欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: 国内革事情

GMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社が国内最大級のネットショップ開業・作成サービス「カラーミーショップ by GMOペパボ(以下、カラーミーショップ)」が主催するコンテスト『カラーミーショップ大賞 2019』の授賞式が9月10日(火)に行われました。

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創意工夫を凝らしたネットショップを発掘し、表彰するこのコンテストにおいて、書道業界で随一の品揃えを誇る「書遊(ショユウ)Online」(奈良県)が今年度の大賞を受賞。

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現代のライフスタイルに合わせて地域文化や伝統技術を発信している店舗が多く選出。「ゆりかごから墓場まで」という慣用句を、令和時代のニーズでアップデートしたかのように「布おむつから卒塔婆まで」と幅広いジャンル。

実店舗で探すことが難しい二ッチなものだからこそ、ネットショッピングが人気を集めているということを痛感しました。

ネットショップの中の人の晴れ舞台、とても貴重な機会です。会場、司会、演出・・・とすべてにおいて特別感がスゴイ。スケールの大きさに圧倒されました。

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受賞者のかたがたのコメントがそれぞれ素晴らしかった。パワフルで、情熱にあふれていて。感極まって声を詰まらせる場面もあったり・・・思わずもらい泣きしてしまいました。ほんとうにいい企画ですね。


今回、皮革業界からも、受賞社がありましたので、ご紹介します。

優秀賞の一社として、「革財布の山藤」(東京都)が選出。

選出理由は

「今年で創業120周年を迎える革財布の老舗は、ネットショップの運営から梱包・発送作業までを少人数で回しながらも、前年を大きく上回る200%以上の売上成長を遂げました。

老舗の看板にあぐらをかかない商品企画、Webマーケティングへの高い意欲と実行力が選出の決め手となりました」(「カラーミーショップ大賞」事務局)


ネットショップだけでなく、実店舗にも注力する山藤。東京・新御徒町の本社に併設したアトリエ、同じく東京・人形町に続き、2018年オープンした東京・神楽坂ウォレテリアにお邪魔してきました。

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現在、1周年を記念してノベルティプレゼント(特製オリジナルブックマーク)を実施中です。

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オンラインショップ運営ご担当 小金丸明子さん、ウォレテリアマネージャー 海老澤琢さん、わんこ店長アスティ―ちゃんをはじめ、スタッフの皆さんが元気よくお出迎え。

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店内ではユニフォーム替わりにおそろいの法被を着用。凛とした着姿でキビキビと働く様子や声かけで店内のにぎわいをより強く印象づけています。上質な革財布、スタイリッシュな小物を展開しながらも、アットホームで親しみやすさ、入りやすさも魅力です。


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アクティブシニアから高感度ユーザーまで、さまざまなかたが来店。当日はDIYワークショップが行われていて、ピラティスのインストラクターが楽しそうにトライなさっていました。

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近隣のヘアサロンのスタイリストが顧客となるなど地域に溶け込んでいます。地元のインフルエンサー的な存在を通して、ファン、リピーターが増加しているようです。


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老舗ならではのものづくりをベースに若い世代のスタッフの感性を生かした商品開発と情報発信(インスタグラム、フェイスブック、ツイッター)が好評。ウォーム感のある特徴的な素材を使用したファッション性が高い新作アイテムもリリースされます。

このほか、カラーバリエーションの豊富さ、セミオーダーの充実など、選ぶ楽しさもいっぱいです。

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「お客さまにご来店いただくには? もっとよろこんでいただくには? 毎日、スタッフでミーティングを重ね、よりよいショップを目指しています」(小金丸さん)

ネットショップの見やすさ、ラインナップ、Web接客も実店舗同様、丁寧でハートフル。総合力、安心感の高さが際立っています。



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地域賞には、大阪・難波の人気ショップ、「Leather Craft Phoenix(レザークラフトフェニックス)」 が選出されました。

選出理由は

「レザークラフト材料を幅広く扱いながらも、初心者も不安なく購入できるよう配慮の行き届いた商品解説が見事。スタッフの皆さんの積極的な発信姿勢も高く評価いたしました」(「カラーミーショップ大賞」事務局)


日本皮革産業連合会公式ブログの月イチ連載でお馴染みの、村木ルイさんがスタッフとして、長年、ショップの成長を支えて続けています。

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今回の受賞に際して、村木さん、スタッフ 吉川さん、スタッフの皆さんがコメントを寄せてくださいました。

リアルなトークをご覧ください(以下、鼎談形式となります)。


*  *  *  *  *  *

《村木さん》

「ネットショップの立ち上げは

私がやったけど、その後は

社員の吉川さんが担当してきたからなぁ。

ネットショップ中期から

今まで担当している吉川さんに話を聞いてみよう。

カラーミー大賞事務局の選考理由見たけど、

どう思う?」


《吉川さん》

「今回の選出理由には

『スタッフの皆さんのSNSにおける積極的な発信姿勢も

高く評価いたしました』ってあるんですよ」


《村木さん》

「えっ、それってカラーミースタッフは

自分たちの提供している

カラーミーというシステムだけじゃなくて、

店舗経営の一環である

SNS展開まできちんとチェックしているってこと?」


《吉川さん》

「そうなんですよ! 

授賞式行った際にSNS見ているか、

聞いたところ

きちんと見てくれていますね」


《村木さん》

「すげぇなぁ&こえぇなぁ、

カラーミー((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル 

私SNSで『カラーミーは

高機能な割に低価格だと思うけど、

もうちょっと、こんな感じだったらいいのに

的なこと』

とか書いたことあるのに!

具体的に言うと、海外対応とか! 


ごめんよ、カラーミー&ありがとう、受賞!

結局カラーミーとしては、

自社のシステムだけじゃなくて、

自社のシステムと、ほかのシステムをどう融合し、

それをどう販売に反映しているか

きちんと見てくれている

ってことか。やるなぁ( ゚Д゚)y─┛~~


で、今回評価された点として

社員4人がそれぞれ

会社のSNSを通して情報発信している、

ということだけど、

怖くなかったの? こいつらに、まかせたら

炎上しやがるんじゃねぇかな、とか」


《吉川さん》

「以前、JLIA blog用のインタビューでも

答えたと思いますが、

お店のSNSって、お客さまにとって

コメントしづらいんですよね。

それなら個人個人が

お店のSNSを運用することで

コメントしやすく、絡みやすくなる、

と考えました。

あと、うちの会社が小さいからこそ、

できたことだと思います」


《村木さん》

「社員たちは、

SNSで顔を名前さらけ出すことがイヤ、

とかなかったのかな?」


《その他、社員の皆さん》

「全然。そんなメンタル弱くないです」


《村木さん》

「ウチの子たちは強いわねぇ(;´∀`) 

吉川さんは

ほか社員たちが炎上すること怖くなかったの?」


《吉川さん》

「全く炎上が怖くなかった、というと

嘘になります。

ただ、それ以上にお客さまと

会社に対してのメリットのほうが大きい

と思いました。

まぁ、炎上起きたら

僕が頭下げたらええやん、と。

 

あと、この前あるスタッフに言われて

気づいたんですが、

『フェニックスは各商品から

情報発信のblogにリンクを細かくつないでいるけど、

これだけやっている店は少ない』と。

ウチの強みですよね」


《村木さん》

「あ~、私がもうネットやっている人の中では

ベテランの部類に入るから、

どうしても長文な文字情報を重視しちまうんだよね。

で、フェニックスでは

長文なblog バンバン書いてきたからなぁ。


SNSは

瞬間・短い情報・拡散力が高い、

んだけど、

それに対して blogは

長期間に影響・多い情報・拡散力が低い、

んだよね。


blogはその効果が発揮されるまでに

どうしても

長期間の蓄積がいるし、

目に見えた成果出づらいから、

今から実績を出すのが、すごくめんどくさい。

で、結果的にネットの情報発信方法は

SNSに流れている。


フェニックスは、14年ほどblogを書いている

先行利益があるからな。

まぁ、blogはblogで、今の時代初心者が入りづらい、

という欠点もあるんだよなぁ」


《吉川さん》

「材料店って、お客さまに1回売って終わりじゃなくて、

リピートしてもらいたい商売じゃないですか。

そうなるとお客さまは

『これとこれは似たような工具なり材料なのに

何が違うんだ?」と

疑問を感じるでしょうし・・・


それに対してきちんと答えて、納得して使ってもらいたい

と思いますよね。

そういう積み重ねをすることで

『あの店は信用できる』という信頼を得られる

と思います。

SNSで初心者に興味持ってもらい、

blogやネットショップの情報でより深く理解してもらう。


革という不安定な面もある素材は

最終的には

『その店のその担当を信じられるかどうか』

ですよ。

そうなると、お客さまに理解してもらいたい、

という信念をもった運営が

受賞につながったんだと思います」


*  *  *  *  *  *


豊富な商品知識、ブログ、SNS、動画配信など、他社に先駆けた取り組みとクオリティの高い情報発信により、多くのレザーファン、レザークラフトファンからの共感、支持を獲得。

お客さまに対する「責任」と「覚悟」には頭が下がります。

コミュニケーションや外部出展も積極的で、村木さん主宰の「本日は革日和♪」への出店を軸に「素材博覧会」、「浅草エーラウンド」など各地のイベントに参加。

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実店舗では「Phoenix Night」と題し、試験的に20:30まで延長(通常は18:30まで)。村木さんが常駐するので、専門的な知識を知りたいユーザーやビジネスパーソンが続々来店しています。さらには忙しいユーザーに支持され、継続的企画となりました。

ユーザーとのタッチポイントを増やす施策が、しっかりとネットショップへのアクセス、売り上げにつながっているようです。

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次回のイベントは「素材博覧会 -YOKOHAMA 2019 秋」(9月26日~28日/神奈川・横浜 横浜港大さん橋ホール)。ブースでの販売のほか、セミナー、ワークショップも予定されています。


なお、「カラーミーショップ大賞 2019」の開催を記念して、新規契約ショップを対象に初期費用無料キャンペーンが実施(9月20日まで)されています。どうぞ、お見逃しなく。



■  参考URL  ■

   カラーミーショップ

    <https://shop-pro.jp/>

  山藤

    <https://shop-yamatou.com/>

  Leather Craft Phoenix

    <https://l-phoenix.shop-pro.jp/>


カテゴリー: 国内革事情

今年も残暑が厳しい9月。店頭は秋一色ですが、業界では次の春夏シーズンに向け、展示会がスタート。国内はもとより、海外展示会の情報も加えました。
つくり手との出会い、OEMの依頼先などをお探しのクリエイター、ビジネスパーソンの皆さま、ぜひ、お出かけください。

東京・浅草橋「knot Collection」9月24日~25日
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バッグと財布の合同展示会「knot Collection」(主催:日本ハンドバッグ工業連合会/お問合せ:大阪ハンドバッグ協同組合 tel.06-6771-0231)の次回開催が決定。
9月24日(火)~25日(水)の2日間、東京・浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス 2F ヒューリックホールにて行われます。
今回は新プロジェクト「大阪かばん」のコレクションをお披露目。秀逸な日本製かばん、メンズバッグをお求めのかたは、「メイドイン大阪」にご注目を。


奈良・大和郡山「NARA SHOE FAIR」10月16日~18日
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中川政七商店の躍進により、ものづくりの街というイメージも浸透する、古都・奈良では上質な紳士靴を手がけていることをご存じでしょうか?
そんな靴の街でもある奈良で「NARA SHOE FAIR」が行われます。奈良県靴工場団地協同組合と奈良靴産業協同組合に所属している組合員が年2回(春・秋)協同で実施。
奈良県の製靴業は、1960年以降機械化が進み急速に発展。1965年11月、奈良県靴産業の中小企業者が団結し業界の発展と繁栄を図るべく、奈良県靴産業連合会を発足。1991年1月には 奈良靴産業協同組合 を設立。今も歴史あるその流れを受け継ぎながらも、業界発展のため新たな挑戦をしています。


兵庫・神戸「グランドシューズコレクション」10月16日~17日

日本最大級の靴展示会「グランドシューズコレクション」が10月16日(水)~18日(金)、兵庫・神戸 神戸国際展示場 2号館(ポートライナー市民広場駅前)で行われます。
日本ケミカルシューズ工業組合主催、全日本ケミカルサンダル工業協同組合連合会共催により、年3回実施。新作の発表・展示、新しい提案をお見逃しなく。


東京・浅草「台東区産業フェア」10月31日~11月1日
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靴、バッグ、財布、ベルト、革製品・・・など、ファッション雑貨の生産が盛んな台東区。江戸時代から続く伝統的な手法により工芸品をつくる職人が現在でも数多く活躍中です。
一方、区の南部一帯(御徒町~蔵前~浅草橋)は、徒蔵(カチクラ)エリアと呼ばれ、新しいカフェや雑貨店が続々オープン。特に蔵前は、「東京のブルックリン」として注目を集めています。
そんな台東区の多様な産業の魅力を紹介する恒例イベントに、全国皮革振興会、東京都靴卸協同組合、東京洋装雑貨工業協同組合がブース出展。
東日本ハンドバッグ工業組合 加盟企業、インキュベーション施設<台東デザイナーズビレッジ>&<浅草ものづくり工房>入居企業などが出展予定です。ユーザーのかたも入場可能。一部ブースでは展示品を販売しています。上質な製品が特別プライスになっているかも? 


フランス・パリ「プルミエール・ヴィジョン・パリ」9月17日~19日

国際見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ」(フランス・パリ)レザー部門にエキゾチックレザーを手がける有限会社藤豊工業所(東京・東墨田)が出展します。
会期中、エキゾチックレザーの一枚革を製品サンプルとともに発表する予定です。ご来場に関するお問合せは、有限会社藤豊工業所 公式サイトの専用お問合せフォームをご利用ください。(「Exotic leather News CLIP by JLIA」より)


アメリカ・ニューヨーク「COTERIE」9月15日~17日

日本の革製品を海外でPRするためにニューヨークで開催される「COTERIE」9月展にジャパンブースとして出展します。
展示会では、選りすぐりのバッグ、鞄、小物等の革製品を海外市場に向けて展示いたします。
出展企業情報などにつきましては、当連合会フェイスブックページアカウント「JLIA Japan Leather booth」、当連合会ホームぺージ内「ニュースリリース」をご参照ください。


イタリア・ミラノ「MIPEL」9月15日~18日

日本の革製品を海外でPRするためにミラノで開催される国際バッグ・雑貨見本市「MIPEL」9月展にジャパンブースとして出展します。
展示会では、選りすぐりのバッグ、鞄、小物等の革製品を海外市場に向けて展示いたします。また、同時開催される国際靴見本市(MICAM)にも、経済産業省がジャパンブースを出展します。
出展企業情報などにつきましては、当連合会フェイスブックページアカウント「JLIA Japan Leather booth」、当連合会ホームぺージ内「ニュースリリース」をご参照ください。

カテゴリー: 国内革事情

革と革のものづくりを学ぶスクール、教室、セミナーのトピックをまとめました。靴、皮革工芸をはじめ、財布のスクールが来年度からスタート。このほか、1日もしくは短期間で集中的に学ぶセミナーにも注目ですね。ぜひ、参考になさってください。

アルス国際製靴学校セミナー 受講者募集
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全日本革靴工業協同組合連合会は、一般社団法人日本皮革産業連合会(JLIA)の委託を受け、靴のファッショントレンドの研究でも高い実績があり、世界的にも有名な靴作りの教育機関であるアルス国際製靴学校(イタリア・ミラノ)より講師を招き、革靴デザイン技術に関するセミナーを11月18日(月)~22日(金)、東京・奥浅草で開催します。
今回のセミナーは3種類のプログラムを組み、会社役員、執行部を対象とした1dayワークショップ(1日)、初めてセミナーに参加する方やデザイナーを対象としたセミナーA(2日間)、デザイナー、MD、プランニングマネージャーを対象としたセミナーB(2日間)の3コースを実施し、アルスのトレンドスペシャリストと技術者が最新のトレンドやブランディング、デザイン技術をレクチャーします。複数のコース参加も可能です。参加費はワークショップとセミナーで異なります。申込締切は10月31日(木)。

西成製靴塾 第25期生募集中
西成製靴塾では、靴職人を目指し靴づくりに取り組む塾生を募集しています。現在募集中の第25期生は、2019年10月より1年間、型紙、製甲、底付けなど、靴づくりを基礎から学び、ひとりで靴をつくり上げる技術を身に付けることを目指します。
例年、生徒さんは大阪だけではなく他府県からも。全くの未経験者が多いそうなので、初心者のかたも安心ですね。第25期生の申し込み締め切りは9月20日(金) 。次回の学校見学会は9月17日(火) 11:00~。くわしくは公式サイトをご確認ください。
  <http://www.nishinari-seika.com>

全国皮革振興会 皮革手芸教室 10月生募集スタート
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全国皮革振興会 皮革手芸教室(東京・蔵前)10月生の募集が今年もスタート。「ひとりでも多くのかたに皮革工芸の楽しさを知っていただきたい」と共用費を除いて入会金・月謝はなし(上級クラスを除く)。延べ3,400名が参加する歴史と実績がある教室です。近年、若いかたや男性も増え、幅広い世代で楽しく学んでいます。
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10月生募集に関するご質問・お問合せはお電話で。
03-3865-7457(9:30~15:00/月~金)
募集フォームを新設し、さらにお問合せしていただきやすくなりました。ご質問などは、下記リンク先からご利用ください。
  <https://www.japanleathercraft.jp/>

日本皮革技術協会「革・革製品の知識講習会」
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皮革の学会組織として、革・革製品に対する幅広い知識の普及活動を推進するNPO法人日本皮革技術協会による「革・革製品の知識講習会」の開催が発表されました。
革づくりのビデオ鑑賞、革・革製品の特徴、革の取扱方法など実物を見ながら、触れながら、革・革製品を幅広く学びます。
講義内容は皮革製造の基礎、革の特性、革の取扱い方法、主な事故事例および日本エコレザーとは何か?に加え、 「エキゾチックレザーを学ぶ」と題し、全日本爬虫類皮革産業協同組合(全爬協)からのレクチャーも。ビデオや実習が豊富で、わかりやすい内容がうれしいですね。
今年は大宮、豊岡、札幌、神戸、広島の5会場。各回とも少人数制なので、ビジネスパーソンはもちろん、これから皮革の知識を深めたいというユーザーの皆さまも安心して受講できます。参加無料です。
定員30名(各回)。先着順の受付です。定員になり次第締切。10月4日(金) 締切です。
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日程・会場(開催時間は各回とも9:50~16:30)
1. 大宮会場:10月24日(木) ソニックシティ 会議室 604
2. 豊岡会場:10月29日(火) 但馬地域地場産業振興センター 第1交流センター
3. 札幌会場:11月 7日(木) 札幌コンベンションセンター 206 会議室
4. 神戸会場:11月13日(水) 神戸国際会館 701
5. 広島会場:11月21日(木) 広島 YMCA 国際文化センター 本館 401

都立皮革技術センター「皮革関連ゼミナール」
東京都立皮革技術センター 令和元度 第3回「皮革関連ゼミナール」が9月26日(木)、東京・浅草 東京都立皮革技術センター 台東支所で開催されます。
今回は<紳士靴の基礎知識>。
株式会社リーガルコーポレーション 製造部部長 石原邦生さんが登壇します。「良い靴は、素材と構造が大切です。紳士靴について、グッドイヤー・ウェルト製法等をはじめとした基礎的な知識にとどまらず、靴底の素材やつくりなどに ついて、わかりやすく解説し、紳士靴の魅力についてお話しします。 ぜひご参加ください」(テキスト:東京都立皮革技術センター 公式サイトより)。参加無料。

台東区産業研修センター「ファッションマーケティング講座」
東京・奥浅草 台東区産業研修センターの恒例企画「ファッションマーケティング講座」が9月26日(木)に行われます。
ファッション産業の最新情報や市場予測をいち早く提供。今回は「国際靴見本市ミカムに見る2020ssシューズトレンドとマーケット」です。日本の靴ジャーナリストの第一人者、大谷知子さんが登壇。受講料は1,000円です。

「素材博覧会 -YOKOHAMA 2019 秋- 」<本日は革日和♪ セミナー>
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今回も「本日は革日和♪」がブース出展。計6社が参加し素材、道具などの展示販売に加え、当ブログでお馴染みの人気インフルエンサー 村木るいさんによるセミナーが期間中、各日開催。
「人に話したくなる革セミナーぷち 革の買い方や歴史編(無料)」、「人に話したくなる革セミナー 革ができること・革じゃないとできないこと(無料) 」、「しくじりハンドメイド作家さん」、「ハンドメイドイベントレポート2019 ~売れる売れないの線引き~」「お金の話をしよう! ハンドメイドの値段の付け方セミナー」 と超充実。村木さんが各地のハンドメイドイベント、出展クリエイターに徹底取材したリアルな内容です。かなり参考になりますよ。ご予定合うかたはぜひ。
  <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>

<Toyooka KABAN Artisan school>財布専科 新設
国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の<Toyooka KABAN Artisan school>が従来のカバンスクール、専門課程に加え、要望が多かったサイフスクール、財布専科を来年度2020年5月から開校します。
財布専科は、3か月間、65日の全日制の専門校。年間2クール(5~7月、9~11月)を開講予定です。3か月のトレーニングでプロとして独立や企業の即戦力人材に! 9月1日から募集がスタート。詳しくは公式サイトをご覧ください。

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
今回は、自分の思った鞄や靴の量産を依頼したい時にはメーカーに頼んだほうが確実、という話です。

SNS、ECサイトやハンドメイドイベントなどを通して、気軽に情報発信、個人間売買、ブランドビジネスにトライできる時代だからこそ、知っておきたいものづくりの現場。
現役のつくり手でもある村木さんならではの、リアルで役立つ内容です。ぜひご一読ください。

*   *   *

通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなど、下記のリンク先をチェックしてください。
また、今回のエントリの文末にも書かれていますので、最後までじっくりご覧ください。

  「本日は革日和♪」
  <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>



【展示会情報/速報】「knot Collection」次回開催は9月24日~25日
村木さんが文中でご紹介している、バッグと財布の合同展示会「knot Collection」(主催:日本ハンドバッグ工業連合会/お問合せ:大阪ハンドバッグ協同組合 tel.06-6771-0231)の次回開催が決定。9月24日~25日の2日間、東京・浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス 2F ヒューリックホールにて行われます。

*   *   *

毎度です!「今年の夏は記憶している限り一番きつかった」と思うムラキです。
暑い時期は革素材触りたくないですね(´・ω・`)

さて、たまに相談があるのですが、「自分の望んだカバンや財布を作ってくれませんか?それを販売したい」という要望。
私個人は普段請負職人ですので、この手の仕事は断ります。
(この場合の請負職人、というのは「ひたすら依頼された量産仕事をこなす職人」という意味で使っています。)

「お金積みますから!」など言われますが、そういう問題ではなくて、メーカー業というのと職人というのは違う仕事なんです、と解説するのが毎回毎回大変です。

で、ちょうどいいのでこのblogで解説してみましょう。結論から先に書いておきます。


「量産する場合には職人とクライアントの間を走り回る人間=メーカー業がいないとうまく回らない」

というのが今回の結論です。

鞄なり靴なりのメーカーに入りたい!という人のイメージは下記写真だと思いますが、、、

実際のイメージは下記に近いかなぁ

目次 



カバンも財布も靴もベルトも出来上がるまでには専門職の手が必要となる

量産をお願いしたい場合はメーカーを窓口にしてほうが全体の流れはスムーズに行きます。

じゃぁメーカーという連中を飛ばして、自分が全部段取り組めば大儲けできるじゃん!

「SNSなどで請負職人を探してみればいいじゃん!」と思っても見つかりません。

請負職人を見つけても、その人が「請負職人」であればあるほど、あなたの要望は叶えられない

請負職人という仕事は歯車と同じ、という暴論

加工屋さんや請負職人がしくじった。誰が材料費などを弁償するのか

メーカーという仕事

メーカーはどこで出会えるか?

メーカーはこんなクライアントを嫌がる

リピートが見込めないクライアントは嫌がられる

とにかく早く安く、というクライアントは嫌がられる

最初にきちんと線引出来ないクライアントは嫌がられる

「なんだ、メーカーってのはクライアントを選り好みするのか!」

メーカーというのは鞄や財布、靴など全部わかるものじゃないの?

「じゃぁ、メーカーがどういうものを作れるかは、どう知れば良いんだ?」

メーカーが好むクライアント

変に知識を振りかざさない

継続性がある

結論:量産する場合はメーカー業がいないとうまく回らない

今後の革日和予定


カバンも財布も靴もベルトも出来上がるまでには専門職の手が必要となる


このblogの最初の方で解説しましたが、革業界には各種専門加工職が数多く存在します。
 革を裁断する仕事「裁断師」の世界
革業界周辺の職業紹介シリーズ 「漉き屋」
 革を薄くする仕事「漉き割り」の世界
 あなたが見る革に押されたブランドロゴの影にはこんな苦労がある。箔押し屋という仕事
 革業界独特の工具「刃型」で同じ形をいくつもいくつも量産できる
・型紙を作るサンプル師
などが存在します。


さらには、素材に関しても革屋、金具屋、ファスナー屋、布屋などの材料屋が存在します。これらすべてが専門職です。

これら専門職の間を走り回って電話をかけて段取りを作るのがメーカーの仕事です。

クライアントから依頼を受けて、これだけの加工専門職や材料店を走り回ります。

量産をお願いしたい場合は、メーカーを窓口にしてほうが全体の流れはスムーズに行きます。

上記専門加工職や素材屋の場所や性格、限界量、納期の目処を把握しており、月々きちんと取引を行っています。

箔押し屋にせよ裁断屋にせよ、彼らは工賃数十円の世界で生きています。箔押し屋に「10個の鞄パーツにロゴを10個だけ押して」と言った場合、10個×数十円となり数百円の儲けとなります。ですが数百円では儲けにならないので、少量の場合はサンプル押しということで数千円請求されます。箔押しのセッティングのために10分20分はかかるので、数千円請求されて当然です。

さらに、箔押し屋さんにしたらこの10個のサンプル押しはあくまで「後日再注文あるよね?」という前提で行っています。継続的に、同じ仕事が来る、というのがメーカーと専門加工職との間の無言の約束なわけです。各種加工専門職はミニマムロット100個はせめて頼まないと加工専門職にしたら仕事になりません。

10個サンプルで加工したら、その後に本生産100個、追加生産200個、と 継続的に来るのが加工屋にしたらありがたいわけです。
逆に言うならば、「継続的に仕事くれない場合はあまり仕事したくない」し、「1回こっきりの場合は高めに値段をつけたいな」と思うわけです。

・加工専門職の人間は安易に「1回いくらですか?」と聞かれるのをすごく嫌がりますし、そういう聞き方をしてきた人間を「あ、素人だな」と判断します。聞くのは「1回の取引はいくら位からですか?」と聞くべきです。「1回最低でも5,000円ほしいなぁ」という回答ならば、たとえ3個だけの工程でも5,000円払う覚悟を見せるべきです。この覚悟があるのがメーカーの人間です。

・メーカーは専門加工職の方と付き合う時にはこれらの大前提を踏まえて行動します。

「今回申し訳ないけど、50個しかないから、多少高めに請求してください」「この仕事、数多いけど、納期どれくらいかかります?2週間?それなら箔押し加工の前にほかの加工段取りやってもってきます」

メーカーは専門加工職に無茶なことを言うこともありますが、専門加工職は「無茶だけどまぁ、やってやるか!」とやってくださるケースも多いです。それはすべて「このメーカーは俺に安定的に仕事をくれる」という信頼があるからこそ、です。

メーカーは各種専門職や素材屋から信頼を得て、その信頼を元にお金を稼ぐわけです。

 

じゃぁメーカーという連中を飛ばして、自分が全部段取り組めば大儲けできるじゃん!

こう考える人は多いですが、うまくいきません。

加工屋や請負職人がどこいるか、というのがまず調べきれません。インターネットで検索しても出てきません。JLIAなり、鞄組合に聞いても教えてくれません。

なぜなら「信頼」が足りないからです。

信頼が足りない人間を専門加工職や請負職人に紹介し、そこで何かしら問題が起きた場合、紹介者に苦情がやってきます。以前紹介した専門加工職blogの最後に「紹介して、と問い合わせしても紹介できません」と書いてあるのはこれが原因です。

「SNSなどで請負職人を探してみればいいじゃん!」と思っても見つかりません。

彼らは基本的に表に出てこない職業だからです。

「JLIAの中に鞄組合、というのがあるけど、そこに問い合わせたら職人さんいるんじゃないの?HPみたら住所など書いてあるよ!」

なるほど、書いてあります。ただ、そこに書いてあるのは「鞄メーカー」の名前住所です。請負職人には組合がありません。 結果的にこの国には鞄や靴職人がどれだけいるか、というデータが一切存在しません。彼らを探すのは至難です。

また、請負職人自身が自ら情報発信することは稀です。請負職人と明かしてネット経由で仕事が来ることを良しとしない職人さんも数多いです。

請負職人を見つけても、その人が「請負職人」であればあるほど、あなたの要望は叶えられない

仮にあなたが請負職人を無事見つけられたとしても話は進みません。
請負職人の中には「型紙を切れない」という人も多くいます。

・「いや、あなたは職人だから私の望んだものを作ってよ!」といっても、「いや、それはサンプル師の仕事だろ。俺は量産職人だから型紙は切らないよ」と言われます。

・「じゃぁ、私が型紙切ったのがあるから、これで量産して」といっても、「いや、これは量産向きに考えられていない構造だから、君の型紙では作れない」と言われます。

・「この型紙で作って欲しいから、あとは刃型や金具、材料など手配して」といっても、「いや、俺は請負職人だから刃型屋とか、材料屋とか加工屋とかどこにあるか知らないよ?」と言われます。

・「うちの店で売れる鞄などを量産したいからどういう鞄がいいか提案してよ」といっても、「いや、それを考えるのが君の仕事だろ?私にデザインとか企画とか相談しないでよ」と言われます。

・「ハギレで色々な革をパーツ使いしてみよう!」「前回はクロム革だけど、今回は素敵なタンニン革で作ってほしい」といっても、「いや、革が変わると作業が変わるから困るんだよ」と言われます。

・「こちらで材料も手配して、型紙も作り、刃型を作り、パーツの箔押しも入れて、漉きも行って渡すよ」といってはじめて請負職人は作ってくれます。

請負職人という仕事は歯車と同じ、という暴論

・私自身が請負職人ですし、自分の仕事を卑下するつもりもありませんが、「請負職人というのは歯車みたいなもの」だと思っています。

言われたものを粛々と作るだけの仕事です。決して「いや、ここの部分はこうしたほうがかっこいいだろ!」みたいな工夫は要求されません。
決められた納期に決められた品質で納品するのが仕事です。

・それに対してメーカーは「歯車を組み合わせて、クライアントが望むものを提供する」のが仕事です。各種専門加工職も請負職人もメーカーがいないとうまく機能しません。

・「請負職人なんて、そんな仕事楽しいの?(;´∀`)」

今まで10分かかった仕事を8分で出来るようになったり、雇っているパートさんが同じ仕事ができるように段取りを組み、うまく行ったときなどに喜びを覚えますね。パズルを素早く組み立てるような仕事です。個人的には面白いんですが、理解されづらいですねぇ(´・ω・`)

加工屋さんや請負職人がしくじった。誰が材料費などを弁償するのか

・専門加工職や請負職人は安定的な仕事を好みます。これはお金の意味合いもありますけど、経験値上昇の意味があります。

どんなプロでも1回よりも3回、3回よりも10回同じ仕事をしたほうがミスなく、早く出来るようになります。
だからこそ、専門加工職も請負職人も同じ仕事が安定的に来ることを好むわけです。1回こっきりの仕事というのは量産仕事としては旨味が少ないわけです。

・さて、仮にクライアント自身が専門加工職の方に仕事をお願いして、相手が失敗したとします。
そんなときに「お前がミスをしたんだ。材料費弁償だ!時間もかかるからそれも弁償しろ!」と言ったとすると、専門加工職は二度と仕事をしてくれません。
彼らの工賃は1回数十円という世界です。ミスしたために「材料費や時間も弁償しろ」と言われると、「あぁ、こいつと付き合うとリスク全部こちらに被せるな。危険だな」と考えます。

それに対して、メーカーさんの場合は専門加工職や請負職人がミスをした時には「材料を新しく支給しますので、またお願いします」というだけです。
材料費はどうするか、時間の損失をどうするか、と喧嘩してもしょうがないわけです。
なによりも専門加工職に次回も仕事依頼するめには、彼らの機嫌を損ねるわけにはいきません。

・専門加工職の工程が1つミスをすると、その後の段取りも全部狂います。あとの工程の人たちに迷惑をかけることになります。場合によっては納期が遅れるのでクライアントに頭を下げます。誰が頭を下げるのか?メーカーです。「この工程でミスが有ったのでそちらに納期が遅れます」などと謝ります。

謝るのがメーカーの仕事、と言っているのではありません。

クライアントに無事納品して、お金を回収するのがメーカーの仕事なわけです。

メーカーという仕事

メーカーは完成品をクライアントの元に届けるプロです。
メーカーの持っている専門加工職の知識や請負職人に対する知識は長年の蓄積で作られた財産です。
専門加工職が加工したパーツを請負職人が作ったものをメーカーが検品して納品します。
実際に生産過程のどこかで失敗が発生したとしても、材料費や職人の工賃は全部メーカーがリスクを被ります。

だからこそ、1回よりも3回、3回よりも10回と続く可能性のある仕事を好みます。

メーカーはどこで出会えるか?

このJLIAからリンクのあるバッグ組合や鞄工業組合HPなどに行けば各メーカーの住所や連絡先が書かれています。

皮革企業大図鑑 | JLIA 日本皮革産業連合会

会社の名前で検索して、HPがある場合はそちらを見ることをオススメします。メーカーによっては自社にショールームを持っているところもありますし、積極的にSNSで情報発信しているところもあります。

あるいは、組合による展示会や企業による各種展示会イベントに行くことをオススメします。
展示会に出ているメーカーさんは、「僕らはこれだけのものを作れますよ。だからそれに類するものの注文を受け付けますよ」とアピールするために出展している会社も多いです。
展示会会場で実物を見て、「私の思うものを作ってもらえませんか?」と相談するのは手っ取り早いです。

展示会はこのblogの過去でも紹介されていますので雰囲気だけでも掴んでみてください。

バッグ・鞄業界2019年5月展示会レポート | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

メーカーはこんなクライアントを嫌がる

リピートが見込めないクライアントは嫌がられる

ここまで書いてきたように、メーカーというのは各種専門加工職や材料店に信頼を積み重ねています。嫌がるのは少ロット、かつ、リピートが見込めないもの・リピートが来るかどうかわからないものは嫌がります。

請負職人も各種専門加工職も「1回よりも3回、3回よりも10回」同じ仕事をしたほうが、より早く、より良く仕上げられるようになります。
だからこそ1回こっきりの仕事を嫌がります。安定性のある仕事を供給しないと専門加工職から信頼を得られません。

年に1回、という仕事も同じ理由で嫌がられますね。

とにかく早く安く、というクライアントは嫌がられる

1回目の仕事は特にトラブルも生じやすく、時間・お金がかかります。それらを理解せずに「とにかく早く安く作ってくれ」というクライアントも嫌がられます。

口八丁で美味しいことを言っているが、リピートが見込めなさそうなクライアントも嫌がられます。

最初にきちんと線引出来ないクライアントは嫌がられる

下記はメーカー業の人にこのblogを見せて意見を聞いてみました。

「クライアントさんは仕事を持ち込む時に、どこからどこまでを依頼するのかを明確にしてほしいですね。
責任の所在もそうですし、たとえばデザインなのか、企画なのか、製造なのか、そこのラインが曖昧な場合はトラブりやすいです。(販売はクライアントの仕事ですのでメーカーには関係ありません)
依頼する上でも、最初は引け目を感じるのか言われるがままだったのに、時間が経つごとに横柄というか、態度がでかくなって雑になる人もいましたし、
お互いのスタンスを明確にしてきっちり話を最初にすることが大切ですね  ( ´∀`)bグッ!」

「なんだ、メーカーってのはクライアントを選り好みするのか!」

そうです。メーカーとしては最初の仕事が一番リスクが高く、途中で仕事が中断して消滅した場合、つぎ込んだ時間や労力、お金を補填する可能性がものすごく高いわけです。
メーカーは少しでも「あ、このクライアントは危険そうだ」と思ったら速攻で手を引きます。


メーカーというのは鞄や財布、靴など全部わかるものじゃないの?

メーカーにもよりますが、基本的に鞄メーカーだからといって鞄の作り方を知っているとも限りません。財布にしても「二つ折り・三つ折り・男性向け長財布」「切り目仕上げ・ヘリ返し仕上げ」「タンニン・クロム鞣し」など、それぞれに応じて請負職人が変わることもあります。「うちは切り目仕上げ・タンニン鞣しの財布作りが得意です」というところは、それ以外はあまり受け付けません。慣れないものを作ろうとするのはリスクだからです。

また、鞄、バッグ、財布などはすべて別世界です。「鞄作れるんだから女性向けのバニティバッグも作れるでしょ?」と言われても作れない可能性が高いです。
とあるメーカーは男性向け鞄が得意だったならば女性向けのバッグ作れるか、というと、作れない可能性が高いです。そのメーカーお抱えのサンプル師や請負職人次第としか言いようがありません。

靴メーカーの場合は更に細分化されています。男性向け・女性向け、ブーツ・パンプスなどさらに細かく別れています。

「じゃぁ、メーカーがどういうものを作れるかは、どう知れば良いんだ?」

だからこそ、組合がやっている展示会や、商品展示会などが存在するわけです。そこで「こういうものが作れるならば僕の作ってほしい。こういう鞄を100個作れますか」という話がしやすくなるわけです。

例えば、下記は大阪ハンドバッグ協同組合さんのHPです。

大阪ハンドバッグ協同組合

展示会のご案内 | 大阪ハンドバッグ協同組合

例えば、下記は一般社団法人 日本かばん協会が行ったかばんフェス2018のレポートです。

『信頼の日本製かばん』で、お出かけしよう! 「かばんフェス2018」レポート (1)

 

メーカーが好むクライアント

メーカーだって人の子です。また、関係する専門加工職や請負職人に仕事を与えなくちゃいけません。安定性がない仕事は断ります。では、メーカーはどういうクライアントを好むのかをちょろりと紹介してみましょう。

変に知識を振りかざさない

「〜〜の革が一番いいでしょ?」などネットや雑誌の情報にどっぷり浸かっている。わからないことはわからない、と素直に言わない。クライアントは「メーカーというのはどの程度のレベルなのか?」と審査しているつもりでしょうが、メーカーもメーカーで「このクライアントは一緒に仕事するに値するか」を審査しています。

継続性がある

1回こっきりではなく継続性が見込めること。それは商品が魅力的、という問題ではなく、お店があるとか、既存のネットショップがすでにある、など「クライアントが自力で販売するルートを持っている」かどうかで判断します。

ここらのメーカーが好むクライアントという話はもうちょっと細かく書けるのですが、多分書くとメーカーやこのblog読んでいる人自身が嫌な顔すると思うので割愛しておきます。


結論:量産する場合はメーカー業がいないとうまく回らない

メーカー業は各種専門職やクライアントから信頼を得て動くのが仕事です。

また、クライアント・材料店・各種加工専門職・請負職人・メーカーの中では一番リスクを負っています。

「自分でミシンを踏んで製造する」という仕事ではありませんが、「色々な専門職の間を飛び回り、段取りを組み、完成品を届ける」という「多数のものづくりを体験できる」という意味では非常に面白い仕事でもあります。

メーカーの中には自社で生産する会社も多いので、一概にクライアントありきのOEMメインとも言えません。もっとも、自社ブランド持っているところは今回の話のようなOEMは全くやってくれませんね。

バッグメーカーが新人募集ということで見学に行って来た | phoenix blog

また機会があれば、「メーカーを飛ばしてクライアントと直接やっている請負職人のメリット/デメリット」「請負職人という仕事のメリット/デメリット」なども紹介してみましょう。


今後の革日和予定

秋はイベント盛りだくさんです

8/30 フェニックスナイト...レザークラフトフェニックスにて20時半まで営業時間延長。このときだけ店頭にムラキが立っています。
9/11 レザーソムリエ 大阪...お手伝いに行っています
9/26-28 素材博覧会 横浜...合同で出展しています。
10/4.5 ジャパンレザーアワード審査会 東京・二子玉川...机2つだけですが出展予定です
10/12 アイドール 大阪...合同展示会
10/18-20 エーラウンド 浅草...浅草のイベントエーラウンドに革日和個人として出展。セミナー予定
11/2.3 革日和 in 名古屋...合同展示会
11/16 兵庫・皮革まつり バスツアー...毎年恒例のタンナー見学バスツアー
12/4.5 レザーフェア...お手伝いで色々やります


カテゴリー: 国内革事情

夏らしい暑さが続くなか、店頭はすっかり秋色に。そんな8月下旬から9月にかけてのジャパンレザー関連トピックをまとめました。
産地、タンナー、メーカーが革の魅力、新しい提案をするイベントやクリエイターたちの展示、ビジネスパーソン&クリエイター向けのセミナーとさまざま。ぜひ、参考になさってください。

東京・原宿「WHOSE LEATHER_SHARER」~8月26日
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8月20日(火)から東京・原宿で、老舗タンナー 株式会社山陽が手がけるイベント「WHOSE LEATHER_SHARER」が行われています。
レザーの新しい可能性を切り拓く提案は刺激がいっぱい。ぜひ、体感してみてはいかがでしょうか?
*  *  *
「WHOSE LEATHER_SHARER」は、デザインとラボの2部門を備える設計事務所「ツバメアーキテクツ」、金沢の地から伝統工芸×3DCADの技術で新たなものづくりに挑む「secca」、グラフィックデザインを軸にイラストのようにユニークなプロダクトデザインも手がける「Overhead Tokyo」、プロジェクトの企画と全体デザインを担う「POOL」、そして創業108年を迎える老舗タンナー「山陽」のコラボレーションにより生まれた作品の展示イベントです。展示される9作品のうち4作品は、forucafeカウンターにて販売もいたします。
「MAKER'S LEATHER. つくる人の革を、つくる。」を掲げる山陽のミッションは、世界に届く日本の新たなものづくりをサポートし、挑戦する人々を後押しすること。
この度のコンセプト「SHARER /生かそう。」は、アイディアや技術を生かし、新たなチャンスを生み出す「SHARE」の概念にインスパイアされ、革のものづくりの可能性や面白さを多くの人に知っていただく(=シェアする)ために生まれました。
TPPを発端とする革の関税撤廃により海外の商品が安く流入し、日本国内の皮革業界が直面する状況は厳しいものになるといわれています。
しかし、だからこそ日本の革は世界に開き、次世代のものづくりを生み出すことができるはず。ものづくりが多くの人に開かれ、人と人が想いでつながる時代に、この日本から生まれたクリエイティブで瑞々しい発想が、新たな市場を世界に生み出す。
今回参加いただいたクリエイターは革のものづくりの経験のなかった方々ですが、だからこそ生まれる発想があることを作品が証明しています。畜産副産物と呼ばれる皮は、タンナーの鞣しの技術で「革」になることによって生かされます。
頭に浮かぶアイディアを価値あるものに生かす面白さを、ぜひ「SHARE」が溢れる会場で感じてください。
(「WHOSE LEATHER_SHARER」プレスリリースより)
*  *  *


浅草文化観光センター「モノスクェア」~8月25日
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東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センター 7Fにて、レザークリエイターたちの展示イベント「モノスクェア」が開催中です。
東京・台東区のインキュベーション施設<浅草ものづくり工房><台東デザイナーズビレッジ>、靴製作者シェア工房<ジンカ>、それぞれの入居者、卒業生など計4組が参加しています。
「ものづくりが盛んな台東区には、いろいろな施設があり、さまざまなつくり手がいることを、改めて実感」と主催 城 一生ディレクター。会期は8月25日(日)まで。


都立皮革技術センター「令和元年度第4回皮革関連ゼミナール」<皮革の力>8月29日開催

東京都立皮革技術センター 令和元度第4回「皮革関連ゼミナール」が8月29日(木)、東京・浅草 東京都立皮革技術センター 台東支所で開催されます。今回は<皮革の力>。川村通商株式会社 技術顧問 鍛治雅信さんが登壇。
「さまざまな特徴がある天然皮革について、クロム・タンニン等の鞣剤の話、 染色・加脂の話、仕上げの話まで解説し、革製品の持つ魅力についてお話しします。 また、皮革に関する疑問にも質疑応答のかたちでお答えいたします。 ぜひご参加ください」
(テキスト:東京都立皮革技術センター 公式サイトより)。参加無料です。エントリーはお早めに。

  <http://www.hikaku.metro.tokyo.jp/>


兵庫・豊岡「カバンストリート・ファッションショー」8月24日

日本有数のかばん産地、兵庫・豊岡で「カバンストリート・ファッションショー」が今年も開催。
国内唯一のバッグのファッションショーとして注目を集めています。ショーに加え、ライブやマルシェなどプログラムが充実。8月24日(土) 19:00からと夏らしい夜イベント。「夕涼みがてらご来場ください」と呼びかけています。
なお、地域ブランド<豊岡鞄>のイベントは8月29日(木)から東京・町田で開催予定。こちらもお見逃しなく。

  <http://www.cabanst.com/>


大阪・中崎町 TATSUNO LEATHER PRイベント「PENET」8月24日~
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皮革産地、兵庫・たつの のNPO法人TATSUNO LEATHERが主催する恒例のPRイベント「PENET(ペネット)」が大阪・中崎町の古着店<森>で行われます。松岡皮革をはじめ、タンナーが参加。
「ワークショップや皮革の楽しいお話、展示などもありますのでぜひご来場ください」(画像、テキスト:Matsuoka tannery フェイスブックより)。会期は8月24日(土)~25日(日) 11:00~18:00。


<高松三越>「日本革市」8月27日~
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人気イベント「日本革市」の2019年秋冬第一弾開催が決定。香川・高松 高松三越 新館5階 催物会場で8月27日(火)からスタートします。
日本の革の魅力を伝える「特別展示」、「ワークショップ」など、ご家族で楽しめるコンテンツが充実。
「敬老の日ギフト」をお探しのかたにもおすすめです。


<浅草ものづくり工房>セミナー「ものづくりするひとのインフルエンサー・SNS集客」8月27日
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インキュベーション施設<浅草ものづくり工房>(東京・奥浅草)恒例企画、令和元年度の第2弾は「ものづくりするひとのインフルエンサー・SNS集客」をテーマに8月27日(火) 18:00から行われます。
伊勢丹新宿店でメンズ館のバイイングほか、「Salon du chocolat」、<GOYARD>など、さまざまなブームの仕掛け人としてお馴染み。現在も多方面でご活躍の伊藤邦彦さんのお話し、必聴ですよ!


兵庫・姫路「山本寛斎さんデザイン 姫革使用衣装展示」~8月31日
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世界的ファッションデザイナー 山本寛斎さんと皮革産地、兵庫・姫路のレザー<姫革>とのコラボレーションが話題です。
「日本元気プロジェクト2019」着用作品は、レザータウン姫路 革の里(姫路市花田町)および株式会社三昌 レザーパビリオン(姫路市四郷町)で展示中(1会場2作品、計6作品)。
会期は3か所すべて8月31日(土)まで。くわしくは当ブログ(8月7日更新分)をご参照ください。


東京・蔵前「全国皮革振興会 皮革手芸教室」10月生募集 9月スタート予定
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「全国皮革振興会 皮革手芸教室」10月生(火曜日クラス・土曜日クラス)の募集が今年も9月からスタート予定となっています。
ひとりでも多くのかたに皮革工芸の楽しさを知っていただきたい、という思いから共用費を除いて入会金・月謝はなし(上級クラスを除く)。実費だけで学べるのがうれしいですね。
現在までに延べ3,400名ものかたが参加している歴史と実績がある教室です。
詳細は9月から公式サイトでアップされます。どうぞお楽しみに。



<ものづくり館 by YKK >「簡単!本革のペンケース製作ワークショップ」9月14日
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世界的ファスニングメーカーとしてお馴染みの <YKK>が手がけるイベントおよびコミュニティ施設、<ものづくり館 by YKK>では、手芸・工作のワークショップなど各種イベントの開催や、ファスナーやボタンなどの展示を行い、DIY派ユーザーから大好評です。
人気企画をさらにパワーアップしたプログラム、「簡単!本革のペンケース製作ワークショップ」開催が発表されました。
革漉きと呼ばれる、ものづくりに欠かせないプロセスがあり、その熟練職人の技術を体感できる貴重なチャンスとなっています。
申し込みは9月8日(日)まで。予定数に達し次第受付終了となります。エントリーはお早めに。

カテゴリー: 国内革事情

6月12日更新分の当ブログでお知らせしましたが、世界的ファッションデザイナー・山本寛斎さんが総合プロデュースを手がけるイベント「日本元気プロジェクト2019『スーパーエネルギー!!』Produced by KANSAI YAMAMOTO」が6月8日(土)、東京・六本木ヒルズアリーナで開催されました。
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その衣装たちが現在、兵庫・姫路に凱旋。姫路市内3か所にて8月1日(木)から展示が行われています。
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(写真:御着四郷皮革協同組合<Leather cafe>公式アカウントより)

この作品披露に先立ち、山本寛斎さんが姫路に訪れ、報道陣の取材に対応。さまざまなメディアで取り上げられました。
「産経新聞」(8月2日付)の取材では、「歴史に裏付けられた姫革の技術はすばらしく、その魅力をもっと世界に発信していきたい」と情熱あふれるひとこと。

7月には、イギリス大英博物館にて現在開催中の海外過去最大規模の漫画展「The Citi exhibition Manga」のフリンジイベント「Late-Manga:colour and style」に参加。ロンドンで活躍する三味線奏者とDJの2名が、姫革を用いた寛斎さんデザインの衣装を纏いパフォーマンスを披露し大きな反響があったそうです。
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作品に使用されたレザーは、姫高皮革事業協同組合、御着四郷皮革協同組合、西姫路にかわ皮革産業協同組合で構成する<姫路皮革製品推進協議会> の全面協力により提供。国内はもちろん、海外でも高く評価されました。
大英博物館で行われたイベントで着用された作品は、姫路市観光案内所(JR姫路駅中央コンコース北西側)にて展示。
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(写真:御着四郷皮革協同組合<Leather cafe>公式アカウントより)

「日本元気プロジェクト2019」着用作品は、レザータウン姫路 革の里(姫路市花田町)および株式会社三昌 レザーパビリオン(姫路市四郷町)で展示されています(1会場2作品、計6作品)。会期は3か所すべて8月31日(土)まで。

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同イベントでのコラボレーションは2年連続。
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「日本元気プロジェクト2019」のようすが、テレビ番組「林先生の初耳学」(TBSテレビ系/日曜夜10:00~)の人気コーナー「アンミカ先生のパリコレ学」で紹介され、若い世代に注目を集めました。
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姫路の革の魅力が山本寛斎さんのクリエイティブのパワーでさらに広がっています。
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姫路の皮革関連のイベントはほかにも続々。
御着四郷皮革協同組合<Leather cafe>では、小・中学生を対象とした夏休み子どもワークショップを開催。8月19日(月)からスタートします。
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(写真:御着四郷皮革協同組合<Leather cafe>公式アカウントより)

革はぎれや革ひも、金具やスタンプを使って、オリジナルのウォールポケットをつくります。夏休みの自由研究にぴったりですね。体験料1,000円。くわしくはリンク先をご覧ください。

姫路駅北にぎわい交流広場 地下中央広場では「スマイル12 靴マーケット」を8月12日(月・祝)から開催。自社店舗をもたないメーカーとのことですので、貴重な機会になりますね。
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(画像:姫路駅北にぎわい交流広場 公式ツイッターアカウントより)

恒例イベント「革♡恋マルシェ」がこの秋も開催決定。10月4日(金)~5日(土)の2日間となるそうです。詳細は改めて、当ブログもしくはJLIA公式フェイスブックアカウントでもお知らせいたします。どうぞ、お楽しみに。

★ 一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)は夏季休暇のため、来週14日(水)の更新をお休みいたします。ご了承ください。


■ 参考URL ■
 姫路皮革製品推進協議会
 <http://www.himekawa.jp/>
 御着四郷皮革協同組合/Leather cafe 公式フェイスブック
 姫路駅北にぎわい交流広場 公式ツイッター
 <https://twitter.com/nigiwaikouryu>

カテゴリー: 国内革事情

7月20日(土)、神奈川・横浜 クイーンズスクエア横浜にて恒例イベント「かばんフェス 2019」が開催されました。
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一般社団法人 日本かばん協会 2019年度「信頼のマーク」PRキャンペーンの一環として行う同イベントは、夏休み企画としてお馴染み。
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今回の会場は横浜。久々の復活となりましたが、ファミリー層をはじめ、絶え間なくご来場がありました。
"信頼のマークはmade in JAPANの証 "をテーマに、「信頼のマーク」がついた日本製かばんの魅力を伝える さまざまなプログラムが充実。
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会場中央には信頼のマークが入った3mの巨大ガチャ!
エリア内のスタンプを集めると、この巨大ガチャに挑戦でき、かばんをプレゼント。開場以来ずっと行列ができ、昼過ぎには早くも終了となりました。

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このほか、ミニバッグづくり体験ワークショップも大人気。
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各地から集結した職人たちのサポートでかわいいミニバッグを完成。
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お子さんたちもよろこんでくださっていましたよ。
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参加型プログラムでは熟練職人の縫製実演を披露。女性司会者による実況、職人へのインタビューも丁寧でわかりやすく解説。
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「信頼の3ヵ条」についてもお知らせしました。
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日本かばん協会の会員企業が国内生産したかばんには、「信頼のマーク」を配した下げ札がつけられています。
優れた日本製であり、日本かばん協会が定めた信頼の3ヵ条をクリアしたものです。
信頼の3ヵ条とは、
「1. 鞄づくりにプライドを持ち、伝統を守り続ける」、
「2. 常に挑戦し続ける、革新の姿勢を忘れない」、
「3. 日本製品として、世界に誇れる鞄づくりに取り組む」。

品質、デザインともに「信頼」のシンボルとして、かばん選びの間違いない目印にしていただけます。
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実演で完成した上質なバッグをじゃんけん大会でプレゼント。広々とした吹き抜けの会場にもかかわらず、熱気で充満するようなひとときでした。

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展示コーナーでは、世界的ファスニングメーカー YKKの特別展示が目をひきました。
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代表的なファスナー エクセラからは豊富なバリエーションの紹介に加え、太め・大きめサイズが登場。
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プレゼンテーション用のバッグにも注目が集まりました。
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男性誌では、クオリティのよさを表現する副資材として認知が高まりつつあり、ジャパンメイドの象徴のひとつになりそうです。

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かばん協会関連事業コーナーでは技術認定試験1級合格者の作品をお披露目。
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「日本かばん技術創作コンクール」入賞作品はつくり手たちのアイディア、創意工夫がいっぱい。個性にあふれ、見ているだけでも楽しいですね。
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<Toyooka Kaban Artisan School(トヨオカ カバン アルチザン スクール)>コーナーも見応え満点。
兵庫県豊岡市は、国内最大の鞄の生産地。
市内に180社以上の鞄関連の企業があるそうです。同校は、豊岡鞄協会協力の下、豊岡まちづくり 株式会社が運営する鞄のエキスパートを養成する専門校。

豊岡の鞄づくりの歴史は古く、新羅王子とされる天日槍命(アメノヒボコ)によって、柳(ヤナギ)細工の技術が伝えられ、豊岡の鞄産業のルーツは、その柳細工で作られたカゴだといわれています。
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そんな産地を活性化すべく、技術を次世代へ継承。鞄づくりに関する幅広い知識や技術をベースに現場で必要な内容やネットワークを1年間で獲得できるように様々なプログラムを用意しています。
現在、来年度の募集がスタート。ご興味あるかたはせひ、公式サイトをご覧ください。
  Toyooka Kaban Artisan School
  <http://www.artisanschool.net>

「信頼のマーク」PRキャンペーン2019に合わせ、Youtubeチャンネルが開設されています。こちらも必見ですよ。
  「信頼のマーク」PRキャンペーン2019 Youtubeチャンネル

つくり手から使い手へ、熟練職人から次世代へ。
着実に共感が広がり、新しい時代に向かう鼓動が聞こえてくるようです。日本製かばんの魅力・実力、再確認してみてはいかがでしょうか?

今年も日本かばん協会の皆さまに取材ご協力いただきました。ありがとうございました。

■ 参考URL ■
 日本かばん協会 <http://www.kaban.or.jp/>

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
今回は、日本最大規模のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2019」について。
歴代の受賞者や出品してきた つくり手たちに徹底取材。同アワードを通して活動がどう変わったのか? を探ります。つくり手たちとのネットワーク、コミュニケーションがある村木さんだからこそ実現した読みごたえのある内容となりました。ぜひご一読ください。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、秋のビッグニュースなど、下記のリンク先をチェックしてください。また、今回のエントリの文末にも書かれていますので、最後までじっくりご覧ください。
  「本日は革日和♪」
  <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>

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毎度です!月に1回のお約束のblogです。
「職業なんなんですか?と質問されると解答に困る職人」村木るいです。

わらじを4足くらいは履いていたのですが、最近もう1足増えたように感じます。(ヽ´ω`)

で、2019年7月31日まで、「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2019」<以下ジャパンレザーアワードもしくはアワードと表記>の事前エントリーとなっています。
事前エントリーは「応募する、つもりあります、という参加表明をとりあえずしておいてね」という期間となります。
「締切8月末?それまでに作品できるかなぁ」という方でも とりあえず参加申請だけしておいてよ、というものです。

過去何度か「四の五の言わずにアワード応募しておくとこれだけメリットあるよ」的なblogは書きました。

ジャパンレザーアワードに応募する8つのメリット: レザークラフト・フェニックス
ジャパンレザーアワード2018 事前締切が8/9 17時まで。出して損ないよ、あれ | phoenix blog

今回は、「過去に応募した人やアワードを有効活用した人に実際に話を聞いてきた」というblog内容となります。

アワードに応募したメリット 箔の1枚になりました

二本真氏は2015年ジャパンレザーアワード グランプリを受賞。本業がありつつ副業で靴作り。

2015年 受賞作品 | Japan Leather Award 2015 | ジャパン レザー アワード 2015

確か最初に私と会ったのがジャパンレザーアワードの審査会のあとの懇親会だったっけ?

「そうですね。多分2012年頃だったと思います」

六本木ヒルズのお膝元のホールでやったんだったなぁ。懐かしい。

10月13日にジャパンレザーアワード懇親会に行ってきた part1 : レザークラフト・フェニックス
10月13日にジャパンレザーアワード懇親会に行ってきた part2 ものごっつ面白い!: レザークラフト・フェニックス

で、2015年にあなたアワード受賞したんやったねぇ。

で、ぶっちゃけて聞くけど、アワードのおかげで注文増えました!というようなことあった?

「ん~、、、ないですね。
アワードを見て注文しました!という人はいないですよ。
ただ、アワードに出た実績から東京コレクションに出させてもらえましたね。

例えばクラウドファンディングする際などに皮革産業連合会が行っているジャパンレザーアワードで受賞しました!というのはすごく説得力があります。
お客さんも『この品がいいかどうかわからないけど、アワードというもので大賞取っているならば良いものなんだ』という判断材料の一つにしてくれていますね

って、こんなぶっちゃけた話でもいいんですか?」

あぁ、ええねんええねん。素直な話を載せたほうが信じてもらえるやろ。
実際、以前受賞した鞄メーカーの営業さんも、
「ムラキさん、アワードで受賞したって仕事増えませんよ!仕事増えるかどうかは本人の営業次第です。
僕はこの受賞を伝える立派なカラーパンフレットを追加で100部もらって営業ツールで使いました。
アワード受賞は所詮箔の1枚です。箔だけでは仕事増えないけど、営業をより輝かせることはできる!」って言っていたわ。

「あ~、それはそう思いますね。
アワードで仕事増えるわけではないですけど、増やすための営業の1ツールにはなりますね。
実際に仕事増えるかどうかは普段の営業仕事次第だと思います」

アワードでは審査会という2日間の全点展示が行われ、そこで審査員が審査をする。一般入場者も審査する。
で、初日の夜に出展者限定の懇親会あるやん?あれはどう?

「あれは価値ありますよ。
やはり作っている人同士で会話できるし、縁も広がります。
その後に一緒に共同購入したり、仕事したり、SNSでつながったり、という縁が広がりましたよ」

アワードに応募したメリット 締切がないと作品作りは後回しになりがち

松澤氏。千葉でOEM主体の請負職人やりつつ、ブランドもやりつつ、という人。

 革工房松澤 kawacoya - ホーム

出会ったのって多分2013年のジャパンレザーアワードの懇親会でナンパしたんだっけ、私が?

「そうやね。大阪でジャパンレザーアワードの懇親会あったんだけど、『懇親会のあとどうするの?空いているなら飲みに行こう!』と強引に誘われて、革関係の人らとみんなで飲んだんだよね」

あぁ、そやったような記憶が。。

レザークラフト・フェニックス ジャパンレザーアワードの2013年に関するblog 

めちゃくちゃ失礼だけど、請負職人主体の人がなんでジャパンレザーアワードに応募したの?

「僕の場合は普段使っているピッグスキンが好きだったんだよね。で、より多くの人に知ってもらいたいな、と。

でも普段請負職人でやっていたらそうそう『この革がいいんだよ!』とアピールするチャンスなかったんだよね。で、皮革産業連合会がやっているジャパンレザーアワードに出すことでより多くの人に見てもらいたいな、と思ったんだよね。

だから普段使う革を作ってくれているタンナーさんに『この革のここが良い、こうより良くならないか』という相談をして出展したんだよね」

アワードは出展すると全作品をアワード公式サイトに掲載してずっと残してくれているでしょ?そこから仕事になった、ってことはある?

「僕の場合はなかったよ」

あかんやん!

「でも懇親会はすごくありがたかったよ。
普段あまり外の情報が入らないし、人の縁が広がる仕事じゃないから、そこで知り合った人たちは財産になっている。

あと、使っている豚革は良い革だから知ってもらいたい!という思いはあったけど、普段の仕事が最優先で豚革を知ってもらう活動はどうしても後回しになっていたんだよね。
アワードがあったからこそ、締切があり、作品を提出して前に進むことができた。

残念ながら賞は取れてないけど、ほんとにアワードに出して懇親会に出れたのは良かったよ」

アワードに応募したメリット セレクトショップに置いてもらえるようになった

次はジャパンレザーアワードの2014年にメンズバッグ部門に出展した後藤優太さん。

彼はアワードに出すまでは大分県で作品作りをしていました。

で、現在は大阪にあるセレクトショップsunawachiに品を置いてもらいつつ、活動拠点を大阪に移しています。

後藤さん、なんでアワードに応募しようと思ったの?

後藤さん「それまでは地元のお店に置いてもらったりしていたんですね。
で、より多くの人に見てもらいたい、と思ってジャパンレザーアワードに応募したんですよ。」

セレクトショップの店主、前田さん、なんでそこから後藤さんと知り合ったの?

前田さん「大阪の阪急百貨店でやっていたアワードの作品審査会を見て回り、実物を見て後藤さんの作品を好きになりました。」

アワードって全作品展示でさらに出展者の名前とfacebookやtwitterへのリンク貼ってくれているからそこから連絡とったの?

全応募作品紹介 | Japan Leather Award 2014 | ジャパン レザー アワード 2014

前田さん「いえ、それが後藤さんはSNSへのリンク貼ってなかったんですよ。検索しても出てこないし」

連絡とれないやん?

前田さん「だから事務局に連絡しました。個人情報があるから教えられない、と言われたので、『では僕の連絡先を教えますので彼にお伝えください』とこちらの連絡先などを伝えました。
で、後藤さんから実際に連絡来たんですよ」

じゃぁ、実際に会ったのはそれからあと?

前田さん「はい、電話で話したあとフェリーで別府港まで行って会いに行きました。
12月のさっむい時期でしたわ。カバンを注文して、年明けにできてきて『やっぱりいいわ!』と確信した次第です」

すげぇな。。で、後藤さんはそれからあと取引したわけだ

後藤さん「そうです。そして大阪にお店作ります、と聞いたので僕から『じゃぁ僕も大阪行きます!』と」

!! えらい思い切った決断したわねぇ

後藤さん「そうですね。そういう意味ではアワードがあるおかげで今大阪で活動しています」

アワードは毎年進化しています!

今年の変更点は下記の過去JLIAblogにまとめてくれています。

「Japan Leather Award 2019」始動! 事前エントリー受付中!! | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

今回のジャパンレザーアワードの審査会では革日和出展します

今回のアワードでは小スペースですが、革日和として出展します。多分革屋さん呼んでの展示会予定です。

今後予定

19.9.26(木)~28(土) 素材博覧会 YOKOHAMA 2019 秋  に出展します

19.9.26(木)~28(土) 本日は革日和♪in大阪


カテゴリー: 国内革事情

今週末から小学校の夏休みがスタートする地域が多いようですね。それに合わせ、皮革業界ではファミリー向けイベントが続々。そのほか、さまざまなトピックを加え、恒例のジャパンレザー関連イベントまとめ記事をお届けします。ぜひ、参考になさってください。

<パンプスメソッド研究所i/288>「プレゼントキャンペーン」~8月5日

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人気テレビ番組「あさイチ」(NHK総合/月~金 朝8:15~)で紹介され話題の<パンプスメソッド研究所i/288>が、足に合うパンプスをプレゼントするキャンペーンを実施中です。
<パンプスメソッド研究所i/288>は、3,000人以上の日本女性の足を科学的に研究した最大288種類の靴型を展開しています。歩きやすさと、いかに美しく見せるか計算されたパンプスを抽選で5名のかたにプレゼント。<パンプスメソッド研究所i/288>インスタグラムアカウントをフォロー、該当の投稿にいいね!するだけです。3D計測であなたの足を知り、試してみては? キャンペーンは8月5日まで。くわしくはリンク先(同アカウント)をご覧ください。
  パンプスメソッド研究所i/288 インスタグラムアカウント

「ゼラチンの日」&「ゼリーの日」(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合)7月14日

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食用をはじめ、工業用、医療用、写真業界など、幅広く利用されているゼラチン。「ゼラチンのことをもっと知ってもらいたい」「たくさんのかたに親しんでいただきたい」そんな想いを込め、制定された記念日です。
1700年ごろよりヨーロッパで工業的生産が開始されて以降、さまざまな用途で使われてきたゼラチン。私たちの生活をより豊かにしてくれる『ゼラチン』をもっと身近に感じていただけるよう、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が「ゼラチンの日」を制定。同じく「ゼリーの日」も「ゼラチンの日」にちなんで日本ゼラチン・コラーゲン工業組合により制定されました。
日本ゼラチン・コラーゲン工業組合は、一般社団法人 日本皮革産業連合会の会員団体のひとつです。ゼラチン、コラーゲンペプチド、コラーゲンケーシング、にかわ又はそれらに類する製造業の中小企業者及び一部大企業の改善発達を図るため、市場拡大、発展をもって国民生活の向上に貢献するための必要な事業を行っています。(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合 公式サイトより)
  日本ゼラチン・コラーゲン工業組合
  <https://www.gmj.or.jp/memorial_day/gelatin_day.html>

<エキュート東京> 「日本革市」~7月28日

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国産天然皮革の魅力・品質を発信する人気イベントJR東京駅 改札内<エキュート東京>のイベントスペースで行われています(第一弾:7月16日~21日、第二弾:7月22日~28日)。
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日本各地でものづくりを手がける注目ブランドがバッグ、財布、革小物を出品中です。国産天然皮革の色合い・風合いの魅力に触れてみてはいかがでしょうか?
  日本革市

千葉・松戸「コロンブス靴クリーム工場見学ツアー」7月18日開催

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国内トップシェアを誇るシューケア用品メーカー、株式会社 コロンブスの工場を見学できるツアーが行われます。主催は革の街・靴の街 浅草のビッグイベントとしてもお馴染み「浅草エーラウンド」です。
ジャパンメイドの靴クリームや靴仕上げ材などを創業100年にわたって製造してきた同社。靴クリームの研究・開発から製造・出荷まで行うコロンブス松戸FACTORYの見学に加え、工場でつくられた靴クリームを使用した簡単な靴磨き体験もありますよ。
  浅草エーラウンド

神奈川・横浜「かばんフェス 2019」7月20日

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一般社団法人 日本かばん協会 2019年度「信頼のマーク」PRキャンペーンの一環として、7月20日、クイーンズスクエア横浜(神奈川・横浜)にて「かばんフェス 2019」イベントが行われます。
"信頼のマークはmade in JAPANの証 "をテーマに、「信頼のマーク」がついた日本製かばんの魅力を伝えるさまざまなプログラムが充実。

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ミニバッグづくり体験ワークショップ、YKKファスナーづくり体験、熟練職人の縫製実演、実演で完成した上質なバッグをじゃんけん大会でプレゼント...など、ファミリーはもちろん、どなたでもお楽しみいただけます。(写真は昨年開催時のようすです/JLIA公式ブログより)
  プレスリリース
  <https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000046635.html>
  「信頼のマーク」PRキャンペーン2019 Youtubeチャンネル
  <https://www.youtube.com/channel/UCyuSP107np4H-Hfk0IVKIZQ>」
  JLIA公式ブログ
  『信頼の日本製かばん』で、お出かけしよう! 「かばんフェス2018」レポート
  <http://www.jlia.or.jp/enjoy/blog/2018/08/08/>

埼玉・草加「草加皮革職人塾(そうかわ塾)シンポジウム」8月1日

皮革産地、埼玉・草加。そんな「レザータウン草加」の新プロジェクト「草加皮革職人塾(そうかわ塾)」がスタート! 「レザークラフトを仕事にしたい」「ものづくりで独立したい」「職人という生き方に興味がある」等の夢を抱くかたを募集しています。

8月1日には「シンポジウム」を草加駅前 アコスホールで開催。皮革業界の第一線で活躍する職人やブランディングのプロが講師となり、皮革業界の状況などをレクチャー。必聴ですね。申し込みの締め切りは7月25日まで。

  草加市

兵庫・姫路「夏休み ものづくり体験講座」8月1日・8日

姫路の地場産業「皮革」をPRすべく御着四郷皮革協同組合が運営する<Leather cafe>のSNSアカウントでお知らせがアップされました。
「今年もものづくり大学にて、夏休み体験講座を予定しております。姫路皮革製品推進協議会の事業として、Leather cafeから8月1日と8日にペンケース作りの講座をやります。好きな色の革を選び、名前やイニシャルを刻印して、革ひもを使ってかがって行きます。申し込み期間は終了していますが、Leather cafe店舗でもワークショップとして受付しておりますので、お気軽にお問い合わせください」(<Leather cafe>SNSアカウントより)。ご興味あるかたはぜひ。

兵庫・姫路「地場産業ツーリズム/皮革コース」8月6日

姫路の魅力を再発見する「地場産業ツーリズム」が行われます。
「ツーリズムの募集がはじまりました。<Leather cafe>では、今年もお世話になります。株式会社 三昌の皮革工場見学後にヌメ革のコインケース、ネームタグを製作していただきます。今回は親子参加になりますので、親子で刻印を楽しんでみてはいかがですか?
お問い合わせ、お申込みは<公益財団法人 姫路・西はりま地場産業センター>までお願いします」(<Leather cafe>SNSアカウントより)。お見逃しなく。

  公益財団法人 姫路・西はりま地場産業センター

カテゴリー: 国内革事情

日本最大規模のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award(ジャパンレザーアワード)2019」が6月10日からスタート。オフィシャルサイトがオープンしています。
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ファッション産業である皮革産業に、その時々の消費者ニーズなどに即応できる新たな"発想・表現"のできる人材を発掘・育成したい。このような想いのもと、一般社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が開催する「Japan Leather Award」。12年目を迎える今回もアップデートされ、進化しています。
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今年の変更点は・・・応募部門が変わりました!

フットウェア部門
バッグ部門 ※1
小物部門 ※2
フリー部門 ※3
学生部門 ※4
の5部門に。

学生部門以外の4部門については、応募時にカテゴリー(ベストデザイン作品/フューチャーデザイン作品)を選べます。思わずほしくなるベストデザイン作品(商品力・技術力のある作品)、またはインパクト大のフューチャーデザイン作品(コンセプトの新しい作品)。ご自分の作風、コンセプトに合う部門でトライできますよ。

※1...ポーチ、ポシェット、サコッシュなどを含む。
※2...財布・小銭入れ、名刺入れ、カードケース、キーホルダー、ペンケースなど。
※3...ウェア、ベルト、手袋、アクセサリー、生活雑貨、インテリア、その他(フットウェア部門、バッグ部門、小物部門に該当しないもの)。
※4...高等学校、専門学校、大学などの学生だけが応募できます。

グランプリの副賞が変わりました!

今年は人気ユーチューバー&靴磨き芸人 奥野さんによるグランプリ作品紹介映像作成

「Japan Leather Award 2019」グランプリ受賞者には、副賞として人気ユーチューバーの動画へのコラボ出演で作品を存分に紹介していただきます。情報を一気に拡散する動画ならではのPR、ぜひ、ご注目を。
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奥野奏さん
1990年生まれ。チャンネル登録者81,000人、再生回数約1,000万回を誇る人気ユーチューバー。主に靴磨き関連の動画を投稿しており、動画本数も200本にのぼる。靴磨きの腕はさることながら、トーク力や靴磨きに対する分析力により、日本一わかりやすい靴磨き動画として多くの支持を受けている。
【奥野さんのユーチューブ チャンネル】
登録者数:81,000人/動画掲載:約200本/総再生回数:約1,000万回
<https://www.youtube.com/channel/UCGU56uaZYBt4ja9K5ITuZCg>

今年度の告知も早速公開してくださっています。クリエイション、作品の魅力を動画で世界に発信できますね。

どなたでも無料で応募できます
作品応募については、プロ・アマを問わず、どなたでも無料で応募可能。エントリー料など金銭的な負担はありません。個人またはグループで応募できます(メンバー全員の同意を得たうえで代表者を定め、代表者名で応募してください)。作品応募(個人またはグループ)は、各部門1点まで。ただし、複数の部門に応募することはOKです。

ファッション業界の第一線で活躍中のクリエイター、ビジネスパーソンが厳正に審査

審査員長は東京藝術大学美術学部 長濱教授がご担当

審査員11名の審査と協議により、全応募作品の中から各賞とグランプリを決定。審査員長として、東京藝術大学美術学部教授 長濱雅彦さんがご担当。
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有働幸司さん(「ファクトタム」デザイナー)、中山路子さん(「ミュベール」デザイナー)、天津憂さん(「エーディグリーファーレンハイト」デザイナー)、歴代のグランプリ受賞者、橋本太一郎さん(2009年グランプリ/「ノーノーイエス」デザイナー)、佐藤直人さん(2010年グランプリ/「ナオトサトウ」デザイナー)がプロ審査員を担当してくださいます。第一線で活躍するファッションデザイナーだけでなく、歴代のグランプリ受賞者がレザークリエイターの視点で審査に参画しているのも他にない特長です。

今年も二子玉川ライズで審査会を開催!

10月4日(金)~5日(土)には、iTSCOM STUDIO&HALL 二子玉川ライズにて全応募作品を展示して審査会を開催

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審査終了後には作品応募者を招いて交流会を行います(応募者と同伴者1名をご招待)。
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すべての審査員、多数の業界関係者が参加する交流会は、業界内外の交流をより深める場として、懇親の場を兼ねた交流会として、とても好評です。参加者のプロフィールブックを配布するとともに、PRのためのインフォメーションスペースなどを設置予定。出品者が自身の作品やブランドについてプレゼンテーションする時間も設けられています。審査員のかたや、クリエイター同士でコミュニケーションすることもできるのもうれしいですね。

受賞後のPR
受賞作品展示会&受賞作品紹介小冊子

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受賞作品は、11月23日(土・祝)~24日(日)、二子玉川ライズ ガレリアにて展示を行います。受賞者による制作実演やワークショップ、靴磨きの実演、レザーケア相談などプログラム盛りだくさんです。

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受賞者および受賞作品をまとめた小冊子を作成。展示イベントで配布するほか、各受賞者にもプロモーション用として提供されます。
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グランプリをはじめとしたすべての作品をお披露目。前回は学生部門で、史上初となる高校生が受賞し話題となりました。
毎回、変化があり、ドラマがあってドキドキします。デザイン画での審査がないので、デザイン画がニガテなかたには安心。すでに完成している作品、製品での応募もできるのも、うれしいポイントです。<以上、写真は前回のようすです>

交流会で仲間で出会う・つながる 視野が広がる

前述の交流会は、応募してくださるクリエイターのモチベーションにつながっています。
「ひとりでものづくりに向き合い、集中していたのですが、この交流会で幅広い世代のつくり手と知り合い刺激になりました」
「仲間ができ、ポップアップイベントや合同展示会などのリアルな情報、いっしょに出展・出店するチャンスも増え、活動が広がりました」といった反響も続々。
作品の評価や賞金だけでない、さまざまなメリットがいっぱいのコンペティションに成長しています。

事前エントリーは応募に欠かせないプロセス

スマホで入力かんたんです

事前エントリーは氏名や連絡先などをフォームに入力するだけ。スマートフォンにも対応しているので通勤通学の行き帰りの移動中にサクッとできそうです。
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なお、本エントリーには事前エントリーが必要です。事前エントリーは7月31日(水)まで。新しいドアを開くきっかけに、ご応募してみてはいかがでしょうか?

■ 参考URL ■
 Japan Leather Award 2019 <http://award.jlia.or.jp/2019/>

プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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