欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2012年1月 の記事

カテゴリー: 国内革事情

東京ビッグサイト 西展示場にて
「JFW インターナショナル・ファッション・フェア(IFF)」 1月展が
本日 1月25日(水)よりスタート。

社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)が初めて団体出展し、
バッグをはじめ、 靴や革小物など、
24社が参加しています。

 

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受付では、ご来場者のかたへのプレゼントも。
特製革小物、大人気です !
DMをご持参のうえ、アンケートにお答えください。
会期中、ご用意がありますので、
これからお出かけの
ご予定があるかたはぜひ、お立ち寄りください。

 

 

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昨年、消費者のみなさまを巻き込むべく大幅にリニューアルされ、
ご好評いただいたコンテスト
『Japan Leather Award 2011』のコーナーも設置。

グランプリをはじめ、
各部門賞と特別賞の受賞作品が展示されています。

Japan Leather Award 2011の審査員長としてもご活躍された
株式会社 阪急阪神百貨店  横山 勉さんもご来場。
クリエーターの話に耳を傾け、
熱くジャパンレザーの未来を語っていらっしゃいました。

 

IMG_4518.JPGのサムネール画像

 

今年の『Japan Leather Award 2012』は
ますますパワーアップしそう !  楽しみですね !!

 

レポートは次回に続きます。

 

 

 


その他レポートを
『Japan Leather Award 2011』オフィシャルツイッターで
お知らせしています。

こちらをごらんください。

https://twitter.com/#!/search/leatheraward

 

 


また、こちらもあわせてご覧ください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2012/01/jfw-iff11.html

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

2011年11月30日(水)~12月13日(火)の二週間、
阪急阪神百貨店 西宮阪急にて
『Japan Leather Award 2011 in 西宮阪急』が開催されました。

 

西宮売場.JPG

 

Japan Leather Award 2011 グランプリをはじめ、
各部門賞と特別賞の受賞作品が展示・販売。
[ ただし、販売については受賞者と西宮阪急の直接契約によるもので、
 社団法人 日本皮革産業連合会(JLIA)は関与していません。 ]


会場内で配布された小冊子
『Discover Japan  DESIGN』(枻出版社)特別編集
『Japan Leather Award 2011 受賞報告』
(グランプリをはじめ各受賞者のインタビュー、
 アトリエのようすが掲載され、
 ジャパンレザーのいまが伝わる内容)に

たくさんのかたがたがじっくりと目を通し、受賞作品を手にとり、
高い技術力、個性を楽しんでいました。

 

西宮阪急主催のイベント
「ジャパンレザーアワードバザール」が同時開催。
「Japan Leather Award 2011 西宮阪急セレクション」として、
Japan Leather Award 2011に応募された
メーカーのなかからセレクトされた商品が販売。

 

メディアで多数取り上げられ話題の取り組み、
「コトコトステージ」でも
「革の魅力」というテーマでさまざまなコンテンツで展開。
靴職人の吊り込みやカービング職人の実演、
親子で体験できる革小物づくりのワークショップを開催。
連日、大盛況となりました。

 

またこれらのようすは現在、
日本皮革産業連合会HPの映像コンテンツ
『JLIA TV』にて前・後編に分け、配信されています。

 


『Japan Leather Award 2011 in 西宮阪急』リポート 前編では
西宮阪急 佐藤店長のコメントが。
「革の魅力」というテーマでさまざまな展開も。
「アイデアの斬新さ、“つかいやすさが、美しさ。”という
 テーマが反映したもの、
 商品のバリエーションと価格がそろっているものが、
 お客様に評価されています。
 長く使える、使うほどに価値が深まる、
 自分のものになっていく・・・そんな価値観と
 クリエーションをミックスさせ
 伝えていくことが大事」とつくり手にエールが。

 

インタビュー2.JPG

 

後編では、グランプリ受賞者 菅野 光広さん(靴工房MAMMA)による
靴づくりの実演も紹介。
ご来店なさった多くのかたがたは足を止め
国内外の各地で修業を重ねた
ハンドソーンのテクニックに魅了されました。

 

西宮インタビュー1.JPG

 

また、ワークショップご担当
レザークラフトフェニックス  村木 塁さんのコメントも。
「(このような)体験を通して
 革製品づくりは手軽にできることを実感してもらうのが
 私たちのよろこびです」。
小さなお子さんから高齢者まで幅広い年代のかた、
初心者でもかんたんに完成させることができるプログラムは
さまざまな工夫と
実践の蓄積によるものなんですね。

 

動画だからこそ、伝わる臨場感と熱いトーク。
ぜひ、ごらんいただきたいです。

http://www.jlia.or.jp/enjoy/jliatv/

 


日本皮革産業連合会(JLIA)では、
日本の皮革産業を担う人材を育成するため、
Japan Leather Award をはじめ、
さまざまなプロジェクトが実施される予定です。

こちらのブログでも
ご紹介していきますので、ぜひ、お楽しみに。

 

 

 

 

こちらも併せてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2012/01/japan-leather-award-2011-in-2.html

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 国内革事情

 

 

ものづくりの街として知られる東京の東側 台東区を拠点とした
若手職人、実力派ブランドを紹介するイベントが
東京・青山 スパイラルガーデン ギャラリーで開催されました。

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「台東発 気鋭のザッカブランド」のプロダクト、
次世代を担う若き職人たちのパネル展示ほか、実演も加え、
地場産業のさまざまな魅力を発信。

 


来場なさったかたがたにもしっかりと伝わっていたようですよ。

 

 

会場でも紹介されたものづくりの現場については
こちらでもごらんになれます。

業界団体に加盟している企業約700社の中から、
特に技術力、企画力、品質管理に
抜きんでたメーカーを厳選。
経営者へのインタビューを通じ、各企業の強みが
浮き彫りにされています。
「台東ファッションザッカフェア2011
 ~OEM製造メーカーのご紹介~」

http://www.taito-zakka-fair.jp/oem/index.html

 


恒例の「ザッカデザイン画コンペティション」は
台東ザッカフェア実行委員会 主催、
台東区、東都製靴工業協同組合、 東京都靴卸協同組合、
社団法人 東京鞄協会、協同組合 東京ハンドバッグ協会、
東京服装ベルト工業協同組合、 協同組合 東京帽子協会、
協同組合 資材連が後援し共催。

 

負けていないぞ 5.JPG

 


30年もの歴史があり、数々のクリエーターを

輩出してきたコンテストです。
3,000点以上の応募作から選出、受賞作品も展示発表。

最終審査の結果(以下 受賞者は敬称略)は
以下のとおりです。

 

 

 

 


大賞
 

『ORIGAMI BAG』
 平石 唯(ヒライシ ユイ)
 所属 : エスモードジャポン / 東京校
 製作 : 株式会社 服部

 


【各部門最優秀賞】


クツ部門


『60'Sブーツ』
 中司 舞(ナカツカ マイ)
 所属 : 大阪モード学園
 製作 : 株式会社 シャミオール

 


カバン・バッグ部門

 
『Spiral Bag』
 金井 美奈(カナイ ミナ)
 製作 : 有限会社 丸ヨ片野製鞄所

 
 

帽子部門 


『りぼんの麦わら帽子』
 木村 千春 (キムラ チハル)
 所属 : マロニエファッションデザイン専門学校
 製作 : 株式会社 ベルモード

 

ベルト・サスペンダー部門
 

『テーラードサスペンダー』
 山口 幸子 (ヤマグチ サチコ)
 所属 : 名古屋モード学園
 製作 : 有限会社 吉沢商店

 


革小物部門


『アンブラメンコ』
 吉田 恵 (ヨシダ メグミ)
 所属 : 上田安子服飾専門学校
 製作 : 株式会社 山藤

 


審査員特別賞
 

『スーパーリリアンシューズ』
 小島 玲子 (コジマ レイコ)

 
 

 


【各部門入賞作】

 

クツ部門  

 

『ペットシューズ』
 谷口 美穂
 (文化服装学院)
  

『柔らかなもの』
 鶴田 佳奈子
 (文化服装学院)
  
 
『三ッ編みブーティ』
 谷口 美穂
 (文化服装学院)
 
 

 

カバン・バッグ部門 
 

『サスペンダーバッグ』
 竹下 香
 (バンタンデザイン研究所名古屋校)
  
 
『変形箱バッグ』
 稲葉 直子
 (ヒコ・みづのジュエリーカレッジ)
  
 
『Jeansパッチワークバッグ』
 曺 鳳成
 (文化服装学院)
 
 

 

帽子部門 

 

『耳隠し風ベレー帽』
 あをやま めぐみ
 (文化学園大学)
  
 
『SNOW HAT』
 坂本 栞
 (首都大学東京)
  
 
『三つ編みブレードハット』
 岡野 あゆみ
 (文化服装学院)
 
 

ベルト・サスペンダー部門 

 

『Holiday ~休日に外出したくなるベルト~』
 矢部 修平
 
  
 
『オーバーガーターベルト』
 田窪 純
 
  
 
『Top of Suspender.』
 松木 彩乃
 (文化服装学院)
 

 

革小物部門
 

『Bee Key』
 金 才仙
 (名古屋モード学園)
  
 
『chief pocket』
 山田 佑太朗
 
  
 
『in sense』
 福岡 晶子
 
 

 

 

このコンテストは台東区のザッカメーカーと
ゲスト審査員で厳正に審査されました。

 


ゲスト審査員(敬称略)

 

鴨志田 康人
 株式会社 ユナイテッドアローズ  UA本部
 クリエイティブディレクター


高橋 理子
 HIROCOLEDGEディレクター 
 アーティスト


南馬越 一義
 株式会社 ビームス 
 クリエイティブディレクター


廣田 晋
 株式会社 小学館 
 ライフスタイル誌編集局
 通販事業室室長

 

 

最優秀賞受賞者には
応募作品の製品化サンプルが授与。

デザイン画のみの審査ではなく、同区内を中心とした
ものづくり企業とのコラボレーションにより
実際にバッグ、靴、ベルト、革小物・・・などの
サンプルをつくるのが特長です。


学生のフレッシュな感性と職人の伝統的な技術とが融合して
今回も新たなファッションザッカが生まれました。

今後、就職し、それぞれの企業で
企画、MDなどの担当となるであろう彼らが
デスクワークだけでなく、ものづくりの現場を知る
貴重な経験になったのではないでしょうか ?


そして、日本の、東トーキョーのものづくりが継続し
発展していきますように・・・
もっともっとたくさんのかたがたの手もとへ届き、
使っていただきたいと思います。

 

 


こちらもあわせてごらんください。

http://fashionjp.net/creatorsblog/suzuki/2012/01/2011-1.html

 

 

 

 

 

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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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