公募を締め切りました

事業目的

経済産業省と日本皮革産業連合会は連携して「足入れの良い革靴プロジェクト」を推進しています。このプロジェクトでは、低価格品とブランド品の流入および少子化といった市場環境に対抗すべく、履き心地が良く、歩きやすく、美しく、靴に起因する足のトラブルが少ない、「Made in Japan ブランドの革靴」の確立を目指しています。

このため、平成23・24・25年度の3か年をかけ、「科学的な証拠に基づく靴型の設計指針づくり」を行うため、日本人の足形状や歩行パターンに適合する革靴製造のための靴型の開発を行ってきました。

26年度は、開発した靴型に基づいて革靴を製造する工程でのばらつきを小さくするため、科学的アプローチ（製造した革靴の測定、履き心地への影響分析など）にしたがって製造品質管理方法について研究し、「革靴の製造品質管理ガイドライン」を作成いただきます。

事業内容

25年度に開発した靴型を用いて以下の調査と実験を行い、実験結果から「革靴の製造品質管理ガイドライン」をとりまとめていただきます。

(1) 革靴製造工程の調査とプロセスモデル作成
複数の革靴メーカーの製造工程を実地調査し、そのプロセスと所要時間、従事者のスキルレベルなどを整理する。

(2) 最終製造物の定量評価
製造工程の相違が製造物のばらつきにどのように影響するかを革靴形状の3次元計測により明らかにする。同時に部品の影響についても調べる。

(3) 最終製造物の人間工学的評価
革靴の形状誤差がサイズ感、履き心地や歩行時の圧力、歩容などにどの程度影響するかを明らかにする。

(4) 革靴の製造品質管理ガイドライン
部品の品質、ならびに、これを構成する製造工程のプロセスのどの部分をどのように管理すれば、サイズ感や履き心地が安定した革靴を生産できるかをガイドラインとしてとりまとめる。

対象者

応募資格を定めています。詳しくは、関連資料「様式K-1 募集要領」をお読みください。

業務委託期間

委託契約締結日 ～ 平成27年3月31日(火)

募集期間

平成26年3月20日(木) ～ 平成26年4月18日(金) 17:00 まで

提出先・お問い合わせ先

関連資料「様式K-1 募集要領」に記載した担当まで、e-mailにより、ご提出・お問い合わせください。

説明会

説明会は開催しませんので、関連資料「様式K-1 募集要領」をよくお読みください。

関連資料

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