合ったコラーゲンというタンパク質繊維から構成され、 厳しい自然環境から動物たちの身体を護ることのできる優れた皮膚機能があります。
その強度はおよそナイロンに匹敵し、羊毛の3倍といわれています。
また、適度な伸びと弾性があるため歴史的に古くから優れた素材として愛用されてきました。
理由は、人は天然皮革の魅力を知っているからです。
防護性、防寒性、吸湿・放湿性といった機能。
肌への馴染みやすさ。
温もりのあり手ざわり感。
深みのある色合い。
二つと同じ革はない。
革には天然素材であるゆえ『キズ痕』、『焼印(BRAND)』があります。
潅木、茨などによってできたものであり、原野、牧場で生きてきた本物の証しといえるでしょう。
『焼印』は放牧の際に牧場所有の証明として印されたものです。
これらを決定的な欠点としてではなく、巧みに利用し、使いこなすことによって天然資源を大切にすることにもつながっていくのではないでしょうか。