欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

東京では桜が満開となりましたが花散らしの雨が・・・。葉桜を愛で花筵を踏みしめながら歩くのも素敵な時季ですね。今年は天候が不安定で春らしさを実感できない方も多いかもしれません。 靴、バッグ、財布などの日本製革製品で新しい季節を感じていただきたいですね。
皮革業界では、2024年-25年秋冬の展示会もはじまります。2023年12月に行われた「東京レザーフェア」の人気ブース「トレンドラボラトリー」のレポートと、2024年のトレンドカラーのおさらいもまとめました。
このほか、今週も最新トピックやイベントなどをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「トレンド・ラボラトリー」

2024年‐25年秋冬シーズンの見本市、合同展示会が次々と行われていますが、いよいよ来月5月にはバッグ、革製品業界の展示会開催が控えています。そのまえに、レザーのトレンドを振り返ってみたいと思います。

2023年12月7日(木)・8日(金)に開催された「第106回 東京レザーフェア」の人気ブース、「トレンド・ラボラトリー」で発表された「24‐25 Autumn & Winter」をご紹介いたします。
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「COLORS -精彩な地球色を探る-」をテーマに、3つのカラーパレットで展開されました。

「RUBY 濃密なレッド」
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トレンドカラー、ピンクからオレンジ、そしてワインまでのカラーパレット。グレイッシュなブルーをプラスして。
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「情熱的に輝く赤の色彩感が素材に新たな活力の息吹を与える。新しいオーソドックスに寄与する、赤のエモーショナルの価値創造を確かめていただきたい」(ジャルフィック 池田正晴さん)
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KEYWORD:
エネルギッシュなインパクト、素材にカラーの活力、華やぐ色の高揚感
POINT:
ブラウンを活性化するフクシャ(フーシャ)ピンク、活力ある濃密なワイン系、うららかな癒しのピンク、さまざまなニュアンスのオレンジの濃淡、オーソドックスなスムーズ、アンティックなムラ染め

「TURQUOISE 鎮静と再生のグリーン」
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グリーン系は、エコやサステナブルといった潮流ともマッチして、トレンドであり、時代をシンボライズするカラーといえそうですね。
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「静かでありながら、驚きの鮮やかな色彩感を発揮する。マットなタッチに確かな存在感を与える・・・注目の冬の濃厚なブルー系です」(ジャルフィック 池田正晴さん)
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KEYWORD:
鮮やかな鎮静、癒しの調和、自然の叡智の集約
POINT:
鎮静と再生のグリーン、ブラウンを誘惑するターコイズ、マット&艶に効く光のイエロー、アクセントはゴールド、みずみずしい光沢やエナメル、キラキラなラメの輝き

「STONE 結節点のモノクローム」
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グレーのバリエーションとメタリックカラーは人気継続。また、ベージュからアースカラー、ブラウンのグラデーションなど、ウェアのトレンドとリンクするブラウン系は革らしさの表現には欠かせませんね。
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「革のオーソドックスな風合いを実現するニュートラル。さらにブラウンやパープルのニュアンスはより成熟感のある風合いを際立てる。またそのコントラストはグラフィカルな効果を誘う」(ジャルフィック 池田正晴さん)
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KEYWORD:
シンプルなモノクローム、色彩展開の結節点、深い革のタッチを描く
POINT:
結節点のモノクローム、変化をつくり出すホワイティとシルバー、革のタッチを高めるブラウン群、革シボを引き立てるグレー、ブラックが効くボタニカルパターン、オレンジ×シルバーのモダンミックス、マットでオイリーなヌメ、艶やかなエナメル

「第106回 東京レザーフェア」のインスタグラム ライブ配信 アーカイブ動画が公開されています。「トレンド・ラボラトリー」をディレクションなさっているジャルフィック 池田正晴さんによるレクチャーは下のリンクをご覧ください。

2024年のトレンドカラーをおさらいしてみると・・・。

日本流行色協会が選定した2024年の色は「ハロー!ブルー」。混沌とした世の中を浄化し、未来を明るく照らしてくれる色、すっきりとした空気を運んでくれるようなクリーンで爽やかな色としてピックアップされました。


パントンが発表した「カラー・オブ・ザ・イヤー」は、2024年を代表する色は「ピーチ・ファズ」。ベルベットのようにやわらかでやさしい色合い。淡いオレンジトーンの「ピーチ・ファズ」がすべてを包み込み、心、体、魂を豊かにしてくれそう。ピンク系とブルー系は共通していて、大きな流れですね。


トレンドカラーはもちろん、多彩なジャパンレザーを用いたシューズやバッグ、小物などの革製品でユーザーの皆さまのライフスタイル、スタイリングに華やぎを添えていただきたいですね!


【ラーニング】アルス国際製靴学校

東京都では、皮革産業技術研究員派遣事業として、イタリアのアルス国際製靴学校に派遣する受講生を募集しています。毎年注目の派遣事業。募集人員は2名という狭き門ですが、トライしていただきたいですね。 申込期限は4月15日(月)です。

募集内容、資格要件など詳細は、下のリンクから募集案内をご確認ください。



【イベント】「フェニックスナイト」

大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」の恒例企画、「Phoenix night(フェニックスナイト)」が2月26日(金)に行われます。

月に一度の延長営業日をイベント化。レザークラフトに関する相談や質問などもしやすく、普段は来店しにくい方も仕事帰りに立ち寄れると好評です。

皮革講座講師でお馴染みの村木るいさんが登壇する、初心者さん向けセミナーも人気。

今回は、「接着剤の話」をテーマにレクチャー。タイトルは難しそうですが、わかりやすく丁寧に解説してくれます。なお、セミナーは要予約。エントリーがない場合には行われない可能性がありますので、お早めに!



【展示会】「knot collection」
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日本バッグ工業連合会主催「knot collection」が4月16日(火)・17日(水)の二日間(各日 10:00~18:00/最終日は16:00閉場)、東京・浅草橋 浅草橋ヒューリックホール&カンファレンス(台東区浅草橋1-22-16)3F カンファレンスROOMゼロで行われます。
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今回は、大阪バッグ協同組合加盟メーカーが参加。参加企業は、株式会社ナダヤ、株式会社パンクリエーション、ビーイング株式会社、袋物なかむら、株式会社メイクの5社です。
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なお、写真は前回開催時に撮影させていただきました。
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自社オリジナルブランドをはじめ、さまざまなバッグ、財布、革小物が発表されます。なかでも、袋物なかむら 中村光春さんは、国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」2023年度の選定作品に選定。2012年度の部門賞を受賞した中村保義さんのお父さまであり、史上初の親子受賞となりました! 80代でいまだに現役職人としてご活躍の中村さんのものづくりにご注目ください。

村木さんの連載でもご紹介しております。併せてご覧ください。


問い合わせは大阪バッグ協同組合(tel. 06-6771-0231)まで。下のリンク先ホームページにはお問い合わせ用フォームもありますのでご活用ください。



【レポート】「TLGFC」
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東日本バッグ工業組合 組合員有志による人気イベント「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが、本日4月10日(水)まで池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催中です。
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4月18日(木)からは、JR船橋駅構内(さざんかさっちゃん像付近 北口から入ってすぐ)で開催されます。
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会場の目の前にある、東武百貨店船橋店(のバッグ売り場、平場)は、「ラグジュアリーに依存せず、国内のバッグメーカーによる製品をしっかり集積して実績を出している」と「WWDジャパン」(オンライン記事 2月27日)で掲載されるなど、国内バッグブランドをお求めのユーザーの皆さまが数多く立ち寄り、毎回盛況です。

また、東京・北千住 北千住マルイ 2F 期間限定ショップ(駅側エスカレーター横)でも開催中です。
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8ブランドが、前半<~4月14日(日)>と後半<4月15日(月)~24日(日)>で一部メンバーチェンジして出店します。現在は、「Viaggi」「bell la bell」「PETRARCA 」「三和袋物」「Star Party」の5ブランドが出店しています。



【メディア】「belllens tokyo」
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SNSアカウント「エキゾチックレザー NEWSclip」で投稿された人気コンテンツ、エキゾチックレザー製品のコーディネート提案企画が「note」の新アカウント「belllens tokyo」でも公開されています。
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すべての投稿が掲載され、とても見やすくなっています。note公式マガジンにピックアップされたエントリが複数あり、クオリティが評価されてうれしいです。エキゾチックレザーに興味をもってくださるきっかけになっています。どうぞご覧ください。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

4月は入社・入学、人事異動など新年度がスタート。4月1日から値上げしたものも多く、ユーザーの皆さまの節約志向にどう向き合うかが課題ですね。

流通業界においても、その取り組みが活発化。大手コンビエンスストア「ローソン」が打ち出したのは「ウェルパ」。

近年、デジタル環境の進化やインフレなどの社会環境を背景に、ユーザーの皆さまの価値観や購買行動は大きく変化。時間効率を意識した「タイパ(=タイムパフォーマンス)」、費用対効果を意識した「コスパ(=コストパフォーマンス)」、さらには自分自身や周りの環境を含めて居心地の良い状態を効率よく求める指標として「ウェルパ(=ウェルビーイングパフォーマンス)」のニーズが顕在化し、今後もその傾向は強まると想定。「ウェルパ」を意識した製品ラインナップを強化すると発表しました。

イオングループの「まいばすけっと」は、「コスパ」「タイパ」に続き、「ココパ」(心のパフォーマンス、満足度)の実現を目指すと発表。ともに、顧客満足度をより深化させ、価格競争力のあるオリジナルブランドに特化した店舗開発により、アフターコロナのマーケットの開拓を狙っています。

ジャパンレザーのものづくりでは、多様化するニーズに寄り添い、満足度を高めるている製品にご注目! レザーならではのパフォーマンスであれば、「レザパ」といえるでしょうか・・・。3つめのトピックでご紹介いたします。

このほか、イベント取材などにより、リアルな空気感をお届けできればと思います。今年度も引き続き、当ブログをよろしくお願いいたします。

今週も最新トピックやイベントのレポートをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「靴の記念日」メモリアルイベント

毎年恒例の「靴の記念日」メモリアルイベントが、3月6日(水)~31日(日)の約一か月間、東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センターで行われました。
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第二弾<3月23日(土)~31日(土)>は、「ズームアップ☆革盆栽」。日本独自の革工芸・革盆栽を、素晴らしい作品とつくり手の実演を披露。とても精密なものづくりで、本物の植物かと錯覚してしまいました。
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会期中はまだ寒かったのですが、ひと足早く桜が満開!? 
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そして、つくし、シロツメクサと四つ葉のクローバーなど、春の訪れを告げるかのような表現。
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特に、たんぽぽの綿毛の繊細さには驚きました。それぞれ素晴らしい作品ですね!

土・日曜日には革盆栽づくり体験ワークショップを実施。国内外からの観光客を中心に会場に立ち寄り、連日盛況でした。皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト「Thinking Leather Action(TLA)」のリーフレットも設置・配布。
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今回も手に取る方が多かったそうです。

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靴の記念日、3月15日(金)には、トークイベント「未来へ---三澤則行」を開催。

国内外のコンテストで高く評価され、国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」でも部門賞受賞のほか、靴職人・靴アート作家として国際舞台でも活躍する三澤さん。ニューヨークやパリでの展示や靴・革・造形・ものづくりなどへの考え方を、クツミライパートナーズ/シューフィル 城一生さんのファシリテーションにより披露。
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長期的な円安傾向のなか、国内のシューズクリエイターたちは輸出に興味津々です。現在もアジア圏の観光客が日本製のシューズを滞在中に購入する割合が高い傾向にあり、越境EC含め、海外向けのビジネス展開に意欲をみせる事業者が増加。三澤さんの活動は、ケーススタディとして参考になりますね。
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最後に、全日本革靴工業協同組合連合会(全靴協連) 藤原仁会長が登壇。
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婦人靴ブランド「i/288」やフィッテングサービス「MY SIZE studio」、紳士靴ブランド「Tokyo Foot Tailor」など、全靴協連の取り組みを丁寧に解説。
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明確なビジョンと熱いトークに来場者が聞き入っていました。

年度末の平日の昼間という悪条件にもかかわらず、多くの方々が駆けつけてくださり、日本の靴づくりがしっかりと受け継がれていく瞬間に立ち会うことができました。


【SNS】「靴の記念日」式典

昭和7(1932)年に記念日が制定されて以来91回目の「靴の記念日」式典を神田明神にて挙行。その様子が東靴協会 公式インスタグラムアカウントで投稿されました。

数年ぶりに規模を戻し、西村勝三翁の主人で佐倉藩藩主末裔の堀田さん、日本靴連盟役員、東靴協会役員の方々が参列。先人の偉業に感謝し、靴業界の発展を祈念されました。



【イベント】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による人気イベント「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION(TLGFC)」が、ポップアップイベントを東京・北千住 北千住マルイ 2F 期間限定ショップ(駅側エスカレーター横)で4月1日(月)からスタートしました。
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8ブランドが前半<~4月14日(日)>、後半<4月15日(月)~24日(日)>で一部メンバーチェンジして出店します。現在、「Viaggi」「bell la bell」「PETRARCA」「三和袋物」「Star Party」の5ブランドが出店中です。
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北千住は東京都内でも有数のターミナル駅。東京メトロ半蔵門線直通を含め、6路線が乗り入れる交通の要衝としても知られています。そんな北千住駅直結の北千住マルイは、2024年でオープン20周年を迎えました。マルイ全店舗のなかで売り上げトップといわれる活気のある店舗です。

つくばエクスプレス沿線にマンションを購入した子育て世代、ビジネスパーソンなどには、きちんと感のある通勤スタイルが好まれているようです。また、足立区と葛飾区を含め、商圏となるエリアには大学が6校あり、若い世代の来店も多くみられるなど、幅広い客層となっています。

JR常磐線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス各線の改札から直結のコンコースフロアとなる2F。会場は食物販のカレンダリウム、コスメ売り場に囲まれたトラフィックの多いスペース。初日にお邪魔したのですが、通路2面、上りエスカレーターに接しているため、前日から気温が急降下したうえ雨が降った月曜でしたが、立ち寄るユーザーの皆さまが多くいらっしゃいました。
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入学祝い、就職祝いに最適な財布、革小物(「bell la bell」)。イニシャルなどでカスタマイズできる刻印サービスが人気です。

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これからの時季、夏服の着こなしにプラスしたいメガネケース。カットを工夫し、出し入れしやすい仕様に(「Star Party」)。

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PCが入る大きめの通勤バッグをラインナップ。カラーやデザインなどを選べる楽しさを提供(「PETRARCA 」)。

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定番の藍染(羊革)シリーズでは小さめサイズのバリエーションを拡充。ミニバッグに収納しやすい製品を強化(「三和袋物」)。

各社それぞれ、ニーズにしっかりと対応することで、ユーザーの満足度を高め、リピーターづくりに成功しています。さらに、ジャパンレザーならではの魅力、実力、パフォ―マンス・・・例えば「レザパ」の素晴らしさをもっともっと知っていただきたいですね。



【地場産業PR】スマホゲーム「Glove Story」

手袋産地として知られる香川県東かがわ市の名所や特産品が登場するスマホゲーム「Glove Story」が話題になっています。完成後、次々とメディアに取り上げられ、「朝日新聞」でも掲載。当ブログ連載でお馴染みの村木るいさんがSNSで投稿し、皮革産業関係者にも拡散されました。

開発に約2年かけたゲームは、プレーヤーが操作する勇者が、白鳥神社(同市松原)の巫女(みこ)と、特産の手袋にちなんだてぶくろ姫の助けを借りながら、市をモデルにした「てぶくろ王国」を旅するというストーリーを楽しめるロールプレイングゲーム。

無料でダウンロードでき、2月末までのダウンロード数は1088。東かがわ市ではポスターを制作し、人口と同じ2万7828人を超えるダウンロードを目指しているそうです。



【ラーニング】「レザーソムリエ」

本日4月3日(水) 10:00から、「皮革講座Basic(初級)」の概要が発表され、受付がスタート!

レザーの基礎知識から、革製品による皮革の使い分けや革製品のお手入れ方法など実践的な知識まで網羅した内容が毎年好評。業界のプロがわかりやすく丁寧に解説する「座学」と「実習」で構成された「皮革講座Basic(初級)」に無料で参加できます。

今年は東京・大阪・福岡・名古屋・札幌の5都市にて計7回の開催を予定。これらの講座は、今年11月に予定している第8回 レザーソムリエBasic(初級)資格試験の対策にもなります。毎年人気ですので、エントリーはお早めに。


カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。

今回は、皮革産地 兵庫県姫路市御着の恒例イベント「皮革フェア」と人気イベント「本日は革日和♪」(愛知県名古屋市)レポートです。

御着「皮革フェア」は4か所同時開催ですが、そのなかの一部を現地レポート。さらには、村木さんが主宰する人気イベント「本日は革日和♪」の名古屋開催分をセルフレポート。この春のジャパンレザーの動向を産地とユーザー参加型イベントから探ります。ぜひ、ご覧ください。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしていますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。

当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

今後のスケジュールなどは下のリンク先をチェックしてください。


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毎度です!「4日間喋り続けて喉が枯れた」ムラキです。

最高5日間セミナーとかやっていたんですが、コロナでイベント体力が鈍っているのと、革日和の最中に話していた「カッターの話」5回くらいで喉と体力がつきましたね。ドラッグストアで事情を話すと、800円の噴霧タイプの薬を勧められました。トローチよりも強力ですな。

さて、今月は・・・

・姫路市御着で行われた「皮革フェア」視察
・愛知県名古屋市で行われた「本日は革日和♪」報告

同時に・・・

・革日和に出展したからって儲かりませんよ
・じゃぁなんのためにイベントやるんだよ!
・コロナあけても有料、かつ、事前予約制にしている理由

などを解説します。

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兵庫県姫路市、たつの市にはタンナーが集まっている

私がやっている「人に話したくなる革の話」というセミナーで、姫路&たつののタンナーについて説明しています。

日本全国でタンナーは、、、栃木県や山形県、長野県にそれぞれ1社~数社。東京・埼玉・和歌山にそれぞれ10社弱。で、兵庫県姫路市とたつの市で登録されている数で言うならば100社以上あります。

特に、姫路市とたつの市は全体で、というよりも地域に分かれています。

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(「ひょうご皮革物語」より)

今回訪れる御着地域は、「戦前よりタンニンなめしの底革の一大産地でありまた草履用青革の生産も盛んな地域。
戦後はクロムなめしに転換し靴用革底、草履用青革、服装ベルト用革、ぬめ革の他にクロムなめしの靴用甲革、靴用革、袋物用革、衣料革等の生産が盛んに行われています」。
(テキスト:「ひょうご皮革物語」より)

昔より底革が得意であり、私が秋に行っているタンナー見学バスツアーで訪れる「昭南皮革」さんも、この地域で底革やベンズなどを昔ながらのピット槽で作っています。


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この地域のお祭りとして開催されているのが、今回行く「皮革フェア」です。

兵庫県姫路市御着の「皮革フェア」を視察


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毎年3月に開催されるこのイベントでは、当日は各センターで屋台やイベントが開催されています。開催時間はなんと日曜の10時~14時のみ。その間に各センターを巡るループバスも巡航されています。

各センターではタンナーさんによるアウトレットや食べ物の屋台などがオープンしています。

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もし行くことがあれば西御着の総合センターの皮革資料室は見ておいて損はない

日本で革の資料を見ようと思うと・・・

・東京・教育資料室 きねがわ...「皮革と油脂」を中心とする木下川の産業資料と木下川小学校の学習成果を収集・保存・整理・展示



・東京・皮革産業史料館...

皮革産業資料館は、台東区の地場産業である皮革産業に関する製品や書籍、文献を収蔵・展示する資料館として昭和56(1981)年に開館しました。国内では唯一の皮革専門の資料館として貴重な存在です。展示品の中には元大関小錦の靴や長島茂雄氏のスパイクシューズなどもあります。




・東京・エース・世界のカバン博物館...革に限らずカバン、に関する資料館



これに加えて、今回訪れた兵庫県姫路市西御着の総合センターの皮革資料室があります。

・西御着の総合センターの皮革資料室

日本文化をになってきた皮革産業が、どのような工程でなされ、人々がどのように働いてきたのか、その歴史を示す資料を集め、皮革産業の歴史と文化を後世に遺すため、平成17(2005)年に西御着総合センター内に開室しました。

実際に昔使用されていた道具類や膠(にかわ)に関する資料、青革・タンニン革・クロム革・姫路革など、当時の「皮革のまち」を感じていただけるよう展示をしています。

皮革資料室の常設は、全国的にも珍しく、江戸時代から現代までの歴史的に貴重な資料も展示しています。



どういう資料室?

上記にあげている東京きねがわの資料室と同じ様にタンナー寄りの説明となっています。東京と違いゼラチンや膠などが重点的になっていますね。革に興味ある方は一度見ておいて損はないかと思います。

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「本日は革日和♪」in 愛知県名古屋 をやってきた


3月22日(金)・23日(土)、「本日は革日和♪」を愛知県名古屋市で行いました。

4日連続日程でイベント前日と翌日、1人でセミナーしていました

イベント前日の3月21日(木)には、愛産商会さんで「しくじりハンドメイド作家さん」「お金の話をしよう! ハンドメイドの値段の付け方セミナー」を。翌日3月24日(日)には、レザークラフトぱれっとさんで「漉き機を活かすセミナーハイパー~実機を前にして」を行いました。

「本日は革日和♪」展示会・ワークショップでは11社が参加し開催


佐々木工房 ハンドプレス機展示体験
サンプル師が教えるバッグ教室
ミヤツグ
抜き型工房川崎
刻印焼き印のStudio Yamato
nijigamitool
レザークラフトフェニックス
ZIT TOOLS
Japan Leather Craft Association - International Leather Craft Exhibition
Lized
グッドレザー

11社は結構大規模ですな。

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イベントは事前予約制・有料1,500円

イベントでは事前予約、かつ、1,500円の参加料をいただいています。

1枠3時間。1日2回。2日で合計4枠開催しています。以前は2時間×3回×2日、などだったのですが、やはり3時間ないとゆるりと見られませんね。

コロナもあけたのに予約制なの?

コロナが完全に終わったとは思っておらず、さらには麻疹の流行も言われています。いざというときの連絡先をきちんと確保しておきたい、というのが第1の理由。

第2の理由は、出展者から「有料制を維持してほしい」という声が多数あがったからです。
「無料だから行きます!」「予約なんてめんどくさい!」というお客よりも、「予約というめんどくさい手間を行い、きちんと情報を得るためにお金を払う」というお客のほうが出展者にしてもやり甲斐を感じるからですね。

5、6年前に愛知県一宮市で革日和を行った際は無料・予約制なし、にしていました。ですが、結果的に「全来場者の4割が開始2時間に殺到する」「翌日の午後からはすっからかん」という恐ろしい結果になりました。

ムラキさん、このイベントに出展したら儲かるの?

儲かりませんよ、さっぱり。特に革屋さんは儲かりませんね。

「じゃぁ出す意味ないやんか!」

アウトレット品なりセール品を販売すれば、そりゃ「やすい!」と儲かるかもしれません。ですが、それだけです。わざわざ出張費用かけて、ハギレなりアウトレット品を「無料だから来た100人」ではなく、「お金を払ってでも見に来た15人~20人 in 各枠」に叩き売ったとしても大した儲けになりませんがな~。

革は触らないとわからない情報が多すぎる。だからこそ、会場で革を触ってもらって「この革が気に入った!」という革を見つけてもらい、後日ネットから1枚でも買えるようにアピールする。そして革を売る、というのは会社の人を信用してもらう行為ですわ。「やすい革を売って儲ける」じゃなくて、「高いものを買うのだから、革屋のその社員個人が信用できるかどうか」を知ってもらうアピールをする。信用を売るのが目的ですわ。

だから、「アウトレット品は出展物の2割」までに限定。さらに、「初回の3時間枠でアウトレット品がなくなったから、後の時間のものも出して叩き売れ!」というのは絶対に許さないです。各枠のアウトレット品はきちんと保持しておいてください。「最終日の最終時間に行ったがアウトレット品はもうなかった」ってのは許さないです。それをすると、「最終日、最後の時間に行くと損だよ」と参加者から不信を買うからですわ。

革でも工具でも金具でも同じ。このイベントで売るのはその場こっきりの商品じゃなくて、"信頼"を売るわけです。

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3時間もあって退屈しないの?

予約時にアンケートや「聞きたいこと」などをまとめています。個別に紹介や説明もします。会期中はずっと私が受付場所で会場に気配飛ばしています。退屈そうにしていたら声かけしたり、30分ほどで話す「技法の話~世にも奇妙なカッターのはなし」などを行います。

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・カッターの致命的な欠点とそれに対する各社の回答
・ものが切れる原理と考え方
・最も切れるカッターナイフとその思想
・カッターナイフを最も多用する業種
・腱鞘炎にならないためのカッターナイフの使い方

これらを実際のカッターナイフで実演・体験しつつ会得してもらいます。上の写真にあるカッターナイフなんて普通は革業界では使いませんが、私の普段の特定の仕事では大活躍しています。

今回でしたらカッター以外にも、

・狩猟をしているが取った鹿の革などを鞣したい
>この国の害獣駆除助成の話や鞣し技術の載っている本の紹介
・芯材の使い方
・革会社の違い

などを個別に答えました。お金払って来てもらった以上は、きちんと得るものを得て帰ってほしいですから。

それらの講習はYouTubeでやってくれないんですか?有料でもオンラインでやってほしいんだが

YouTubeに載せない理由は2つ。

1つは、実際に触ってみないと凄さがわからないから。実際に目の前で実演し、相手に体験してもらう際に、「ここに力入れたら駄目」「あなたの手先は猫の手で、カッターが猫の爪の先端でひっかくかの如く切って」など、相手にあわせたアドバイスを与えないと技術は身につかないからです。

もう1つは、「ムラキさんはお金払ってくれる人に優しい」からです。これは、今回4日間毎日言っていたことですが、対価をもらわない限り優しくありません、私は。そして、お金なり対価を払わない人間は、それで会得したものを大事にしないですね。

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今後の革日和やムラキ予定

・5月24日(金)・25日(土) 東京 浅草橋 文具共和会館

5月23日(木)・24日(金)は「東京レザーフェア」も開催しています。



さらには、5月23日(金)~25日(日)は、台東区南部エリア一帯で行われるビッグイベント「モノマチ」も開催されます。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

3月12日「サイフの日」、3月14日「ホワイトデー」、3月15日「靴の記念日」、最強開運日・・・と、今週は、ユーザーの皆さまに注目していただきたい日が続きます。春財布および新生活のスタート、たいせつなかたへのギフトなど、革製品をお探しの際は、ジャパンレザーをお選びいただきたいですね!
今週も最新トピックやイベントをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【レポート】「JAPAN SHOE MAKERS SHOWCASE」

日本でものづくりを行う靴メーカーの合同展示会「JAPAN SHOE MAKERS SHOWCASE(ジャパン・シューメーカーズ・ショーケース)」が、3月12日(火)から東京・恵比寿 ガーデンプレイス グラススクエア B1でスタートしました。
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同展は全日本革靴工業協同組合連合会が主催。今回の参加メーカーのうち10社が全日本革靴工業協同組合連合会に加盟しています。
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婦人靴・紳士靴、スニーカーなど幅広くラインナップ。各社とも、国内生産ならではの丁寧な縫製、計算された履き心地の良さ、耐久性に優れたフットウエアが充実。
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「U-DOT(ユードット)」「Decorte(デコルテ)」をはじめ、お馴染みの浅草のつくり手集団が、新しいムーブメントを牽引。皮革業界はもちろん、アパレル業界関係者からの信頼が寄せられています。
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トレンドや時代の空気感を反映したクリエイティブをお披露目しました。

日本有数の革靴産地、奈良から「奈良の靴」が出展。地場7社の革靴メーカーが、共同で様々な取り組みを推進。日本の伝統的な価値観での靴づくりを試み、オリジナルブランド「KOTOKA(コトカ)」を展開しています。
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時代とともに変化する日本人の足形の傾向に基づいて共同で開発した靴木型、「奈良木型」でつくった靴を発売しました。

数々の国内トップブランドのディレクションを手がけてきたデザイナーが、上質を知る大人の女性のための靴を提案する「ATES(アテス)」。
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シニアというカテゴリーにはおさまりきらないアクティブな大人世代に向け、シャレ感と快適性を兼備したシューズを発表。
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スマートなソールが美脚効果につながり、スタイルアップを叶えてくれそうです。

スニーカーでは、日本製トレーニングシューズブランド「PANTHER(パンサー)」が出展。レトロなブリキ看板が目をひきます。
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黒豹をイメージした俊敏さに溢れるデザイン性と軽快なフォルムで、70年代に多くのトップアスリートが愛用。当時のデザインを忠実に再現すると共に、機能性を兼ね備えアップデートし続けています。2024年はオリンピックイヤー。レトロなランニングシューズの人気再燃に期待したいですね。

TOKENのオリジナルファクトリーブランド「LIMIT TILL 2359(リミットティルトゥウェンティスリーフィフティーンナイン)」は、履き心地のよさと美しいフォルムを両立したコレクション。
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リモートワークから通常のオフィス出社に移行するなか、きちんと感のあるエレガンスシューズのニーズ復活にフォーカス。トレンド感を加味し、アフターコロナのオフィススタイルの最適解を提案しています。
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また、サステナブルなプロダクトも展示。生産時に生じてしまう端革も有効活用。ポーチ(「U-DOT」)や、室内履き、クッション(TOKEN「Llenar el Corazon」)などのライフスタイル提案へと昇華させました。
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会期は3月14日(木)まで。参加メーカーにつきましては、下のリンク先をご参照ください。



【レポート】「靴の記念日」メモリアルイベント

毎年恒例の「靴の記念日」メモリアルイベントが、3月6日(水)から東京・浅草 雷門前 浅草文化観光センター 7Fでスタートしました。
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第一弾<3月6日(水)~21日(木)>は、靴の街・浅草の移り変わりをパネルなどの展示で紹介。

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システム開発された産地・浅草の靴をプレゼンテーション。
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婦人靴ブランド「i/288」や紳士靴ブランド「Tokyo Foot Tailor」、フィッテングサービス「MY SIZE studio」などのブースにご注目ください!

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若手 靴コレクターの井上諒さんのコレクションは、ここでしか見ることができない靴がいっぱい!

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このほか"知ってびっくりがいっぱい"をテーマに、メイドイン浅草の靴づくりをアピールし、3月15日「靴の記念日」を盛り上げています。

皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト、「Thinking Leather Action(TLA)」についてもパネルで展示。
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リーフフレットも設置・配布中です。自由にお持ちいただけます。
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ミニバッグにも入る大きさですので、ご自宅でじっくりとご覧いただきたいですね。

靴の記念日、当日、3月15日(金)には、トークイベント「未来へ---三澤則行」の開催が決定!
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「靴職人・靴アート作家として国際舞台でも活躍する三澤則行さんを招き、先日のニューヨークやパリコレ展示の話や靴・革・造形・ものづくりなどへの考え方を聞くトークライブを開催します。
春到来、時代も大きな変革期、新たな一歩を踏み出す時。靴の街・浅草、皮革の新たな可能性を確かめに、ぜひご覧ください」(クツミライパートナーズ/シューフィル 城一生さん)

トークイベントでは、城さんとのセッションで、三澤さんのクリエイティブについて熱く語り合う貴重な時間に。事前エントリー制、参加無料となっておりますので、お見逃しなく!


【イベント】台東分校 卒展

東京都立城東職業能力開発センター台東分校 卒業制作展が3月21日(木)、10:00~20:00、東京都立城東職業能力開発センター台東分校 4F(東京都台東区花川戸1-14-16)で行われます。
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卒業制作は、生徒それぞれがオリジナルのデザインを考え、型紙作りや革の裁断、製甲、底付けまで行う、1年間の訓練の総仕上げ。普段の訓練では「セメント式製法」という底付け法を用いていますが、卒業制作では、希望する生徒には他の底付け製法も指導しているそうです。
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そんな一年の集大成を台東分校内で展示。予約不要で自由にご覧いただけますので、気軽に来場できます。


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写真は昨年撮影させていたきました。

「JLIAtv」レザボイ見逃し配信もご視聴ください。



【レポート】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による人気イベント、「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)でスタート。
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3月17日(日)まで開催されます。
最強開運日、3月15日(金)はもうすぐ、ということで春財布をお探しのユーザーの皆さまが数多く立ち寄ってくださっています。
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お手持ちの長財布と組合せて使いたい、ミニ財布を買い足す傾向があるそうです。
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三和袋物では藍染めレザーを使用。ミニミニサイズはギフトとしても好評です。

縁起ものとしてはパール加工のレザーを用いた財布が人気(ミヤ・レザークラフト)。
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厄除け効果があるといわれるパール。百貨店では、「厄除け」をテーマにしたイベントが行われるなど、お守り的な存在のプロダクトは欠かせませんね。

「JLIAtv」レザボイ見逃し配信動画でもご紹介しています。併せてご視聴ください。



【イベント】上吉川祐一 写真展「いのち」

レザーファン注目の写真展がフジフイルムスクエア(東京・六本木)に続き、富士フイルムフォトサロン 札幌で、3月15日(金)~3月20日(水・祝)、開催予定です。

写真家 上吉川祐一さんが、畜産農家からタンナーまでを丁寧に取材し、牛革製品が完成するまでの過程を撮影した作品を展示しています。

「皮革産業の盛んな兵庫県たつの市で生まれ育ちました。初めて牛革財布の撮影依頼を受けたのは15年前。その後も依頼をいただく中で、どのような過程を経て牛革製品となっていくのかに興味が湧き、取材を続けてきました。食肉加工をするための屠畜場では目を背けたくなるようなシーンもありましたが、大切な命をいただいて生活をしているという事実にあらためて気付かされました。私たち消費者が目にするのは製品となった後ですが、その過程には多くの人たちが関わっています。写真展を通じてその人たちの思いとともに私たち人間は動物や生き物たちに生かされているということが少しでも伝わればうれしく思います」(上吉川祐一さん/フジフイルムスクエア公式ウェブサイトより)

食肉の副産物として産出される皮を利活用してつくる牛革製品を通じ、「いのちの大切さ」について考えるきっかけとなりそうですね。

巡回展は、5月17日(金)~5月30日(木)、富士フイルムフォトサロン 大阪でも行われます。どうぞお楽しみに。



【レポート】「皮革フェア」

恒例イベント「皮革フェア」を、公式ブログ連載でお馴染みの村木るいさんが現地レポート。
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「ジャパンレザーアワード2023」応募作品も展示されました。
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皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト、「Thinking Leather Action(TLA)」のリーフレットも設置・配布され、大好評でした。

レポートはJLIA公式ブログ連載(3月27日(水))で公開予定です。お楽しみに!

また、村木さんが主催する人気イベント、「本日は革日和♪」は3月22日(金)・23日(土)、名古屋で開催!

東海エリアにお住まいの皆さま、ご注目を!!



【YouTube】岩城滉一さん×エキゾチックレザー

俳優 岩城滉一さんのYouTubeチャンネル、「#51TV」にてエキゾチックレザーのコラボ動画の第二弾がついに公開。フルオーダーによるクロコダイルレザーの素敵なアイテムが完成し紹介してくださいました。ぜひご視聴ください!(出演企業:株式会社西川商店)




★3月20日はお休みです。ご了承ください。



カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

3月5日(火)から二十四節気の啓蟄。店頭もすっかり春らしくなりました。商業施設の10%オフキャンペーンなどが今週からスタートし、皮革業界では春財布商戦が本格化。この機会にジャパンレザーの魅力を実感していただけるよう、しっかりとアピールしていきたいですね。
今週も最新トピックやイベントをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【キャンペーン】3月15日は靴の記念日

毎年恒例の「3月15日は靴の記念日」キャンペーン。多くの方に「靴の記念日」を認知していただくこと、行事を通して消費者へのサービス、春の実需期にあたっての販促を目的として行われています。5,000円の商品券が抽選で当たります。
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「靴の記念日」とは、1870年(明治3)年の3月15日、近代化を推進していた佐倉藩出身の西村勝三さんが、東京・築地入船町に日本初の西洋式靴工場を開設した日を記念し、3月15日を「靴の記念日」として制定されたものです。くわしくは、一般社団法人東靴協会の公式ウェブサイトをご覧ください。
   


【イベント】「靴の記念日」メモリアルイベント
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3月15日「靴の記念日」にちなんで行われる恒例イベントが、本日3月6日(水)から行われます。"知ってびっくりがいっぱい"をテーマに第一弾<3月6日(水)~21日(木)>は靴の街・浅草の移り変わりを紹介。そして、皮革・革製品などのサステナビリティを発信していくプロジェクト「Thinking Leather Action(TLA)」の展示にもご注目ください。第二弾<3月23日(土)~31日(日)>は革盆栽の作品展示とワークショップを開催。
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「3月15日には、メッセージ・トークライブと銘打ち、日本のハンドメイド・シューメイキング分野をリードしてきたレジェンドたちと若手製作者によるシンポジウムを開催の予定です。春到来、時代も大きな変革期、新たな一歩を踏み出す時。靴の街・浅草、皮革の新たな可能性を確かめに、ぜひご覧ください」(クツミライパートナーズ/シューフィル 城一生さん)
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写真は昨年撮影させていたきました。次週はレポートをお届けいたします。


【YouTube】「JLIAtv」

一般社団法人日本皮革産業連合会の公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開中です。
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ひとつ前のトピックでもご紹介した、皮革・革製品のサステナビリティを発信する「Thinking Leather Action(TLA)」事業の、皮革・革製品がエコでサステナブルな理由<15秒動画>(皮を活用することは脱酸素につながる篇)が好評!!


YouTube、Instagram、Facebook、tiktockで動画広告を開始し、現在、373万回再生を突破しております。皆さまにぜひご覧いただき、拡散もお願いします。


【レポート】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による人気イベント「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが2月22日(木)~2月28日(水)、JR船橋駅構内(さざんかさっちゃん像付近 北口から入ってすぐ)で開催されました。
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会場の目の前にある、東武百貨店船橋店(バッグ売り場、平場)は、「ラグジュアリーに依存せず、国内のバッグメーカーによる製品をしっかり集積して実績を出している」と「WWDジャパン」(オンライン記事 2月27日)で掲載されるなど、国内バッグブランドをお求めのユーザーの皆さまが数多く立ち寄ってくださる場所となっています。


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今回は可処分所得が高いユーザーに向けた、ハンドバッグのカスタムオーダー(きくひろ「ペトラルカ」)が目をひきました。ロングセラーのハンドバッグをベースに、お好みのカラー、レザーを選んでいただき、世界でひとつしかないお気に入りを誂えることができます。

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財布では、藍染めや柿渋染めを施したレザーを使用したシリーズが幅広い世代に人気(三和袋物)。色合い・風合いの素晴らしさをじっくりと確かめてくださるユーザーの皆さまをよくお見かけします。
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リモートワークの縮小傾向に伴い、パスケースやIDカードケースの新調も増えているそうです。
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高感度ユーザーには、メガネケースほか、デザイン性の高い革小物(塩野「CALDO...TOKYO JAPAN」)がヒット。アイテムの組合せで自分らしくカスタマイズできるシリーズを中心に多彩なコレクションを打ち出しています。

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また、トップスをボトムスにタックイン(シャツなどの裾を入れる)する着こなしの復活により、ベルトがブレイク中。特にバックルを革巻きした仕上げのベルト(高梨「ベルラベル」)は、いまでは限られた職人にしかつくることのできない製品に。希少性に注目していただきたいですね。

次回は、3月11日(月)~3月15日(金)、池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催予定です。お楽しみになさってください。



【新プロジェクト】「LEZZA RESILIENCE PROJECT」

皮革業界における資源ロス問題の解決を目指す「#LEZZARESILIENCE PROJECT」が新たな取り組みを発表しました!

天然素材を原料とするレザーの生命の証「傷やシミ」などのナチュラルマークを理由に選別された「規格外レザー」の課題を解決すべく、革を通して「もの」を育てるライフスタイルを提案する皮革メーカー、富田興業株式会社と国際ファッション専門職大学 平井ゼミとの産学連携で2021年にプロジェクトをスタート。2022年には、国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」の学生部門最優秀賞を獲得するなど高く評価されています。
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このたび、国産バッグブランド「HERGOPOCH」を運営する株式会社キヨモトが参画。「レザー×アルミ」天然素材と金属のハイブリッド素材を使用したサコッシュがリリース! アルミの可塑性により小さくても自立し、とても便利。生産数限定のスペシャルアイテムが早くも人気です!!

「ファッションビジネスを学ぶZ世代の学生とともにサステナブルなものづくりを目指していますので、応援よろしくお願いいたします」(プロジェクト責任者 富田興業株式会社 森田正明さん)

新しい時代の革製品に注目が集まっています。



【ラーニング】全国皮革振興会 皮革手芸教室

一般社団法人日本皮革産業連合会の会員団体のひとつ、全国皮革振興会 皮革手芸教室(東京・蔵前)が2024年4月生の募集を開始しました。

全国皮革振興会は、皮革の楽しさや美しさをユーザーに広く周知すべく設立された任意の団体。1966年より皮革手芸教室を開講し、現在までに延べ3,400名が参加。気軽に革のものづくりが楽しめると好評です。
2021年には同じく蔵前エリアの駅周辺に教室が移転。アクセス便利になりました。問合せ、申し込みなどは下のリンク先をご覧ください。



【イベント】「卒祭2024」

専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジの卒業制作展と学園祭が融合したイベント、「卒祭2024」が3月8日(金)~10日(日)に開催されます。シューズ・バッグコースの展示は毎年見応えがありますよ!

同校は、国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード2023」のフットウェア部門フューチャーデザイン賞とアーティスティックデザイン賞をダブル受賞するなど話題です。



【イベント】「皮革フェア」

皮革産地、兵庫県姫路市の恒例イベント 「皮革フェア」が3月10日(日)、姫路市立西御着・上鈴・中鈴総合センター及び見野の郷交流館(見野総合センター)の各会場で同時開催。各会場を巡るループバスも運行されるそうです。
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姫路市吹奏楽団によるオープニング演奏、デザイナー コシノミチコさんが姫路のレザーを使用してデザインした衣装の特別展示のほか、革製品やハギレの展示・販売、革の小物づくりを体験できるレザークラフト教室など盛りだくさんです。どうぞお出かけください。


カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
2024年第二弾は、大阪府皮革業界総合研修で、今年度も「革とものづくり」という対談を行った、という話。

恒例企画、大阪府皮革業界総合研修に村木さん自身も「革とものづくり」というテーマで登壇。村木さんのセミナーの内容についてポイント解説と、そのほかの回を受講者としてレポート。独自の視点でまとめています。ぜひ、ご覧ください。

*   *   *

通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしていますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。

当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

今後のスケジュールなどは下のリンク先をチェックしてください。


*   *   *

毎度です!「段取り8割!対談もイベントも事前準備が大事!」ムラキです。

今年度も大阪府皮革業界総合研修を見てきました。そして、登壇してきました。登壇、というか、狂言回し役ですね。

今回の話は、

・大阪府皮革業界総合研修、今年も面白かった
・こういう話をしてきた
 「革業界の専門職種 メーカーという役割」
 「人の育て方」
・対談形式、って見た目以上に準備が大変

というような話です。

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大阪府皮革業界総合研修とは

この研修は、皮革関連産業の振興のため、関連企業の経営者並びに従業員の方々に、最新の業界の動向やトレンド、あるいは実践的な経営の知識等を身につけていただけるよう、各界の著名な講師を招いて時流にあったテーマで実施されています。

大阪府と近畿経済局が毎年開催してくれる研修事業です。私が見に行くようになって10年以上になるのか・・・ほんとにありがたいな。

セミナーの内容紹介は下記でまとめています。


今回は2つ聞きに行ってきた&喋ってきた

 12月13日(水) 皮革・革製品のサステナビリティ 

 1月16日(火) 天然皮革~知っておきたい基礎知識~ 

 1月23日(火) これだけは知っておきたい革の特性 クレーム事例から学ぶ 

 2月6日(火) [講義/工場見学] 皮革のできるまで 

 2月9日(金) 「かわ」とサステナビリティ

 2月13日(火) 革とものづくり~令和時代の外注との付き合い方 

このうち、「皮革・革製品のサステナビリティ」と「『かわ』とサステナビリティ」の2つを聞きに行きました。ほかの回も聞きに行きたかったのですが、満席で聞けませんでした。

上記セミナーの最後にある「革とものづくり~令和時代の外注との付き合い方」を元メーカー勤務者・現フェニックス部長の横井さんと一緒に喋ってきました。

「かわ」とサステナビリティ、というセミナー、すごかった


2月9日に行われた『「かわ」とサステナビリティ』の登壇者は、国内の靴ジャーナリストの第一人者、大谷知子さんでした。

こちらの方は靴ジャーナリスト、というだけあって、例年、海外の靴の展示会「ミカム」のレポートや靴業界の動向分析などをなさっていますが、今年度は「サステナビリティ」という内容で話すとのこと。従来とは違った切り口ですので驚きました。

「今までとは違う切り口でを話す」ということは、違う勉強をきちんとしなきゃいけない、ということです。勉強をしてきちんとアウトプットしている、ってのは敬意を払いますわ。

内容も

・かわはどこからやってくるのか
・屠畜とは
・皮から革を作る歴史はいつから始まったか
・食肉に伴い生まれる「革」以外の主要製品
 ゼラチン、写真フィルム

などの話から

・タンナーが取り組む環境負荷の低減とサーキュラーエコノミー
・サステナビリティに対する革の意味

などと話も深くなっていき、聞いていて「最初は広く浅く」話が展開し、その後に「深く狭く」となっており、興味を持ちやすい構成になっていました。

セミナー『「かわ」とサステナビリティ』は、JLIA「TLA」と連動



私がもうひとつ受講した「皮革・革製品のサステナビリティ」は、TLA座長である川北芳弘さんによるセミナーでした。日本皮革産業連合会にせよ、日本タンナーズ協会にせよ、私にせよ、今、この「革は食肉産業の副産物ですよ」というような主張や講演などを増やしています。

川北さんのセミナーもTLAの座長だけあって面白いのですが、大谷さんの講演は「靴ジャーナリスト」という切り口から違う側面で「革のサステナビリティ」が語られていました。このようにいろいろな切り口や側面があることで、多種多様な入り口から革への知識を深めてもらえるのは面白いな、と思います。

圧倒的な専門家が一人だけ喋る、のではなく、多様な専門家が多様な切り口から革という素材を解説してもらう、という「情報提供が多様な切り口である」というのは現在の革業界の強みではあると思います。

革とものづくり~令和時代の外注との付き合い方 という話


それに対して私が段取り、組んだセミナー「革とものづくり~令和時代の外注との付き合い方」は、さっぱりサステナビリティなどと関係はありません。今回のセミナーで私がその話をしても、違う登壇者が語るならばそちらに任せます。私が大阪府から望まれているのは「他の方と違うことを毎年提供してください」というものですので、今回も違う側面から話をします。

なんと高校生が聞きに来てくれた

いろいろあって、ちょうどセミナーの前に「将来つくり手として生きたい!」という高校生に出会いまして。ちょうどいいからこのセミナー聞きにきな、と言ったところ本当に来てくれました。最近の高校生は行動力あるなぁ、と感心しました。

セミナー内容紹介

革製品づくりにおいて外注、というのは色々な面で存在します。
外注の職人や、内職さん、専門職の方々・・・昨今ではランサーズやココナラ、などのweb外注も存在しています。

・これらをお願いする上での注意点やトラブル事例。
・実際に外注ではなく内製した場合の困った点。
・さらにはSNSを外注は可能かどうか。注意点は?
・外注を依頼する人と、外注をしたい人との意識の落差とはどういうものがあるか

などを横井さんがレクチャーしてくれました。

セミナー内容抜粋

●革の外注の種類
●革の外注先はなぜ見つからないか?
●外注に頼んだら安くなるのか?
●外注はどう見つけるか?
●外注への頼み方
●外注の育て方
●SNSを自社で行う、デザイナーを自社で抱える
●仕事を頼むときの心構え
●こういうクライアントは嫌だ!
●外注の問題点
●今の時代は職人なり外注との付き合い方はどういうものか?外注との付き合い方
●外注に依頼するメリット・デメリットは?
●外注を探す、ではなく、育てることは可能か?育て方

セミナーちょっとだけ紹介:メーカーという仕事は各種加工業者を走り回るのが仕事

会場ではレジュメと一緒に、このセミナー用にまとめた限定ブログも作成しています。
そこに載せているのは当ブログへのリンクです。過去に載せたメーカーの話や各種加工会社の紹介をリンクで載せています。

現状、日本の靴なりカバンなりのメーカー仕事や加工業者の仕事を知りたいならば、動画やネットの文章、過去の文献あわせて、当ブログで過去に私が書いたブログが一番くわしいです。下記がセミナー受講生に紹介した内容です。

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メーカーは、クライアントから依頼を受けて「金具」や「革材料」などを仕入れるリスクを負って、各種加工を行って「請負職人」に縫製を依頼する。

セミナーちょっとだけ紹介:社内での人の育て方・外注の育て方

内製なり外注なりでの人の育て方は難しいです。外注は、ぶっちゃけ相性が悪い・こちらの要求するレベルに達していないならば切ればいいだけです。ある意味とても楽です。ですが、縫製にせよデザインにせよ内製する場合は、雇うコスト・首を切るコストがこの日本でもとんでもなく高いため、教育がとてもむずかしい。この前提に基づいて下記の話をしました。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

もしあなたが内製でも外注でも、人に物を頼みたいならば・・・

内製するならば「育てる」覚悟がいる

・山本五十六の言葉

「やってみせ、言って聞かせて、させてみて、誉めてやらねば、人は動かじ」

「話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず」

「やっている、姿を感謝で、見守って、信頼せねば、人は実らず」

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外注するならば

・定期的にきちんと仕事を発注する

・まめなコミュニケーション

・逃げられないように

終了後高校生に感想を聞くと・・・

「ネットやYouTube動画を見ても全く載っていない情報ばかりでした!」と答えてくれました。

ビル・ゲイツでも手に入れられないのが「時間」です。私から見たら、「高校生かぁ・・・あと4、5回くらいはデカい失敗してもリカバリーできるから羨ましいな」と思ってしまいます。彼には失敗を恐れず、いろいろと経験してもらいたいものです。

対談セミナーでも段取り8割


このようなセミナーですが、事前に2時間ほど登壇者と打ち合わせをします。そのうえで、どのエピソードやどの話が今回のセミナーにふさわしいかを取捨選択します。今回は会話内容を単元ごとにまとめて、付箋紙に書いてどの順番で話すか、どのエピソードがいるかいらないか、などを判断します。内容をまとめて、付箋紙に各種話題をまとめて、それを順番に切り貼りしていきます。結構手間かかるんですよ。

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これらをもとに脚本を作ります。
脚本は、「この順番で話を進めます」「このときにこのエピソード話してほしい」「そのために話をふっかけます」というようなもの。

この脚本で全体の8割を規定します。残り2割は当日の会場に来る人の反応や来場者の事前リストをもとに話をしていきます。セミナーしているときは会場内の受講者が興味もっているか、暇そうか、などを逐一確認しつつ、適宜方向を定めていきます。結論などは変わりませんが、聞いた受講者が何を聞きたいのか、などを加減していきます。

アンケートを見せてもらいましたが、今回も受講者さんに喜んでもらえた、とは思います。

ムラキの今後予定


3月22日(金)・23日(土) 「本日は革日和♪ in 愛知県名古屋」


5月24日(金)・25日(土) 「本日は革日和♪ in 東京都浅草」
7月19日(金)・20日(土) 「本日は革日和♪ in 福岡県博多」


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

2月22日は「猫の日」(ニャンニャンニャンの語呂合わせ)。猫ブームに寄り添う革製品が人気を集めています。先日もポップアップイベントで最新傾向をお聞きしてきました。2つ目のトピックでご紹介いたします。
今週も最新トピックやイベントをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【ライブ配信情報】「ジャパンレザーVOICE」

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第20回が、2月21日(水) 16:00からアズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)されます。


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「ジャパンレザー旬暦」革製品紹介&「キーパーソンインタビュー」
同番組のレギュラーコーナー「ジャパンレザー旬暦」、革製品紹介&「キーパーソンインタビュー」(隔月ごとにオンエア)のセカンドシーズン各回の振り返りを駆け足でお届け。

「ジャパンレザー最新トピック紹介」
人気サイト「ジャパンレザージャーナル」最新コンテンツ、3月12日「サイフの日」キャンペーン、3月15日「靴の記念日」キャンペーン など、ジャパンレザーに関するさまざまなトピックを厳選してご紹介いたします。

ぜひ、ご視聴ください。


【レポート】「TLGFC」
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東日本バッグ工業組合 組合員有志による人気イベント、「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが本日2月21日(水)まで池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催中です。

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2月22日(木)の「猫の日」に合わせた、猫モチーフのチャームがヒット中。
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べっこう調のマーブル柄革財布は、「愛猫のサビ柄と似ている」とお迎えくださったお客さまもいらっしゃったそうで、猫ブームの底堅さを実感しました。<ベルラベル/高梨>

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リザード、パイソンなどのエキゾチックレザー のバッグ<ペトラルカ/きくひろ>が富裕層ユーザーに好評。日経平均株価の上昇が続くなか、自分へのご褒美としてお求めになられているようにお見受けしました。
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海外コレクションから広がりつつあるトレンド「クワイエットラグジュアリー」の流れで、ブランドロゴを大きいサイズで配したデザインではなく、さり気ない上質感を表現できるマテリアルやバッグへの関心が高まっているようです。エキゾチックレザーはもちろん、色合い・風合いに優れたジャパンレザーにもご注目いただけるとうれしいですね。

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また、3月15日の「最強開運日」に向けて、春財布をお探しの方も増えています。使いやすさを追求した財布<駒屋>や、ミニミニ財布<三和袋物>も登場。細分化するニーズに対応しています。
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続いて、2月22日(木)~2月28日(水)、JR船橋駅構内(さざんかさっちゃん像付近 北口から入ってすぐ)で、「TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが行われます。
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写真は昨年開催時に撮影させていたきました。出店メンバーも一部入れ替わります。どうぞお楽しみに。



【レポート】杉野服飾大学
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杉野服飾大学 ファッションプロダクトデザインコース 卒業制作発表会(東京・目黒)が2月8日(木)~10日(土)の三日間開催され、お邪魔してきました。
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作品とともにポスターを制作し、ヴィジュアル面も含めトータル的なプレゼンテーションが素敵で、クオリティーの高い作品ばかりでした!
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今年度は「着るバッグ」や、新しい機能の提案、また、ドイツホックをはじめとした金具使いに凝った作品が数多くありました。
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プレゼンテーションを拝見する機会をいただいたのですが、皆さん優秀で感激しました。それぞれの想定ターゲット層は「モード感のあるクール系カジュアル」が中心で、なかには「ノームコア」をイメージする作品も。アフターコロナを体感するドレスアップ、個性派コーディネートからの揺り戻しで、早くも「ノームコア」を新鮮に感じているようです。前述の「クワイエットラグジュアリー」は、本質的に若い世代が共感しにくく、シンプル&クールなテイストとしてとらえているように感じました。

「クワイエットラグジュアリー」「ノームコア」についてはこちらをご参照ください。



初夏には、別会場で開催予定ですので、改めてレポートさせていただく予定です。ご期待ください。



【イベント】文化服装学院 卒業制作作品発表

文化服装学院 卒業制作作品発表が、2月23日(金・祝)~29日(木)、文化服装学院(東京・代々木/アクセスの最寄りは新宿駅)で行われます。

同校での学びの集大成となる卒業制作。在学中に身につけた技術や知識を、ファッションショー、展示、プレゼンテーションなど、さまざまな形式で発表予定です。
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写真は前年度開催時に撮影させていたきました。

前年度のレポートが「JLIAtv」で公開中! ご視聴ください。
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バッグデザイン科・シューズデザイン科は、和歌山県製革事業協同組合および、東京都/東京製革業産地振興協議会とのコラボレーションを「東京レザーフェア」や「JFW JAPAN CREATION」で発表し、そのデザイン性、クオリティーが高く評価されています。
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【イベント】「草加レザーフェスタ」

皮革産地 埼玉・草加の人気イベント「草加レザーフェスタ」が2月24日(土)・25日(日)、草加文化会館 コミュニティ棟 1Fで開催されます。

メインとなるのは「革でつくろう!小学生以下無料のクラフト体験!!」。革でつくる動物・犬と猫のかたちのコインケース・レザーポケット・レザーキーホルダーなどつくりたいものを選んでつくることができます。レザークラフト体験は500円(小学生以下無料)。材料がなくなり次第終了となりますので、お早めに。

そのほか、地場産業である、皮革づくりについて学べる、革って何だろう?草加レザー展示コーナーもあり、大人も楽しめるイベントです。お見逃しなく。



【新プロジェクト】 和田義治さん

国内最大規模を誇る革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」歴代の部門賞受賞者、和田義治さんからお知らせが届きました。

多彩なクリエイターが参画し人気を集める「ジャパンクリエイターズコレクション(JCC)」(東京・浅草)フラッグシップショップで、ドリンクの提供をはじめるそうです。そのための準備として、広く呼びかけがありますので、ご注目ください。


和田さんは、筋萎性縮側索硬化症(ALS)の診断を受けたことをきっかけに、2022年11月、東海道五十三次を踏破するチャレンジを行い無事完歩。ひたむきな姿が注目され、テレビ番組「news every.」(日本テレビ系 月曜~金曜 15:50~)が密着取材。その内容がYouTubeで公開され、応援の輪が広がっています。

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

本日2月14日はバレンタインデー。日本では女性から男性へチョコレートを贈る習慣がありますが、近年は様変わり。高額製品や海外のショコラティエを招いたプロモーション、期間限定販売が行われ、チョコレートを愛好するユーザーに喜ばれています。

一方、皮革業界でも、革好きのかたへ向けて、つくり手たちがイベント出店、参加などでアピールしております。お客さまとより深いコミュニケーションができるよう、当ブログでも告知などしてまいりますので、皆さまご高覧、拡散、お願いいたします。

今週も最新トピックやイベントをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【コラボレーション】TLA

皮革・革製品のサステナビリティを発信するThinking Leather Action(TLA)事業の最新トピックのお知らせです。
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1月24日(水)よりエース株式会社の施設「世界のカバン博物館」(東京・駒形/最寄り駅:都営地下鉄浅草線 浅草駅)7階に、「実は、革ってサステナブル。世界のカバン博物館✕日本皮革産業連合会」、TLA常設展示コーナーが設置されました。

パネル展示をはじめ皮革・革製品を展示し、革がなぜサステナブルな素材なのかを紹介しております。
「世界のカバン博物館」は世界五大陸、50か国以上から収集された希少価値の高いコレクションをはじめ、鞄の歴史や最先端の技術紹介なども展示されておりますので、是非ご来場ください。



【レポート】皮革卸個展

皮革卸企業各社の2024年-25年秋冬コレクション個展が、1月17日(水)~19日(金)に行われました。一部ではありますが、お邪魔してきましたので、ご紹介いたします。

「富田興業」
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「革の解放」をテーマに革というマテリアルの可能性を探求。伝統や規範にとらわれることのない新しい表現にトライしています。
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コーヒーの焙煎時に発生してしまうチャフを利活用したサステナブルなレザーに加え、ライトレザーを発表。軽量感を打ち出しています。二次鞣し工程で独自に開発した植物タンニンの配合技術を駆使し、軽く柔らかい革を実現しました。
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2022年、日本の総人口が減少するなかで、高齢者人口は3,627万人と過去最多。総人口に占める高齢者人口の割合は29.1%に(総務省統計局 統計トピックスNo.132 統計からみた我が国の高齢者-「敬老の日」にちなんで- より)。

大人世代の存在感が高まるなか、百貨店の顧客の中心、大人世代の女性はバッグや靴に、軽さ(軽量性)を重視するため、そのニーズに寄り添うレザーとなりそうですね。



「丸喜」
テーマは「自然界に存在しつつも神秘的なカラー」。ソフトなタッチ感の傾向に合わせて、多彩なバリエーションで展開。昨年発表し好評のコンポスト(堆肥)にできる、自然に還る革を中心にナチュラルな色合い、風合いのコレクションが見られました。
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同社は、学生やクリエイター支援にも尽力。レザーを使用した作品がショーに出品されるなど、レザーを通して次世代との懸け橋になる取り組みに共感の輪が広がっています。
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コードバンで知られる新喜皮革のコレクションも一部展示。
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「東京レザーフェア」に来場できなかったビジネスパーソンに好評だったようです。



「吉比産業」
「以心伝心」をテーマに、手にとると持ち味が伝わる本物、説明のいらないようなレザーがラインナップ。
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ファッション性の高いセレクトで知られる同社で気になったのは、起毛感のある一枚。
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トレンドの傾向として注目される「フォークロア」「グランジ」などのテイストのアイテムにマッチしそうですね。
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また、新プロジェクトのサステナブルレザー「Zeology Leather」を展示。ゼオライトをベースにし、クロム、アルデヒド、重金属を含まない画期的ななめし剤であるZeologyで鞣され、持続可能で循環型で堆肥化可能な素材です。



【展示会】「NEW ENERGY」

クリエイティブの祭典、合同展示会「NEW ENERGY(ニューエナジー)」2024年2月展が2月15日(木)~18日(日)、東京・西新宿 新宿住友ビル三角広場で行われます。

ファッションやファッション雑貨、ライフスタイル雑貨、エシカル商品、ビューティー、フード、アートなど、多様な分野の注目デザイナーやアーティスト、企業がジャンルを超えて一同に集結。参加クリエイターは約250組以上、来場動員数は1万人を想定しています。

ショッピングはもちろん、ご飲食、ライブパフォーマンス、ワークショップほか、体験型コンテンツも充実。

会期のうち、平日はBtoB、週末はBtoCの二部構成。兵庫県鞄工業組合、一般社団法人豊岡鞄協会をはじめ、革製品ブランドが出展予定です。くわしくは下のリンク先をご覧ください。



【メディア】「がっちりマンデー!!」

人気テレビ番組「がっちりマンデー!!」(TBSテレビ系/毎週日曜7:30~)、2月11日 放送分「しっくり感を追求するビジネスがスゴかった!」で体温でフィットする形状記憶素材、HUMOFIT®(ヒューモフィット/三井化学)が登場。人の体温付近で柔軟に変化し、人を優しく包み込むプラスチックシートです。常温で柔軟性があり、変形させるとその形状を一定時間保持できるそうです。

革製品には、靴のインソールやバッグのショルダーストラップなどに利活用されており、その事例として、国内有数の鞄産地 兵庫県豊岡市から発信する「アートフィアー」のヒット製品、人に合わせる新発想のリュックが登場しました。今後ますます利用が広がりそうですね。

なお、見逃し配信もスタート。「アートフィアー」の目安タイムは22:34ごろです。



【キャンペーン】3月12日「サイフの日」

一般社団法人日本バッグ協会主催、3月12日「サイフの日」プレゼントキャンペーンが開催されます。

アンケートに答えると、抽選で豪華なプレゼントが当たります。A賞は、商品券5万円分を10名様に。B賞では、オリジナルフラグメントケースを30名様に。2月20日(火)から応募受付開始です。

このほか、くわしくは日本バッグ協会公式ウェブサイトをご覧ください。
   


イベント】「フェニックスナイト」

大阪の人気ショップ「レザークラフトフェニックス」の恒例企画、「Phoenix night(フェニックスナイト)」が2月16日(金)に行われます。通常は最終週ですが、2月23日(金)が祝日のため、変更となっています。
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月に一度の延長営業日をイベント化。レザークラフトに関する相談や質問などもしやすく、普段は来店しにくい方も仕事帰りに立ち寄れると好評です。
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当ブログの連載でお馴染みの村木るいさんが登壇する、初心者さん向けセミナーも人気。今回は、「裁断における固定と摩擦」をテーマにレクチャー。タイトルは難しそうですが、わかりやすく丁寧に解説してくれます。なお、セミナーは要予約。エントリーがない場合には行われない可能性がありますので、お早めに!


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

暖冬から一転、南岸低気圧の影響で東京23区全域をはじめ関東甲信の広い範囲に大雪警報が発令されました。今週は東京ビッグサイトで大規模な見本市が行われるため、前日からの準備や来場に影響が・・・。2つめのトピックでお知らせします。

今週も最新トピックやイベントをお伝えいたします。参考にしていただけますように。


【YouTube】「TLA」

一般社団法人日本皮革産業連合会 公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました。
皮革・革製品のサステナビリティを発信するThinking Leather Action(TLA)事業から、皮革・革製品がエコでサステナブルな理由<15秒動画>(革を作るためだけに、動物のいのちを奪うことは無い篇)が公開中!


YouTube、Instagram、facebook、tiktockで動画広告を開始し、現在、118万回再生を突破しております。さらには、もう一本アップされています。皆さまにぜひご覧いただき、拡散のご協力 お願いいたします。



【レポート】「ギフト・ショー」

日本最大のパーソナルギフトと生活雑貨の国際見本市「第97回東京インターナショナル・ギフト・ショー春2024」が2月6日(火)からスタート。東京・有明 東京ビッグサイト 東展示棟 1~6ホール、西展示棟 1~2ホール、アトリウムで開催されています。同時開催展として「第15回LIFE×DESIGN」、「LIVING&DESIGN2024」、「第35回グルメ&ダイニングスタイルショー春2024」が行われています。

皮革業界関連は、「第15回LIFE×DESIGN」に(西展示棟 1F)出展。一部のブースをご紹介いたします。

「東京都製革業 産地振興協議会」
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関東染革協同組合、東京鞣製組合、東京皮革関連企業協働組合、全日本ピッグスキンタンナーズ工業組合、江東製革事業協働組合、昭栄製革協同組合の計6つの団体からなる大規模な組織「東京都製革業 産地振興協議会」がブース出展。
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東京都墨田区エリアでつくられるピッグスキンを用いた製品を展示。
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クリエイターとのコラボレーションによるコレクションもお披露目となりました。

「台東ファッションザッカ」
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国内有数のファッション雑貨の産地として知られる、東京都台東区周辺エリアのものづくりの魅力を発信する同プロジェクト。
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皮革関連では野村製作所(「CROCCO」)、塩野(「CALDO TOKYO」)、デコルテ(「Je temmene」)、エタニティ(「cawato」)、Varb Creation(「U‐DOT」)が参加。
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定番および新作アイテムを発表しました。

「OSAKA KABAN」
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大阪鞄協会 が独自に設定した品質基準を満たした鞄だけがブランド登録することができる地域ブランド、「OSAKA KABAN」。
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日本製高級鞄を手がける各社の自信作がそろいます。


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参加社のひとつ、西川商店は、クロコダイルレザーを使用したオリジナルブランドを展開。ファッション誌「LEON」掲載アイテムなどを展示。百貨店でのポップアップイベントも好評です。


「東東京モノヅクリ商店街」
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国際ファッションセンター株式会社によるイーストトーキョーのモノヅクリ企業を支援するプロジェクト。東東京モノヅクリメーカーが集まる架空の商店街というコンセプトで展開しています。
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第9期メンバー8社のうち、半数が革製品を扱う事業者です。
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各社とも、ライフスタイル提案に磨きをかけています。



【展示会】「山陽レザー展示会in東京」
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老舗タンナー、山陽が東京で展示会(「山陽レザー展示会 in 東京」2024 Autum&Winter Collection」を本日、2月7日(水)から二日間、東京・浅草 浅草公会堂 1階 展示ホール(東京都台東区浅草1-38-6)で行います。
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2023年の6月に続き、今回が2回目。この度も天然皮革の魅力が伝わる150枚以上の多彩なレザーをラインナップ。写真は前回開催時に撮影させていただきました。
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本ヌメ革(ピットヌメ)、プレミアムレザー、環境配慮革、機能性革、コードバン調レザーや復刻版(トラディショナル)レザーなどの多種多様な革を展示予定。予約不要・入場無料です。
くわしくは下のリンク先をご覧ください。



【イベント】「皮革フェア」

皮革産地、兵庫県姫路市で行われる、春の人気イベント 「皮革フェア」の日程が御着四郷皮革協同組合 公式SNSアカウントで発表されました。今年度は3月10日(日)です。地元タンナーが上質なレザーを大放出! スケジュールを調整して、どうぞお出かけください!!



【イベント】「丸喜大感謝祭」
 
皮革卸 丸喜が2月13日(火)~15日(木)、東京・奥浅草の本社で「丸喜大感謝祭」を行います。社内にあるレザーがすべて感謝プライスに。完全予約制(入れ替え制)となっているそうですので、気になる方はお早めに。



【ラーニング】「大阪府皮革業界総合研修」

恒例企画「大阪府皮革業界総合研修」がスタートしています。2月13日(火)は、「革とものづくり ~令和時代の外注との付き合い方」。

浪速屋工業株式会社(レザークラフトフェニックス)の横井友哉さんと当ブログ連載でお馴染みの村木るいさんがご登壇。

「今回は元カバンメーカーで営業・外注管理を行っていた豊富な経験を持ち、現在取締役部長として人の管理を行っている横井さんと一緒に<クリエイターやデザイナーを雇うメリットとリスク><ランサーズなどでIT系の仕事(デザインやHP作成)などをする際にどういうふうに頼めばいいか?><この頼み方をやると見限られる!><SNSの外注はありかなしか?当社ではこうしている!>などを解説していきます。

ネットまたはリアルで外注を頼みたい人、外注仕事を受け取りたい人、両方の助けになる内容をお伝えします」(村木さん)

コロナ禍を経て、働き方がさらに多様化するなか、働きたい人、働いてくれる人を探す人も参考になりそうですね。
くわしくは下のリンクをご覧ください。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
2024年第一弾は、大阪で開催した「本日は革日和♪」レポートと職人の待遇改善を考えた、という話。

ビジネスパーソンからクリエイター、レザークラフトファンまで幅広く来場し盛り上がった人気イベント、「本日は革日和♪」(大阪・大国町周辺エリア)レポートと皮革業界に従事している職人さんたちの待遇改善についての考察。
イベント、ファクトリー、それぞれの現場からリアルな声を届けてくれました。ぜひ、ご覧ください。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしていますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。

当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

今後のスケジュールなどは下のリンク先をチェックしてください。


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毎度です!「最近3Dプリンタ買い直しました」ムラキです。

昨年話題になった爆速の3Dプリンター、Creality K1を購入していたのですが、仕事とイベントで忙しくて封印状態。イベント終了で「人に会いたくない」「モノヅクリだけしていたい」モードに入ったので開封。そらもういじりまくりです。開封5時間後にはトラブルに会いましたが、ほんとに今の時代はトラブル解決が楽です。動画なりの解説見つつ無事に解決です。

今回のブログの内容は以下の通りです。

・「本日は革日和♪」(大阪)無事終了
・久々に行う テクテク徒歩ツアー大人の社会見学
・どれだけ機械があっても、それを使う人間がいないと意味がない
・会社、事業成長には新しいものに貪欲な人間がいないと成長しない


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「本日は革日和♪ in 大阪」無事終了


1月19日(金)・20日(土)に開催した「本日は革日和♪」(大阪)は無事終了しました。

新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したので、7社が集まって展示会を行ったり、大阪の革屋さん3社に協力をお願いして、金曜に感謝祭、土曜に営業してもらいました。革会社さんによっては展示会も重なっていたのですが、ご協力ありがとうございました。

展示会

今回大阪府立体育館・エディオンアリーナ大阪、の会議室をお借りして開催しました。
次の7社が集まりました。このイベントでは入場料1,500円を徴収しています。かつ、事前予約で3時間制限があります。

参加社のリンクは以下の通りです。










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5類移行後の事前予約や入場料の必要性

それも考えましたが、展示会参加出展者に聞くと「圧倒的に有料のほうがいい」とのことでした。無料のお客さんは無料に価値を見出し、こちらの時間を延々と使ってきます。ですが、時間制限があると他のブースを見たいからこそ、自分の時間を大切にします。無料ではなく、有料だからこそ、価値ある情報なりものを得ようと考えます。

「本日は革日和♪」の展示会では、出展者に厳密にお願いしているのは「イベント出るから安売りして儲け出そう!と考えないで」「アウトレット品出すなら全体の2割。それ以外はきちんと定番品や、後日買えるものを持ってきて」と言っています。もっと言うなら、「出展料以上稼げると思わないで」と言っています。稼ごう!と思うと接客が雑になりますので。

今回のイベントでは2日間3枠で合計70人ほどしか参加できていません(土曜日は1枠にしたら、公開1週間で満席に・・・)。 「たった70人?」ではなく、「事前予約して、1,500円のお金を払ってくださった来場者が70人」です。それは無料だから来たお客さまよりも何倍も意欲があるお客さまです。だからこそ、わたしたちも丁寧な接客もできます。会場でも事前にもらった質問などに答えていますが、何度も私が言ったのは「ムラキさんはお金払ったら優しいよ」ということです。

嫌な言い方ですが、有料にもかかわらず来てくださるお客さまに時間を使うのはとても「効率がいい」わけです。

夜は懇親会


今回参加は26名でした。

この懇親会ですが、革でお金儲けしている人限定、と言っていますが、それがネットだろうが、イベントで販売だろうが、職人仕事していようが、メーカー仕事していようが、革屋だろうが一切問いません。

また、お金儲けしていないけど出たい、という人には「じゃぁこれなら喋れます!という専門知識や趣味を教えて」とお願いしています。整体師や企業で経理仕事している人、AKB48や地方で畳屋についてなら喋れる! という人も参加しています。自分から情報を出す気がない、という人をお断りするのがこの「お金儲けしている人限定+α」という飲み会です。

幹事の仕事は大変ですが、参加者の満足度は非常に高くなります。


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革屋3社の感謝市

感謝市の3社はもちろん参加無料です。こちらは事前予約なしでお店にいって大丈夫です。普段は事前予約が必要だったり、一般にお店に行くことができなかったりします。

ニシカワレザー



土曜日は定休日(毎月第一週のみ営業)でしたが、今回のイベントに合わせて営業してくださいました。


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寿屋



寿屋さんも土曜日は定休日ですが、営業してくださいました。また、イベント会期中のみ定番革の1/2切り売りも解禁となり、好評でした。

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ミヤツグ



ミヤツグさんは自社ショールームがちょうど展示会に向けた準備もあったので、倉庫スペースで感謝市をしてくださいました。こちらも土曜日に営業してくださいました。


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「本日は革日和♪」(大阪)漉き屋とカバンメーカーを見学するてくてくツアー

募集要項


革業界になくてはならない仕事、「割り漉き屋」さんを実際に訪ねて作業風景を見学。その後、鞄メーカーさんを見学します。当日、大国町の「西川商店」に集合してからてくてくと徒歩で向かいます。


割り漉き屋さん

ツアーはニシカワレザーに集合。参加者が18名ほどとなっており・・・「しまった、関係者とか呼びすぎたな」と焦りました。

漉き割り屋さんまでテクテクと。高速回転する機械、というのはものすごく怖い機械でして。ツアー参加者が機械に巻き込まれないように常時気を張っていました。「そんな機械のそばで油断しないよ!」と思っても、回転する機械というのはカバンの紐1本、スカートの裾を少しでも巻き込まれると大惨事になります。そのためこのツアー見学のときは非常に気を張っています。

革日和in大阪 漉き屋とカバンメーカーを見学するてくてくツアー

そんなわけで、こちらでは写真撮影を控えておりまして、すみません。上の写真は以前撮影したものです。

漉き割り屋さんは大忙しでしたので、「今どういう作業をしているのか」「なぜこういう動作をするのか」「なぜ革を薄くするのか」などを適宜解説していきました。

バッグメーカーの西川商店

ニシカワレザーさんの母体である西川商店はバッグメーカーです。バッグのメーカー仕事が主要なお仕事ですね。


下の写真中央が社長の西川さんです。

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こちらでも写真撮影をあまりしていません。
先程の会社ほど回転機械などはないのですが、クリッカーなどの重厚な機械や、OEM仕事のため撮影禁止ゾーンなどが存在するため気を張っていました。

西川社長も各部門各場所の説明をしていただき、場合によって働いている職人さんのコメントなどもいただけました。とても貴重な機会、ありがとうございました。

割り漉き屋でも西川商店でも機械があるが機械があるからって儲かるわけじゃない


今回探訪した割り漉き屋にはバンドマシンという機械があります。
西川商店では自動裁断機、という自動で裁断する機械や、コンピューターミシンン、というプログラム通りに縫製してくれる、ハイスペックなミシンも導入しています。自動裁断機に至っては置く場所として6畳スペースが必要ですし、設備投資はなかなか大変です。

機械は操る人間が必要

当たり前の話ですが、機械は操る人間・使いこなす人間がいないと全く役にたちません。以前のエントリでも紹介した野球グローブメーカーでも自動裁断機は存在します。

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この機械を操作しているスタッフさんにお話しを聞きました。「以前はクリッカーで刃型で裁断していました。ですが、この機械が来るということで、会社に言われてコンピューターの使い方などを学びました」「この機械導入でサンプルなどが格段に作りやすくなり、速度も上がりました」とのことでしたね。

これらの機械ですが、社長自らが扱うわけにはいきません。社長は機械を扱う、という楽しい仕事ではなくて、「仕事をとって会社を大きくする」「社員の人件費をどうやって賄うか」「さらに人件費をアップするにはどうするか」「会社にとって何が必要で何が不必要かを判断する」という誰もやりたくない仕事をやらなきゃいけません。

「高額機械を導入するのに、それの勉強をしたり、操作するのは社員に任せなきゃいけない」という、"他人を信頼"する必要があるわけです。

もちろん、その社員が学ぶ費用や学ぶ時間に対しても給与が必要。さらに、学んだ社員が会社を辞めることまで考えて、サブの人間を育てておかないと大変なことになります。機械を扱う人間が辞めて数か月機械が止まったり、その人間が辞められると困るからその人間のワガママを放置し、他の人間が辞めたり、もありえます(あくまでも仮定の事例です)。

職人が収入を増やすには・・・

職人仕事で収入を増やすのは大変です。
会社勤めの場合、「こういう機械があるそうです」「会社に入れたらこういう利益出せます」「その操作を私が勉強します」といった提案が必要となります。

新しい技術を学ぶ、というのは選択肢の幅が増える、ということです。自社にせよ、転職時にせよ強いスキルになりえます。



というような話を踏まえると、3Dプリンタとか、CAD制作技術ってのはこれからの時代、革の職人でもそうじゃなくても選択肢の幅が格段に増えますよ。

3Dプリンタ、面白いよ

3年前に3万円で買ったものに対して、今回のはセール時で8万円弱くらいします。ですが、速度や調整作業が3倍は効率よくなっています。

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ムラキの今後予定


2月1日(木) 「レザーソムリエ」タンナー見学・懇親会参加予定
2月13日(火) 「大阪府皮革業界総合研修」登壇


3月22日(金)・23日(土) 「本日は革日和♪ in 名古屋」
5月23日(金)・24日(土) 「本日は革日和♪ in 東京」
7月19日(金)・20日(土) 「本日は革日和♪ in 福岡」

プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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