人と自然に優しい革で作ります
姫路黒桟革(鞣しと塗りの技で品格を奏でる牛革漆塗り)の製造
牛革の吟面(表面)のシボに漆を施す黒桟革は、古くは戦国時代の武将の鎧、冑の極上物として武具に使用されていました。この黒桟革を使用した鎧、冑は余程の達人でも切れなかったという貴重なもので現在では剣道防具の胴胸として、その伝統が受け継がれています。
坂本商店は、先々代(大正末期)より剣道具の製作を始めました。黒桟革の工程は大きく(素材の革つくり)と(漆の塗り)の二つに分かれます、革の特性を知り、天然の風合い、吟面の美しさを知り尽くし、天然皮革の魅力を引き出す、なめしの技術、皮革の吟面の美しさを活した厳しい塗りの技術、二つの技術が合わさって完成される伝統の技です。この二つの技を得意としています!