欧米ブランドに「負けていないぞ!」

カテゴリー: 国内革事情

東北地方の一部が梅雨明けとなるなど、各地で夏到来。お盆休みの帰省や夏休みも例年通りには行われない今年、新しい日常へ向け取り組むジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


「豊岡鞄」伊丹空港ゲート店オープン

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国内有数のかばん産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」の新たな認定取扱店、伊丹空港ゲート店が本日8月5日(水)、大阪・伊丹 大阪国際空港(伊丹空港)南ターミナル2Fにオープンします。

オープン記念として先着300名にオリジナルトートバッグをプレゼント。伊丹空港店オリジナル商品も登場予定です。どうぞお早めに。(画像:「豊岡鞄」公式SNSアカウントより)
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/news/258/


「豊岡鞄」フォトコンテスト「#tokacoチャレンジ」

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「豊岡鞄」直営ショップでは、夏休み特別企画として「豊岡鞄フォトコンテスト」を開催中です。

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豊岡鞄を身につけた写真をご自身のInstagramに投稿し、「#豊岡鞄」「#tokacoチャレンジ」のハッシュタグをつけるだけ。ランドセルの投稿もOKです。
10月上旬に最も「いいね」数を獲得していただいた方がグランプリ。グランプリには50,000円相当のお好きな豊岡鞄をプレゼント。

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また、豊岡鞄の店内にて投稿すると特典が。詳細は店舗スタッフに問い合わせくださいとのことです。期間は8月31日(火)まで。(画像:「豊岡鞄」公式SNSアカウントより)
  ‹https://toyookakaban.com/news/3000/


「TIME & EFFORT」公式サイト 靴産業150周年特設ページ 更新

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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。「TIME & EFFORT」では、革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報が次々と公開中!

【シューワード玉手箱】男の靴
文学作品、デザイナーインタビュー、報道・・・幅広いジャンルから男の靴関連のフレーズを集積。

【靴暦365】7月まとめ
7月1日~31日の靴にまつわる"今日は何の日"を一気読みできるアーカイブ。

日本国内でのシューズジャーナリズムのエキスパートがキュレーティングを担当。貴重な資料や写真、画像も登場。当サイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しております。ぜひ、ご覧ください。
  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/index.html


「Japan Leather Award 2020」本エントリー スタート

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国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」の本エントリー(作品応募)が8月3日よりスタートしました。

事前エントリーの受付は7月31日をもって終了しています。たくさんのご応募ありがとうございました。新しい日常に相応しい、新しいジャパンレザーの出品、楽しみですね!
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/


東日本ハンドバッグ工業組合有志メーカー販売イベント 開催中

東日本ハンドバッグ工業組合に加入する組合員(メーカー)有志・計6社によるポップアップイベント、「バッグ -匠の技のものづくり-」を国分寺マルイ2Fで開催。「viaggi(ヴィアッチ)」「THE PITH(ザ・ピス)」が出店スタート。

「BEYOND SIMPLICITY」をコンセプトに展開する「THE PITH」。要素をそぎ落とし、研ぎ澄ました究極のシンプルデザインが美しいバッグ、財布をリリースしています。店頭でチェックしてください。

  ‹https://www.0101.co.jp/062/store-info/fair.html?article_id=30894&from=01_pc_st062_top_event_list


令和2年度 法制度調査事業 下請代金法に関する講習会

JLIA 法制委員会では、下請取引の適正化のため、下請代金法に関する講習会(9月7日(月)・24日(木)ともに13:30~16:00/台東区民会館9Fホール2)開催を発表しました。参加無料です。くわしくはリンク先をご覧ください。

  ‹https://www.jlia.or.jp/index.php?pg=event.detail&get=1799


「全国皮革振興会 皮革手芸教室」最新状況

50年以上もの歴史を有する、「全国皮革振興会 皮革手芸教室」。

年2回、新規生徒の募集を行っていますが、新型コロナウイルスの感染再拡大による影響を鑑み、審議を重ね、8月下旬以降正式に発表されるそうです。

2020年10月生募集、気になっているかたは、もうしばらくお待ちください。
  <https://www.japanleathercraft.jp/>


カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。

今月は、「ジャパンレザーアワード」はコロナでもやる、という覚悟を聞いた話。すっかりお馴染みとなった国内最大のレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード」、今年の傾向は?

村木さんがズバリ斬りこみます。

同アワードの
事前エントリーは締め切り間近。
事前エントリーなしでは、本エントリーできません。
必須となっておりますので、
お見逃しなく。


*   *   *


通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。
人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなどは下記のリンク先をチェックしてください。
  「本日は革日和♪」

*   *   *

毎度です!

最近の口癖は「世界が変わったなぁ」のムラキです。

2年くらいたってから、「あぁ、この頃が世界の転換点だったんだなぁ」と言えたらいいですね。良かれ悪しかれ何かしらの転換点な気はしますがね。( ´Д`)=3

で、今月も色々とネタは有りました。熊本革日和の下見に行くついでに向こうで講習会してきたり、販売イベントの視察をしてきてwithコロナのイベントの難しさと大変さを見てきたり、イベント主催者だけでオンライン会議開いたり、兵庫皮革大学聞きに行ったり。

そんな中から、「ジャパンレザーアワードが、今年はこう変わる!」という話をしてみましょう。

JLIAによるジャパンレザーアワードが今年も行われます。参加申請締切が7/31(金)までとなります。


Japan Leather Award 2020 | ジャパン レザー アワード 2020


目次 [hide]


「どうやったら受賞できるん、あれ?」


「あれって組合に入っていたら受賞出来る、とか、忖度とかあるの?」


「じゃぁ受賞のためには何を気をつければいいの?」


審査員に聞いたことあるんだよ、すっごい無礼なことを
で、審査会議を外からこっそり聞いてみたんだ


「そもそも審査員が靴、鞄、財布などを技術的にわかるものなの?誰がどう審査するんだよ?」


これに出てメリットあるの?


2年前から運営サイドが懇親会にも力を入れてきた


ジャパンレザーアワードに応募して受かりたいならば、、


今年のジャパンレザーアワードはここが違う


ベストプロダクト賞とフューチャーデザイン賞という2つの賞が増えました。


審査基準を明確化しました


コロナで中止、という話なかったの?


「どうやったら受賞できるん、あれ?」


という質問を知り合いから受けました。身も蓋もない質問するなぁ(´・ω・`)

秘訣があるわけじゃないし、傍から見ていて気づいたこと思ったことしかしゃべれないけど、多少でもジャパンレザーアワードを受賞するための戦略の話でもしてみましょう。

「あれって組合に入っていたら受賞出来る、とか、忖度とかあるの?」


「審査員の先生の生徒だったら、

とか、

組合に入っていたら、

とか、

長年応募していたら、

とか、

そういうの?」

ないよ、あれは。そういう忖度なくすために外部から審査員を多く入れているってのもあるよ。

「過去にそういうことなかったんですか?」

例えば、、、

そうだなぁ、過去に受賞した革ジャンの作製者さんをアワードの審査会&懇親会でナンパして、その後、飲み会で飲んだりしたんだが、彼は彫金の世界の人だったんだよね。で、彫金で作ったボタンをつけて革ジャンを作って出展したらそれが見事に部門賞を取ったんだよ。

※審査会...ジャパンレザーアワードでは2日間会場を借りて全作品展示。それを審査員が審査します。その横で普通に来場者が全作品を見ることができます。審査会、と重い言葉ですが、全作品を普通に見て触れる貴重な機会なので作り手は見たほうが絶対オススメ

※懇親会...審査会初日の夜に行われる出展者と審査員限定の懇親会。懇親会の時点ではまだ受賞者が誰かは公表されていない

そのときに彼が言っていたのは・・・

「えっ!

こういうのって

皮革関連の組合に入っている人じゃないと

受賞しないんじゃないんですか?

それとか

審査員の身内とか、、」

ということ。

うん、ないんだよ、よくも悪くも忖度も身内枠も。だから全然違う世界の彫金のつくり手が受賞したんだよ。

「じゃぁ受賞のためには何を気をつければいいの?」


通常のコンテストってのは受賞したいならば、

1 審査員長や審査員の仕事や

   過去の作品チェック、過去の仕事もチェック

2 過去の受賞作品を研究

など歴代の傾向を頭に入れたり、考えたりするんだけどねぇ。

「ジャパンレザーアワード」って審査員が変わるんだよね、結構ちょこちょこと。あまり参考にならないんだよね、上記の方法は。どれだけ有名な人でも、ある程度の期間やったら卒業しちゃうね。

審査員に聞いたことあるんだよ、すっごい無礼なことを


審査員の一人に懇親会で聞いたんだよね。

「ぶっちゃけ

審査のときって

忖度とかで審査するんちゃいますの?」

って。

そうしたら

「それはないよ。この審査でその人の一生が変わるかもしれない。

私も審査員として自分が一番いいと思うものを必死で主張するよ。審査って真剣にやっているよ」

多分それはホントだと思う。実際の場面を見ちゃったから。

で、審査会議を外からこっそり聞いてみたんだ


東京の神田万世橋で審査会を過去に 1回だけやったんだよね。そのときに革日和もアワードの会場となりを借りて開催したから 2日間ずっと見ていたんだよね、私。

「Japan Leather Award 2017」2次審査会 レポート (2) |  JLIA 日本皮革産業連合会

この時の審査会は会場の片隅の机で審査員が受賞作品を決める、ということだったんだ。
で、見るともなく見ていたんだけど、10分、30分たっても全然話がまとまらない。で、慌てて運営サイドが隣のビルの会議場を借りて、そこに場所を移して審査が継続されたんだ。


「隣のビルの会場を即座に借りられるって 

 できすぎちゃいますか?」


審査員の控室として 1室借りていたんだよ、運営サイドが。

で、あまりに審査員が白熱して審査会場で喧々諤々やり始めたから、運営サイドがビル管理会社に連絡して会議室を借りた、ってことさ。

悪趣味な私は、会議室の外の廊下をこっそりとウロウロしていたんだわ。(・∀・)

そりゃもう ほんとに喧々諤々。

審査員同士の、かなり真剣な議論が数時間も続いていたなぁ。

運営サイドはほんとにお疲れ様だと思ったし、審査員もお疲れ様でした、と思ったね。

「そもそも審査員が 靴、鞄、財布などを技術的にわかるものなの?誰がどう審査するんだよ?」


そういう声は私も聞いている。

例えばある年はバイヤーさんが多かった。

そうなると百貨店で販売しやすそうな作品が受賞しやすかったように思える。

ある年はデザイナーさんが多かった。

そうなると百貨店では見れないような作品が受賞しやすかったりする。そこらが難しい。

で、今年はそれに対してまた違うアプローチをしてきている。これもあとでまとめよう。

これに出てメリットあるの?


そこらは昨年のこのblogで私がまとめている。実際に大賞とった人や、取っていない人にもインタビューしてまとめました。

村木るいさんの「人に話したくなる革の話」/「Japan Leather Award」に応募した人にメリットがあった?と聞いてみた、という話 || JLIA 日本皮革産業連合会

・プロが写真撮影してくれたあなたの作品を
・10年たってもweb上に残してくれている
・しかも各種SNSへのリンクをつなげて

ここらが大きなメリットかなぁ。実際にこのwebに載っていた商品写真から人生変わった人もいるよ。

過去のジャパンレザーアワードの公式HPへのリンクつないでおくから見てみなされ。これだけきちんとネット上に残してくれているのはひとつの財産だねぇ。

Japan Leather Award 2011 | ジャパン レザー アワード 2011

Japan Leather Award 2012 | ジャパン レザー アワード 2012

Japan Leather Award 2013 | ジャパン レザー アワード 2013

Japan Leather Award 2014 | ジャパン レザー アワード 2014

Japan Leather Award 2015 | ジャパン レザー アワード 2015

Japan Leather Award 2016 | ジャパン レザー アワード 2016

Japan Leather Award 2017 | ジャパン レザー アワード 2017

Japan Leather Award 2018 | ジャパン レザー アワード 2018

Japan Leather Award 2019 | ジャパン レザー アワード 2019

Japan Leather Award 2020 | ジャパン レザー アワード 2020


あとは審査会と懇親会。

これはものすごく面白いよ。8年出ている私が言うんだから間違いない。

全作品が展示されていて、実際に触れることができるのも面白い。懇親会では作り手と実際に会える。


「そんな知らない人ばかりの場所に

行くのは ちょっと、、」 


大丈夫。

出展して、懇親会に応募している、という時点で誰かの作品を見たい・喋ってみたい、という表明だから。

革日和として会場に私やフェニックスなりがブース構えているから話をしに来てくれたらいいんだよ。

 

また、多分昨年くらいである程度懇親会の形式が完成されたかな、と思います。はじめて来る人でも大丈夫( ´∀`)bグッ!

2年前から運営サイドが懇親会にも力を入れてきた


3年前の懇親会では審査員が審査員同士で歓談していました。傍から見ていたけど、あまり意味ないよね、あれ。(´・ω・`)

審査員さんは審査して苦労したのはわかるし、審査会の戦友でありライバルである他の審査員と歓談したくなる気持ちは大変良くわかる。


でも、懇親会には多数の出展者が来ている。自分が推していた出展者がそこにいるならば、出展者に審査員として声をかけるべきだと思うわけで。


仮に受賞していなくても懇親会で審査員から「あなたの作品を私は良いと思いました」という一声があるだけでも、出展者の今後の制作の励みになる。


でも審査員は自分が推していた人間が来ているかどうかわからない。だから、「審査員としてやることないし、指示もされないから、審査員同士で歓談してしまう」というのは運営サイドの運営方法の問題。


で、この点の改善の希望を出して、2年前くらいからは運営サイドが審査員に「~~さんが推していた出展物の製作者さんが来ているので声をかけてあげてください」と声をかけるようになっていました。おかげで審査員が出展者を捕まえて30分ほど長話するなんてこともあったり。


また、懇親会に来ていた出展者のプロフィールブックをきちんと作り全員に配っていました。


これにより興味ある人がいるならば運営に「この人と会いたい」といえば会場で「~~さん、前に来てください」と、声がけをしてくれます。

初めて行った懇親会が2012年だから、もう8年前か、、、

最初の懇親会から随分と前向きに対処して、進化したものです。


10月13日にジャパンレザーアワード懇親会に行ってきた part1 : レザークラフト・フェニックス


ジャパンレザーアワードに応募して受賞したいならば、、


本エントリーして、懇親会に出れば良いんだよ。審査員捕まえて「私の作品をどう思うか」と聞けばいい。
会場で全作品を見れば 何かしらヒントは掴めるかと思いますわ。


今年のジャパンレザーアワードはここが違う


「ジャパンレザーアワード」を日本皮革産業連合会から受諾して、長年運営している運営会社の担当者さんに直接聞いてみました。

ベストプロダクト賞とフューチャーデザイン賞という2つの賞が増えました。


ベストプロダクト賞とフューチャーデザイン賞という

2つの賞が作られました。

ベストプロダクト賞は職人の技術を評価したい、と思っています。

審査員もプロダクトデザイナーさんに入ってもらっています。

フューチャーデザイン賞はデザイン性を評価します。

  • [ ベストプロダクト賞 ]
    審査基準:デザイン力、技術力、商品力の3つの観点から総合的に作品を審査し、評価します。
    デザイン力
    • 魅力的なデザイン性が感じられるか
    • 素材の良さ、特徴を活かしているか
    • 使いやすさなどの機能性が高いか
    技術力
    • 技術的に高度なものづくりが認められるか
    • 丁寧な作業が認められるか
    • 細部にまでこだわったものづくりとなっているか
    商品力
    • 商品としての魅力が高いか
    • 商品としての完成度が高いか
    • 新たな市場性を有するか
    • フットウェア部門・バッグ部門・ウェア&グッズ部門・フリー部門から各1作品選出します。
      賞金10万円/トロフィー/賞状/受賞作品紹介小冊子掲載
  • [ フューチャーデザイン賞 ]

    審査基準:次の観点から作品を審査し、評価します。

    未来の市場を形成する、新しいコンセプトまたは新しいデザインであるか

    フットウェア部門・バッグ部門・ウェア&グッズ部門・フリー部門から各1作品選出します。
    賞金10万円/トロフィー/賞状/受賞作品紹介小冊子掲載


    従来どおり学生部門の最優秀賞もあり、総合的なグランプリもあります。

    応募プロセス / 応募要項 / スケジュール | Japan Leather Award 2020 | ジャパン レザー アワード 2020


審査基準を明確化しました


上記にありますように、各部門の審査基準を明確化しました。
この審査基準を共通のものとして、審査員の方たちもそれを念頭に入れて審査していただきます。

コロナで中止、という話なかったの?

ぶっちゃけ、今の時代こんな状況でしょ? 中止だ! という話なかったの?

担当Kさん

「正直ね、そういう話も

打ち合わせで、、、、、

思い返すと、

そういう話はでてなかったですね。

JLIAも運営会社も、

作り手の作品を発表する場を

潰してはいけないと

考えました。

コロナで各種イベントは

中止になっているわけですが、

ジャパンレザーアワードは

休むわけにはいかないな、と。

それに、

10月2日(金)・3(土)の審査会の場所は

例年通り二子玉川のライズをすでに予約しています。

状況によっては

審査会の省人化を極力試みたり、

懇親会もなしにして、

審査員だけで審査することもありえます。

無観客じゃないけれども

審査員(と運営スタッフ)以外、

会場に入れなかったら

審査はできる。

それならばジャパンレザーアワードは

運営できるわけです」

東京の公的なイベントは今の時点で「年内はちょっと、、」という声も耳に入ってきているのにすげぇなぁ。。。( ゚д゚)


試しに出てみようかな、と思ったら応募してみましょう。何かしないと何も変わりませんので。

Japan Leather Award 2020 | ジャパン レザー アワード 2020

カテゴリー: トレンド 国内革事情

新型コロナウイルスの感染拡大が再び続くなか、経済活動の再始動へ向けて模索するジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


クロコダイルタンナー 藤豊工業所がモーターサイクルブランドとのコラボプロジェクトに参画

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世界的なプレミアム・ライフスタイル・モーターサイクルブランド正規販売店「トライアンフ茅ヶ崎」が 7月11日、グランドオープン! ショップのお披露目に合わせて、特別なカスタムマシン「TRIUMPH x ZELE-PARIS x FUJITOYO THRUXTON R "WANI"」を発表。そのレポートがウェブメディア「モーサイ」(画像:「モーサイ」より)で紹介されました。

重要無形文化財総合指定保持者 能楽師 大倉流大鼓方であり、バイカーとしても著名な大倉正之助先生(写真左)による着想によって製作。

クロコダイルのオーダーメイドを中心に手掛ける「ZELE-PARIS」と、クロコダイルタンナー「藤豊工業所」の協力で実現。日本で藤豊工業所(写真右:藤城専務)が鞣製仕上げし、全長4m級のポロサスクロコダイルの頭から尻尾までの革を革職人の茂木さん(写真中央)が張り込んだ、世界にただ一台の希少なマシンが誕生しました。

  ‹https://mc-web.jp/topics/news/31022/


エキゾチックレザーを扱うタンナーとして国内屈指の藤豊工業所。

その技術力は国内外で高く評価され、2019年から、国際見本市「プルミエール・ヴィジョン・パリ」に「FUJITOYO」として出展。

日本のクロコダイルタンナーとしても初の快挙であり、エキゾチックレザー専門のタンナーとしては、3年ぶりの新規参入だったのだそうです。

同社の自信作、エコレザーには多くの引き合い、オファーが続々。各国のエキスパートから「世界レベル」とお墨付きを得ました。


「藤豊工業所」へのお問合せは下記リンク先(有限会社藤豊工業所 公式サイト)専用お問合せフォームをご利用ください。

  ‹https://fujitoyo.co.jp/


「TIME & EFFORT」公式サイト 靴産業150周年 特設ページ更新

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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月ご紹介! 今回はこちらの2本。


【靴歴史エピソード】
軍需産業期/大正~昭和期 編
文明開化の明治から、経済発展・産業近代化の大正、そして昭和へ。都市の近代化、暮らしの洋風化が進み・・・

【ブックガイド】
靴と足と漫画と
日本文化を代表する漫画。マニアックに、ときにファンタジックに。靴をモチーフにしながらも多彩な表現が楽しい作品を網羅。

日本国内でのシューズジャーナリズムのエキスパートがキュレーティングを担当。貴重な資料や写真、画像も登場。当サイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しております。ぜひ、ご覧ください。

  ‹https://timeandeffort.jlia.or.jp/shoes/index.html


「グッドレザー 夏季アウトレットセール」~7月25日

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兵庫・加古川の人気ショップ「グッドレザー」が恒例のアウトレットセールを行っています。バリエーション豊富な上質レザーがハッピープライスに。7月25日(土)までの期間、火曜、木曜、土曜に営業されています。23日(木・海の日)は営業時間内でニッピ機械による漉き機の相談会も同時開催。関西エリアのクリエイター、DIYファンの皆さんにおすすめです。

  ‹https://good-leather.on.omisenomikata.jp/


「4時間ちょいで学ぶコバ講習~量産からマニアックな技法まで」7月25日
人気ショップ「レザークラフトフェニックス」(大阪・奥なんば)3Fで、コバ講習が7月25日(土)に行われます。

「下地処理剤の考え方。種類は何があるか?表面仕上げの顔料はどのようなものがあるか?便利な道具はあるのか?どういう状態だと仕上げ処理がしやすいのか?、などを実際に手を動かしながら学んでいきます」(主催者 村木るいさん)。

今回は有料セミナーとなりますので、ご注意ください。

  ‹https://l-phoenix.jp/blog/archives/17111


「東日本ハンドバッグ工業組合 有志メーカー ポップアップイベント」~7月28日

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東日本ハンドバッグ工業組合に加入する組合員(メーカー)有志・計6社がポップアップイベントを国分寺マルイ 2Fで開催。現在、ラモーダヨシダのオリジナルブランド「Plog(プログ)」が出店中です。暮らしに寄り添うプロダクト感覚のコレクションを展開しています。

多様化・細分化する決済、急速に増える非接触へのニーズ・・・そんなウィズコロナ時代に、現金、カード、スマートフォンを収納し、持ち運び、スムーズに使うには?

「ひとつにまとめて持ち運ぶ」「複数のアイテムを組み合わせて使う」ほか、さまざまな選択肢からセレクトし、ひとりひとりが自分らしく快適に活動するためのサポートをしてくれるアイテムたち。

ユーザーにとっての「使いやすさ」を最適化し、いまとちょっと先のライフスタイルを便利にしてくれる新しいお財布たちに出会えそう。会期は、7月28日(火)まで。

  ‹https://peraichi.com/landing_pages/view/plog


「Japan Leather Award 2020」事前エントリー 7月31日まで

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国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」事前エントリーの受付がスタートしており、締め切りが7月31日(金)となっています。

毎年進化する「Japan Leather Award」、今年度は2つのカテゴリーで作品応募を受付。


「ベストプロダクト」

日常生活で使用する「革製品」で、デザイン力があり、素材の選択や加工、縫製技術などに優れた作品。


「フューチャーデザイン」 
これからの「革製品」の発展および向上に向けて、新たなデザイン性を提案する作品。


審査員には、第一線でご活躍のプロダクトデザイナー 3名が参加。多様化する時代と革製品の傾向にフィットしますね。ファッションの視点だけでなく、プロダクトの視点からも厳正に審査されます。


事前エントリーなしでは本エントリーできませんので、作品応募予定の方は必ず事前エントリーをなさってください。


また、次回更新分、村木るいさんの月イチスペシャル連載で、今年度のポイントを徹底解説してくださる予定です。こちらもどうぞお楽しみに。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/


カテゴリー: トレンド

記録的な豪雨が各地で猛威をふるう今年の梅雨。新型コロナウイルス感染拡大への自衛対策もあり、再びステイホームに。

そんないま、涼しい室内で楽しめるジャパンレザー関連の動画・ライブ配信・オンラインセミナーをまとめました。参考にしていただけますように。


「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」動画版公開

新たなマテリアルの提案及びトレンド情報を発信する、日本最大のマテリアルの展示会「東京レザーフェア」。この春は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑み中止となりましたが、先日、新しい試みとして「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」を開催。

さらに今回はリネアペッレの厚意から、当日はご覧いただけなかったかたがたのために、同セミナーを全編ノーカットで特別公開中。配信期間は7月末日まで。

  <http://tlf.jp/news/7231.php>


「レッザボタニカ インスタLIVE 革づくりは旅だ! Episode 2」

富田さん新作.jpgのサムネイル画像

サステナブルレザー「レッザボタニカ®」のリリースを記念したインスタライブがSNSで話題となり、「繊研新聞」(6月29日1面)で掲載されたほか、じわじわと共感の輪が広がっています。

「レッザボタニカ®は、食の副産物である皮と植物由来の副産物であるポマース(搾りかす)を再活用した、TOIMITA独自のサステナブルな革づくりです。
レッザボタニカ・ビーノは、ワイン醸造精製中に生じたワインポマースを、鞣しと染色に使用したベジタブルレザーです。
ワインならではの深みのある色合いと、ポリフェノールによる抗菌・消臭作用を叶えることができました」(富田興業 公式サイトより)
  ‹http://www.tomita.co.jp/

レザー、バッグ、イースト東京でご活躍中の皆さんが登場し、ものづくりのリアルな現場とあたたかなコメント、メッセージが素敵です。現在、配信内容が期間限定でアーカイブ化されていますので、お見逃しなく。
  ‹https://www.instagram.com/lezzabotanica/


「日本革市」360°VR動画「Make One Leather」

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全国の消費者に日本のなめし革・革製品の魅力と価値を恒常的に訴求するため、全国の主要な百貨店とのコラボレーションで開催するイベント事業「日本革市」。一般社団法人日本タンナーズ協会主催、「日本革市」プロジェクト事務局が運営しています。(エキュート東京での開催は中止となりました)

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360°VR動画「Make One Leather」が大好評。「皮から革へ」とレザーを仕上げていく製革工程がスペシャル動画に! オンラインでバーチャル工場見学を楽しめます。角度を変えて、360°で見ることができるので、何度見ても新しい発見がありますよ。
  ‹https://www.kawa-ichi.jp/


「革きゅん」動画コンテンツ充実

同じく、一般社団法人日本タンナーズ協会が運営するウェブサイト「革きゅん」がリニューアルしました。革製品を素敵に使うユーザーのファッションスナップをはじめ、さまざまなコンテンツを集積。天然皮革の魅力や価値、天然皮革製品のある暮らしの素晴らしさを発信しています。

時代に先駆け、動画コンテンツが充実。食肉の副産物としてつくられるレザー。「皮が革になるまでの物語」、その流れをコンパクトにまとめた動画です。
  ‹https://kawa-kyun.jp/whats/

その出会いやこめられた想いを一人の女の子の成長を辿りながらパラパラ漫画で紹介するライフストーリー「革とあなたの物語」。使うひとに寄り添い、暮らしに溶け込む革製品の魅力がさり気なく伝わります。
  ‹https://www.facebook.com/kawakyun/videos/1167473446793641/

革にまつわる仕事をしている女性の現場を訪れ、革に関する「10の質問」を投げかける新インタビュー企画「LEATHER WORKING GIRL!」。テキストとともに動画も公開し、レザーを仕事にする楽しさを立体的に。
  ‹https://kawa-kyun.jp/interview/02/


「Japan Leather Award」スペシャル動画

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レザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式ウェブサイトが公開され、同時に事前エントリーがスタートしました。毎年進化する「Japan Leather Award」。今年度は2つのカテゴリーで作品応募を受付中です。

審査員には、第一線でご活躍のプロダクトデザイナー 3名が参加。ファッションの視点だけでなく、プロダクトの視点からも厳正に審査されます。事前エントリーなしでは本エントリーできませんので、ご応募希望の方は必ず事前エントリーをなさってください。

村木るいさんの月イチスペシャル連載で、今年度のポイントをご紹介予定です。こちらもどうぞお楽しみに。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/

また、2019年度のサイトでは、ユーチューバーとしても人気を集める靴磨き芸人 奥野奏さんによる表彰式・受賞作品展示会のレポートや「グランプリ作品」の紹介など、動画コンテンツが現在も閲覧可能です。ぜひ、チェックしてみてください。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2019/


草加皮革職人塾(そうかわ塾)オンライン講座

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昨年度始動し、大好評の草加皮革職人塾「そうかわ塾」。今年も受講生募集がスタートしました。新型コロナウイルス感染対策のため、全講座オンラインで受講・参加となります。
パソコンやスマホで視聴・質疑応答ライブもあり! 受講は、講座日時に「オンライン講座専用ブログ」をパソコンやスマホで閲覧する形となります。受講生専用URLからブログに入り、動画・ライブ質疑を視聴・参加できます。アプリのインストール等は不要です。

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内容は作ること・売ること・PRのこと・お金のこと・独立起業の準備と心構えと盛りだくさん。
「人気ブランドのオーナーも職人も、最初はゼロからスタート。何をきっかけに、どんな経緯で、今の仕事につながったのか?プロが語るリアルな体験談、実践的なヒント、勇気と希望をもらえる話。中身の濃いカリキュラムを、皮革産地・埼玉県草加市からお届けします!」(「そうかわ塾」公式ブログより)

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募集期間は9月10日(木)まで。申し込み方法ほか、くわしくは下記リンク先「そうかわ塾」公式ブログをご参照ください。
  ‹https://blog.goo.ne.jp/sokawajuku_2019


カテゴリー: 国内革事情

このたびの九州豪雨により亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災されました皆さまに心よりお見舞いを申し上げます。

新型コロナウイルス感染拡大への対策とともに、経済活動の再始動を推進するジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


恒例イベント「まちのかばんやさん」【本日最終日】

東京スカイツリータウンの商業施設、東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ「すみだ まち処」で開催中の「まちのかばんやさん ~新墨田鞄工会~」が本日7月8日(水)、いよいよ最終日となりました。
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「まちのかばんやさん」は、「革製品のお店」をイメージした期間限定の展示販売会です。
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企画・運営ご担当の「ATELIER YAUYAU」吉武真理さんにご協力いただきました。ありがとうございます。
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「今回も、〈 まちのかばんやさん 〉を開催させていただいています。
一年を通じて、長い年月たくさん使えるバッグから、これからの季節に気分を上げてくれるグッズ、本当にいろいろとそろっています。多くの皆さまの目に触れる場所に来て、バッグも小物もみんな嬉しそうです。
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ものづくりの盛んな墨田区は、皮革製造業の街としても認知度を上げています。すみだ工房ショップをはじめ、工房でのワークショップ、カフェなどのマーケットなどでのイベントも、多種多彩。
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そうした新しい場所も含め、作り手として出会った者同士のネットワークをもとに〈 まちのかばんやさん 〉は構成されています。
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2020年夏の会は、ご好評いただいた今年3月のメンバーに加え、昨年大反響の〈 biz+u 〉が再び参加。7社のものづくりが集まりました。
ビジネスユースから、日々の暮らしに癒しとなるようなインテリアまで、作り手それぞれの提案を、この機会にぜひご覧ください」(吉武さん)

イベントの傾向は?

「お客さまがバッグや革小物などに求めるものは、軽量さ・実用性・機能性・デザイン・コスパなどなど、本当に十人十色ですよね。〈 まちのかばんやさん 〉は、出展者それぞれが異なるカラーの持ち主ですので、おのずと品揃えが幅広くなり、年齢や嗜好の異なるお客様毎回に楽しんでいただけていると感じています。
作家としては、他の作り手さんの革の魅力の引き出し方・ご覧いただくための工夫など、学ぶことが多く刺激のある機会です。
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私は〈 こは ひきて ぞ 〉という革のかごバッグのシリーズを展開しています。
始めた当初は、かごバッグに組み合わせる内袋は、ナチュラルな印象を引き出す生成のみを使用していましたが、今回はスマートな印象になる黒い袋のものも半数用意しました」(吉武さん)

人気のアイテムは?

「サブバッグ・エコバッグなどの定着に伴い、需要があるようになったサイズは、この所各色必ず用意しています。
スマホ、財布、ハンカチ・ティッシュ・マスクなど、常に身につけておきたいもののみを入れるのにジャストサイズのバッグです」(吉武さん)
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「こちらは、従来の丸底カゴバッグとは異なり、底脇も革で安定感あるタイプで、男女を問わずお使いいただけます」(吉武さん)
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「オリジナルパターンをハンドプリントされているfabrica uka さんとコラボの内袋をセットしたもの。
入れ替え用の内袋は、メールオーダーも承っていますし、会場には生地サンプルをご用意しています。私の立会い時間に限り、内袋追加のご注文も承りますので、ご興味ありましたらぜひブログやSNSをチェックいただけると嬉しいです」(吉武さん)


「レザーソムリエ ニュース」臨時特別号 緊急特集<ウイルス対策>

皮革および革製品の正しい知識をもとに、レザーライフを楽しんで貰うための資格制度「レザーソムリエ」。その最新情報を発信する「レザーソムリエ ニュース」の臨時特別号が公開されました。
レザーケアの第一人者、レザーソムリエ講師 いちかわたかおさんが特別寄稿。革製品のウイルス対策をレクチャー、徹底解説しています。
感染者数が再び増加傾向にありますが、可能な対策をしてポジティブに過ごしたいですね。


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ 新コンテンツ追加
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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月2回更新しています。今回はこちら。

[シューワード玉手箱]<ハイヒールの迷宮>
文学作品から報道まで、幅広いジャンルからハイヒール関連のフレーズを集積。

[靴暦365]<6月まとめ>
靴にまつわる"今日は何の日"を一気読みできるアーカイブ(6月1日~30日分)。

日本国内でのシューズジャーナリズムのエキスパートがキュレーティングを担当するプロジェクトです。貴重な資料や写真、画像も登場。
このサイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しています。ぜひ、ご覧ください。


「人に話したくなる革セミナーぷち」「教えるフェスタ2020」

当ブログの月イチ連載をはじめ人気イベント「本日は革日和♪」の主宰、西日本の皮革業界の情報発信に信頼が寄せられる 村木るいさんのセミナーが、熊本「leather.angel」で7月11日~12日の二日間行われます。当初は、12日のみの予定でしたが日程を急きょ追加。2日とも満席となりました(申し込み受付終了)。今後のスケジュールは「本日は革日和♪」をご確認ください。

また、「本日は革日和♪」と「サンプル師が教えるバッグ教室」とのコラボレーション企画、「教えるフェスタ2020 11人の数珠つなぎライヴ配信」が7月19日(9:50~22:05ごろ)実施されます。
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さまざまプログラムが充実。涼しいお部屋で楽しむレッスンができますよ。受付締切は、7月12日です。


「Japan Leather Award 2020」始動
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6月15日、レザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式ウェブサイトが公開され、同時に事前エントリーがスタートしました。
毎年進化する「Japan Leather Award」、今年度は2つのカテゴリーで作品応募を受付。

[ベストプロダクト]
日常生活で使用する「革製品」で、デザイン力があり、素材の選択や加工、縫製技術などに優れた作品。

[フューチャーデザイン]
これからの「革製品」の発展および向上に向けて、新たなデザイン性を提案する作品。

審査員には、第一線でご活躍のプロダクトデザイナー3名が参加。ファッションの視点だけでなく、プロダクトの視点からも厳正に審査されます。多様化する時代と革製品の傾向にフィットしますね。
事前エントリーなしでは本エントリーできませんので、ご応募希望の場合は、必ず事前エントリーをなさってください。
また、村木るいさんの月イチスペシャル連載で、今年度のポイントをご紹介予定です。こちらもどうぞお楽しみに。
  ‹https://award.jlia.or.jp/2020/


2020年度初開催「日本革市」7月13日スタート
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お馴染みの人気イベント「日本革市」のスケジュールが発表されました。今年度初となる「日本革市」は7月13日(月)から2週間、「エキュート東京」(JR東京駅構内/改札内)で開催。週ごとにブランドラインナップが変わります。どうぞお見逃しなく。
  ‹https://www.kawa-ichi.jp/


7月14日は「ゼラチンの日」&「ゼリーの日」(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合)
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スイーツに欠かせないゼラチンは食用をはじめ、工業用、医療用、写真業界など、幅広く利用されています。
「ゼラチンのことをもっと知ってもらいたい」「たくさんのかたに親しんでいただきたい」そんな想いを込め、制定された記念日です。
1700年ごろよりヨーロッパで工業的生産が開始されて以降、さまざまな用途で使われてきたゼラチン。私たちの生活をより豊かにしてくれる『ゼラチン』をもっと身近に感じていただけるよう、日本ゼラチン・コラーゲン工業組合が「ゼラチンの日」を制定。
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同じく、「ゼリーの日」も「ゼラチンの日」にちなんで日本ゼラチン・コラーゲン工業組合により制定されました。
日本ゼラチン・コラーゲン工業組合は、一般社団法人 日本皮革産業連合会の会員団体のひとつです。ゼラチン、コラーゲンペプチド、コラーゲンケーシング、にかわ又はそれらに類する製造業の中小企業者及び一部大企業の改善発達を図るため、市場拡大、発展をもって国民生活の向上に貢献するための必要な事業を行っています。(日本ゼラチン・コラーゲン工業組合 公式サイトより)
  <https://www.gmj.or.jp/memorial_day/gelatin_day.html>


草加皮革職人塾(そうかわ塾)受講生募集スタート

昨年度始動し、大好評の草加皮革職人塾「そうかわ塾」。今年も受講生募集がスタートしました。新型コロナウイルス感染対策のため、全講座オンラインで受講・参加となります。
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パソコンやスマホで視聴・質疑応答ライブもあり! 受講は、講座日時に「オンライン講座専用ブログ」をパソコンやスマホで閲覧する形となります。受講生専用URLからブログに入り、動画・ライブ質疑を視聴・参加できます。アプリのインストールなどは不要です。
内容は、作ること・売ること・PRのこと・お金のこと・独立起業の準備と心構えと盛りだくさん。
「人気ブランドのオーナーも職人も、最初はゼロからスタート。何をきっかけに、どんな経緯で、今の仕事につながったのか?
プロが語るリアルな体験談、実践的なヒント、勇気と希望をもらえる話。中身の濃いカリキュラムを、皮革産地・埼玉県草加市からお届けします! 」(「そうかわ塾」公式ブログより)
募集期間は9月10日(木)まで。申し込み方法ほか、くわしくは下記リンク先「そうかわ塾」公式ブログをご参照ください。
  ‹https://blog.goo.ne.jp/sokawajuku_2019


東日本ハンドバッグ工業組合 期間限定イベント

東日本ハンドバッグ工業組合に加入する組合員(メーカー)有志・計6社によるポップアップイベントが、東京・国分寺 国分寺マルイ 2Fでスタートしました。9月30日(水)までの期間限定です。

カテゴリー: トレンド

もうすぐ七夕。一年に一度だけ会うことを許された織姫と彦星のロマンティックな伝説のイメージから「サマーバレンタイン」とも呼ばれているそうです。

そんな七夕は、財布を新調する時季としても注目。風水の第一人者、Dr.コパさんが提唱。七夕は地域によって異なり、7月・8月に行われるので、じっくり探せますね。
近年、雨の日や梅雨時期にお財布を買い換えると縁起がいいともいわれます。雨による「水の気」がお金の不浄を取り除き、金運アップにつながるそうです。

新型コロナウイルス感染症対策と梅雨でステイホームが続きますが、財布を新調して気分を一新。
3つの傾向からセレクトしました。参考にしていただけますように。


光沢&涼感 メタリックレザーの個性派財布

老舗ファクトリー「野村製作所」のフラッグシップショップ(エキュート東京/JR東京駅改札内)では、動物モチーフの財布・小物がブレイク。
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国内最大のレザープロダクトコンペティション「ジャパンレザーアワード」でも、歴代の審査員賞を受賞するなど高く評価されています。こちらはカエルモチーフ。
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「がまぐち」好きユーザーにとっては、コレクションする楽しみがありますね。「カエル」マニアも多く、専門店があるほど。また、「お金が還る」とのジンクスも。ユニークなだけではない、底堅いニーズがあり、同店の売れ筋です。
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メタリックレザーのフラグメントケースも好評。小さめで薄く、キャッシュレス時代を反映した新定番ですね。片面はカード収納部、もう一面にもオープンポケットを配しています。レシートの一時的な収納に便利。
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感染リスク軽減のため、スムーズな決済が求められる、新しい日常生活にぴったり。
6月からコンビニエンスストア大手、セブンイレブンが非接触型カード決済をスタート。スタッフに渡さずにユーザー本人が決済できるスタイルはさらに広がりそう。
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機能的にはパスケースやカード収納部つきスマートフォンケースでも十分ですが、コインケースはやはり安心感があります。
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同素材のストラップが2タイプあり、ライフスタイルや使い勝手に合わせて選べます。


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シンプルなデザインワークとオリジナリティあふれるレザーにより、バッグ、財布、革小物を展開する「n.number(エヌ・ナンバー)」ではメタリックレザーの財布がロングヒット。この春、新色ゴールドが加わりました。

加工技術に優れた和歌山のファクトリーをはじめ、ほとんどのプロセスを国内で完結。移動や輸送への配慮が必要な、withコロナ時代に相応しいサスティナブルなコレクションを発表。ポップアップイベント、SNSでの情報発信を通して、共感の輪が広がっています。
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「先行してシルバーをリリースしていたのですが、大阪のお客さまから"ゴールドがほしい!"とのお声が多く、リクエストにお応えしてご用意しました。

緊急事態宣言解除後、再び開催したイベントでは、会期中(館の担当者の)ご了解を得て、大阪の店頭と東京のアトリエを結びインスタライブにチャレンジ。
複数回配信し、じっくりご覧いただいたせいか、おかげさまでお買い上げにつながりました」(同ブランド代表、三上直美さん)

女性クリエイター、バッグリスト 三上さんが、いまを生きる女性たちにエールを込めて。働く女性にとっての使いやすさ、使いたいもの、ほしいものを追求。時代の空気感をリアルに表現したアイテムが好評です。

次回のイベントは、東京・二子玉川 蔦屋家電(7月22日~28日)、大阪・梅田 阪神百貨店(7月22日~8月4日)の予定です。


今年らしい夏色(シャーベットカラー、紫陽花色、パープル)

インキュベーション施設「浅草ものづくり工房」卒業生「クスグルデザイン」が「269design(つむぐデザイン)」に組織変更。新会社でも「ニニット」はじめ各ブランドは継続して展開します。
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「ニニットは、アラン模様と呼ばれるニット柄からインスパイアされたレザーブランドです。アイルランドのアラン諸島が発祥といわれる伝統的なモチーフをレザーに型押し。
寒く過酷な漁から無事に帰ってほしいとの祈りを込めて編まれたというニット。弊社の製品を使ってくださるかたにも幸運が訪れますように」(269design 山崎美穂さん)
新色のパステルは、ひんやりしたシャーベットカラー。やさしい甘さをすっきりクールに抑えて夏らしく。
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このほか、AKB48出身の女性クリエイター 佐藤すみれさんとのコラボレーション企画も大好評。
レースやパールをプラスし甘やかな仕上がりに。どこかレトロな避暑地スタイルのよう。サマーニットを着こなす気分を味わえそうです。
  ‹https://www.creema.jp/c/niknit


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「trooms(ティールームス)」の定番・チョコレートモチーフのシリーズが年々進化。ブラウン以外のカラー展開も増えています。

人気カラー、菫色に加え、紫陽花色もラインナップ。可憐な色合いが涼やか。サマーバレンタインのギフトにも最適です。
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包装紙のメタリックな部分は箔加工によるもの。レザーの色合い・風合いを活かしながら、上質感をキープ。腕利き職人との妥協のないものづくりを追求しているからこそですね。

ブランドの世界観に魅了された熱烈なファンが多数。ものづくりを通してコミュニティが形成され、いまの時代を反映しています。
  ‹http://trooms.jp/


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「リュクスソフトクロコ名品」をコンセプトに展開する「Leather Jewels(レザージュエルズ)」。
卓越した染色技術による特殊加工、仕上げを施したクロコダイルレザーを使用し、さまざまなバッグ、革小物をリリース。その秀逸なクオリティと優美なデザインが幅広い世代のユーザーの支持を獲得しています。

意欲作・紫紺のウォレットは、クロコダイルの草木染めを実現! 熟練職人の技術が紡ぎ出した色合いが絶妙。ワンアンドオンリーの存在感を放っています。


★爬虫類等皮革製品の魅力を発信する新アカウント「Exotic leather News CLIP by JLIA」では、七夕財布企画を本日公開分からスタート。併せてチェックしてください。


  「Exotic leather News CLIP by JLIA」

  フェイスブック

  <https://www.facebook.com/e.l.newsclip.byjlia/>

  ツイッター

  <https://twitter.com/ExoticClip>



ゆかた気分を楽しめる、和の魅力

人気クリエイター「YOSHIHARU WADA」の新プロジェクト「藍するブルー」。
百貨店からのオファーが相次ぎ、各地でポップアップイベントを続々開催。

天保8年より代々受け継がれてきた武州中島紺屋5代目 伝統工芸士・新島大吾さんの協力により、意匠性の高い唯一無二の後染めを用いたコレクションを展開。トータルファッションを提案しています。
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植物由来の本藍染を手間を惜しまず、丁寧にひとつひとつ染め上げた作品は、使うほどに藍が褪め冴えて風合い豊かな(経年美化)色味に。
同じく藍染めの牛革で革財布、革小物を発表し好調です。内装には、栃木レザー牛ヌメ革を贅沢に使用。構想から完成まで3年かけた力作は、大人世代を中心にヒットしています。

「藍には消臭・抗菌作用があるといわれますが、こちらの製品は、繊維の原材料から製品までの一貫した検査を行う我が国屈指のグローバルテスト機関、<カケンテストセンター>で消臭・抗菌性の有用を検証いたしました。安心してお使いいただけます」と和田さん。さらには防虫効果も。ウイルス感染対策、アウトドアへのお出かけにうれしい。
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「藍するブルー」は、財布、革小物のほか、鹿革製京扇子、ストール、帽子、日傘、マスクなどバリエーション豊富。酷暑に負けない凛とした着姿に。ジャパンブルーのワントーン・コーディネートが粋ですね。
なお、次回のイベントは、横浜そごうで開催。どうぞお見逃しなく。
  ‹https://www.yoshiharuwada.com/›


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国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」に続き、「豊岡財布」、「豊岡小物」がラインナップ。新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」が6月5日、情報解禁となりました。
第一弾は京都府の「丹後織物」とのコラボレーション。技術に優れた豊岡鞄職人と日本の伝統文化によるミックスアップウォレットが新鮮ですね。

鞄産地・豊岡の源流、「柳行李」をモチーフにカットワークを施したレザーと「丹後織物」を組み合わせて。着物生地をアップサイクル。着物文化のひとつ「重ね」と、その美意識も感じられます。
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「地域の伝統産業の活用や日本というアイデンティティを表現できるモノにフォーカスすることで、これまでに無い製品を生み出しカタチにしていく。多様な素材と様式を交換し、財布というフォーマットに落とし込むことで、面白さや違和感が商品の価値に変わる製品づくりに取り組みます」(「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」特設ページより)

8月から店舗販売開始とのスケジュールが公式インスタグラムアカウントで告知されました。
戦後初!? 花火大会が行われない今年。浴衣を着る機会が少なくなる夏、新しい和テースト・レザーファッションを、豊岡財布で楽しんでみてはいかがでしょうか?

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。

今月は、「姫路市&たつの市のタンナー訪問して いろいろな仕上げ革を見てきた」
都道府県をまたぐ移動の自粛要請 全面解除後、初投稿に相応しい内容です。姫路のイベントのお知らせも必見ですよ。

*   *   *

通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしておりますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。
当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

人気イベント「本日は革日和♪」。今後の予定、スケジュールなどは下記のリンク先をチェックしてください。

  「本日は革日和♪」
  <http://ccrui.sakura.ne.jp/kawabiyori/>

*   *   *

毎度です!

コロナのおかげでお店もさることながらイベントが中止でまぁ大変、です。

自粛解除が出た際に兵庫県姫路市&たつの市のタンナーに行ってきました。
県を越えた移動は自粛を、ということでしたが、幸いにも住まいは兵庫県ですので、県をまたいでいません。( ̄ー ̄)bグッ!



目次 [hide]

コロナでどう大変だったか

なぜこのご時世にたつの市&姫路市に行ってきたのか

姫路市高木のタンナーアルファレザーに挨拶

7月5日に革の市

たつの市のシンヤ工業所へ

シンヤ工業所ってどんなところ?

ニューレザーコンテストの革を見せてもらった

姫路市御着のレザーカフェに

革の仕上げ工程、という面白さ

今後予定


コロナでどう大変だったか

わらじを3足~4足ほど履いているので、村木個人は収入激減などは個人的にはなかったです。

わらじのひとつ、レザークラフトフェニックスはSTAY HOMEの影響か、レザークラフトを始める方が多かったように思えます。そのためネット販売部門は大忙し。


・店頭は自粛期間中は休業にしておりました。


ネットショップは運営していたので、店内ではスタッフがドタバタとしていました。社員・パート・バイト問わず、「出勤時にコロナが怖い」というスタッフには休業補償を支払い、休業してもらっていました。

そんな中、出勤してくれていた社員・パートさんには、「コロナの中出てきてくれてありがとう」ということで500円の昼食補助が支給されていました。

5月21日現在:店頭営業の再開時期についてのご案内 | phoenix blog


・6月に入り自粛解除。店頭は世間が自粛解除しても全面解除は怖い、ということで「月曜~金曜の平日のみ11時~16時まで。水曜定休日。土・日曜臨時休業」という変則的な営業を行っていました。

6月1日より段階的に店頭営業を再開します!まずは時短と曜日の制限ありから。 | phoenix blog


・で、6月15日から通常営業。


6/15(月)より営業時間を通常に戻します。 | phoenix blog


6月23日現在も営業時間は通常通りですが、店内に3組以上のお客がいると2mの距離を保てない、ということで店内入場規制を行っています。

 

・これらの情報を各種SNS、Blog、グーグルビジネス、などで発信し続けていました。


たまに「どのSNSだけやればいいですか」という質問を受けますが、「お客がやっている可能性がある媒体は全部やるしかねぇ(;´Д`)」というのが回答となります。

ほんとに「遊びじゃねぇんだ、SNSは!」ってなものです。


あ、グーグルビジネスは営業時間修正や定休日変更などがある際は、こまめに変えたほうが良いです。

さて、6月下旬に入りコロナも一段落(第2波怖いが、、) 以前からやりたかったタンナー訪問を開始しました。


なぜこのご時世にたつの市&姫路市に行ってきたのか

毎年11月に兵庫県たつの市で行われているひょうご皮革総合フェア&たつの市皮革まつり

もう5年〜6年バスツアーをこの日にあわせて決行していますが、個人的に一番の目玉はニューレザーコンテストです。


村木るいさんの「人に話したくなる革の話」/ニューレザーコンテストでタンナーの底力を見てきた、という話を動画で解説しよう | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

ここで行われているニューレザーコンテストはタンナーさんが様々な革を出展しています。中には販売用もあるし、到底販売には向かない品などもあります。

で。
このコンテストの上位入賞の革はそれはそれで面白い革も多いのですが、入賞していない革も面白いものが多数存在します。いや、むしろ入賞していない革ほど尖っている革は多いように思えます。

上記の革などは面白い作り方をしているな、と思ったのですが入賞していませんでした。


今回JLIAのblog仕事にかこつけて、タンナーに直接訪れてタンナーを紹介しつつ、どういう作り方やどういう考え方でこの革を作ったか、を聞きたおそうと思います。


姫路市高木のタンナーアルファレザーに挨拶

アルファレザーさんは2年前のニューレザーコンテストで高度加工部門で受賞されたタンナーさん。この革は私は個人的に購入し使っていますが、使ってみてわかる面白い革でした。


で、行ってみると加工の真っ最中。

この革って小さいからカーフ(子牛)、、、にしてはちょっと繊維がゆるい感じがするなぁ


アルファレザーさん

「これはな、鹿やで。鹿革を預かって

表面加工、その後に

透明フィルムを貼っている最中やね」

透明フィルムを貼ることで汚れ防止や染料の色移り減少にもなります。


この表面にある血筋のような模様は鹿本来が持っているもの?


アルファレザーさん

「いや、これはこちらで模様をつけているんだよ。

印刷じゃなくて手作業で

このように模様をつけることで、

より面白い表情にすることが可能になるんよ」


アルファレザーさんは、仕上げが得意なタンナーであり、この鹿革にしても同業他社さんからの依頼で仕事を行っています。


最近なにかおもしろい革作った?


アルファレザーさん

「もちろんあるで( ´∀`)bグッ!」

こ、これは革の中央にクロコの背中 1本型押し、、、これ、通常のやり方では面倒くさいやり方なのに(;・∀・)


これ、面白い型押し革なんだが、「これを買って鞄にする」よりも「このまま壁に飾る」ほうが見栄えするだろうになぁ。素材としての革ではなくて、インテリアとしての革になる。


※革に型押しする版は畳一畳ほどの大きさがあり、その中にクロコの背中模様が3~4ほど連なっています。そのためこのように1つだけを真ん中に押す、というのはすごく面倒くさく、かつ、嫌がられる。

写真の加減で金色に見えますが、表は金色・裏面は銀色のリバーシブル模様の革となっています。


革は表面の銀面と裏面の床面では繊維の密度が異なります。通常の鞄や財布などは裏面床部分が見えなくなるように布や薄い革を貼る、という工程が必要となります。
この革の面白さは表に金・裏面部分の床に銀にすることで、作業工程の簡略化・軽量化などが可能となります。


ALPHA LEATHER'S GALLERYさんの作品一覧 | ハンドメイドマーケット minne


アルファレザー | LINE Official Account



7月5日に革の市

アルファレザーさんが所属する姫路市高木では、革の里(in ポケットパーク花田)という場所で7月5日に革の市が開催されます。アルファレザーさんもこの日に出店されます。


毎月、第1日曜日に「革の里」構内駐車場において開催される「革の市」。
皮革素材や革製品の販売はもちろん、革の里館内にてキットによるコインケース、ペンケースなどを作れる体験ワークショップも行われます。

みなさま、是非ご来場ください。

<≪姫路 革の市≫毎月第一日曜日開催 皮革の即売市 - 革の市≪姫路市で毎月開かれる皮革製品、レザークラフト革素材の直売市≫

革の里紹介:レザータウン姫路 革の里 レザークラフト教室|財布・靴・革細工|革の市|皮革工場見学 -はりまるしぇ


ポケットパーク花田 - Google マップ 



たつの市のシンヤ工業所へ

シンヤ工業所さんへは事前にアポを取り、日本皮革産業連合会のblogを書いています、と挨拶してから行っています。普段見学などを受け入れているわけでもありませんので突然訪問!などは絶対にやめて下さい。



シンヤ工業所ってどんなところ?

皮革素材メーカーのシンヤ工業所

紹介:シンヤ工業所 | 日本のタンナー | 日本革市


上記リンク先サイト「日本革市」の説明が丁寧でまとまっています。
HPでもありますように車用の革、クラフト用革、クロム革、グローブ革、ドラムタンニンなど多岐に渡る革を作られています。


タンナーさんは各社によって得意分野が異なります。シンヤ工業所さんの革は、触った限りではコシのある革が得意なように感じられました。

工場は大きく、大勢の人が働いているように感じました。今回訪問した際にはコロナの影響で少し規模を縮小して働いておられました。

ニューレザーコンテストの革を見せてもらった

さて、念願の昨年のニューレザーコンテストの革を見せてもらいました。

この革をコンテストで見て面白いな、と思ったのは「革1枚にこれだけランダムに線が書かれている」のが面白いわけで。例えばA4なりA3 1枚にランダムに線を書くのはそれほど難しくないです。腕を動かしたら描ける大きさはそれほど苦労しません。

ですが、革1枚全体になるとそれを行うだけの場所とその作業をするだけの体力と気力が必要となります。

コンテストでは赤地に黒のみだったのに随分と多色がありますね?


シンヤ工業所さん

「これはサンプルとして

作ったものですね。」


これって、このような模様が存在するわけではなく、実際に筆を使って革1枚に自由自在に書いていますよね?


シンヤ工業所さん

「そうですね。模様がついたプリントも

存在するのですが、

このような模様は存在しません。

ですので、

当社の人間が一人で

このように筆で書きました」


これって、「素晴らしい革だ!じゃぁ鞄で使うから50枚注文!」とか来ると大変じゃないですか


シンヤ工業所さん

「そうですね(;・∀・) 1枚1枚

手で書いていきますので、

作業量が大変です。

あと、この革は割れがあるんですよ」


表面が割れるんですか? プレスか型押しの問題ですか?


シンヤ工業所さん

「いえ、そうではなくて、

この筆で黒い線を書く、という際に

筆の加減で

ボタッと垂れてしまうと

ダマになってしまいます。

その黒いダマの部分に

厚さが生じてしまい、

曲げると割れることがあるんですよ」


あ~、仕方ないんじゃないですか、それはもう。アヴァンギャルドの代償でしょう。

色々と貴重なお話が伺えました。グローブや車用革などのブレが許されない革を作るシンヤ工業所というタンナーがこれだけブレ幅の広い革をコンテストに出しているのは面白かったですね。


シンヤ工業所様、ありがとうございました!


皮革素材メーカーのシンヤ工業所


シンヤ工業所 - Google マップ



姫路市御着のレザーカフェに

帰りに、「そういや行ったことなかったな」と思い姫路市御着のレザーカフェに。

ここは御着四郷皮革協同組合が17年9月に作ったスペースです。内容としては御着のタンナーさんの作った革の販売を行っています。レザーカフェ、という名称ですが、カフェ機能は自動販売機によるお茶購入くらいだと思ってください。


なんで飲食業してないの?


レザーカフェさん

「飲食業の許可を得ようと思うと

すごく大変で」


あぁ、保健所の管轄ですからトイレの設置やら、資格やら色々ありますからねぇ。。じゃぁ、この場所のメイン機能は?


レザーカフェさん

「御着のタンナーが作った

革の販売となります」


例えば「この革が次回もほしい」、といった場合は?


レザーカフェさん

「ここで販売しているのは

御着のタンナーが作った

革のサンプル品などになります。

そのためここの在庫のみと

思っていただいたほうが良いですね」


例えば「私はメーカーなので30枚ほしい」とか「定期的に10枚ずつほしい」などの話になると?


レザーカフェさん

「ここは組合が運営しておりますので

『その革ならば~~

タンナーが作っていますので、

紹介します』

ということは可能ですよ」


常設展示場みたいなものですな。下記の革はまたちょっと変わった風合いで面白いですね。

Leather cafe

営業日:月曜日・水曜日・金曜日
営業時間:午後1時30分から午後5時まで
場所:姫路市四郷町山脇150-1  (株)三昌 内
電話番号:080-6219-3403
運営:御着四郷皮革協同組合

Leather cafe - Google マップ

※現在コロナの影響で変則的な営業時間となっています。必ず電話してから行ってみてください。


革の仕上げ工程、という面白さ

以前も紹介しましたが、革の仕上げ工程は「革に対するお化粧」みたいなものです。
革のナチュラルな仕上げも面白いのですが、上記にあげたようなアヴァンギャルド、、、一歩間違えば突拍子もない表情も出せるのが革素材というものの懐の深さです。


村木るいさんの「人に話したくなる革の話」タンナーという仕事には色々あって、それぞれに世界が全然違う、という話 | 欧米ブランドに「負けていないぞ !」 | JLIA 日本皮革産業連合会

革屋さん、という商売は「見た人の4割(6割かな)がほしいと思うんじゃないかな、この革は」「あの会社なら50枚は使いそうだ!」という革じゃないと怖くて仕入れられません。

上記にあるような仕上げ加工の革は、それほど需要が高いというものでもありません。ただ、ほしい人は地球の裏側からでも買いに来てくれる革だと思います。

「じゃぁそういう革はどうやって手に入れたら良いんですか?」 仕上げの革は少数からでも対応可能なものもあります。

「そういうものを実際に見たいならばどうすればいい?」 そこで11月のたつの市皮革まつりのニューレザーコンテストなわけです。ここで革を見て「これ面白い!」と思ったら直接タンナーに相談してみるべきです。

 

今後予定

6月に入って依頼があり、チラホラと機械の講習や革の講習などに行っていました。


今後は・・・

7月11日(土)・12日(日) 革日和 in 熊本のために会場探しの視察。で、視察だけじゃつまらないのでレザークラフトショップ ANGEL 《熊本レザークラフト教室・革材料販売.革製品販売》にて、革の講習予定。空き状況などはレザークラフトショップANGELさんにお問い合わせください。


7月19日(日) 7月19日(日)教えるフェスタ2020《11人の数珠つなぎライヴ配信》 | サンプル師が教えるバッグ教室参加


10月2日(金)・3日(土) ジャパンレザーアワード(現在、事前エントリースタート)審査会にて革日和出展予定




カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウィルスに関する東京都独自の警戒情報「東京アラート」解除に伴い、休業要請が緩和されました。
6月19日からは全国での都道府県をまたぐ移動の緩和やプロスポーツの無観客試合なども容認。百貨店、商業施設でのイベントも続々と行われています。
そんないま、再開するジャパンレザー関連イベントをまとめました。参考にしていただけますように。


「東日本ハンドバッグ工業組合有志 ポップアップイベント」~6月17日
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東日本ハンドバッグ工業組合 恒例の販売イベントが東京・池袋 東武池袋駅 地下コンコースで開催中。
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清川商店、キクヒロ、三和袋物ほか有志メーカーが出展しています。バッグをはじめ、財布、ポーチ、小物など幅広いアイテムが好評。
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つくり手ならではの知識、視点で製品を紹介。リピーターの顧客が訪れ、連日盛況。
本日6月17日、最終日となりました。お見逃しなく。
  ‹https://www.kawanowa.com/popup_ikebukuro20200610/


エキュート東京「TOKYO Leather Creation」~6月21日

東京を拠点とするファクトリーブランド、「パーリィ」と「アナック」が期間限定イベント「TOKYO Leather Creation」をJR東京駅改札内の商業施設「エキュート東京」イベントスペースA(粋 イキスイ)で開催中。
バッグ、財布、革小物を中心に革の持ち味を生かした製品を展開。メンズに強い両ブランド。時代をとらえた新製品開発に定評がある「パーリィ」。スマートフォン関連アイテム、ステーショナリーなどの、ジェンダーフリー&エイジフリー感覚が幅広いユーザーに支持を広げています。「アナック」は老舗ベルトメーカーでもあるので、ベルトのクオリティは抜群。ともに父の日ギフトに最適です。
  ‹https://www.ecute.jp/tokyo/limitedshop/1454


新潟伊勢丹「ABALLI ポップアップ」~6月23日
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新潟県を拠点とする注目ブランド「ABALLI」が新潟伊勢丹1F「越品ステージ」でポップアップイベントを行っています。
国内最大のレザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award」歴代の部門賞を2回受賞したほか、国内外での受賞歴を重ねる実力派。新作メガネケースをお披露目するほか、革小物を中心に展開。土・日には、デザイナー 加藤光也さんが実演販売。名入れ刻印対応し、人気を集めています。(画像:「ABALLI」SNSアカウントより)


神奈川・上大岡 京急百貨店「JAPAN レザークリエイターズ」~6月24日
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恒例イベント「JAPAN レザークリエイターズ」が神奈川・上大岡 京急百貨店で開催中です。会期は2部制になっており、前半は「Via」と「KUGIRI」が出展。後半はフルラインナップとなり、革鞄、革小物を手がけるクリエイターが個性を競います。
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6月20日は、「一粒万倍日」「天赦日」が重なり、2020年最高の幸運日といわれます。
梅雨時期にお財布を買い換えると縁起がいいといわれるようになりました。雨による「水の気」がお金の不浄を取り除き、金運をアップさせてくれる、という風水の考え方があるそうです。
また、6月21日は「父の日」。今年実施されたアンケート調査の複数で、財布、革小物が上位にランクイン。上質な日本製革製品をお求めのかたが多く訪れているのだとか。

「新型コロナウイルスの影響が少なかったかたにとって、10万円の給付金の存在感が大きかったようです。
京急百貨店さんでは何度もやらせていただいておりますので、リピーターのお客さまが初日からお出かけくださり、ほんとうにありがたいです。ご友人にやっと会えるから、新しいバッグを・・・とお求めくださったり、父の日にちょっといいものを贈りたい、自分へのご褒美にいいものをお探しのお客さまがいらっしゃいます。
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このタイミングに合わせ、新作の財布を発表し、ご好評いただいております。今回数に限りはございますが¥35,000以上(税込)お買い上げの方にオリジナルマスクをプレゼントしておりますので、どうぞお立ちよりください」(デザイナー たかつよしえさん)。

新しい日常と開放感とともにおしゃれを楽しもうというポジティブな気持ちに日本製革製品が寄り添うことができ、うれしいですね。ファッションの役割を改めて考えさせられます。会期は6月24日まで。
  ‹https://viavitavia.exblog.jp/


そごう千葉店「sato-ca ポップアップショップ」~6月22日
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注目ブランド「sato-ca(サトカ)」のポップアップショップがそごう千葉店でスタートしました。
絵画的で独特な色づかいや柄、アクセサリー感覚で装うバッグや小物で「こころを動かす」「お客さまのよろこびが長く続く」ものづくりを目指し、2013年春夏シーズンにデビュー。同ブランドを立ち上げた境郷子さんは学生時代から油絵、コスチュームジュエリーをはじめ、さまざまなジャンルで活動する多才な女性クリエイターです。
繊細なレーザーカットの装飾(レースのようなフラワーモチーフ)をあしらった「レースの庭」シリーズをはじめ、新作、定番をラインナップ。会期は6月22日まで。
  ‹https://www.sato-ca.com/


すみだまち処「まちのかばんやさん」6月26日~
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東京スカイツリータウンの商業施設、東京ソラマチ内の墨田区産業観光プラザ「すみだ まち処」恒例企画、「まちのかばんやさん ~新墨田鞄工会~」の次回開催が発表されました。「まちのかばんやさん」は「革製品のお店」をイメージした期間限定の展示販売会です。
「ものづくりの盛んな墨田区は、皮革製造業の街としても認知度を上げています。すみだ工房ショップをはじめ、工房でのワークショップ、カフェなどのマーケットなどでのイベントも多種多様に開催されています。
そうした新しい場所も含め、作り手として出会った者同士のネットワークをもとに構成。2020年夏の会は、ご好評いただいた今年3月のメンバーに加え、昨年大反響を起した〈 biz+u 〉が再び参加。7社のものづくりが集まります。
ビジネスユースから、日々の暮らしに癒しとなるようなインテリアまで、作り手それぞれの提案を、この機会にぜひご覧ください」(企画・運営 ATELIER YAUYAU 吉武真理さん)
会場(すみだ まち処)のエントランスには速乾性の消毒液を設置し、スタッフもマスクを着用。レジにはシールドを設置するなど、ソラマチが全館をあげて取り組んでいる感染予防のための対策を徹底し行うそうです。
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イベントの傾向を伺うと・・・
「お客さまがバッグや革小物などに求めるものは、軽量さ・実用性・機能性・デザイン・コスパなどなど、本当に十人十色ですよね。まちのかばんやさんは、出展者それぞれが異なるカラーの持ち主ですので、おのずと品揃えが幅広くなり、年齢や嗜好の異なるお客様毎回に楽しんでいただけていると感じています。
作家としては、他の作り手さんの革の魅力の引き出し方・ご覧いただくための工夫など、学ぶことが多く刺激のある機会です。
私は〈 こは ひきて ぞ 〉という革のかごバッグのシリーズを展開しています。始めた当初は、かごバッグに組み合わせる内袋は、ナチュラルな印象を引き出す生成のみを使用していましたが、今回はスマートな印象になる黒い袋のものも半数用意しました」(吉武さん)

ステイホーム」が欠かせない時代、バッグとインテリア、インドアファッションのボーダーが薄らぎ、自由に楽しめるアイテムが人気。吉武さんが手がけるATELIER YAUYAUでもそんなニュアンスが感じられます。使うひとのための「余白」が感じられ、それぞれの発想で自由に。内袋は洗濯できるのでウイルス対策が気になるかたも安心ですね。
  ‹http://yauyauyau.exblog.jp/


「革の相談会 Lized Support」(兵庫・姫路)6月28日開催
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レザークラフト革材料販売のGood Leather(兵庫・姫路)の講習会「革の相談会 Lized Support」が6月28日に行われます。
Lizedは、皮革用塗料メーカーがプロデュースするコンシューマー向けブランド。配合を前提とした高濃度の設計が特徴で革に合わせた調整ができるのが魅力です。
塗料の設計の視点から革を染める工程を紹介。前後半に分け、手染め体験と持ち込み革を含めての相談形式でレクチャー。
このほか製品のトライアル、エアブラシ実機での塗装、革についての相談など盛りだくさんです。(画像:同フェイスブックイベントページより)
  ‹https://www.facebook.com/events/2120890474721395/

カテゴリー: 国内革事情

政府の緊急事態宣言の全面解除から2週間が経ちました。感染再拡大の兆候は、一部地域を除き見られないようですね。
営業再開とともに経済活動の再始動が順調に進行しつつあるなかでの、ジャパンレザー関連のさまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


日本エコレザー認定制度10周年記念スペシャル動画 公開スタート

日本エコレザー認定制度ができて10年目。節目となる年を記念して、スペシャル動画を制作。先日、公開スタートとなりました。
一般社団法人日本皮革産業連合会 喜田副会長に「日本エコレザー誕生からの10年」をテーマにインタビュー。あわせて、JR九州のディーゼルハイブリッド車両「YC-1系」に採用されたエコレザーをご紹介。レザー好きのかたはもちろん、鉄道ファンのかたも必見ですね!

「エコレザーは、1990年代半ばからヨーロッパを中心に普及・発展し、2002年には中国でも本革エコマーク基準が発表されるなど、世界的なトレンドにまでなっています。
日本では、2006年に、NPO法人日本皮革技術協会と一般社団法人日本タンナーズ協会の協力の下に、日本エコレザー基準(JES)が制定されました。その認定業務は、日本皮革産業連合会が運営し、現在、多くの革が認定されています」(日本エコレザー基準認定事業ホームページより)。

  ‹http://ecoleather.jlia.or.jp/
 

「Japan Leather Award 2020」6月15日始動

レザープロダクトコンペティション「Japan Leather Award 2020」公式サイトを6月15日(月)から公開予定です。毎年進化する「Japan Leather Award」。今年も時代に合わせてチューニング。ご期待ください!
昨年度の公式サイトでは、グランプリをはじめ、各賞の受賞作品がご覧いただけます。ご応募予定のかたは前回のおさらいをなさってみてはいかがでしょうか?
  ‹http://award.jlia.or.jp/2019/


「豊岡財布」新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」スタート 

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」。東京・丸の内の旗艦店、ポップアップイベントをはじめ、多彩な発信が好評です。「豊岡鞄」に続き、「豊岡財布」、「豊岡小物」がラインナップ。上質な革製品、ものづくりの目印として、認知が広がっています。
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そんな「豊岡財布」の新企画「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」が始動。6月5日、情報解禁となりました。第一弾は京都府の「丹後織物」とのコラボレーション。技術に優れた豊岡鞄職人と日本の伝統文化によるミックスアップウォレットをリリース。

ものづくりの街、豊岡のオリジン「柳行李」をモチーフにカットワークを施したレザーと「丹後織物」の組み合わせが絶妙! 着物生地をアップサイクルし「重ね」という着物文化の美意識を表現しています。
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「地域の伝統産業の活用や日本というアイデンティティを表現できるモノにフォーカスすることで、これまでに無い製品を生み出しカタチにしていく。多様な素材と様式を交換し、財布というフォーマットに落とし込むことで面白さや違和感が商品の価値に変わる製品づくりに取り組みます」(「TOYOOKA ZAIFU PROJECT」特設ページより)

店頭販売は7月スタート予定。楽しみですね。くわしくはリンク先をご参照ください。
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/toyookazaifuproject/


当サイト「ショールーム」で最新情報続々更新
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当サイト、日本皮革産業連合会ホームページでは、皮革産業各社から寄せられた最新情報が公開されています。
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伝統的技法を生かした黒桟革が国内外で高く評価される兵庫・姫路の坂本商店のホームページ リニューアル、上質なシューズを提案する銀座ヨシノヤの夏の新作コレクション、鞄産地 兵庫・豊岡から発信する人気ブランド「アートフィアー」の新作バッグ・・・と多彩なニュースが掲載されています。
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ぜひ、ご一読ください。
  ‹https://www.jlia.or.jp/


猪瀬昇一さんが旭日小綬章を受章
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老舗鞄メーカー 株式会社猪瀬の会長・猪瀬昇一さんが、令和2年春の叙勲において、旭日小綬章を受章なさったことが同社公式サイトで発表されました。(画像:猪瀬公式サイトより)
平成19年10月から平成24年3月まで一般社団法人日本鞄協会の理事長を務め、鞄業界の発展に尽力、寄与なさった功績を評価されての受章となったそうです。
「今後もものづくりを通し、業界の発展に務めることで社会に貢献できるよう邁進してまいります」(同社公式サイト)。
半世紀以上、技術を磨き続け、現在でも多くの職人が在籍、次世代へと継承。猪瀬さんの情熱が日本の鞄づくりの未来を照らします。
  ‹https://www.flathority.com/


玉川髙島屋「wisteriafujiwara オーダーイベント」6月17日~

人気シューズブランド「wisteriafujiwara(ウィステリアフジワラ)」の公式サイトで、オーダーイベントの次回開催を発表! 6月17日(水)から玉川髙島屋で行われます。
パンプス、スニーカー、シューズのフルラインナップで展開予定です。新しい日常のニューノーマル アイテムとして必要な新しい一足に出会ってください。
  ‹https://wisteriafujiwara.jp/


台東区立産業研修センター「ファッション・マーケティング講座」7月8日開催
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台東区立産業研修センター恒例の「ファッション・マーケティング講座」が再開決定。「21年春夏のカラーと素材傾向を読む」をテーマとし、7月8日(水)に行われます。
講師はジャルフィック代表 池田正晴さん。「東京レザーフェア」の「トレンドラボラトリー」監修でもお馴染みです(画像:前回開催時に撮影いたしました)。
今回、「東京レザーフェア」が延期となったため、情報が得られずお困りのかたにおすすめです。申し込み方法などはリンク先をご参照ください。


セブン-イレブンが非接触決済サービス導入

コンビニエンスストア最大手「セブン-イレブン」が6月11日(木)より、NFC(Type A/B)によるクレジット、デビット、プリペイドの非接触決済サービス(NFC Pay)を開始するとプレスリリースで発表しました。
店舗の従業員にカードを渡さずに、レジの客側にあるリーダーに非接触IC対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)をかざすだけで手早く支払いができるそう。
セブン-イレブンに続き、イトーヨーカドー、ヨークベニマル、ヨークマート、ヨークフーズ等のセブン&アイグループ各店舗にも今秋を目途に非接触決済サービスを拡大し、キャッシュレス決済がさらに進化。
パスケースに入れたままでのカード決済が浸透する可能性も。今後はウォレットポーチ、スマホポシェットとパスケースなどを組み合わせた使い方提案に期待が寄せられます。
  ‹https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000006846.html

カテゴリー: 国内革事情

新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国的に解除され、経済活動が徐々に再開しています。皮革関連企業の個展や「東京レザーフェア」関連企画、百貨店での催事など、動き出したつくり手たちの動向の一部をまとめました。どうぞ、参考にしていただけますように。


皮革関連企業の個展スタート
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東京・浅草周辺エリアの皮革関連企業の個展が6月上旬からスタートしました。完全予約制でソーシャルディスタンスに配慮し、適切な状況で行われるようです。
「東京レザーフェア」公式SNSアカウントでは最新情報を続々発信。現在、「富田興業」「久保柳商店」の個展が公開されています。また、トレンド発信でお馴染みの「丸喜」は、6月8日から。くわしくは各社の公式サイトをご参照ください。
 「富田興業」
  ‹http://www.tomita.co.jp/news/
 「久保柳商店
  ‹http://kuboryu.com/
 「丸喜」
  ‹https://marukileather.jp/


「TIME & EFFORT」靴産業150周年 特設ページ 新コンテンツ更新
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革靴産業が誕生してから、今年で150年目。革靴に関する歴史やカルチャー、イベントなどの情報を毎月ご紹介! 
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今回は「靴歴史エピソード」 - 人と靴と出来事と - < 軍需産業期/明治~大正 > 編(および、< 産業創設期 > 編 文末に加筆)、「靴暦365」5月分まとめ(アーカイブ)の2本立てです。
貴重な資料や写真、画像も登場。このサイトでしか見ることができない注目コンテンツを特別編集しています。ぜひ、ご覧ください。


「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」6月3日受付開始
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「東京レザーフェア」公式サイトで、「2021春夏 リネアペッレ トレンドオンラインセミナー」(6月12日)開催が発表されました。
リネアペッレトレンドセレクション総責任者、アントネッラ・ベルタニンさんがご登壇。事前登録制で行われます。6月3日に受付開始され、視聴方法や注意事項など確認のうえ、オンラインで受講します。貴重な機会をお見逃しなく。
  ‹http://tlf.jp/news/7190.php


「Toyooka Zaifu Project」6月5日始動

国内有数の鞄産地、兵庫・豊岡の地域ブランド「豊岡鞄」特設サイトでWeb展示会が行われています。
バッグ、鞄に続いて財布も登場。「Toyooka Zaifu Project」がいよいよ 6月5日からスタートします。新作財布のお披露目、ご期待ください。
  ‹https://www.toyooka-kaban.jp/news/254/


「デザイナーズビレッジ ライブ」 6月6日・7日開催
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現在、第一線で活躍するクリエイターを多数輩出するインキュベーション施設、「台東デザイナーズビレッジ(デザビレ)」に入居するクリエイターたち(有志)のライブ配信が6月6日・7日の2日間行われます。
例年、デザビレでは、この時季に施設公開を行い、入居者各室を見学することができるのですが、今年は開催延期となり、その代替企画としてライブ配信が決定。参加するクリエイターとタイムテーブルも発表されました。
外出を慎重にしたいかた、他のエリアにお住まいのかたにもおすすめです。ぜひ、チェックしてください。(イベントハッシュタグ→#デザビレライブ
  「台東デザイナーズビレッジ
  ‹http://designers-village.com/

       「イベントページ
   ‹http://designers-village.com/dezaville/designers-village-live/

   「デザビレライブ」インスタグラムアカウント 




大阪タカシマヤ「n.number ポップアップショップ」6月9日まで開催
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シンプルなデザインワークとオリジナリティあふれるレザーにより、バッグ、財布、革小物を展開する「n.number」。デザビレ起業塾卒業生の女性クリエイター 三上直美さんが、いまを生きる女性たちにエールを込めて。
働く女性にとっての使いやすさ、使いたいもの、ほしいものを追求。洗練されたテイストと感度、タンナー、ファクトリーとの連携で仕上げた丁寧なものづくりが好評です。
加工技術に優れた和歌山のファクトリーをはじめ、ほとんどのプロセスを国内で完結。移動や輸送への配慮が必要な、withコロナ時代に相応しいサスティナブルなコレクションを発表。ポップアップイベント、SNSでの情報発信を通して、共感の輪が広がっています。
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今回のポップアップイベントの反応をお聞きしました。
「通常、私自身、店頭で対応させていただくことが多いのですが、新幹線移動などを考慮し、別の販売スタッフさんにお願いしています。
最近よく、"リベンジ消費"というワードを聞きますが、お買いもの、というよりも、外出できることや、誰かと会話できることを楽しんでいらっしゃるようです。
大阪では何度か(イベントを)やらせていただいているので、リピーターのお客さまが駆けつけてくださって、ほんとうにありがたいですね。
 
大阪のお客さまには明るい色の商品をお迎えいただくことが多く、リクエストいただいたゴールドをご用意したのですが、いまのところ、手染めのブラックのご要望ばかり。ちょっとびっくりしています。
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アイテムとしては、売れ筋のお財布ではなく、名刺入れとスマホポシェットのお問合せも増えました。
 
春財布の時季が終わっているものの、実は財布って、意外とシーズンを問わず年間通して買っていただけるアイテムで、エヌ・ナンバーでも主力なので、意外な反応です。
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社会人一年めの皆さん 本格的なスタート、おめでとうございます。やっと出社できますね。人生で最初に使う "ファースト・カードケース"として選んでいただけると、うれしいです。
お父さまとおそろいでお使いいただける色もご用意しておりますので、父の日ギフトにいかがでしょうか。
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スマホポシェットは、リモートワークによる需要かも?と推察しています。
在宅での業務、家事、育児・・・などなど、たくさんのToDoをこなすなか、おうちのなかでポケットのない服を着ていても、手ぶらでスマホを持ち運びつつ、スムーズな移動を。毎日の慌ただしい時間を便利にしてください。
日常のなかで、ちょうどいい華やぎを感じていただけますように」(三上さん)

週末は、営業時間内にインスタライブを実施。東京のアトリエと大阪の店頭とを結び配信。出品ラインナップの紹介、財布の新色(ゴールド)のくわしい解説が好評でした。
ライブで視聴できないユーザーのためにアーカイブに残し視聴可能に。この効果で来店客が増え、着実にお買い上げにつながったそうです。
  「n.number」

緊急事態宣言の解除とともに店頭に賑わいが戻りつつあるよう。この夏、国内旅行への補助金制度も報道され、消費の復調にも期待が寄せられます。

プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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