欧米ブランドに「負けていないぞ!」

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上質でクリエイティビティあふれるファッション・雑貨・ライフスタイルの合同展示会「プラグイン」(主催:繊研新聞社)が3月15日(水)から3日間、東京・渋谷 渋谷ヒカリエにて行われました。


上質なウェアとファッショングッズ、ライフスタイルブランドなど147社が出展。エントランス付近では<stopover tokyo(ストップオーバー・トウキョウ)>がフードエリアをコーディネート。「カフェがコーディネートするブース」という切り口で、高感度なインポートフードブランドを集積。フードカルチャーがファッションを感じさせる時代にマッチした空間演出で盛り上げました。そんな最新トピックを発信する会場から日本製革製品を中心にピックアップしてご紹介します。


旅をコンセプトにしたハイカジュアルバッグブランド<TRAVER(トレヴァー)>がデビュー。

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豊岡をはじめ、すべての工程を国内で行うことにより、高い品質を実現。「旅の出会いは人生に新しい価値をもたらして より上質で豊かな人生へと導いていく」、「日本の職人たちによって丁寧につくられたバッグに尽きることのない美しさと堅牢さを追求する」という理念が込められています。

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今季注目の小さめボディバッグもいち早く発表。外ポケットのファスナーが描くカーブが特徴的。シンプルななかにも、ほどよい個性があり、バランスがいいですね。


実力派クリエイターが手がける<NAOTO SATOH(ナオトサトウ)>では、ブランドアイコンとなっているネオプレンレザーのバリエーションを拡充。

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ウエットスーツなどに用いられるネオプレンとレザーをドッキング。裏地と縫い代のない縫製技術を応用し、軽量感、立体感が生かされたバッグをリリースしています。

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新作としてはサークルフォルム、蕾が開くようなフラワーモチーフのタイプ、メタリックレザーが登場。スポーティなシンプルシックなテイストに華やぎと煌めきが加わることでパーティや旅行など、活用シーンが広がりました。


「足にやさしい」「身体にやさしい」「心にやさしい」をコンセプトに展開する<DOUBLETREE(ダブルツリー)>。<暮らし系女子>をターゲットに新マーケットを開拓し、話題の雑誌「リンネル」に掲載され、同誌ECサイトでも人気を集めています。

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脚をきれいに見せる深めのカッティング、 履く足に馴染むソフトな上質レザー、 疲れを軽減してくれる低反発インソール 、クッションの効いた最高品質のアウトソールなどにより、美しく快適な履き心地のフットウエアを提案しています。

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防水レザーを用いた新作も好評です。


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シューズのほかにも、財布などの革小物もラインナップ。フクロウの型押しがかわいい。フクロウは<不苦労>という文字が当てられることもあり、ラッキーなモチーフとしても人気。縁起ものとしての要素が強い財布にはぴったりですね。


イースト東京・北千住を拠点とする靴メーカー パイオニアのオリジナルブランド<Pionero(ピオネロ)>は、確かな技術とアート感覚のクリエイティビティが織りなすシューズを発表。

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ハンドペイントによるオリジナルレザー、ナチュラルテイストのコレクションに人気が集まっています。レディスに加え、メンズも出品。ムラ感が味わい深いですね。

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日本橋三越本店のポップアップイベントではペイントシューズを限定販売。ユーザー自身がカラーペインティングにトライするカスタムメイドが好評でした(写真:<Pionero factory>フェイスブックページより)。


靴の街、神戸・長田を拠点とするメーカーによるファクトリーブランドとして2015AWより始動した<flower's by siete(フラワーズ バイ シエテ)>。辛口テイストを好む大人の女性に向け、リアルシューズを展開しています。

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木型の開発からパターン、デザイン、素材・パーツのセレクト・・・それらを集結させ、ファクトリーの丁寧なものづくりを表現。すべてのプロセスをスタッフでつくる、つくり手発信型のブランドです。ポインテッドトゥのフラットシューズをはじめ、脱シンプル時代に相応しいデザインコンシャスなシューズを提示。ビビッドなカラーやメタリックレザーなど色合いにもパンチがあり、ユーザーが選びやすく、着こなしに取り入れやすいコレクションでした。


レザー関連ではないのですが、とても興味深く、ご紹介したいのが<three for free(スリーフォーフリー)>。天然素材のコスメとともにバッグ、トラベルケース、ポーチ、ケース、ミラー、チャームなどのスモールアイテムを展開しています。

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テーマは、トラベル、ワーク、アウトドア・・・「3つのキャリー(持ち運び)」。多様なシーンで、コスメと持ち運ぶことができるアイテムを開発。「3(three)」をキーに、三角形をモチーフにした統一感のあるデザインがスタイリッシュ。コスメとバッグ、ファッション雑貨の一体的な提案がいまの時代をとらえていて、キャッチ―ですね。ポップアップイベントなど、次々とオファーがあるそうです。


近年、ライフスタイル系ショップだけでなく、百貨店でも、商品カテゴリーの垣根を超えた売り場、フロアが増えてきました。バッグ、革小物とコスメは、流通チャネル、売り場も異なっていましたが、化粧品に用いられる成分、コラーゲン、石鹸に用いる精製油脂の製造などは皮革業界にも関連した事業でもあります。こうした取り組みにより、食肉の副産物としての皮革をユーザーのかたがたにより深く知っていただくきっかけになりそう。今後の推移に注目したいですね。


ライフスタイル、コーディネートに馴染みながら、そのひとの個性を引き出し、華やぎを添えるジャパンレザー。付加価値と存在感に高感度ユーザーの共感が寄せられ、日本製への信頼がさらに広がっていきますように。



■ 参考URL ■

 プラグイン
 <http://www.senken-ex.com/plugin/index.html>


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合同展示会、商談会「ててて見本市2017」が、2月8日(水)から3日間、東京・青山 スパイラルホールで行われました。

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古今の素材や技術と向き合いながら、創意工夫を加え、今の時代にしかるべきかたちで中量生産される手工業品。そんな手工業品を軸足にして、これからのつくり手、伝え手、使い手の在り方を一緒に考え、三つの手をつなぐ、<ててて協働組合>が主催するイベントです。

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地域や素材や技術など背景を大切にし、つくり続けるための仕組みづくりを目指す、つくり手が全国各地から出展。個性あふれるプロダクトがそろいました。そのなかから、革製品をピックアップしてご紹介します。


イースト東京・松が谷を拠点とする<SHOJIFUJITA(ショウジフジタ)>。道具街として知られる合羽橋にほど近い、このエリアに若いつくり手たちの工房、アトリエ&ショップが増え、街がにぎやかになっています。

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昨年、大手文具メーカー<コクヨ>とコラボレーションが実現。「スマートワークスタイル」をコンセプトにビジネスアイテムを展開する<trystrams>から、革素材のケースシリーズ<SHOJIFUJITA>が好評です。

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六角形のフォルムが特徴的。イエローなどの新色も増えました(<SHOJIFUJITA>オフィシャルサイトより)。


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バッグ、小物の新作も登場。ポーチにはサイズバリエーションもあり、ライフスタイルに合わせたマルチユースに対応。色合い、素材感も絶妙ですね。

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商談も活発に行われていました。


<ANCHOR BRIDGE(アンカーブリッジ)>は、「Meaning of making by hand "手でつくることの意義"」をコンセプトに展開。つくり手の視点から道具(アイテム)の特性を考え、厳選した革を使用しハンドメイドで製作。

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革製品の持つ奥深い魅力を追求し、緻密で躍動的なデザインを提案。ヴィンテージのような味わいのあるレザーとシンプルななかにも個性が光ります。

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Tストラップシューズにひきつけられました。熱狂的なファンが多い定番。ガーリーでありながら、ちょっぴり無骨な佇まい。履き込みの深さ、トゥとのバランスが絶妙ですね。トレンドの<ギーク(オタクっぽい)>な着こなしにぴったり。スニーカーに見慣れた女性には新鮮なのではないでしょうか。


東京・浅草から兵庫・神戸 灘高架下へと移転。近年、灘高架下はクリエイターのアトリエ&ショップが次々とオープン。イベントが開催されるなど、活気にあふれています。少し足をのばせば、靴のファクトリーが集積する、長田、国内有数の皮革産地、姫路が。そんな好立地で、新たなものづくりが盛り上がっています。


「深く 深く 誰の心にもある大切な想いや考えを井戸水を汲み上げるように丁寧に グラフィック プロダクト インテリア 建築まで一貫した視点で澄んだデザイン」が息づくレザープロダクトブランド<ke shi ki>。

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そのひとつ、<Round bottom bag>は使っているときもちろん、それ以外の置かれているときの景色にも留意しつくれらているそうです。安定感があり、しっかりと自立し、内側も見やすい仕様。円筒形と丸底、マグネットの留め具や持ち手のステッチも丸く仕上げ、統一感があり、スタイリングにも馴染むのがうれしい。


インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>卒業生としてもおなじみの<.URUKUST(ウルクスト)>が、新作としてシンプルなケースを発表。書類ケース、ノートPC、タブレットを入れたり、クラッチバッグとしても活用できそう。

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注目したいのは素材。イースト東京・すみだエリアのタンナーでつくられたピッグスキンを使用しています。製品向けの選別ではじかれてしまったものをフィーチャー。通常、キズなどは避けられますが、表面感をあえて特長として生かして。

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これまでは製品に用いられることなく、産業廃棄物となってしまったものもあるそうですが、こうした試みにより、生命の証が無駄になることなく、また、大切に扱っている革のものづくりについて、ユーザーに再認識していただける きっかけになりますね。



航空機部品などの金属加工を行う町工場によるプロダクトブランド<NEIGHBOR & CRAFTSMAN(ネイバー&クラフトマン)>でも、素材を生かし切る製品をお披露目。

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<omamori pouche(オマモリポーチェ)>は、お守りをモチーフにした小さな革袋。餞別や手紙、小さな思い出の品を入れたり、リングやアクセサリーを入れて、ギフトにしてもいいですね。革の端材でつくられているため、色・質感はひとつひとつ異なるそう。エシカルであり、一点もの感覚でもあるという特性もいいですね。


創業40余年を経て数え切れないほどの受託加工を通じて、加工技術を蓄積。「図面通りのものづくりだけでは、ものづくり本来の目的を忘れてしまう」「人のためのものづくりを忘れないように」との想いを込め、立ち上げたそうです。人生をともに過ごす心地よい隣人のような存在を目指し、さり気ない心地よさを大切にデザインしています。


ユーザーに寄り添う発想が支持を集めるつくり手たち。その真摯な取り組みが国内のものづくりを活性化。革という素材と対峙し、切り拓く、ジャパンレザーの新たな可能性に、今後も注目したいですね。



■ 参考URL ■

 ててて協働組合
 <http://tetete.jp/>


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一般社団法人 日本ハンドバッグ協会による、3月12日「サイフの日」キャンペーンが昨年に続き、実施されています。

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一般社団法人 日本記念日協会に登録されている3月12日「サイフの日」に向け、2月15日(水)からオープン懸賞がスタート。全国の百貨店、専門店の各売り場にPOPを設置。掲載されたキーワード「ハンドバッグ協会」からアクセスし、かんたんなアンケートに答えたかたに、抽選で旅行券またはオリジナル ガマグチが当たります。3月20日(月)まで。


このキャンペーン期間は、<春財布>、ホワイトデーギフト、新生活を前にし、買い替えのニーズが高まるため、各ショップではさまざまな財布を提案しています。当ブログでも、店頭や展示会取材で出会った財布をピックアップ。まとめてご紹介します。


ファッショントレンドと連動した色柄

近年では、風水カラーで財布を選ぶかたが増えていますが、ファッションのトレンドを意識した財布も継続して人気です。老舗メーカー<高屋>のオリジナルブランドではパステルカラーのバリエーションを発表(「東京ギフトショー」より)。

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2017年秋冬シーズンの注目カラーとなっていますが、ウェアとのコーディネートが必要なく、サイズも小さいので華やかなカラーを取り入れやすいのもいいですね。なお、同社 本社に隣接した実店舗<トートクラマエ>のオンラインショップもローンチしました。


革バッグ・革財布を展開する<エフィー>では、パイソン柄のピッグスキンを配した新作をリリース。フォークロアテイストが浮上するなか、パイソンもトレンド柄のひとつに。

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東京特産のピッグスキンをベースにした艶やかなプリントは、地場ファクトリーの技術力が秀逸な技術を反映。ヘビは金運をつかさどる弁財天の化身とされ、縁起がいい生物といわれます。そんなスピリチュアルな要素もあるため、財布に最適ですね。


この春、人気のストライプ柄が登場した<クレイサス>(写真:サックスバー公式通販サイトより)。グリッターエナメル牛革の素材感がフェミニン。

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ブランドのシグネチャー、フラワーモチーフのモノグラムをエンボス加工を施して。柄×柄の組合せで個性あふれる一品に。


使いやすいサイズと機能

コンパクト財布ブームの先駆け、<エムピウ>。色、素材、スペックのバリエーションが豊富です。

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こちらの<zonzo(ゾンゾ)>は、機能をぎゅっと凝縮。紙幣10枚、クレジットカード5枚、コインは100円玉だと15枚まで入ります。ほぼコインケースのサイズでありながら、札ばさみがあり、紙幣を折らずに収納できるのが特長。

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別シリーズでは、ギリギリまで無駄をそぎ落としたシンプルなデザイン。ラフに見えて機能的にも優れている、そんなギミックに満足度が高まります。


「革とオトナのいい関係」を提案する通販サイト<KAWANOWA(カワノワ)>では、東日本ハンドバッグ工業組合・組合員有志メーカーが参加。伝統を受け継ぐ腕利き職人たちをサポートしています。

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参加ブランドのひとつ、<のむら>では、長財布をコンパクトに。通常の札入より小さめにつくった同社のオリジナルは、紙幣を折らずに収納できる最小サイズ。長さだけでなく、高さも抑えているので手にしっくりと馴染みます。手が小さい女性に好評です。


一方、大きめサイズにも安定したニーズが。革バッグ 革財布の<エフィー>のロングセラー(写真:<エフィー>フェイスブックページより)は預金通帳、母子手帳(自治体によって異なります)が収納できる長財布。

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使用する時期が限られるため、専用ケースより、兼用できる長財布が好まれるようです。L字ファスナーで開閉しやすくストレスフリー。ソフトなピッグスキン素材を使用し、女性に多い、縦につかむような持ち方に対応しています。


この春、インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>を卒業する<エムリップル>では、メンズライクなアイテムを数多く展開していますが、こちらの長財布は購入者の80%が女性だそう。

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その理由は差し込みベロ。開閉時にネイルへの影響が少ないのも好評です。内側に配したファスナーの引き手にはレザーのタッセルをプラス。デザインポイントとしてだけでなく、開閉しやすくなるのもうれしい。

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3月25日(土)には、東京・上野にアトリエを移転。場所は、古い雑居ビルをリノベーションした建物。ボタニカル&ブックカフェもオープンし話題です。ショップ機能も有し、ユーザーとコミュニケーションできる拠点となります。


個性的なデザイン、オンリーワン感覚

2016年度「minne ハンドメイド大賞」グランプリを受賞した<440>の財布。セクシーだけれど、女性にも受け入れられやすいポップなテイスト。

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表裏でデザインがちがうのもいいですね。見た目だけでなく、ディテールや縫製もしっかりしていて財布としての完成度が高いんです。

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アニマルモチーフはパンダだけでなく、トラやゴリラも。

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動物園のように見えるディスプレイで。

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このほか、イチゴやトマトなどの赤い食べものシリーズもユニーク。

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カゴとのコーディネートもおもしろいですね。できたて、つくり立てのような印象になるから不思議です。


インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>入居ブランド<フィオライア>は、誕生花をテーマにした財布が人気。

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アップリケで立体的に表現。オーダーイベントも不定期で開催しています。モチーフやカラーを好みで選び、コーディネート可能。オンリーワン感覚であつらえることができるのがうれしいですね。


日本製レザー、和テイスト

人気ブランド<キソラ>では、ブランドレザーとしておなじみの<栃木レザー>を使用したシリーズがヒット。

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ベジタブルタンニンなめしによる、ナチュラルな質感、使うほどに味わいが深まる経年変化が革好きユーザーのハートをとらえています。

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東京・すみだエリアのタンナー<カナメ>が手がける革を用いた<セラゾール>シリーズも人気。女性らしい曲線づかいとクラシカルながまぐちは幅広い世代から支持を集めています(写真:ともに<キソラ>オフィシャルサイトより)。


イースト東京の<2k540 AKI-OKA ARTISAN(ニーケーゴーヨンマル アキ・オカ アルチザン)>の人気ショップ<アグリトーキョー>の<紋影-mon-A- (モンエイ)>シリーズは、和テイストの逸品。特別になめし、シボの型押しをした牛革に彫刻を施して。深く彫られた革と、その陰影が美しく、見る角度によって異なる表情をたたえます。

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日本古来の吉祥文様の組亀甲柄。その下側に英国の伝統柄のロンドンストライプ生地をプラス。和洋折衷な独自のたたずまいは、スタイルを確立した大人にぴったり(写真:<アグリトーキョー>オンラインショップより)。


バッグのように、ウェアとのコーディネートや全体のバランスなどを気にしなくていい財布は素材、デザイン、機能、使いやすさ・・・と、自分らしさを投影できるアイテム。3月12日「サイフの日」という、年に一度のタイミングにお気に入りと出会ってください。



■ 参考URL ■

 一般社団法人 日本ハンドバッグ協会
 <http://www.handbag.or.jp/campaign/saifunohi/>


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国内最大級を誇るファッションとデザインの合同展示会「rooms(ルームス) 34」が2月15日(水)から3日間行われました。2020年開催の「東京オリンピック」を控え、主会場としてきた国立代々木競技場第一体育館が使用できなくなるため、従来のスタイルでの開催は今回で終了。

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「代々木の会場に合わせて完成形となった今の形は、今回で最後。展示会という名前もやめると思います。
(中略)
ルームスがインキュベーションの役割を担う、という点は変えません。今まで見えなかったものを発信し、さなぎから蝶となるときに、いちばんいい姿で飛ばせたい。そうして、<ルームスに出たほうがいいよ>とクチコミが広がることがいちばんのブランディングになるし、形は変えても、そのブランド価値を継続させていきたいと思っています」とアッシュ・ペー・フランス ルームス エグゼクティブプロデューサーの佐藤美加さん(「繊研新聞」1月30日2面/<インタビュー>より)。

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時代に先駆け、変革を遂げる「rooms」で、進化し続ける日本製革製品に出会いました。その一部をご紹介します。


日本の革と革のものづくりの魅力を発信する<TIME & EFFORT(タイムアンドエフォート)>がブース出展。

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2017-18年秋冬コレクションは、ブラックとホワイトを中心に展開。ファッショントレンドとして華やかなカラーリングが復活するなか、そのコーディネートに相応しく、多様な着こなしに馴染みながらも存在感のある革製品を出品。バイヤーの秀逸な編集力も光ります。モノトーンだからこそ、デザイン、素材、縫製といった基本的な要素が際立ち、クオリティの高さをしっかりと訴求。


国産スニーカーの代表格<スピングルムーヴ>で知られる<スピングルカンパニー>が始動した新ブランド<33(サーティースリー)>も登場。<スピングルカンパニー>の工場が創業した1933年(昭和8年)からネーミングされたそう。伝統的なバルカナイズ(加硫)製法によるレザースニーカーが国内外で高く評価された同社。さらに高みを目指すチャレンジは、新感覚のドレススニーカー。

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アッパーの奥深い艶めきに目を奪われます。レザーケア製品のトップメーカー<コロンブス>の最高級クリーム<ブートブラック>を使用し、熟練の技術者が磨き上げているそうです。さらにハイテクスニーカーのようなソールをプラス。どこまでも歩いて行けそうなポジティブな気分が満ちる、大人のための至福の一足ですね。展示品を触れるとディスプレイの動画も変わるというサプライズな演出も。インスタレーション的なアプローチが楽しい展示でした。


東京都台東区を中心にイースト東京を拠点とした地場メーカーがそろう<TAITO FASHION ZAKKA(台東ファッションザッカ)>のブースでは、イラストレーションと実演でお出迎え。

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伊勢丹新宿店ほか、百貨店でブレーク中の人気シューズブランド<U.(ユードット)>を展開する<ヴァ―ブクリエーション>代表取締役社長の中川宏明さんが実演を披露。業界の常識を変える若いパワーと熱気が伝わります。

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同社は、経済ジャーナリスト 内田裕子さんが上梓した話題の書籍「三越伊勢丹モノづくりの哲学」でも紹介されたそうです。

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3月11日(土)、神奈川・横浜で行われる出版記念トークショーに著者とともに中川さんが登壇。日本のものづくりの現在と未来を語ります。お見逃しなく。


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同じく、イースト東京・北千住を拠点とするファクトリーブランド<ビアベリー>。

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バッグ、財布、小物が並ぶなか、気になったのがこちらのケースです。

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メガネやペン、コ―ムといったアイテムを収納できるのはもちろん、留め具をつけるとトレーにチェンジ。

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外出先、室内で形と使い方を変えられるのがいいですね。旅行にも重宝しそう。


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東京周辺の中小企業を広く支援する<国際ファッションセンター(KFC)>と、クリエイティブチーム<SELF>の協業によるプロジェクト<東東京モノヅクリ商店街>にも常にたくさんの来場者が。

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富裕層のリピート買い殺到、ウォッシャブル加工を施したピッグスキンのエコバッグ(ティグレ<レザリア>)、メンズのがまぐち(写真/<紗蔵>)といった、特徴的な商品開発が奏功。メイドイントーキョーのプロダクトとしてファッションの地産地消に取り組んでいます。


新たな使い方の提案により、市場を開拓するアイテムはほかにも続々。


デザイナー 喜多理恵さんが手がける<kitakikaku(キタキカク)>では、東京特産のピッグスキンを使用した東京から発信するコレクションを発表。

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特にこのマスク! インパクト抜群です。ハロウィンにもぴったり。ハロウィンの市場規模はバレンタインを超えたともいわれます。これまで革製品では対応できていませんでしたが、非日常的な時間と体験を楽しめるアイテムとしてニーズも掘り起こせそう。


大手手袋メーカー<ヨークス>からは、アームカフを提案。手袋とアクセサリーの中間領域が新鮮です。

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アクセサリークリエイターとのコラボレーションなどにより、これまでになかったレザーファッションの楽しさを開拓。ブレスレット、バングルとの重ねづけも素敵ですね。


革素材では、付加価値性をアピール。


エシカル&エフォートレスシックをキーワードに仕上げた地球にやさしいレザー<ポルティラ>。皮革産地、兵庫・たつのを拠点とし、なめしや染色のプロセスにおいてクロム、ホルマリンといった人体に対して有害な物質を不使用。工場排水にいたるまで安全性も重視しています。

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鹿革のシリーズでは野生の鹿を使用。農林業への被害が深刻となっていることから相談を受けることが増え、取り組みをスタート。日本の野山で育んだ生命を無駄にせず、資源化し有効に利活用。


過度な表面塗装や加工をせず、原皮の段階であった傷跡もそのまま表面に残したナチュラルな仕上げ。革がもつ本来の柔らかさ、軽さ、自然の風合いを大切にし 従来、製品に用いられてこなかったキズをデザインの一部ととらえるなど、それぞれの動物、個体が有していた個性を生かしています。

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2017年春夏のシーズンカラーはヤマモモ、クチナシ。天然由来の草木染料を主原料として丁寧に染め上げたそう。ぬくもりあふれる色合いも魅力的。スモールアイテムも豊富にラインナップ。レザーを身近に感じることができますね。


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特殊加工を施した<アクサレザー>は、水洗いが可能に。革本来のしなやかさを保ちながら、水洗いによる色落ち・硬化というデメリットも解消。

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特にシューズがヒット中。大手通販サイトで2016年下半期で売り上げランキングトップとなったそう。発色のよさもいいですね。


クリエイターの繊細な表現も目をひきました。


<logsee>は京都を拠点に活動。自然に囲まれた森の京都、京丹波町にアトリエがあるそうです。

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クラシカルな手法を大事にし、自然から学んだ配色や形状をもとにつくられたバッグ。サークルのフォルムやショルダーストラップなど見慣れたバランス感をアレンジ。心地いい変化と律動、そして、上品なエレガンスを。伝統と革新が調和する古都のDNAが息づいているかのよう。


<ガールズプロダクト>エリアに出展した<yoshiko>。

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独創的なバスケタリーワークが支持されています。レザーを使用したバッグ、花器も発表。

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異なる質感の対比により、奥行きが生まれて。ふんわりとした甘さと、女性らしいしなやかな力強さが融合した作品世界に引き込まれます。DIYワークショップは告知とともにすぐ満席になってしまうなど大人気。「ファッションテック」(ファッションとテクノロジーを掛け合わせた造語)が注目されるときだからこそ、やさしさとぬくもりを実感できるクリエーションに心が動かされますね。ファンのかたとの関係性、ネットワークも強固。共感力と熱量の高さがうかがえます。


今回をふりかえり、「コミュニティー感が今の時代をあらわしている」とルームス エグゼクティブプロデューサーの佐藤美加さん(「繊研新聞」2月27日11面/<第34回ルームス つながり、コト提案増える>より)。


画像共有アプリ、インスタグラムやフェイスブックをはじめとしたSNSが急速に普及。知りたいこと、ほしいものを媒介とした共感により、ネット上の新しいコミュニティーが形成され、そのなかで飛び交うリアルな意見、情報が重視されています。


クラウドファンディングによる、ものづくりのサポート体験が消費行動の変化を後押し。時間と対価に見合う満足感・価値と共鳴する想い。専門性が高いコアなものにこそ、つくり手とつかい手との絆もより強く。今後、日本製革製品の可能性もさらに広がっていきそうです。



■ 参考URL ■

 ルームス 34
 <http://www.roomsroom.com/>


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先週に続き、「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」レポートをお届けします。

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手袋産地として知られる香川県東かがわ市を拠点とし、レザーファッション手袋の分野において国内シェアの約20%を占める有力メーカー<クロダ>。

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国際バッグ・雑貨見本市「MIPEL」にて、2015年にミペルイッシマ国際部門となるパノラマ部門の大賞を受賞するなど、海外でも高く評価され、展示会・見本市にも積極的に出展しています。

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ネイルチップのような煌きを添えた新作が登場しました。手袋をつけるとせっかくのネイルが・・・そんな女性にぴったり。オフィスでは、ネイル、指輪といった手もとのおしゃれが楽しめないかたにもおすすめしたいデザインですね。

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「レディスはデザインを重視して、さらにエレガントに、フェミニンに。メンズは品質を追求し、シンプルかつベーシックに。お客さまのニーズに応えて、レザー手袋の持ち味をさらに引き出しました」と株式会社クロダ 黒田俊英会長。

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防寒具というカテゴリーを超え、スタイリングのポイントとなる存在感を備えた商品開発が好評です。


ワイルドな大人の男性から支持を集める<パーリィ>からは、女性向けのカプセルコレクションがデビュー。

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このところ、人気のデコレーション、ガーランドが目を引きます。ガーランドは、つる植物や花を編んでつくったひも状の飾り。造花、旗をはじめ、思い思いのアイディアを生かして楽しむかたが多いよう。画像共有アプリ、インスタグラムなどでも注目されています。こちらではレザーでフラッグをあしらって。端革を有効活用できるのがいいですね。イベントや催事のディスプレイのヒントになりそうです。


ミニショルダーバッグや革小物など、女性目線の実用的なアイテムが続々。

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こちらのスタンディングポーチは、ペン、メガネ、メイク用品・・・とさまざまなものを収納できる便利な仕様です。

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また、他社とのコラボレーションにより、時計をリリースしヒット中。ワイルドかつラフなバンドはありそうでなかったニュアンスですね。


マーケットでは時計がヒット中。バッグ小売チェーン<東京デリカ>でも腕時計が売れているそうですよ。


コラボレーションではこちらも。

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「Japan Leather Award 2010」グランプリ受賞ブランド<NAOTO SATOH>が、<REBONALLY>との取り組みをスタート。

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軽量感あふれるネオプレンレザーを使用。鮮やかな発色も特長的です。スポーツミックスのスタイリングのキーアイテムとして注目が集まります。バッグ以外にも小物もラインナップ。新社会人へのギフトとしてもよろこばれそう。


<REBONALLY>では新作<リレザー>も出品。

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「繊研新聞」(1月20日)で報じられるなど、話題になっています。生産過程で生じてしまう商品に用いることができない残革をつなぎ合わせアップサイクル。一点ごとにオンリーワンの組合せとなり希少価値があるのも魅力です。

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<カエロウ>でも同じく、残革を利活用したものづくりが人気。百貨店などでのポップアップイベントを中心に幅広い世代のファンを獲得しています。

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レザーのえんの部分もデザインとしてそのまま使用したり、グラフィカルなスタンプを配したり・・・と個性があふれて。

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今季はシューズのトレンドとして、メタリックレザーが浮上していることもあり、その流れでメタリックのアイテムも増えています。


サステイナブル(持続可能)な価値、エシカル(倫理的)なデザインというとナチュラルなテイストでしたが、暮らしに彩りを添える、華やかな色柄、テイストも復調しているようです。


着こなしに馴染むコーディネートのバイプレーヤーから主役級のアイテムへ。
シンプル&ナチュラルなテイストから、ファッションの楽しさを体感できるデザインに。日本製革製品の潮目の変化を肌で感じました。あたらしい季節、あたらしいジャパンレザーに出会っていただけそうですね。どうぞ、お楽しみに。



■ 参考URL ■

 第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー
 <http://www.giftshow.co.jp/tigs/>


カテゴリー: トレンド

国内最大の見本市「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」が、東京・有明 東京ビッグサイトで2月1日(水)から計10日間行われました。「日本最大から世界最大へ!」をスローガンにレベルアップ。同時開催の見本市と合わせ「ギフトショーウイーク」と称して展開。


「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー LIFE×DESIGN」を皮切りに、「第1回東京インターナショナルプレミアムビューティー・ヘルスショー 」、「第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー」と「第55回東京インターナショナルプレミアム・インセンティブショー」、「第21回グルメ&ダイニングスタイルショー」と続きました。

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今までにない新しいコンセプトで「暮らし・デザイン・新時代」をテーマに「LIFE×DESIGN」を初開催。暮らし方から住まいをデザインする、洋服を着替えるように住まいをコーディネートする不動産、建築、施工、インテリア、雑貨、家電、伝統工芸、素材にアート&クラフト・・・など住まいのエレメントが一堂に会する展示会に。

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そのひとつ、「アクティブ&クラフトフェア」には東京都/東京製革業産地振興協議会が出展。東京スカイツリーのおひざもと、墨田エリアは、ピッグスキンの生産で知られています。豚革は可塑性が高く、加工技術に優れたつくり手がその実力を披露。<墨田革漉>、<墨田キール>、<三恵産業>、<ティグレ>などが最新作、自信作を出品しました。

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バッグなどの製品事業で注目される<ティグレ>はヒット中のウォッシャブルレザーシリーズをさらに強化。アイテムのラインナップを拡充しています。


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OEM、ODMのオファーが絶えない<墨田キール>。ノベルティとしてのニーズが高い革小物、フィギュアなどを紹介。

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豚革でつくられた豚を中心にさまざまな動物が仲間入り。お子さんはもちろん、幅広い世代に好評です。


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防水性に優れたピッグスエードを開発した<三恵産業>。ブースでは水を注ぐ実演も。水滴を弾くようすにビックリ。

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オリジナルブランド<チェトラ>では従来のコレクションパッカブルなバッグも発表。オファーも相次ぎ、商談も活発でした。

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<墨田革漉>はインキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>入居&卒業生ブランドとコラボレーション。

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<カンマ>は新作、大きめのクラッチバッグをリリース。催事を重ねるなかで顧客からのリクエストを製品化。フリーアドレスのオフィスに勤務するビジネスパーソンやノマドワーカーにぴったりですね。

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光沢感のあるレザーをフィーチャーした<アトリエ65>。3D加工によりスティングレイ(エイ)調に仕上げたレザーではセレモニーケースを。

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ふくさとして慶事の席をスタイリッシュに彩ります。また、書類ケース、パスポートケースなど、さまざまな用途にも対応できるのがいいですね。

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クロコ調型押しレザーを使用したショルダーバッグはキラキラ光る素材感が女性に好評。着こなしの主役としてはもちろん、その煌きは写真撮影時にはレフ板替わりになりそう。写真投稿アプリ、インスタグラムが人気を集めるいまの流れにマッチしていますね。


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才能あふれるクリエイターと感度の高いバイヤーのためのビジネスの場「アクティブクリエイターズ」で出展した<DIARGE>。

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世の中に偏在する埋もれた資源と掛け合わせ、新たな価値を創出。化学変化しやすく、その変化も楽しめる銀のように、ユーザーの生活に馴染み、使用して行く過程で各々の価値に変化していくプロダクトを提供しています。海外で高く評価され、フランス・パリの著名なセレクトショップ<コレット>、台湾のライフスタイル型書店<誠品書店>をはじめ、国内では<蔦屋書店>でも展開中です。


世界各国の厳選された素材を用い、日本国内の職人の技術により精魂を込めて製造されるプロセスに意外性というエッセンスを加えて、これまでにない革小物を提案。そのひとつがこちら。

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パスケースにミラーをセットに。美容に関心が高く、自撮りをする男性も多いので、鏡は必需品。パスケースごとカードケースに収納することもできるので、さり気なくスムーズに取り出せるのがいいですね。


写真投稿アプリ、インスタグラムが急速に普及した近年では写真映えするモノ・コトを撮影・投稿し、多くのひとの共感を得たいというニーズが高まり、<インスタ映え>というキーワードも生まれ、話題となっています。スマートフォンを起点にした商品開発が進むなか、インスタグラムから派生する消費行動も見逃せません。ジャパンレザーでも、そんな時代の潮流をキャッチアップ。新たな切り口が新鮮でした。


レポートは次回に続きます。



■ 参考URL ■

 第83回東京インターナショナル・ギフト・ショー
 <http://www.giftshow.co.jp/tigs/>


カテゴリー: 国内革事情

販売スタッフの接客技術を競う「第22回SC接客ロールプレイングコンテスト全国大会」が1月27日(金)、神奈川・横浜みなとみらい パシフィコ横浜にて行われました。

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一般社団法人 日本ショッピングセンター協会が主催し、1995年度から続く歴史あるコンテスト。ショッピングセンター(SC)業界の一層の発展を願い、SC内店舗で働くテナント従業員のかたがたの資質向上を目的とし、お客さまにいつまでも支持され、愛されるSCづくりを目指して実施されています。各地の予選を勝ち抜いた精鋭、ファッション・物販部門18名と食品・飲食・サービス部門8名の合計26名が登壇しました。

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大賞・SC接客日本一及び経済産業大臣賞に輝いたのは原田 千紘さん(フラワーデコ/東京ソラマチ)。

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義理のご両親の訪問を控えた女性が玄関に歓迎の気持ちを表現すべく花を飾りたい、そんな思いをサポート。「香りが強いフリージアは、春の訪れを感じてもらえる」、「春の花は薄づきの花びらなので色を混ぜても嫌味にならない」など、豊富な知識とプロならではのアドバイスがいっぱい。このひとにアレンジをお願いしたい、このお店で買いたいと素直に感じる素敵な接客でした。


続いて、ファッション・物販部門、優勝は岩本 紗季さん(キャサリンロス/阪急西宮ガーデンズ)。

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仲のいい先輩の結婚式に出席し友だち3人で一緒に挨拶をする女性にドレスをお見立て。「花びらが舞い散るようなパープル」という色の表現に、特別な日のためのドレスを選ぶ非日常感が高まり、ショッピングをドラマティックな体験へと昇華して。


準優勝は西澤 真里沙さん(イセタン クローゼット/ルクア イーレ)。

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取引先から誘われたパーティに相応しい、上品できちんとした一着を探すキャリアウーマンに<ダイアンフォンファステンバーグ>のラップドレスをおすすめ。上質な服を長持ちさせるための日常のお手入れ方法が的確。程よい距離感で徐々に間合いを詰め朗らかな関西弁で展開する、磨き上げられたプロの接客術に魅了されました。


審査員長賞は内田 歩美さん(無印良品/ラスカ茅ヶ崎)。

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明るい声かけと抑えたトーンのアプローチのメリハリ、共感力の高いニーズチェックが際立っていた内田さん。演劇的なメソッドとも感じられるような豊かな表現が目をひきました。


総評として、「今日は(出場者の)気迫が突き刺さってきました。毎年素晴らしいが今年も素晴らしかった」と接客ロールプレイングコンテスト実行委員長の椋本 充士さん。受賞者の皆さんおめでとうございます!


皮革・バッグ関連からはサマンサタバサグループから2名が。


小島 あかねさん(サマンサベガ/イオンレイクタウンカゼ)

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普段の接客では、「パーソナルなコミュニケーションをベースにブランドの独自価値と魅力をプラスした、お客さまのこれからにつながるようなおもてなし」を心がけているそう。自信をもっておすすめする姿勢に好感がもてました。


出島 彩香さん(サマンサタバサ/天神地下街)。

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転勤で引っ越しが終わったばかりの女性に「白は新しいスタートが切れるカラー。お守り替わりになる」とおすすめ。ブランド独自の3年保証もご紹介。


2016年10月からスタートした新サービス<3YEARS GUARANTEE>は、縫製不具合(ほつれ・糸切れ) 、金具壊れ(機能不全になったもの) 、塗装(革の塗装剥がれ等々 補色実施)を保証(例外はあるそうですが)、という内容となっています。3年間の使用での不具合に対して保証するというのは画期的。もちろん、さまざまな条件や適用外となる条項もありますが、お客さまの安心感につながりますし、本革製品に不慣れなユーザーにとって、「レザーの特性とはなにか?」「レザーはどう使うのが適切か」を知る貴重なきっかけとなるはず。施行されたばかりですが、同サービスの運用・推移に注目したいですね。


そして、バッグでは寺久保 祐槙さん(マンハッタンポーテージ/金沢フォーラス)が出場。

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4泊5日のベトナム旅行のため、バッグを新調したいという男性に、スケジュールやアクティビティなどを丁寧にヒアリング。楽しみになさっているクルージングに対応すべく、防水性、ホールド力のあるリュックを提案。帰国後、お話しを聞かせてください、と再来店を促して。旅行でのリアルな使い勝手を確認するうえでも有効かもしれませんね。


今回、気になった傾向は<インスタ映え消費>へのフォロー。


グループで外出する場合、写真撮影はつきもの。女性に人気の写真共有アプリ、インスタグラムやフェイスブックで友だちと一緒に撮影する写真(比較対象がある)をどうするか、というのは大きな問題。たくさんの人に見られるうえ、削除しない限りネット上に残る存在というのも、悩ましいですよね。現在、販売スタッフの皆さんはSNSアカウントの運用・投稿するために写真を撮る・撮られることも多く、常に評価される対象であるため、その経験値の高さをフルに生かしていました。頼もしい!


今井 花奈子さん(レイカズン/サンシャインシティ アルパ)。

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ディズニーランドに行くというお客さまに実践的なアドバイスが次々と。今井さん自身も好きなことから会話が盛り上がり、アトラクションをまわりながら、ディズニーランドのなかでインスタグラムで写真を撮るという行動パターンをしっかり把握している強みが生かされて。タブレットを活用し、すばやく着用感を伝える提案に感心しました。テンポがよく元気な応対もいいですね。


松岡 麻子さん(ユナイテッドアローズ グリーンレーベルリラクシング/アミュプラザ博多)。

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高校生からの友だちに6年ぶりに会い、ビュッフェに出かけるという女性にピンクとニットや花柄のスカートをおすすめ。すっかり垢抜けた友だちにちょっぴり引けめを感じているような雰囲気を察し「顔まわりに明るいカラー(のトップス)を」「(花柄の)華やかさがお客さまの笑顔につながる」と、自然な笑顔で写真を撮影できるよう、ファッションによる自信で背中をそっと押して。さり気ないやさしさが漂います。


多様化するニーズを把握するうえでも、話題のスポットや人気の施設へ実際に出かけ、自ら体験をすることの重要性を痛感。接客トークの引き出しが増えますよね。共感力・提案力を高め、お客さまの生活を豊かにするサポートをしたいものです。休暇をしっかりとって、よく遊び、よく学び、ファッションの楽しさ、その魅力を伝える存在として、販売スタッフの皆さんがもっともっと輝いてほしい! そして、次回は革製品関連企業の受賞を期待しています。



■ 参考URL ■

 一般社団法人 日本ショッピングセンター協会

 <http://www.jcsc.or.jp/>

カテゴリー: 国内革事情


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国内最大規模のレザープロダクトコンペティション、「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2016」受賞作品展示が、1月25日(水)~31日(火)、大阪・梅田 阪急うめだ本店 10F「うめだスーク」で開催され、連日たくさんのレザーファン、ユーザーが訪れました。

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「素材×デザイン×ファッション=∞」をコンセプトに、天然の皮革素材を生か、素晴らしいデザイン力やファッション性に富んだ作品を広く募集。東京藝術大学教授 菅野健一審査員長、ファッションデザイナー ドン小西ゲスト審査員をはじめとしたプロ審査員、そして、一般ユーザーも審査に参加。合計279点もの作品を大阪、東京の2段階で審査しました。

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秀逸なデザイン力やファッション性に富んだ作品から、グランプリ、部門賞(レディースフットウェア、メンズフットウェア、レディースバッグ、メンズバッグ、ファッション雑貨、生活雑貨、学生)、ゲスト審査員賞受賞作品に加え、初の試みとして各部門2位、3位の作品も決定。

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受賞作品展示会場には、22作品すべてを展示しました。


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グランプリにはモデル・タレントの宮瀬彩加さんが選出。「私はたくさんのコンプレックスがありますが、メイクで自信をもてた部分が本当に大きくて。女性のテンションを上げる、機能的で実用性の高いメイクアップバッグをつくろうと思いました」と宮瀬さん(「Japan Leather Award 2016」受賞作品紹介小冊子より)。ファッションはもちろん、バッグづくりが好きな彼女は人気ブランド<サマンサタバサ>ブランドレップをはじめ、幅広く活躍中。「いつかは自分のブランドを立ち上げられたら最高です!」という夢をぜひ、実現させてほしいですね。


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今年度の受賞作品はもちろん、歴代の受賞者のコレクションもラインナップ。同アワードから羽ばたき、活躍するジャパンレザーの次世代を担うつくり手たち、そのクリエイションが革製品を通して体感できる貴重な場。みずみずしい感性と新たな革製品の可能性にワクワクするような刺激いっぱいのスペースとなりました。


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会期中にはレディースフットウェア部門受賞<ちゃけちょけ>倉田彩加さん、ゲスト審査員賞受賞<クロスライン>辻野孝太郎さんの作品オーダー会や、歴代の受賞者によるプログラムも。

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「Japan Leather Award 2014」日本エコレザー雑貨部門賞受賞<革工房ABALLI>加藤光也さん、同じく「Japan Leather Award 2014」レディースバッグ部門賞受賞<madoromi>内山友徳さんが駆けつけ、実演を披露してくださいました。

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クリエイターの手仕事と自らの解説からぬくもりが届きました。ユーザーの皆さんもとてもよろこんでくださったようです。

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会場では、グランプリをはじめ、各部門賞、ゲスト審査員賞など全受賞作品、受賞者をご紹介する「Japan Leather Award 2016」受賞作品紹介小冊子を、「Japan Leather Award 2016」受賞作品展示会で設置・配布。オフィシャルサイトでは、この小冊子の内容とともにグランプリ、各部門賞、ゲスト審査員賞など全受賞作品を掲載しています。ご来場できなかった皆さま、ぜひ、ご覧ください。


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2016年11月に行われた表彰式において、審査員長の菅野健一東京藝術大学教授から総評として「作品をつくることは、遊び心の実現。自由な発想でこれまでにないものを提案してほしい」、ドン小西さんからは「受賞作品以外も高得点で、クオリティが高かった。次世代の発想、エネルギーをどんどんぶつけてください。次回はさらなる進化を!」との熱いエールが。


2017年はファッショントレンドの大きな転換点。これまで長く続いたシンプル&ベーシックの潮流から、デザイン性重視へシフト。さまざまなブランドがファッションを楽しむ提案を打ち出しています。


同アワードでは「素材×デザイン×ファッション=∞」というコンセプトのもと、いち早く新鮮なレザーファッションを提案。来場したユーザーの皆さまも時代感覚を敏感にとらえ、ジャパンレザーの現在進行形を楽しんでくださいました。来年度もどうぞ、お楽しみに!




■ 参考URL ■



 Japan Leather Award 2016<http://award.jlia.or.jp/2016/>


カテゴリー: トレンド

セールもひと段落。そろそろ春夏シーズンの立ち上がりですね。ファッションのロングトレンド、ノームコア(究極の普通、究極のシンプル)の終焉がさまざまなメディアで報じられ、ノームコアブームと同時期に始動したジュングループ<ル・ジュン>のブランド休止が発表されるなど、潮目の変化を実感します。そんな今シーズンのバッグと革小物の傾向を探ってみました。


■ トレンドカラーは暖色系から寒色系へ

2016年はテラコッタ、バーガンディ、レッドと暖色系に人気が集まりましたが、この春夏はアビス(深海)カラーが話題(写真:<キソラ>フェイスブックページより/<キソラ>横浜マークイズ店限定カラー)。

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深みのあるブルーに注目が。ストリートでは、その橋渡しとなるようなライトブルーのアウターや小物を取り入れているかたを見かけます。

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店頭ではライトブルー、ラベンダーといった寒色系のアイテムがローンチ(写真:ともに<エフィー>フェイスブックページより)。グレー×ホワイト、ベージュなどのコーディネートの差し色的な感覚で取り入れることが多いようです。


■ ネコモチーフに続き、フラワーモチーフにも注目

昨年、ブームとなったネコモチーフは人気継続。

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プリントを施したレザー、ネコをかたどったデザイン(写真:<高屋>/「東京ギフトショー」にて)に加え、繊細なディテールの金具使い(写真:<サクラヤマ>オフィシャルサイトより)などで個性を打ち出すなど、差別化も見られます。

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アパレルでは、花柄のワンピースがキーアイテムとして浮上していますが、バッグ、革小物でもフラワーモチーフは大注目です。

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バッグだけでなく、アップリケで立体的に表現した財布(写真:<フィオライア>オフィシャルサイトより)から花をかたどったレザーアクセサリー(写真:<セリュ>オフィシャルサイトより)まで幅広く展開されているようです。

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■ バッグ&財布の小型化

バッグと財布の傾向として顕著なのは、小さめサイズの増加。ロングヒットが続く、リュックもかなりコンパクトに(写真:<キソラ>フェイスブックページより)。

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小柄な女性も合わせやすくなり、裾野が広がりました。小さめバッグの流行にともなって、収納しやすいよう財布も小さめにシフトしています。


「全体的に(需要が)小型の商品に移っています。財布などもそうですが、数年前までカードが多く収納できる大きなサイズが主流でした。しかし、今は小ぶりになっています」とバッグ小売大手<サックスバーホールディングス>木山剛史社長(「繊研新聞」1月20日5面【トップインタビュー2017】より)。


大手メーカー<クイーポ>でも小さめ財布の流れをとらえ、新作として発売するそうです(「ワールドビジネスサテライト」1月10日(火)放映分「白熱! ランキング」より)。


iPhoneでの新決済サービス、アップルペイはもちろん、カード決済の普及によって財布に求める機能も変わりつつあります。

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それぞれの小型化だけでなく、財布機能を内包する一体型バッグ、財布ポーチ(写真:人物<キソラ>フェイスブックページより/売り場<のむら>「B.A.G.Number」より)も浸透。普段使いだけでなく、旅行、フェス...と多様なシーンで活躍する汎用性の高さも人気を後押ししているようです。


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そんなスタイルフリーな潮流は、ウエストバッグ(写真:スタイルストアより)復活にも波及。ファッショントレンドとしてのウエストマーク、ベルトマークの注目とともに再浮上しています。


2017~18年秋冬パリ・メンズコレクションでは<ルイ・ヴィトン>×<シュプリーム>のコラボレーションにより、小さめのショルダーバッグを発表。全面に配されたロゴもさることながら、ボディバッグのようなストラップの短さも気になりました。エクストリーム(極端な)シルエットやユニークなレイヤード(重ね着)と呼応する新しいバランス感も要チェックです。


■ 新決済サービス、ICカード化、電子化の影響

前述のアップルペイだけでなく、使用シーンが広がるフェリカ。<スターバックスコーヒー>と<ビームス>のコラボレーションにより、フェリカ内蔵型レザーキーホルダーの発売が発表され、話題になっています。

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スターバックス カードの非接触決済シリーズSTARBUCKS TOUCH(スターバックスタッチ)に、STARBUCKS TOUCH The Drip(スターバックスタッチザトリップ)が登場。ウェアラブルな新しい決済体験という<スターバックス>が掲げたテーマにもとづき、ビームスがデジタルとクラフトの融合をキーワードにプロデュース。かざすだけで支払いができ、使い込むほど表情を変える革の味わいも楽しめるプリペイドアイテムとなっています。国内の職人が手がけたレザーを使用し、フェリカチップというデジタルアイテムと融合。新しい感覚の革小物が生まれました(写真:STARBUCKS TOUCH The Drip オフィシャルサイトより)。


レジのない実験店舗アマゾンゴーをはじめ、国内で指紋認証、顔認証による決済サービスの実験もスタート。財布の在り方、その近未来はどうなるのか? 時代に合わせたものづくりと使い方の提案にビジネスチャンスがありそうです。


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世界的タバコメーカー<フィリップ モリス>が開発した加熱式電子タバコ アイコスの人気にともない、アイコスのレザーケースがヒット中(写真:「B.A.G.Number」より)。


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愛知県名古屋市では、2016年9月、シルバーパスをICカード化。リールつきレザーパスケースへの買い替え需要が生まれています(写真:<エフィー>フェイスブックページより)。スマートフォン以外にも技術革新に合わせた革製品の領域拡大にワクワクしますね。


■ レザーのアップサイクル

先日、「繊研新聞」(1月20日)で報じられ話題のリレザー。生産過程で生じてしまう商品に用いることができない残革をつなぎ合わせアップサイクル(写真:「繊研プラス」(1月20日更新分より)。

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サステイナブル(持続可能)な価値、エシカル(倫理的)なデザインが支持を広げそうです。

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インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>卒業生ブランド<トートーニー>では、人気作家・曽田耕さんとのコラボレーションにより残革を利活用。ピース・2ピースでできているアイテムを中心に、その余り革をA・B・C 3種類のパーツに裁断し、それぞれをつなぎ合わせてつくるシリーズを展開しています。生産ラインでは避けざる得ない大きなキズ・スジ・検品時につけるペン跡をそのままに商品化。クッション、ボックス、カップなど、インテリア雑貨アイテムが好評です。


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雑貨ブランド<mhd>が手がけるリボンブローチ<Re:born(リボーン)>も財布やバッグなどをつくる際、どうしても出てしまう革の端切れを有効活用。クリエイターの祭典「ハンドメイドインジャパンフェス」におじゃました際も数多くのユーザーが手にとっていましたよ。


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農林業への被害軽減を目的に頭数調整された鹿の革を利活用する鳥獣被害対策レザーも大きな流れ。「日本皮革デザイン促進委員会国内展示会」で拝見して、生命の証を無駄にせず、生命のバトンをつなぐような取り組みに感激しました。


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インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>入居ブランド、<シス・クー・ド・フードル>でも同様に野生の鹿・熊・猪などのジビエ革を使用し、エシカルでスタイリッシュなレザーアイテムを提案。特に熊の革製品化は世界的にみても非常に珍しい試み。クラウドファンディングサイト<マクアケ>では目標の2倍以上の金額を達成。ユーザーの関心の高さが感じられます。

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また、日本皮革産業連合会のキッズレザープログラム(KLP)でも残革をアップサイクル。実際に革に触れ、革製品づくりを体験できる機会を提供することで、本物の革の良さ、革に対する正しい知識、革製品づくりの楽しさ、などを知ってもらい、将来、「消費者」として、「生産者」として皮革産業とかかわることになる「こども達」に皮革文化を学び育んでもらうことを目的としています。KLPの承認を受けた全国の児童館やNPO団体などが革で遊べる場をつくり、すっかりおなじみとなりました。


トレンドや時代の変化に合わせて、革製品がますます進化しています。いまの気分に合うジャパンレザーに出会ってください。


カテゴリー: 国内革事情

ケア製品のトップメーカーとして知られる株式会社コロンブスが神奈川・厚木 湘北短期大学にて、学生向け「シューケア特別講義」を2016年12月8日(火)に行いました。

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「社会でほんとうに役立つ人材を育てる」ことを教育理念とした湘北短期大学は、1974年にソニー株式会社が設立。ソニーと同様にチャレンジ精神をもって新しい短期大学教育の創造に取り組み、21世紀という「変化の時代の社会」でも輝き活躍できる人材を育てる先端的な教育を追求しているそうです(校舎の画像は湘北短期大学公式ツイッターより)。

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この講義は2012年から実施され、4年連続の4回目。湘北短期大学 総合ビジネス学科「社会文化論」<「身だしなみ」の文化とビジネス>講義内にて、36名の学生を対象にシューケア方法を伝授。当日はメディア関係者が数多く取材に訪れるなど、注目されました。


【今回、湘北短期大学 総合ビジネス学科 小森潔教授と学生の皆さんにご了解いただき、取材させていただきました。お顔なども画像処理を加えず、そのままにさせていただいております。ご了承ください】


学生たちの関心が高いトピックからスタート。「靴を磨く女性がメディアに取り上げられる昨今、就職活動でも靴が重視されるそうです。100社の人事部面接官を対象としたアンケート<面接官がどこを見るか>では、髪型、表情、姿勢、靴、スーツ、ワイシャツ、ネクタイという順位に。1位~3位が身体の身だしなみ。4位以下は身につけるものでした。身につけるもののなかでのトップが、靴。印象が大きく変わるポイントとなるアイテムです。靴は自分で磨くものであり、自分磨きにもつながります」とコロンブス 小高公次さん。


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特製リーフレットをもとに進行。まずは、皮革とは何か?という基本的な知識から再確認。

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ケアの基本となるブラッシングをはじめ、クリーニング、クリーム塗布、防水スプレー...とプロセスとその効果をレクチャー。「革は、人間の肌と変わりません。スキンケアと同じようにお手入れしてください」との説明に女子学生たちは納得。大きくうなずいていました。


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座学の後は3つに分かれてグループワーク。間近で行われる靴磨きに真剣な眼差しで見つめる学生たち。

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代表者が靴磨きにトライしました。革靴を所有していない学生も多く、革製品のケアには興味津々。


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「靴用防水スプレーを知っていますか?」との質問には約50%が「知っている」と回答。防水スプレーの実演では、教室を出て、屋外へ移動。靴とスプレーボトルの距離感、まんべんなくかける方法などを紹介。

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教室に戻り、ペットボトル飲料(ウーロン茶)を靴に注ぐ、大胆なプレゼンテーションに大きな歓声が。ウーロン茶が靴のアッパー部に浸透せず、テーブルへと流れるようす、その効果がしっかりと伝わりました。なお、このあと、テーブルを拭き、素早く現状回復し、続けざまに次の内容へと展開し、飽きることなく集中し、講義が終わりました。


<就職の湘北>と称されるほど、人材教育と就職率の高さに定評がある同校。「卒業後は企業の受付や観光(ホテル、サービス業)といったジャンルへと旅立ちます。社会の第一線で活躍するかたを講師に招くこの講義は、実際のビジネスパーソンのかたがたと対面できるリアルな体験。学生たちにとって大きな刺激になっています。(この講義を)はじめたころは靴磨きを知らない学生も多かったのですが、最近は社会人の常識が身につくきっかけとして、とてもよろこんでいるようです」と、総合ビジネス学科 小森潔教授。


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学生たちの退室時には、ひとりひとりに、ケア製品セットをプレゼント。

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百貨店など商業施設での啓蒙イベントでは、若年層が訪れることが少ないですが、大学での講義というプログラムは効果が抜群。就職活動という大人の階段を昇る、重要なタイミングということもあり、学生たちの姿勢も真摯で貴重な体験を有効に活用してくれると確信できました。革製品の魅力を伝える草の根的なアプローチとして、また社会貢献として大きな意義を感じられます。このような活動が継続され、広がっていくことを期待したいですね。



■ 参考URL ■

 コロンブス <http://www.columbus.co.jp/>

 湘北短期大学<http://www.shohoku.ac.jp/>

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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