欧米ブランドに「負けていないぞ!」

2023年3月 の記事

カテゴリー: 村木るいさんの「人に話したくなる革の話」

月1回のスペシャルコンテンツ、村木るいさんの「人に話したくなる革の話」。
今回はコロナ禍以降のイベントの動向と、革で信頼をお金に変える、という話。西日本で行われたイベントのレポートとともに、イベント主催者でもある村木さんがコミュニティづくり、ファンづくりと信頼関係の大切さ、そして有料イベントについて伝えてくれます。ぜひ、ご覧ください。

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通常、皮革産業のさまざまなトピック、イベントのレポートなどをお届けしていますが、人気イベント「本日は革日和♪」を主宰する村木るいさんが月1回スペシャルコンテンツをお届けしています。イベント、セミナーなど精力的に活動する村木さん。皮革に関する確かな見識を有し、幅広い情報発信に支持が寄せられています。

当ブログでは、レザーに関心をもちはじめた若い世代のかたや女性ユーザーにお伝えすべく、わかりやすい解説とともに西日本の皮革産業の現状をご紹介しています。独自の視点・レポートが大好評です。

今後のスケジュールなどは下のリンク先をチェックしてください。



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毎度です! 「近所で大相撲春場所があったんですが、スーツケース転がしている外国人観光客・修学旅行生・大相撲力士が一緒になんばの繁華街を歩いている光景はなんてSFなんだろう」と感心したムラキです。

コロナ禍が一応、明けた、ということになっていますが、仕事場のある難波近郊は観光客の往来が激しめです。人の往来が激しくなった、ということで今回はイベント視察にからめて下の2点について書いていきますわ。

・コロナ禍以降のイベント動向 ~大阪・アート&てづくりバザール、名古屋革の相談会、姫路ペレテリア
・入場料を取るのは是か非か。コロナで変わったイベント参加者のマインド


オチとしては下の4点となります。

・各種値上げやコロナ禍により、消費者は価値ある、と思うものには有形無形問わずお金を出す
・失敗はしたくないから、「信頼」したところにお金を落とす
・「信頼」を積む行為を「継続」していくのが大事
・コロナ禍の最中になにか行動しているところは今、成長している

大阪アート&てづくりバザールを見てきた


3月18日(土)・19日(日)に行われた上記イベントを視察してきました。いつもお土産袋を作って革の出展者に話しかけます。



最終日の15時くらいに行きました。このくらいの時間帯ですとお客さんも少なくなり出展者もまったりとしているので、声かけやすいんですよ。接客中などは絶対声かけられませんので。

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行ってみると、休憩スペースでは「席をあけるように」などの注意書きもなし。入り口では消毒液はありますが、検温は強制ではなし。事前登録制などのシステムも一切なしでした。

来場者も多く、記憶にある限り最終日の15時過ぎでここまでお客さんがいるのは非常に珍しいです。

出展者に声をかけようにも、接客中の頻度が高く、挨拶しきれませんでした。(だいたいこのバザールでは革の出展者や、革を一部でも使っている出展者は50ブースはあります。)

コロナ禍の最中は来場者は少なくなっていましたが、昨年終わり頃から来場者数は急激に回復している気がします。また、出展者数も増えており、現在は抽選で落とされるようになった、とのことです。

このイベントはコロナ禍でこんなことをしていた


傍から見ているだけですので内情は詳しくわからないのですが、コロナ禍の最中でも「あぁ、こういう新しいことしているんだな」と見ていました。


・ハンドメイドがテーマのWebメディア構築


あなたの毎日を満たす、「好き」に出会う場所。

MeTAS+は
ハンドメイドのある暮らしに特化した
ライフスタイルメディアです。
ハンドメイド作家やものづくりに関わる人たちの
制作現場やこだわり、日常のお気に入りなどを共有していきます。

これ、すごいのは動画チャンネルも始めているんですよね。


このようなネット媒体やYouTubeチャンネルを作っても知名度なんて突然あがりません。ですが、リアルイベントでYouTubeチャンネルを宣伝できるので相乗効果が見込めます。

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さらに、会場で「会場で買ったものをハッシュタグ #てづバ戦利品をつけて投稿してね!」「投稿したのを見せてくれたら抽選でプレゼント!」なども行っている。つえぇなぁ・・・。



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動画やWebコンテンツ作成ってコスト(人的・時間・金銭)がかかりますので、手を出すのはかなり覚悟がいるのですが、よくやったなぁ、と驚きながら見ています。


・手作り品のイベント「アート&てづくりバザール」から猫限定イベント開始


次回は、7月1日(土)・2日(日)に開催されるそうです。こちらは手作り品限定ですが、猫がテーマのイベント。

このように特定もの(鳥なり犬なり)をテーマにイベント開催するのは個人のイベント主催者が多かったのですが、主催のテレビ大阪が猫限定で乗り出すとは、と驚きました。今年1月にも開催されていますが、おそらくこちらのほうを試験的に行い、来場者や出展者などを計算して大きなイベントにするか、と考えたのかな、と思います。


姫路 ペレテリアのレザーフェスティバル

3月24日(金)・25日(土)に兵庫県姫路市で行われたレザーフェスティバルを見てきました。

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このイベントは今後、秋口は新喜皮革で行い、春は今回のようにペレテリアメインで行われます。

今回はきたなか皮革さんのタンナー見学が行われました。以前こちらのblogでも紹介したことがありますね。





2日目の終わり付近に行ったのですが、初日は小雨・2日目曇りでしたが、前回よりも来場者も増えているようでした。タンナーや革屋さんによるアウトレットもありますが、製品販売もあり、賑わっているように思えました。

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このイベントはコロナ禍でこんなことをしていた


兵庫県姫路市の高木地区のタンナーは、このペレテリアと新喜皮革でイベントを大きくしようとしています。ペレテリアの運営母体であるユニタスは、「姫路高木地区のタンナーの革を小売販売」ということも始めています。こちらも2022年6月からスタートしています。



姫路高木地区はこれとは別に、姫路レザーという革素材としてのブランドを確立させようと動きを始めています。

名古屋 革の相談会


名古屋で開催された革の相談会。こちらは私が属しているレザークラフトフェニックスや染料会社、他の革屋と共同で行う小規模イベントです。なんと入場料1,500円で3時間しか滞在できません。



革で何かを作っている人または修理業の人、などというニッチターゲット、かつ、入場料が1,500円もかかります!
2日間で来場者が40名弱だったかな?

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このイベントはコロナ禍でこんなことをしていた


私個人が運営しているイベント「本日は革日和♪」でも同じですが、入場料を取ります。
入場料を取るとお客さんの数が確実に減りますが、その分接客する方としては「この人は入場料払ってでも聞きに来てくれた人なんだ」と、無料のイベントよりも格段に優しくなれます。

過去のblogでも書いていますが、革素材、というのは実際に触らないとわからない情報が多すぎです。表面のテクスチャーはもちろん、手触り・コシの強さ・ハリの強さ、などは触らないとわかりません。ネットの動画でどれだけ細かく説明しても触らないとわからないわけです。

私ムラキも「固定と摩擦」という話を名古屋ではじめて行いました。固定と摩擦、という概念。言葉にすると難しそうですが、実際に触ると一発でわかります。 当日は初級者・中級者・上級者問わず、きちんと理論だてて説明し、実際に体験してもらい、確実に何かを得てもらえた、と思います。

このイベントで重視しているのは「お金払ってくれた人に優しくする」「実際に触る、という体験を重視する人を大切にする」ということ。


「なんだ、金を払わないと客じゃないのか!初心者お断りなのか!」と思われがちですが、真逆です。
「聞くだけならコスト0!」「お店にTELで聞いたら無料で聞けるじゃないか!」という人はいます。
そういう人にお店サイドや会社サイドはコスト(時間・人・お金)が費やされてしまい、「お店の時間奪ったら申し訳ないから聞かないでおこう」という人が損をしてしまいます。

それなら、お金をくれる人を大事にしよう!というのは関西商人のえげつなさ、というわけではありません。当たり前ですが、お金を貰わないと生きていけないんです。だから、お金を払ってでも見にきたよ!という人を大事にしたいわけです。

お金払いたくない!という人は店頭に直接お越しください。今回ならば6社が集まりましたが、これらを1社ずつ回れば無料で話はできます。

このイベントに集まった会社は「商品を売って現金稼ぐぜ!」という思いではなく、「信頼」を稼ぎに集まったわけです。

コロナ禍で促進した「推しを応援する」「投げ銭」「オンラインサロン」などの直接お金を送るという行為


コロナ禍以前からもアイドルなりスポーツなりを応援する、という文化は強くありました。推し、という概念自体は2000年代のAKB48から強く始まったかな、と思います。(モー娘。などと違い、運営サイドが露骨に所属タレント同士を競わせたり、AKB48自体が複数の事務所による共同運営なので競争になりがち、とか)

コロナ禍以前、、例えばオンラインサロンは2011年頃から始まり、徐々に広まり、最盛期は2017年前後。その後も増えています。



YouTubeのスーパーチャット(=動画を見つつ、相手に投げ銭=お金を送る、というシステム)は2017年から。2010年頃からありましたが、この10年で市場規模は3倍になったとか。



クレジットカードの普及率の増加、メルカリや各種スマホのプラットフォームの課金システムの発展により、昔に比べると格段に「オンラインで送金する」という物理的心理的ハードルは下がりました。

これらの発展とコロナ禍は相性がよく、「オンラインでお金を払う」という行為は促進され、2021年時点でのオンライン市場規模は20.7兆円に迫っています。



個々人が個々人とやり取りする=メルカリやヤフオクやキャッシュレス決済などの「個人間が金銭を簡単にやり取りできる」システムの発展が身近でわかりやすい例かと思います。

実際の金銭のやり取りが手を介さず行われず、スマホやネットの数字だけのやり取りは、心理的なハードルが低く、使われやすい傾向になります。(ETCを導入したドライバーは確実に高速道路を使う心理的ハードルは下がります)

継続する、というのは信頼を高める行為


さて、有形無形問わず、人はお金を払いやすくなるシステムは整いました。では、どうやってそこからお金を儲ければいいか?

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1 信頼を積んでいるから、推し活なりスーパーチャットでお金がもらえる

「よぅし!ユーチューバーでお金を稼ぐぞ!」 全然違います

今更ユーチューバーになって稼ごう!なんてのは現実的ではありません。レッドオーシャン過ぎます、あの海は。そして費やすコストに対してお金が見合っていません。

現状、ユーチューバーにしてもYouTube運営からのお金は期待していません。釈迦の手のひらの上であがいているようなもので、運営のご機嫌を損ねると一瞬にしてお金がなくなる、というのはリスクが高すぎます。

ユーチューバーがメインにしたいのは、スポンサーについてもらい広告案件をすることでお金をもらう、もしくは自分で商品開発をして売る、視聴者からのスーパーチャットでお金をもらう、という3点がメインの柱かと思います。これらをどれにメインに据えるかで戦い方は異なります。YouTubeの運営からの収入をメインに戦えるのは上位数%のみです。

ユーチューバーが売っているのは「信頼」です。信頼を積むことで、広告を依頼され、商品を販売して利益が出せる。販売で利益があがるのは「信頼」の結果です。

「このアイドルを応援したい!」「ユーチューバーに頑張ってほしい!」なりは応援、ではなく、「この人を見ることで面白い・気持ちよくなれる」という安心感=信頼を積んでいるから、お金を払うわけです。

2 失敗したくない、という心理が年々強くなっている


下のリンクは20~39歳世代へのアンケート。


価値観に関する考え方を2つずつ提示し、それぞれどちらにあてはまるか聞いたところ、「失敗」に関しては「絶対に失敗したくない」が73.0%、「失敗を恐れずチャレンジしたい」が27.0%という結果に。また、「無駄」に関しては「無駄なことはしたくない」が68.0%、「人生に無駄なことはない」が32.0%と、失敗や無駄を避けたいと考える若者が多いことが明らかに。


まぁ、日本人自身が失敗を大きく見積もる国民性ではありますが、この「失敗したくない」という欲望は年々大きくなっています。

商品を買う。誰かを推す。応援する、にせよ、お金は使うのですが、「使ったお金が無駄だった」「失敗だった」というのが耐えられない・したくない、という考え方は増えています。

若い人だけの特徴?というとそんなことはありません。歳を取れば取るほど、失敗への恐怖心は強くなります。肉体的にせよ精神的にせよ、回復に時間かかるようになりますので。


1+2=「革製品や素材販売で信頼を積む意味があるの?」革だからこそ信頼を積まなきゃいけない

革という素材はあまりに不安定です。強度はきちんとあるのですが、供給や品質が市場や天候など諸条件で左右されすぎます。どれだけ需要が高くなっても所詮食肉産業の副産物です。誰かが肉を食わないとこの素材はこの世にでてきません。



「信頼」を積むことで、「ここから購入したら安心だ」「このブランドならば大丈夫」と思ってもらえる。それで購入してもらう。お金がほしいならば「信頼」を積み重ねていくしかないわけです。(まぁ、一時的に安売りして大量に稼ぐことも可能ですが、所詮は一時的です)

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どうやって「信頼」を積むのか?>継続すること


継続することです。お店を構えるにせよ、販売するにせよ、YouTubeをやるにせよ、SNSをやるにせよ、イベントをやるにせよ、継続していくこと。地道に。丁寧に。

来場者なりフォロワーなり視聴者数なりの数字をたくさん稼がなくてもいい。数字を稼ぐことを目的にするのではなく、継続をきちんとしていく。これが信頼を積み、結局お金を稼ぐことに繋がります。



上のリンクにある分析にもありますが、「気に入ったものにお金を払う」「自分が気に入った付加価値には対価を払う」というのは増えてきています。

推し活でアイドルにお金を払う、スーパーチャットでYouTubeの配信者にお金を払う、有料でもイベントに参加する、革製品を買う、革素材を買う。どれにしても、信頼の結果です。

継続しつつ、新しいことにチャレンジしていく


コロナ禍が落ち着いてきた昨年末から各種メーカーさんなりで忙しい!というところは、押し並べてコロナ禍の最中に「なにか」をしつつ「継続」していました。上記に各種イベントあげていますが、どれも「なにかチャンレジ」しています。もちろん失敗もありますが、失敗を気にしていたら前に進めません。

例えば、以前取り上げた山陽さんはコロナ禍の最中にホームページの刷新を行っています。その後、毎月blogを10投稿以上更新しています。毎月10投稿ってかなりとんでもないです。blog更新は地味ですが、ストック型のコンテンツは、フロー型のコンテンツ(SNSなど)に比べると効果が細く長く続きます。


今後のムラキ


●4月15日(土) 最近力を入れている染められる靴、のWSを行います。



●4月28日(金) 毎月最終金曜日に行っている営業時間延長のフェニックスナイト、でセミナーなどやっています。



●5月25日(木)~27日(土) 「東京レザーフェア」にあわせて東京・八広で「本日は革日和♪」を開催します。

昨年の内容

カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

東京を皮切りに各地で桜が開花しました。今年は春の訪れが早いですね。お花見を目当てにした訪日客も多く、お花見の経済効果(2023年)は約6,158億円(関西大学 宮本勝浩 名誉教授が推定/テレビ東京系「WBS」3月21日放映分より)と、昨年の約3倍になるそうです。

一方、皮革業界は春財布の実需期。特に3月21日は一粒万倍日、天赦日、虎の日が重なる2023年で最強の開運日として、店頭もECも盛況。新生活準備へのニーズも含め、革製品が注目していただけてうれしい時期ですね。

今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】「くつくつ あるけ」

3月15日は「靴の記念日」。明治3(1870)年3月15日、後に明治の実業家として活躍する旧佐倉藩士、西村勝三さんが東京・築地入舟町に我が国初めての靴工場、伊勢勝造靴場を開設されました。日本の靴産業の誕生日と言えるその日を、先人への感謝とさらなる業界発展を祈念して昭和7(1932)年、東京靴同業組合が「靴の記念日」に制定したのだそうです。2020年には日本における靴産業の150周年を迎えました。
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「靴の記念日」と靴の街・浅草にちなんだ展示イベントシリーズがこの春もスタート! 浅草文化観光センター 7F 展示スペース(浅草・雷門前/台東区雷門2-18-9)で行われています。
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展示イベント第一弾は「くつくつ あるけ 子供靴と絵本のワンダーランド」。18人の靴職人・クリエイターが製作したオリジナリティあふれるベビー靴・子供靴の数々を、靴をテーマにした多彩な絵本と合わせて展示。
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レアな絵本とクリエイターたちがつくった子供靴のペアリングが最高ですね!
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会期は本日3月22日(水)まで。

出品参加者:(順不同・敬称略)
末光宏(シューワークショップ)/関口善大(関口善大靴工房)/永松英紀(HISAGOTEI)/中澤聡(machu kutu)/山本詠子(注文靴RANA)/前田和希・理佳(TSUI)/小嶋美紀(パップ)/千阪実木(靴つくり屋chisaka)/岩崎和佳(かわワニわーくす)/大塲真由美(HansABO)/七海美沙(nanaumi)/野島孝介(吉靴房)/野田満里子(ZAPATEO)/富田雅則(HOLY CRAP!)/木佐木愛(キサキシューズ)/井上篤(ATSUSHI INOUE)/春日幹生(アテリエオーパ)/池貝秀明(アス/ I・B・C)


第二弾は、浅草で本格的な手縫いの靴づくりを学ぶ生徒たちの作品展示会。「サルワカフットウエアカレッジでハンドソウンウエルテッド製法の靴づくり、伝統の技法を学び、さらなる技術練磨と創意工夫によって新たな日本の靴の未来を拓いていくであろう若手製作者の靴の数々をご覧ください」(シューフィル/クツミライパートナーズ 城 一生さん)。どうぞお楽しみに。
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「Hand Made Shoes サルワカフットウエアカレッジ作品展示会」
 会 期:3月24日(金)~29日(水) 11:00~18:00
 会 場:浅草文化観光センター 7F 展示スペース
     (浅草・雷門前/台東区雷門2-18-9)
 主 催:クツミライパートナーズ/シューフィル
     サルワカフットウエアカレッジ
 後 援:ギルド・オブ・クラフツ
 協 力:台東区/台東区産業振興課
 問合せ:college@saruwaka.net (担当:宮川大地さん)


【イベント情報】「shoes academy ~卒業制作作品展示~」

注目の展示イベント「shoes academy」が3月22日(水)~28日(火)、東京・有楽町 阪急メンズ東京 5F ビスポークサロンで行われます。

靴づくりを文化として、若きつくり手たちの卒業制作作品の合同展示が百貨店で開催されるというのは画期的。ご理解がある百貨店に感謝しつつ、貴重な展示をご覧になってみてはいかがでしょうか。

参加校
 東京都立城東職業能力開発センター台東分校
 専門学校ヒコ・みづのジュエリーカレッジ
 文化服装学院
 エスペランサ靴学院
 大阪府立西成高校靴作り部
協賛:一般社団法人日本皮革製品メンテナンス協会



【イベント情報】「デザビレ蚤の市」

ものづくりが盛んな東京都台東区が運営するファッション・デザイン系創業支援施設、台東デザイナーズビレッジ(愛称:デザビレ)。廃校を活用した19室のアトリエと共用施設があり、安い家賃で入居可能。ブランディング、営業、生産などの指導を受けられます。多数ブランドが卒業し活躍中です。

そんなデザビレの春の恒例イベント「デザビレ蚤の市」が復活! 3月25日(土)~26日(日)に行われます。クリエイターのサンプル・B品・素材・コレクション・服・雑貨・私物などが集まる蚤の市! アクセスは都営地下鉄大江戸線、つくばエクスプレス新御徒町駅 A4出口から徒歩1分と便利です。くわしくは下のリンク先をご覧ください。



【スクール情報】全国皮革振興会 皮革手芸教室 

一般社団法人日本皮革産業連合会の会員団体のひとつ、全国皮革振興会 皮革手芸教室(東京・蔵前)が2023年4月生(火曜日クラスのみ)を募集しています。今月末までとなりますのでお早めに。
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全国皮革振興会は、皮革の楽しさや美しさをユーザーに広く周知すべく設立された任意の団体。1966年より皮革手芸教室を開講し、現在までに延べ3,400名が参加。気軽に革のものづくりが楽しめると好評です。

2021年には同じく蔵前エリアの駅周辺に教室が移転。アクセスが便利になりました。問合せ、申し込みなどは下のリンク先をご覧ください。



【PR施策情報】「サイフの日」

一般社団法人日本バッグ協会の恒例企画、3月12日「サイフの日」プレゼントキャンペーンが今年も好評実施中です。
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「お気に入りのサイフ」についてのアンケートに答えると抽選で商品券(JCBギフトカード5万円分/10名)、エコレザーオリジナルサイフ(30名)が当たります。応募フォームに入力するだけなのでかんたんです。締切は3月31日(金)まで。どうぞお見逃しなく。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

新型コロナウイルス感染症対策としてのマスク着用について、3月13日以降屋内・屋外を問わず個人の主体的な選択を尊重し、個人の判断が基本となりました。先週から今週にかけて一部の商業施設では10%オフキャンペーンが行われ、街や商業施設に活気が戻りつつあります。今後もいい影響があることを期待したいですね。

今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【レポート】TLA説明会

一般社団法人日本皮革産業連合(JLIA)の新プロジェクト、「Thinking Leather Action(TLA)」の説明会が3月3日(金)、東京・浅草 皮革健保会館 6F 会議室で行われました。
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近年、皮革・革製品に対する否定的で誤った情報が拡散されています。それらの情報を収集・分析し、正確な情報を皮革業界全体で統一的に発信していくために、皮革・革製品のサステナビリティを発信していくTLA事業を発足しました。
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マニュアル(皮革業界向け:ネガティブな問い合わせ対応を含む)、リーフレット(消費者向け:皮革・革製品がエコ・サステナブルであることの紹介)が作成され、説明会を通してその内容が紹介されました。
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なお、画像はパンフレットから抜粋したものです。

2月1日(水)の大阪を皮切りに姫路、豊岡、名古屋に続き、ついに東京で開催。全会場オンラインと併催されています。大規模なユーザーの意識調査を基に綿密に分析され、導き出された現時点での最適解を皮革業界に従事するビジネスパーソンに共有、共感の輪を広げる取り組みに感激しました。

特にマニュアルはネガティブな問い合わせ対応のガイドラインもあり、若い世代のスタッフがSNSを担当している場合、すぐに役立つ内容で確かな指針となっています。TLA座長 川北芳弘さんの熱のこもったレクチャーに呼応するかのように、参加者の皆様の質疑応答も活発。終了予定時間ギリギリまで、質問が相次ぐなど、関心の高さを実感しました。
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この説明会は、皮革・革製品関係企業の従業員を対象としていますが、3月3日(金)の東京会場ではメディア関係者向けの説明会も開催。業界誌編集長からジャーナリストまで幅広い関係者が参加しました。質疑応答の後は、早速取材がスタート。各メディアでの掲載が楽しみですね。

先日もお知らせしましたが、メディア展開も進行中。「繊研新聞」1面へのメッセージ広告掲載に続き、「WWDジャパン」での記事広告短期集中連載が好評です。現在、3月13日(月)発売号で掲載。次号まで3号連続で「革製品のサステナビリティを考える」をテーマに、インタビュー記事を掲載予定です。

第1回はファッションサークルに所属する大学生2名のインタビュー記事が3月6日(月)発売号12ページに、第2回はBEAMSのインタビュー記事が3月13日(月)発売号14ページに掲載。本日3月15日(水)からは同紙オンライン版で転載予定です。また改めてお知らせいたします。


【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE」 

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第10回が、3月15日(水) 16:00からアズーリFM公式サイトよりライブ配信(生放送)が行われます。
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■「最新トピック紹介」
「JAPAN LEATHER JOURNAL」「Japan Leather Guide」の最新コンテンツをご紹介。

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■「ジャパンレザー 旬暦」製品紹介
総集編・第一回から第九回までの振り返り「夏編」「秋編」「冬編」に分けて多彩なアイテムをプレイバック!

以上のコーナーでジャパンレザーと革のものづくりの魅力を発信。2022年度の最終回となりますのでお見逃しなく。くわしくは下のリンク先をご覧ください。



【イベント情報】「Wisteria Fujiwara」

3月18日(土)~3月21日(火)、日本橋髙島屋 3F 婦人靴売り場にて、人気シューズブランド「Wisteria Fujiwara」のNEWデザインオーダーフェアが開催されます。

6㎝ヒールパンプスから新たにスクエアトゥパンプスがデビュー。スクエアトゥパンプスは日本橋髙島屋の限定取り扱い商品です。イベント期間はコンシェルジュが常駐しているそうですので、安心ですね。



【イベント情報】「革の相談会」

革に興味がある初心者から経験者、クリエイター、ビジネスパーソンまで幅広く参加できるイベント「革にまつわる工具と工法」が東京(写真)、大阪で開催され好評。
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その姉妹イベント「革の相談会」が3月20日(月)、21日(火・祝)、名古屋 ウインクあいちで開催。

革・金具・塗料・ミシンなど、ものづくりに提案できるスペシャリストが集結。手に取って、各社の担当者から話が聞ける絶好の機会です。当ブログ連載でお馴染みの村木るいさんも参加。工具や技法のレクチャーが予定されています。


事前予約制(有料/イベントチケット)。くわしくは下のリンク先をご覧ください。



【イベント情報】台東分校製くつ科51期生 卒業制作展

東京都立城東職業能力開発センター 台東分校 製くつ科51期生 卒業制作展が3月22日(水) 10:00~20:00、同校(東京都台東区花川戸1-14-16)4Fにて行われます。画像は同校ツイッターより。
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予約不要で自由に来場可能。若き靴のつくり手の作品を見ることができるチャンスです。一日のみですのでお見逃しなく。



【メディア情報】「めざましテレビ」

国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」2022年度グランプリ受賞者 野沢浩道さんが、人気番組に出演決定!
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「めざましテレビ」(フジテレビ系/毎週月曜~金曜 5:25~)に出演することがご本人のSNSアカウントで発表されました。放送日は3月20日(月)の予定(当日の状況によっては放送日が変更される可能性もあります)です。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

例年よりも気温が高く、桜の開花予想日が発表されました。恒例の靴の記念日関連イベントの開催が決定し、皮革業界も春の到来を実感しますね。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【イベント情報】「したまち小粋マーケット」

国内有数のファッション雑貨の産地として知られる東京都台東区が、ものづくりの魅力を紹介するポップアップイベント「したまち小粋マーケット」を有楽町マルイ 1F ポップアップスペースでスタート。

今回は、「aioa」「bell la bell」「CALDO...TOKYO JAPAN」「MUZICA VITA」「viaggi」の5ブランドが参加。財布、革小物、バッグを中心にジャパンレザーがそろいます。3月12日(日)まで。



【イベント情報】「TLGFC」

東日本バッグ工業組合 組合員有志による「#TLGFC/TOKYO LEATHER GOODS  FACTORY COLLECTION」のポップアップイベントが3月9日(木)~15日(水)、池袋駅構内 南改札外イベントスペース(東武百貨店 B1F 6番地入り口前)で開催されます。
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腕利きメーカーが自信作・意欲作を披露。多彩なバッグ、財布、革小物がそろいます。
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写真は前回(2023年1月)開催時に撮影させていただきました。春ものの立ち上がり時期だったこともあり、新鮮なジャパンレザーをお探しのお客さまが多かった印象があります。
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財布ではコンパクトな財布が人気を集める一方、ファッション性、デザイン性への回帰も。ニーズの多様化に応えるべく、さまざまな色柄、表面感をアピール。
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なかでも、ファッションと同様、パステルトーンやブルー系の色合いが好評。ミヤ・レザークラフトではアイシーなブルーが人気で、ヒットのため、欠品中のアイテムもありました。

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三和袋物は定番のブラッシュアップに注力。L字ファスナー財布の内側のコインポケットをファスナーつきに。
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ラウンドファスナーよりも素早く開閉ができるため、内側もオープンポケットが多数派ですが、あえてファスナーつきにすることで安心感がありますね。発想の転換が新鮮でした。

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きくひろでは、お仕事バッグを集積してビジネスパーソンにアピール。冬から春へスライドする時季、バッグをスパイスにして、冬服のマンネリズムを解消。
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ホワイト、ベージュのワントーンやアースカラーのコーディネートに馴染みつつ、ポイントになるようなバッグを打ち出しました。今回もどうぞお楽しみに!



【イベント情報】姫路「皮革フェア」

姫路の春を告げる人気イベント「皮革フェア」の開催が御着四郷皮革協同組合公式SNSアカウントで発表されました。今年度は3月12日(日) 10:00~14:00、上鈴総合センターをはじめ4会場で行われます。ワークショップや革素材の販売など超充実。くわしくは下記リンク先をご参照ください。



【イベント情報】「靴の記念日」

靴の街・浅草と、3月15日「靴の記念日」にちなんだ展示イベントシリーズがこの春も開催決定! 展示イベント、トークイベントが予定されています。
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第一弾は「くつくつあるけ 子供靴と絵本のワンダーランド」。18人の靴職人・クリエイターが製作したオリジナリティあふれるベビー靴・子供靴の数々を、靴をテーマにした多彩な絵本と合わせて展示。アフターコロナの新しい一歩を、歩き始めた子供の一歩と重ね合わせ、くつくつ歩け、すくすく育ての願いを込めて紹介します。

出品参加者:(順不同・敬称略)
末光宏(シューワークショップ)/関口善大(関口善大靴工房)/永松英紀(HISAGOTEI)/中澤聡(machu kutu)/山本詠子(注文靴RANA)/前田和希・理佳(TSUI)/小嶋美紀(パップ)/千阪実木(靴つくり屋chisaka)/岩崎和佳(かわワニわーくす)/大塲真由美(HansABO)/七海美沙(nanaumi)/野島孝介(吉靴房)/野田満里子(ZAPATEO)/富田雅則(HOLY CRAP!)/木佐木愛(キサキシューズ)/井上篤(ATSUSHI INOUE)/春日幹生(アテリエオーパ)/池貝秀明(アス/ I・B・C)

「くつくつあるけ 子供靴と絵本のワンダーランド」
会 期:3月15日(水)~22日(水) 11:00~18:00
会 場:浅草文化観光センター 7F 展示スペース
(浅草・雷門前/台東区雷門2-18-9)
主 催:シューフィル/クツミライパートナーズ
後 援:全日本革靴工業協同組合連合会
協 力:台東区/台東区産業振興課
問合せ:shoephile@mx9.ttcn.ne.jp

トークライブ案内_page-0001.jpgのサムネイル画像
トークイベントは、平成~令和の手製靴ムーブメントをリードしてきたレジェンドたちが登壇。ともに語り合い、激動変化の時代を乗り越える靴づくり、靴ライフの新たな在り方、価値を模索し、夢と元気と笑顔に出会うシンポジウムです。エントリーはお早めに。

参加者:(順不同・敬称略)
山口千尋
(ギルド・オブ・クラフツ)
柳町弘之
(ヒロヤナギマチ)
三澤則行
(ミサワ&ワークショップ)
吉見鉄平
(レンド)

「靴の記念日」特別企画メッセージ・トークライブ
「未来へ̶̶くつくつあるけ」
会 期:3月15日(水) 14:00~16:00
会 場:浅草文化観光センター 6F 多目的ホール
(浅草・雷門前/台東区雷門2-18-9)
募集定員:35名(先着順/参加費無料)
問 合せ:shoephile@mx9.ttcn.ne.jp


【メディア情報】「JLIAtv」新着動画

一般社団法人日本皮革産業連合会の公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました。

今回は、【西成靴作りクラブ(NSC)、エスペランサ靴学院、西成製靴塾】靴づくりの人材育成を推進する仕掛け人、大山一哲氏(株式会社ロカシュー)[ジャパンレザーVOICE:TIME&EFFORT]

皮革業界の第一線でご活躍のキーパーソンに、いま注目の話題を聞くこの企画、靴づくりの人材育成を推進する仕掛け人、大山一哲さんをゲストに迎えました。

大山さんは日本で最初の靴の学校として知られるエスペランサ靴学院の大阪移転に尽力。大阪府立西成高等学校に部活動として、「靴作りクラブ(NSC)」を創立。2022年秋から始動し、学生たちに靴づくりの楽しさを伝えています。

テレビ、新聞などのメディアに数多く取り上げられ話題。大阪の靴づくりを次世代へつなぐ、人材育成の仕掛け人の想いとは? 必見です。


【メディア情報】「ジャパンレザーVOICE ダイアリー」

インターネットラジオ×YouTubeハイブリッド型動画コンテンツ配信、「ジャパンレザーVOICE」(#レザボイ)第9回(2月15日配信分)の放送後記「ジャパンレザーVOICE ダイアリー」が公開されました。
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放送内容を振り返っています。ぜひ、ご覧ください。


なお、来週、3月15日(水)は2022年度の最終回の配信です。下のリンク先で告知記事が公開予定です。こちらもお見逃しなく。



【メディア情報】「WWDジャパン」

一般社団法人日本皮革産業連合会の新プロジェクト「Thinking Leather Action(TLA)」が始動。近年、皮革・革製品に対する否定的で誤った情報が拡散されています。それらの情報を収集・分析し、正確な情報を皮革業界全体で統一的に発信していくために、皮革・革製品のサステナビリティを発信していく「Thinking Leather Action(TLA)」事業を発足しました。

各地で勉強会を行うとともに、メディア展開も進行。「繊研新聞」1面へのメッセージ広告掲載に続き、「WWDジャパン」での記事広告短期集中連載がスタートしました。3月6日(月)発売号を皮切りに、3号連続で「革製品のサステナビリティを考える」をテーマに、インタビュー記事を掲載予定です。

第1回はファッションサークルに所属する大学生2名のインタビュー記事が3月6日(月)発売号の12ページに掲載されています。3月15日(水)からは同紙オンライン版で転載予定です。また改めてお知らせいたします。


カテゴリー: ジャパンレザー トピック&イベント まとめ

2月23日は国民の祝日「天皇誕生日」。この日から週末にかけて各地でさまざまなイベントが行われました。2月は商業的には難しいといわれる時季ですが、ポップアップイベントや展示会は盛況。ユーザーの皆様が通常の物販にはないサプライズ感、新しい体験・発見を求めていることを実感しました。
今回もイベント、メディア情報ほか、さまざまなトピックをまとめました。参考にしていただけますように。


【スクール情報】全国皮革振興会 皮革手芸教室

一般社団法人日本皮革産業連合会の会員団体のひとつ、全国皮革振興会 皮革手芸教室(東京・蔵前)が2023年4月生の募集を開始!
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全国皮革振興会は、皮革の楽しさや美しさをユーザーに広く周知すべく設立された任意の団体。1966年より皮革手芸教室を開講し、現在までに延べ3,400名が参加。気軽に革のものづくりが楽しめると好評です。2021年には同じく蔵前エリアの駅周辺に教室が移転。アクセスが便利になりました。問合せ、申し込みなどは下記リンク先をご覧ください。

 

【メディア情報】「JLIAtv」新着動画

一般社団法人日本皮革産業連合会の公式YouTubeチャンネル「JLIAtv」で新着動画が公開されました。今回は、レザー新サイト「テーーマ(teema)」とは!! [ジャパンレザーVOICE:TIME&EFFORT]です。
 
「私はこのスタイリングテーマ」と、「今日は手間かけて作ろう」がつながると、レザーがもっと楽しく、自分のものになっていく。スタイリングテーマを軸に、シンプルでありながら、こだわりのあるレザーファッションコーデと、自分のこだわりをテマヒマかけて表現するレザークラフトを横断するレザーのスペシャリティウェブサイトです。

あわせて、放送後記もご覧ください。



【イベント情報】「コレが足立製!

3年めを迎える「あだちBM」(足立区国内販路拡大支援事業)が2月23日(木・祝)から、ポップアップイベント「コレが足立製!」(東京・有楽町 b8ta Tokyo - Yurakucho)を開催中。
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触って、試して、遊んで、買える、体験型ストアを期間限定でオープン。東京都足立区の小規模事業者10社が参加。
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履きものやバッグをはじめ、幅広いアイテムがそろいます。
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ファミリーをはじめ、幅広い世代が来場し、新しいプロダクトに興味津々。
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参加型プログラムとして「バス亭パネル」を設置。
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気に入った展示物にシールを貼って応援する人気投票です。
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来場者が「推し」を決めて応援するプロセスを見える化。
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シールを貼る、というひと手間もいいですね。ものづくりが盛んな東京都足立区の新しい息吹を体感できるイベントとなっています。会期は3月8日(水)まで。



【PR施策情報】「サイフの日」

一般社団法人日本バッグ協会の恒例企画、3月12日「サイフの日」プレゼントキャンペーンが2月21日(火)からスタート!
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「お気に入りのサイフ」についてのアンケートに答えると、抽選で商品券(JCBギフトカード5万円分/10名)、エコレザーオリジナルサイフ(30名)が当たります。応募フォームに入力するだけなのでかんたんです。



【レポート】「metaインソール」発表会

老舗靴メーカー マドラス株式会社が2月16日(木)、発表会を行い、株式会社タナックと共同開発した「metaインソール」をお披露目。今春より発売されます。
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超柔軟ゲル素材をはじめ、素材に関する豊富な知識と高度な配合・加工技術を用いた商品や医療機器などを製造する、タナックとの共同開発製品である「metaインソール」をオンライン上で先行予約販売し話題となっています。
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発表会では参加した報道関係者がインソールの履き心地を体験し、とても好評でした。
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「metaインソール」の特長は次の3点です。
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1) 足裏全体に足圧を分散させて、正しい姿勢に安定
2) 足の構造に合わせて異なる硬度を配し、効果的に3つのアーチをサポート
3) 衝撃吸収した力を高反発弾性により、歩行をサポートする力に変換

3月12日(日)までのオンライン先行販売期間中は、マドラス直営店舗(紳士:マドラス 銀座店、マドラス 栄地下店、ワールドシューファクトリーマドラス 大丸心斎橋店/婦人:マドラス 銀座店、マドラス栄地下店)で「metaインソール」の試着体験会を実施中。
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「metaインソール」搭載シューズの販売も予定されています。



【レポート】「東東京モノヅクリ商店街」

注目プロジェクト「#東東京モノヅクリ商店街」のポップアップイベントが2月23日(木・祝)~26日(日)、JR上野駅 改札外・1F 中央改札前グランドコンコースで行われました。
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バッグ、財布、革製品のファクトリーも参加し連日盛況。レザー関連からブースをご紹介します。

<駒屋>
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老舗ファクトリーならではの技術を生かした秀逸なレザープロダクトをリリース。
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ユーザーの困りごとに寄り添う問題解決型の財布や、リサイクルレザーを使用したサステナブルな財布、新しい使い方を提案する財布など・・・意欲作ぞろい。
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キャッシュレス時代といわれるものの、まだまだ現金決済が必要な場所もあるなか、潜在的なニーズを掘り起こす製品づくりで差別化。若手スタッフの皆様の情熱が反映され、新しいアプローチの財布を提案しています。
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人気復活のツイッターなどSNSでの投稿により、若い世代のユーザーの集客に成功。手に届きやすい価格帯もよろこばれていました。


<清川商店>
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国内最大の革製品コンテスト「ジャパンレザーアワード」の部門賞を複数回受賞した実力派ファクトリー。
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お仕事バッグ、リュックからカジュアルなバッグ、小物まで幅広くラインナップ。
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小柄な女性はバッグ選びの際、身体とのバランスをチェックするので全身が映る鏡は欠かせません。駅構内のイベントですが、姿見を用意し、ショップ同様に応対。丁寧な製品説明が好評でした。


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プロフィール

鈴木清之

鈴木清之(SUZUKI, Kiyoyuki)
オンラインライター

東京・下町エリアに生まれ、靴・バッグのファクトリーに囲まれて育つ。文化服装学院ファッション情報科卒業。文化出版局で編集スタッフとして活動後、PR業務開始。日本国内のファクトリーブランドを中心にコミュニケーションを担当。現在、雑誌『装苑』のファッションポータルサイトにおいて、ファッション・インテリア・雑貨などライフスタイル全般をテーマとしたブログを毎日更新中。このほか、発起人となり立ち上げた「デコクロ(デコレーション ユニクロ)部」は、SNSのコミュニティが1,000名を突破。また、書籍『東京おつかいもの手帖』、『フィガロジャポン』“おもたせ”企画への参加など、“おつかいもの愛好家”・”パーソナルギフトプランナー”としても活動中。

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