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2016年

革靴履き心地解析等事業に関する企画提案を募集します。

2016/03/25

公募を締め切りました

事業目的

日本皮革産業連合会（以下、「皮産連」という。）は、平成23年度より、経済産業省、革靴業界団体と連携した「足入れの良い革靴プロジェクト」を開始し、国内革靴産業が低価格品とブランド品の流入および少子化といった市場環境に対抗すべく、消費者に美しく、履き心地がよく、サイズ表記を信頼して選択することができる「Made in Japan ブランドの革靴」を確立することにより、ブランドを持たない中小の革靴製造会社等が1社でも多くこれを活用できるよう革靴履き心地解析等事業を行っています。

皮産連では、23～25年度の3か年をかけ科学的に履き心地を研究した6cmヒール・プレーンパンプスの婦人靴型2タイプを開発し、26年度には製造物のバラツキを抑える「革靴の製造品質管理ガイドライン」の作成とあわせ、4.5cmヒール・プレーンパンプスの婦人靴型2タイプを開発し、27年度には7.5cmヒール・プレーンパンプスの婦人靴型2タイプを開発したところです。

28年度の委託業務では、これまでに開発した婦人靴型を用いて製造・販売される認証革靴の靴型データと、購入者等の足形状データとの関係を統計的に分析することで、足形状に適合する認証革靴（婦人靴型）のサイズ推奨アルゴリズム（処理手順）を策定することを目的としています。

事業内容

28年度の委託業務の内容は、以下に掲げる分析を実施することで、科学的根拠に基づいた認証革靴のサイズ推奨アルゴリズムを策定していただきます。あわせて、このアルゴリズムをアイウェアラボラトリー社製3D計測器「INFOOT」で計測されるデータと連携が可能なソフトウェアとして開発していただきます。

(1) 足形状データとフィッティングにより選択された靴型データとの統計的分析
(2) 足形状と靴型の分析に基づく認証革靴のサイズ推奨アルゴリズムの策定
(3) 3D計測器と連携可能な認証革靴のサイズ推奨アルゴリズムソフトウェアの開発